またプリウスぶつけた荒野草途伸です。昨日はそれがまるで他人事であるかのように読書にふけっていて気が付いたら朝の5時だった。
とりあえず、前回の件で知人数名からメールが来たりしているので状況を書いておくと、とりあえず月曜日に自分が休職中である旨と嘘ついてごめんなさいと書いたメールを送ったが、現時点で返信がない。まあ、突然そんな事言われても返事に困るだろうから、当然の反応だろう。
もしかしたらこれでもうぶっ壊れたかもしれないが、しかしそれはそれで致し方のないこと。
これからは真っ正直に生きていこう。なんだかよくわからないが人として足りないものがあるのだから、せめてそれくらいの美徳は身につけておくべきだ。
明日で7月も終わりか。思えば非生産的な一ヶ月だった。
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月別アーカイブ: 2008年7月
失格、退場。
とりあえず今日の結果から書いておこう。2回目のデートにこぎ着けた彼女とは、南部のカフェに昼食に出かけたのだが、ものの1時間ほどで話のネタが尽きてしまい、無言状態に陥ってしまった。そしてもう一人の方は、風邪をひいたとかでキャンセルとの連絡が紹介所からあった。
まあ、ドタキャンはなんかもういつものことだから別にどうでもいいのだが。会話が続かなくなってしまったのには、正直自分という人間の底の浅さが見えたようで、非常に鬱である。
特に、今現在休職中であるにもかかわらず、さも明日も仕事であるかのように話していたそれは、まさに嘘以外の何物でも無い。
嘘と虚飾で塗り固められた恋愛。そんなものがうまく行くはずがない。
そんなことを平気でやっていた自分。もしかしたら自分は、相手が誰であってもうまくやっていけない人間なのではないか。そんな結論すら見えてくる。
人として足りないものが多すぎるのだ、きっと。
とりあえず、頭痛がする。幸い食欲はあるので、カップ焼きそばでも食っておこう。あと、彼女には後で本当のことを話すことにしよう。・・・あとで。今は、ちょっとまだ無理。
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いつだって恋愛はシュレディンガーの猫
シュレディンガーの猫というのは、量子力学を説明するのに用いられる思考実験の一つで、量子的重ね合わせという現象を猫という現実的な存在を元に説明したものである。
参考: Wikipedia:シュレディンガーの猫
簡単に言ってしまえば、「観測者は猫が生きているか死んでいるか、蓋を開けてみないと解らない。蓋を開けるまでは、猫は生きてもいるし死んでもいる」というような話である。
さて。話を荒野草途伸の現実に引き戻すと。約二週間前、荒野草途伸は物理学科の同級生で大親友であるHT君・IS君と泡瀬で飲んでいた。議題は、IS君の恋愛絡みの云々なのだが、プライベートに関わる話になるのであまり詳しくは書かない。
なので簡単に書くと、IS君は彼女から「ゆっくり考えたいので1ヶ月連絡を取らないで欲しい」と言われたそうだ。この時、IS君の彼女の本心は、本当に連絡を取って欲しくないのか、それとも実は連絡を待っているのか。そこが、主要な議題であった。
我々観測者からすれば、IS君の彼女の本心は、実際にIS君が連絡を取る(=観測する)までわからない。だがもし連絡を取ったときそれが不正解だったら、彼の恋愛はそこで終わりである。敢えて観測せず1ヶ月待ったとしても、同じ話である。
その結果は確率でしか語ることはできない。
まさに、量子論と同じである。
ここでIS君の彼女の心理状態を波動関数で定義して計算してやれば、正解を導き出すことは出来たのかもしれない。が、残念ながら私は量子力学は卒業のネックになったくらい不得意な分野なので、そういうことはしてやれなかった。
ちなみにHT君の卒業研究は量子コンピュータの計算理論だったはずだが、彼からも特に物理学的判断に基づいたアドバイスはなかった。
結局IS君は、とりあえず1週間待つことに決めた。
