更新履歴_発明・ソフトウェア等カテゴリ開設


 夜にアップするつもりだったが、何故か5時半に目が覚めてしまったのでもう朝やってしまうことにした。6時や7時なら時間たりねーやってなるけど、5時半となると、さすがに。て言うか早く目が覚めるだけならいいんだけど、絶対昼間眠くなるから困る。
 それはさておき。荒野草途伸個人のページに、新カテゴリ「発明・ソフトウェア等」を開設しました。
 荒野草途伸の発明品や開発したソフトウェアをここに収録していきたいと思います。「クリエイティブな活動」の一環です。これまでの創作活動が文系に偏りすぎていたので、少し理系側に引き戻すという意味合いもあります。
 とりあえず、今のところは2件です。今後増やしていく予定です。予定です。
 さて。もう7時過ぎだ。今日はカフェインは摂らないつもりだったが、入れておいた方がいいかな…
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やっぱり俺が応援するとダメなのか


 「荒野草途伸が支援する候補は7割以上の確率で落選する」
 このジンクスは、悲しいかなまたしても発動してしまった。
 報道を見ての通り、荒野草途伸の支援していた伊波洋一氏は、4万票の大差で落選してしまいました。
 まさか、30万票も届かないとは。
 政策をきちんと比較してもらえれば絶対当選出来ると踏んでいたのだけど、結局浸透出来なかったという事なのか。
 NHKの調査によると、無党派層は仲井眞4割伊波6割だったらしい。経済政策の現実性をちゃんと理解してもらえれば、無党派7割は取れると見ていたし、実際にそれが取れていれば当選出来ていたはずなのだが。理解してもらえなかったのだろうか。
 結局、「経済は仲井眞」という虚構のブランドイメージを崩せなかったという事か。
 いや、夕方頃から何となく嫌な予感はしていたので、思ったよりショックは少ないのだが。しかし不機嫌なのは間違いない。
 また自民信者共が驚喜しているかと思うと、腹立たしくて仕方がない。
 ぶっちゃけ、「沖縄県民は愚民か!」と叫びたくなるくらいだ。いや、7月の参院選の結果と比べれば、沖縄県民だけを悪く言う事は出来ないか。日本人全体が愚民化している、というより元々そんなに賢くなかったという事か。
 とりあえず、今夜は不貞寝だ。そうする以外無い。
 あと、「いはよーいちうぃき」は、当初の宣言通り、消さずに残します。伊波氏が今後どうするかは全く解らないけど、もし4年後に知事選に再チャレンジするなら、その為の火種として残しておこうと思う。
 総括には、多分一週間はかかるだろう。書くべき事はいっぱいあるので、時間がかかってもこれは必ずやる。
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遺言状には「葬式はするな」と書いておこう、自分は。


 Twitterの方では書いていますが、日曜日に母方の祖父が亡くなりました。ああ、Twitterの内容もまとめて文書化しないといけないな、いや、そんな事は後回しだ、もっと優先順位の高い事から片付けないと…。
 9月の祖母の時と違って地域や組織やらの因習が絡んでえらい大変な葬儀で、自分はそういう因習とか大ッ嫌いだから本当は関わりたくなかったんだけど、叔母の家族が超バテバテなの見てさすがに何もしないわけにもいかないと思い、とりあえずやれる事だけやってきました。
 月曜日が友引だという事で火曜日に葬儀をやったのですが、缶コーヒー2本にエスカップ2本飲んで、なんとか葬儀は乗り切って、それでも疲れてるから一般道で渋滞に捕まったらかなわんと思って高速飛ばして(東海環状自動車道建設反対派だったのに、品野インター使ってしまった…。)、家に帰り着いたら、半分錯乱みたいな精神状態に陥って、幸か不幸か肉体的に動けなくなったので大人しくしているしか無くて、しかし夜は全然眠れず、昨日の夜になってようやく正常化したというところです。
 …葬式なんてやりたくないものですね。いろんな意味で。
 祖父は、もう自分が子供の頃から既に糖尿病とか煩ってて、今回も一年前から入院してて、半年弱前に医者から「覚悟しておいて下さい」と言われていたのですが。しかし精神力(そうとしか考えられない)で半年生き続けて、死に顔もまるで「自分はまだ生きたいんだ」と言っているかのようで、なんだかやるせない気持ちになりました。
 自分なんか、「俺の寿命は33までだからもう既に死んだも同然」なんてほざいてるのに、この差は一体何なのか。
 父方の祖父は7年前に既に無くなっているので、これでもう残ってるのは母方の祖母だけです。
 いとこと話していたら、いとこの会社(決して大きくはない)でも親類の葬儀が続出しているという事で、いわゆる「団塊の親」世代がどんどん無くなっていく時代に入っているのでしょうか。
 「人はいつか死ぬものである、死んだら土に還るのだ」と、自分は唯物論者なのでこう割り切れますが、そうでない人はきっともっと辛いでしょうね。
 しかし、葬儀をやったH会館の不手際ぶりは、目に余るものがあった。母親があんまり言うなって言うから、敢えて言わないけどさ。
 とりあえず、予定を全面組み替えしないと。やる事は山積だが、選択と集中、やれる事とやれない事の区別つけて、再計画し直さないといけないな。
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沖縄振興策を斬ってみる~2.DFSギャラリア沖縄~