IS君の話はここまでにするとして、恋愛というのはここまで行かなくても、往々にして確率的判断を迫られることがある。そんなときは、すぐに0か1かの決断を下すのではなく、0でもあり1でもあるという状態を受け入れたまましばらく処理を進めていく、という行動を取った方がよいのかもしれない。
焦って結果を求めてはいけない、ということだ。相反する状態を維持し続けるというのは精神的にも結構キツイものがあるが、それに耐えられないのだったら恋愛なんてやめておきなさいという事なのかもしれない。大人しく、セーブしてやり直しが出来るギャルゲーでもやってなさいという事だ。
ちなみに私事を書いておくと、土曜日に結婚紹介所の紹介でお見合いをした人がいるのだが、予想外に意気投合してその日のうちに連絡先を交換して、もう今度の日曜に2回目会う約束をしてしまった。
重ね合わせもへったくれもない急テンポな展開に逆に正直戸惑っているのだが、これはきっと臨界現象(物理現象が新たに力を介在させることなく連鎖的に次々と発生していく環境、またそこで起きている現象のこと)なのだ、自己相似化臨界現象は一応自分の卒研テーマだったからこれはきっと乗り越えられると、自分を落ち着かせている。
ただ一つ問題があって、約束をした日曜日には、当の結婚紹介所からもう一人紹介を受けることになっていて、もちろん時間はずらしてはいるが結構綱渡りな一日になることが予想されるのだ。
・・・これも、一種の重ね合わせ状態なのか? やはり恋愛において量子力学は必須科目なのか。
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アニメ最萌2008
アニメイトの行列の様子をHT君に実況メールを送ったら「こんなメール送ってくれるな」と言われてかなり凹んでいる荒野草途伸です。
まあ、送るな言うんだったら送らないけどさ・・・なんか彼最近昔と言動が違うから、どう対応して良いか解らんよ・・・。
とまあ、プライベートな愚痴は置いといて。もっと楽しいネット上の祭典の話をしよう。
アニメ最萌トーナメント2008
http://friend.45.kg/saimoe2008/
まあ、ここ数年毎年行われている、この一年間に放映・後悔されたアニメの女性キャラクターの総評価の場と言ったところか。
とはいえ、作品そのものの評価・人気も少なからず(というか、かなり?)入ってくるので、結構業界人も注目しているイベントなのでは? という気がしている。
このトーナメントで上位入賞したキャラが出る作品は、だいたいトーナメント終了後、続編の制作が決定してますから。
そんなわけで、コミケに並ぶ夏のオタ風物詩に成長しつつあるアニメ最萌。今回は、CLANNADキャラが出場しているということで、荒野草途伸も結構本腰入れたいところですよ。(入れる、ではなく、入れたい、というあたりが何とも…だが)
ということで。とりあえず第1目標。
・・・いや、冗談抜きで、仁科は結構行くと思いますよ。原作と違ってアニメでは顔もちゃんと出てたわけだし。でも、あれ、仁科りえってアニメではどんな姿してたっけ。いかん、ちょっとDVD見直して確認せねば・・・。
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アニメイト那覇国際通り店オープン
アニメイト那覇国際通り店オープン
正直、コミケよりきつかった。(開店初日に行ってみての感想)
http://www.animate.co.jp/animate/map/west/naha/naha.html
朝10時から開店ってあったのでまあ11時過ぎくらいに行けば早朝待機組の行列もはけて丁度いいだろう、ぐらいの気持ちで10時半ぐらいに家を出て23番の久茂地経由のバスに乗った。しまった松尾バス停が最寄りなんだからすぐ後に着ていた21番の牧志経由に乗った方が良かったんだと気づくも時既に遅しで仕方ないから県庁北口で降りて国際通りを歩いていったら、海邦銀行を過ぎた交差点の向こうにアニメイトの小さな看板が。
おおここかと入ろうとしたら入り口の前になんかものすごい数の人の群れが。傍らを見るとそこにもなんか行列が出来ていて、「最前列」とかある。どうやら、入店待ちの行列らしい。