DFSギャラリア沖縄とは、那覇市のおもろまち駅前にある、某世界資本が出資している観光客向け巨大免税店のことである。
(参考:Wikipedia「DFSギャラリア・沖縄」)
自分が記憶している限りでは、これの構想が出たのは自分が福岡勤務している時代だったので、2000年~2003年ぐらいの間だろうか。朝日新聞福岡版の片隅に小さく、「自民党の地方議員が沖縄にブランド品の免税店を作ることを企画している」というようなことが書かれていた。
この記事を見た時自分は、「何てバカな事を。て言うかこんなアホな企画実現するわけねー」、と思った。
ところが。数年後、沖縄での働き口が見つかって、転居したところ、それは実在してしまっていた。しかも、那覇新都心の中心駅の駅前という超一等地を全占拠する形で、である。
これを見た時、自分は文字通り開いた口がふさがらなかった。
ではここで、DFS沖縄の何が問題なのか、それを列挙してみよう。重要性は敢えて低い順に挙げていく。
まず、「県外の人間しか使えない」という点である。この点は県内の人間でも航空券さえあれば利用出来るように改善されたらしいが、それも最近の話である。どのみち航空券がなければ使えない。
免税店という性格上そうせざるをえないということなのだろうが、結果としては「沖縄県民にとってメリットがない」施設という事になる。
道の駅の成功例でわかるように、観光客にとって使いやすい施設というのは、地元の人間にとっても使いやすい施設なのである。沖縄の事例で挙げれば那覇の公設市場も該当するだろう。地元の人間を排除した施設など、はっきり言って論外である。
次に、「ブランド品しか置いてない」という点である。これは運営会社の方針なのかなんなのか知らないが、普通の人間は買わないような高級ブランド品しか置いていない。
「免税価格でブランド品を買う目的で沖縄に来る人を呼び込みたい」という思惑があるらしいが、はっきり言って甘いと言わざるをえない。何故なら、そういうブランド志向を持った人間は「旅行先」にもブランド価値を求めたがるからである。どうせ旅行に行くならニューヨークやパリに行きたい、とその手の人なら考えるだろう。
そして。そういう指向を持たない、言い方はまずいかもしれないがまともな人間なら、旅行に行ったら「現地のお土産」が欲しいと思うものである。
何が悲しくて、沖縄に来てまでグッチやシャネルを買わないといけないのか。
それでも万一、たまたまDFSまで来て、ブランド品を買う人間がいたとしよう。実は、これこそが最大の問題である。
簡単な算数のお話だ。お土産を買う予算には上限がある。そこで、DFSでブランド品を買ってしまう。当然、残金は減る。ホテルや飛行機代は後から減らすことは出来ないので、そうなると、地元産のお土産品を買う予算を減らす、ということになってしまう。
この「予算には上限がある」という点が大事なのである。
少し個人的な話になるが、1995年に琉大に入って沖縄と関わって以来、大なり小なり違和感を感じていたことがある。それは、沖縄の人は、どうも本土の人間(特に観光客)はみんな金持ちだと勘違いしているのではないか? ということである。(無論全ての沖縄県民がそうだと言うつもりはない。)
実際には違う。殆どの観光客は、なけなしの金とまではいかなくても、それなりに苦労して蓄えたお金を使って、沖縄に旅行に来ているのである。中には、うなるほどの金と暇を持った人間もいるようだが、そんなものは例外中の例外と考えなければいけない。
お土産予算には上限があるのだ。
その限られた予算の中で、出来るだけ県産品を買ってもらわなければいけないのである。それなのに、DFSはその県産品を買う予算を奪い取っているのである。
最後に。立地の問題である。冒頭で触れたように、DFS沖縄はおもろまち駅前という、那覇新都心の中心駅の、駅前のほぼ全てを占領して建設されている。
これが、観光客の玄関口である空港の近くに設置されていれば、自分もここまで文句は言うまい。だが。新都心という場所に置いたことで、県外の人間にとってもメリットが薄くなっている。わざわざモノレールで20分もかかる場所に置く意味が、どこにあるのだろうか?
そしてそれ以上に重要なのが、土地活用の発想というか、基本である。駅前の一等地と言ったら、商工業住宅を問わず、何にでも活用出来る、使い方次第でいくらでも金の成る木に育てることが出来る土地である。中学校、否小学校の社会科レベルの話である。
そこを、地元住民が事実上使えない、観光客専用施設が丸ごと占領している。
常軌を逸しているとしか思えない。
こんなものは観光立県政策でも何でもない。無知蒙昧、恥さらしの象徴である。「沖縄の政治家はこんなにおバカなんですよ~」と県外に広く喧伝しているようなものである。
ではDFSはどうするべきか。建物は既にあるのだから、いくら無駄な施設だからと言ってわざわざ壊してしまうのも勿体ない。また、今DFSで働いている人の雇用の問題もあるだろう。
一つの案として、全くの私案であり一笑に付してもらってかまわないレベルであるが、こんな活用法はどうだろうか。
扱う品物を、沖縄の県産品を中心に、沖縄周辺の、鹿児島や奄美、台湾、上海といった物産を集める様にする、という風にしてはどうか。農産品・工業製品は問わない。書籍でもいいだろう。
あくまで一案であり、最良の案だとは思っていない。みんなで良い案を持ち寄るのがよいだろう。ただ、とにかく、施設のあり方は「沖縄中心」という発想に改めるべきだ。沖縄県民も自由に利用出来るようにするのは言うまでもない。
「免税」にこだわる必要はないと思うが、どうしてもこだわりたいのであれば秋葉原のように「観光ビザを持っていれば免税」という手段もあるだろう。
と、とりあえずDFS批判はここまでである。
正直、ここまでの言い方をするつもりはなかったのだが、仲井眞陣営は伊波陣営の政策を大パクリしているくせに、どこぞのアホ保守市長が「伊波陣営はイデオロギー先行だ」とかふざけた事をのたまったようなので、頭にきてやった。
反省はしてない。

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沖縄振興策を斬ってみる~1.沖縄科学技術大学院大学~


自分のBLOGや個人ページ全体が、日本社会や沖縄社会に与える影響というのはどのくらいのものなのだろうか。…いやまあ、アクセス数を見れば一目瞭然だとは思うのだが、以前与那国島の防衛問題について書いた(参照)ら半年もしないうちに与那国町で自衛隊誘致運動が起きてしまったことを考えると、つい勘違いをしたくなってしまう。
とりあえず影響力云々は脇に置いといて、従前から疑問に感じていた「沖縄振興策」2点について、今回の沖縄県知事選をきっかけに意見を発信してみようと思う。
1回目は、「沖縄科学技術大学院大学」である。
自分の記憶に間違いがなければ、稲嶺県政の初期頃に自民党の議員が発案して、「沖縄絡み」という事で十分な検証もされずにそのまま事業化されてしまって、当初はITや精密機械も研究科に加える予定だったが、結局予算不足になってしまい当時もてはやされていたバイオ分野1点に絞って、正式な開学はしていないが、恩納村に敷地を造成し研究者も募集中、という状態だったはずである。
仲井眞弘多現知事は、この大学院大学を足がかりに、沖縄をR&D(Research and Development、要するに研究開発)の拠点にしたい、という「夢」を持っているようである。この夢自体は、決して悪いものではない。実現出来るなら最高である。
だが。果たして実現可能だろうか?
まずイの一番に挙げたいのが、「育成された研究者はどこへ行くの?」という問題である。
沖縄科学技術大学院大学では、世界中からトップレベルの研究者を集め、授業は全て英語で行うとしている。もし実現出来れば、確かに優秀な学生が育つことであろう。
だが。その優秀な学生は、一体どこに就職するのであろうか? 沖縄に定着してくれるのだろうか? もっと踏み込んで言ってしまえば、「年収300万も払えないような沖縄の企業が、こんな優秀な学生を雇えるんですか?」という疑問である。
優秀な人間であれば、それに見合った報酬を求めるのは当然である。日本人はそういう意識が低いからあまり実感が沸かないかもしれないが、外国人はこういうところシビアである。そして、沖縄科学技術大学院大学は世界中から優秀な学生を集めることを視野に入れているのだから、当然彼らの視点にあわせて進路も考慮しなければいけない。
アメリカや中国の企業が高報酬を提示すれば、当然そっちに人は流れる、と考えるべきだろう。
結局、2年間沖縄で学んだだけで素通り、沖縄には何の実もない、ということになりかねない。否、むしろその可能性の方が大きい。
あとは、「バイオ分野って実は基本特許の殆どを既に欧米の企業が押さえていて、今から研究をスタートさせたってやれる事なんて限られてるんじゃないですか?」とか、「そもそも世界レベルの研究者を集めるなんて出来るんですか?」とか、そう言ったところだろうか。まあ、些細と言えば些細だが、しかし重要な問題ではある。
ここで、もう一つの問題点を挙げたい。オカネの問題、日本政府から分捕る予算の話である。
これまでは、「沖縄絡み」ということであればほぼ何でも予算がついた。理由は様々だろうが、そこを議論するつもりはない。過去の話だからだ。
問題は現在である。日本政府の財政は火の車である。実際には10年以上前から火の車だったのだが、まともに取り組んだのは橋本内閣(ちなみに自社さ連立政権であった)ぐらいで、後は結局民主党に政権交代するまで殆ど手つかずにされていたと言っていい。
その是非をここで議論するつもりも無い。また別の話だからだ。要は、「日本政府はもう簡単にお金を出してくれないよ。沖縄も例外じゃないよ」ということである。
事実、「事業仕分け」でこの沖縄科学技術大学院大学もやり玉に挙げられているのである。
結局、沖縄科学技術大学院大学の予算は、温存ということになった。だが。これは果たして正解だったのだろうか?
「大学院大学の予算つけたんだから、他の予算はいいよね」という理屈で、本当に沖縄にとって必要な予算を削られる結果になりはしないだろうか。
他の予算を犠牲にしてまで、オカネを分捕るだけの価値が、果たして沖縄科学技術大学院大学にあるだろうか。私は、無いと思う。
もし「大学院」にこだわるのなら、作るべきなのはむしろ社会人向け大学院ではないだろうか。
今沖縄に必要なのは、沖縄に居着くかどうかわからない一握りのエリートなどではなく、沖縄に愛着を持っている優秀な中堅集団だと考えるからだ。