通りを見渡すと、葉留佳地平線の佳奈多・・・とまでは行かなくとも、目視できる範囲まで行列が続いていることはわかる。一体これは何事だと、もし自分が情報を知らなかったら叫んでしまっているレベルだ。私が沖縄を知るこの10数年で、国際通りでこんな行列が出来ていたことなど、記憶にない。ましてや、今や観光客専門商店街と化し地元民向けの店がほとんど無くなってしまったこの国際通りで。
何はともあれ、最後尾を目指してみる。結局、100m先の、JAL CITY沖縄がある交差点まで行って、さらにそこから路地に入って50m過ぎて、ようやく最後尾にたどり着けた。最後尾の看板に、「3時間待ち」とある。
そして看板を持ったお兄さんから説明を受ける。来客数が多いので、20分の入店制限を行っているとのこと。て言うか、3時間?と、改めて考えてみる。3時間待ちというのはいくら何でも想定外だ。炎天下というほどの気温ではなかったが、沖縄の日差しはしっかりと頭上から照らし尽くしてくれている。帽子も水も、何の準備もしてきていない。だが。何故か迷うこともなく、私は列に並び始めていた。やはり鬱状態で判断力が鈍っているのだろう。
暇だからiAcnにメールしたら、「クリスピークリームみたいだ」と返信が返ってくる。
そして待つこと20分。やっと、列が少し動く。入店制限20分だから20分おきに人を入れ替えてそれで列が動く、ということのようだ。そう考えると3時間というのもあながち誇張ではないようだ。
3時間って言ったら、コミケで7時に列に並び始めて10時に入場するのに匹敵する時間じゃないか。それを考えると、
という等式が成り立つ。
ラジオ沖縄が取材に来ていた。当然だ、何しろコミケ並みなのだから。
そして、遅々として列は進む。途中の、波照間という居酒屋(?)の前に、こんな看板が立っていた。

さすがウチナーンチュ。商魂たくましい。
14:20頃。ようやく、通りの行列から建物前の集団に昇格する。隣の、大学生ぐらいの女子二人組がこんな会話をしていた。
「総入れ替えなら時間指定した整理券配ってくれればいいのに」
「ここまで並ぶなんて想定してなかったんじゃない?」
うむ。確かに、誰も想像していなかっただろう。たかが南の島の30万都市にアニメショップが開店したぐらいで、こんなに人が押し寄せるなんて。私も想定していなかった。沖縄に、こんなにたくさんのオタクがいるなんて。
だが、考えてみれば昨年エヴァンゲリオンの新劇場版が公開されたときも、立ち見の行列が出来ていたのだ。コンベンションのコミックライブでも、サークル数こそ少ないものの入場者自体は結構な数が並んでいてカタログが売り切れるくらいである。潜在的需要はあるのだ。
そもそも、那覇市の人口は確かに30万だが、那覇都市圏として考えるとその人口は75万人に達するのだ。合併すれば政令指定都市に移行できるレベルである。大都市には必ず少なからぬオタクが生息する。にもかかわらず、沖縄にはこれまで彼らの需要欲求を満たす対象がほとんど存在しなかったのだ。
故に、この行列はまさに、現代沖縄人民のフラストレーションを象徴するものであるとすら言えるのだ。
14:47。ようやく、建物の中に入れてもらえる。これで入店…かと思いきや、4Fのフロアに、また謎の人海が。今度は座っている。どうやら、またここで待たされるらしい。文字通り気が遠くなりそうだったが、座れたので、ぶっ倒れて人に迷惑をかけることは避けることが出来た。
自分たちが座っている集団の目の前に、さらに別の集団が座り込んでいる。ひょっとして、さらにあそこに並ばされるのかと思ったが、40分ほど待った後彼らを横目に店内に入れてもらえた。最終的に、4時間半待ちだったことになる。
4時間半と言えば朝5時半にコミケ会場の入場列に並び始めて10時に一番乗りで大手サークルを目指すレベルである。実際にはそこまでやる人間は稀少であることを考えると、
という不等式が成り立つ。
店内の様子は後述。とにかく、ざっと見て回ることしかできない。て言うか、レジ待ちの行列が凄くてまともに商品を見て回る事何て出来やしない。どうせ20分しか時間が無いし、店内の様子だけ把握して電撃G’sだけ買ってくことにして、レジ待ち列に並んだ。
そして20分。
先ほどの待機フロアに再び通される。そして、先ほど眼前にあった集団の中に加えられる。レジ待ち組の待機プールだった。レジ精算を座って行列待ちするのは、いくら何でも初めてだ。