(現在の県の制度でもITOPといった社会人教育プログラムは確かにある。が、前の会社でこれの担当をしていたからわかるのだが、これらの制度は個人単位での利用が事実上出来ない上に、企業側からの申請や事後手続きが非常に面倒くさく、教育制度として充実しているとはとても言い難い。)

どうせ予算獲得するなら、そういった中堅教育の方面での予算獲得を目指すべきであり、費用対効果の薄い沖縄科学技術大学院大学はもうあきらめるべきである。
確かに、「沖縄科学技術大学院大学」の方がインパクトはあるし、格好いいように見える。だが、見た目の派手さに惑わされてはいけない。今、沖縄に何が必要で、そして何が出来るのか。そういう事を現実的に考えなければならない。
そして、以上を踏まえて知事選の話、いきなり飛躍するが全体的な政策の話に移すと。仲井眞氏の政策は夢や願望ばかりで、現実味がない。伊波氏の政策の方が、地味だが確実であると言える。
嘘だと思うなら、両者の政策をきちんと比較検証してみると良い。
さて。次回は、「DFS」について斬ることにする。

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MVPとMNPとNPTとNYPの違いを教えてください


 NYPの正しい解答がWikipediaに載ってないのはけしからん(個人的所感)。
 まあそれは置いといて、7日の文書で少し触れたぷちSS祭りですが。初投稿でMVPを取ってしまいました。
 (祭りの軌跡参照)
 いやー、何というか。このSS、締め切り直前に急遽沖縄取材旅行を入れてしまったもんで、きちんと書くゆとりがなかったんですよね、実は…。
 行きの中部国際空港の飛行機待ち時間と機中でかなりの部分を書き上げて、残り最終段落は2時間あれば書けるから帰りの機中で書こう、と思っていたのですが。最終日に下痢と頭痛と38度の熱で飛行機に乗るのだけで精一杯でとてもSSなんか書いていられないという状態になり、その後二日半寝込んでしまっていたので、もう投稿あきらめようかとも思っていたんですよね。
 でも、ここまで書いて放棄というのもなんだかと思ったので、適当でもボロクソの評価でもいいから書き上げて投稿しようと思い、幸い話自体は頭の中で出来上がっていたからあとは日本語に変換してキーボードを叩いて…簡単な作業なんだけど、体調悪いとこれがもうきつくて…。
 
 投稿した後ざっと他の作品見て、「あ、多分これが受賞だな」ってのがあったんですけど。その作品を押しのけて、自分が受賞しちゃいました。なんか、すみません…。
 「こんな事もあるんだな…」というのが、偽らざる正直な感想です。
 かつて、第3回かのんSSこんぺで下から3番目という順位を取ったことと比べると、えらい差ですよ。
 しかし、作者紹介でくさちん、もう古豪扱いです。…そりゃもう、この世界に入り込んで10年経つんだもんね。もうそろそろ、古豪の品格とか、そういうのを身につけるべきなのかもしれない…。少なくとも若気の至りで片付けられるような身分ではないという事だ。今回も、ちょっと姑息な手使っちゃったしね…。
 あとは…そうだな、「こんなところで運を使ってしまうとは」、ってところでしょうか。いや、しかしこれはむしろ「運が向いてきた」と前向きに捕らえるべきか。否否、「そもそも唯物論者が運などというものを当てにしてはいけない」と考えるべきなのか。
 …うーむ。まあいい。体調が完全回復したら、そのときに考えよう。自サイトへのアップも、その後という事で。
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変化を受け入れられる人間が最後には勝つんだろうね


 一年ぶりの沖縄は、何も変わっていないように見えてしかしその実、少しづつ何かが変わっていた。
 何もかもが変わらずにはいられないです。(古河渚)
 その中でも特に衝撃的だったのが、ローソン琉大北口店である。
 日常の愚痴に書いてあるのだが、荒野草途伸はかつてローソン琉大北口店でバイトしていた(参照)。どうでもいいが、鍵の世界にはまりこんだのもこの時期である。
 その当時の琉大北口店のオーナーはUさんという男性だった。その奥さんが店長を勤めるという体制だった。
 いろんな意味でお世話になった。警察とか。
 そのローソン琉大北口店が、移転していた。ライバル店であったココストア琉大北口店(当時はホットスパー)の場所がローソン琉大北口店になっており、元ローソン琉大北口店があった場所は空き家になっていた。
 最初はそれを見たとき、ついにココストアがローソンに破れたのか、と思った。
 久々に来たことだし、ちょっと覗いてみて、もしオーナーか店長がいたらちょっと挨拶でもしていこうかと思い、店内に入った。レジに丁度、「オーナー」の札を掲げた人がいた。しかしその人は、Uさんではなかった。
 「?」と思い、「ここのオーナーって、Uさんという方じゃなっかですか?」とその人に訊いてみたところ、「ここは半年前までココストアだったんですけど、ローソンに変わって店名も引き継いだんですよ」ということだった。
 つまり、実態としては、無くなったのは「ローソン琉大北口店」の方であって、「ココストア琉大北口店」の方が生き残った、と言うことになる。いや、これが正確な表現かどうかわからないが。
 とりあえず、現ローソン琉大北口店のオーナーさんは、Uさんのことは全くわからないという。
 自分が勤めていた当時から「何か別の事業をしたい」と言っていたし、別の業種に転業したのかもしれない。もしかしたら、店自体は残っていたが、オーナーはとっくの昔に変わっていた可能性すらある。その辺は全くわからない。なにしろ、就職して以来一度も足を運んだことはなかったから。
 バイトと言えば、当時琉大東口にあった赤マントという店(ここは1998年に店をたたんでしまった。参照)のTさんというオーナー店長も、当時のバイト仲間も、全く音信不通である。当時は、メールはおろか携帯すら普及していない時代だったから、連絡先の交換とか出来なかったんだよね…。
 そんなわけで、ちょっとセンチメンタルな気分になってしまった琉大訪問だった。ちなみに琉大自体も、生協とか学生会館あたりが昔と変わっていた。
 教官の話によると、自分たちの世代と今の学生では、ずいぶんと違うらしい。良くも悪くも、とんがってないのだそうだ。琉大と言ったら、異色の学生が多いことで全国的にも有名だったのに…。
 まあ、それが時代の流れというものなんだろうね。寂しいけれども、仕方がない。
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カヲル君は歌は褒めてくれたが本は褒めてくれなかった


 Bookishの事はBLOGに書いたつもりでいたが、今調べたら書いてなかった。あっれー?
 という事で、今やっと紹介します。
 浦添在住時代に通い詰めてた…というほどでもないが、たまにくつろぎに行っていた、浦添市前田のBookishというカフェがあるのです。「本」をテーマにしたカフェです。
 HT君絡みで知ったんですけどね。
 で、そこに昨日久々に行ってきました。ゴタゴタがあって以来行っていなかったので、もしかしたら2年ぶりぐらいだったかもしれませんが、なんか顔は覚えていてくれました。
 …自分なんて、人の顔なんて3分で忘れるのに。
 ここは、眺望が凄くお気に入りで(琉大医学部のある丘が一望できる)、それで窓際の席でよくぼーっとしていたのですが。…残念ながら、風景は少し変わってしまっていました。ちょっと開発されちゃった、って感じです。
 まあ浦添市て基本那覇都市圏なんだし、本来なら緑の丘が残ってる事自体が奇跡みたいなものだったんだろうけど。
 で、結局窓際の席で外を見つつ、持ち込んだネットブックで今回の取材のまとめやら13日締め切りのぷちSS祭り用の投稿SSを書こうとした…のだけど、いつの間にか眠りこけてしまっていた。
 …元々、そういう仕事系のことをする場所じゃないしね。
 て言うか、引っ越すときに何も考えず本を全部実家に持って帰ってしまったのだが、ここに寄贈すれば良かったかなー。ブックオフに売ったってどうせ一冊10円にしかならないしねー。よし、後でちょっと打診してみよう。
 とりあえず、これでまた暫くは来ることがない…と思いきや、金曜日の会合で3月にUY君の結婚式の予定が入ってしまった。ので、出来ればそのときにもう一度。
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大人のツインテール


ツイッターの方にはちょっと書きましたが、今沖縄に来ています。
もともと、JALのマイレージの期限切れが迫っていて近いうちにどこかで消費しないといけないのだけど、いったいどこで時間を取ろうかと思っていたところ、たまたま11月前半にまとまった時間がとれることになったので、急遽来沖することにしました。
決めたのが、先週末です。…閑散期だから宿も飛行機も取れたけど、通常期や繁忙期だったらこんな真似は出来なかったよなあ。iAcnから昔「君はいつだって行き当たりばったりだ」と言われたことがありますが、本当にその通りですね。
何はともあれ、約1年ぶりの沖縄です。旅行というより里帰りみたいな気分です。親戚は一人もいないけどね。残念ながら。ぐすん。こんなはずじゃなかったのに…とか愚痴る時期はもう過ぎたな。
つーことで、今は久茂地の一泊3千円の安宿に滞在中です。…客単価の向上に貢献できなくて済みませんねえ。そりゃカネがあればラグナとか泊まりたいんだけどね。
でも、このデフレ時代に、客単価の向上とか目指すのもあまり現実的でなくなってる気もするんだけどなあ。むしろ、客単価の安さを武器にしていく戦略も考えておいた方がいいんじゃあないかと。無論、沖縄県民の労働条件を犠牲にしてはいかんけど。
本題。
せっかく沖縄来たので、行きつけだった美容院で髪を切ることにしました。まだ前の会社で働いていた頃に職場の同僚より発動された「改造計画」(参考)の一環として紹介された、ミムデオムという美容室です。
その美容室は、沖縄起つ直前に行ったので、やはり約1年ぶりです。専属のスタイリストさんは健在でした。
そこで、以前から疑問に思っていて訊いてみようと思っていたのだけど、訊けていなかったことを今回訊いてみました。
「ここの女性のお客さんで、ツインテールにしたいという人っています?」
「…ツインテール?」
「ほら、あの、髪を二つに分けた」
「うーん、そういうお客さんはいないかなあ…」
「そうですか。いや、『大人にも似合うツインテール』というのは絶対存在するんじゃないかと思って、訊いてみたんですけど…」
「…。」
スタイリストさんは黙ってしまった。本来ならここで、「ツンデレにはやはりツインテールが最良でありその元祖は七瀬留美で云々」と話を繋げるつもりだったのだが、返事が返ってこないので話が続かなくなってしまった。
やはり、大人のツインテールなどというものは幻想なのだろうか。オタクの世界ですら、ふざけた幻想はぶち壊されてしまう時代だしなあ…。
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「いはよーいちうぃき」開設


 10/17付け文書で、沖縄県知事選に関しては何も動かない方が得策なのかなあという事を書きましたが、やはりどうやら自分は「何かせずにはいられない」という性分のようで、独断で動いてしまうことにしちゃいました。
 そんなわけで、こんなものを作ってみました。
いはよーいちうぃき
 「元宜野湾市長・伊波洋一氏の情報を中心に、沖縄県知事選や沖縄に関する正確な情報を集めていこうという、荒野草途伸の個人コンテンツの一つ」(めんどくさいからWikiよりそのまま引用。て言うかどっちみち自分の文章なんだけど)です。
 とりあえず、自力で更新していく事になると思われますが、もし編集に参加したいという方がいたらそれはもうウェルカムです。(但しwikiのルールは守ってください)
 (ちなみにこのwikiの開設に際して、選挙管理委員会に問題無いか問い合わせを行ったのですが、返信が無いため「黙認された」と見なして開設に踏み切りました。)
 あと、一応「正確な情報」という大義名分を掲げているので、事務所への取材とかもしたいのだけど…。難しいかなあ。
 とりあえず、何でもいいから情報をプリーズ。
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