大昔に作ったポイントカードの精算に手間取ったこともあって、最終的にレジ精算が終わって建物を出たのは、17時前。外にはまだ、行列が残っていた。
一息入れようとパレット久茂地の方に向かうと、噴水の前で青い袋を手にした女子二人が座っていた。青い袋とはつまり、アニメイトのビニール袋である。理屈抜きで、「同志だ」と感じた。
その後、別件を済ませてバスで帰る途中、店の前を見たら、列は20mほどに縮小していた。それでも、列が20mということは建物前と建物内にまだかなりの人数がいたという事だ。
閉店までにさばき切れたのだろうか…? と余計な心配をしつつ帰路に。
ちなみに店内の様子であるが、店自体は決して広くはない。広くない上に、フロアの半分以上をコミック・雑誌のコーナーが占めてしまっており、CDやグッズの占める割合が少ないなと感じた。
ぶっちゃけ、サンデーだのジャンプコミックスだのといったメジャーな本や雑誌はよその書店で手に入るのだから、そんなもので貴重なスペース消費したりせずにもっとCDとか充実させて欲しいと思った。
ただ、少ないスペースの中で画材や同人誌までも扱っており、手広く商材を揃える意欲は感じられた。今回はある意味非常時だが、もう少し客入りが落ち着けば、待機列用に使ってしまっているスペースを店舗用として拡張することも出来るし、そうすれば結構な品揃えが実現できると思う。需要があることは今日一日で証明されたのだから、是非努力していただきたい。
と、まあ店の感想も書いてみた。なんにせよ、アニメイトが沖縄に出来たことは歓迎である。日経も沖縄で印刷が始まるし、次はいよいよテレビ東京系列の沖縄進出カナ?カナ?
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沖縄の国境はどこだ
7/3付けの八重山旅行記でも書いたように、台湾絡みの問題をちょっと考えてみる。
今はもう事実上解決したことになっているが、つい先月まで日本と台湾の関係は少なくとも政治的には一触即発で戦争状態になる状態にあった。
そもそもの事の発端は、6/10に日本領内である尖閣諸島で海上保安庁の巡視船が警戒活動をしていたところ誤って近くで操業していた台湾の漁船にぶつかってしまった。その際に海上保安庁側は、船長を拘束し、船も持って行ってしまった、ということに端を発する。この行為自体は確かにちょっと問題があったし、それについては最終的に海上保安庁側も謝罪している。
ところが。これに関し尖閣諸島を自国の領土とする台湾が過剰反応した。どう反応したかというと、国家のナンバー2に当たる行政院長が、国会での答弁で「日本との開戦も辞さない」という発言をしたのである。
(7/3付けの文書では私はこの発言を馬英九 国家主席のものと書いてしまいましたが、これは間違いでした。済みません。)
参考:「戦争も排除せず」尖閣問題で台湾行政院長(msn産経))
http://sankei.jp.msn.com/world/china/080613/chn0806132028016-n1.htm
尖閣諸島を巡っては、以前から台湾でも確かに自国の領土という主張を元に日本の取り締まり活動に対して抗議活動などが行われてはいた。(最も、尖閣諸島問題初期に於いて台湾国民自体はそれほど活発な抗議活動は行ってはおらず、香港あたりの「民主化」活動家が煽って現在のような状況にしてくれたようだが)。が、今回のこの発言はあまりにも物騒すぎる。何しろ、「戦争する」と言ったのだ。しかも、そこらのゴロツキ活動家などではなく、国家のナンバー2が。いかな国会議員の誘導尋問によるものとはいえ、これは穏やかではない。
ちなみに、旧ソ連や中国、北朝鮮ですらも、国家の重鎮が表舞台で「日本と戦争する」などと発言した記録はない。当たり前だ。いかに仮想敵国といえども、国家の首脳陣が軽々しく戦争の可能性を口にしていいものではない。戦争は遊びではない。国家と国民の存亡がかかった滅ぼし合いなのだから。
逆に言えば、もしそれが口に上ったなら、その国は日本と戦争する気満々ですよと捉えなければならない。
つまりは。今の台湾は、場合によっては日本と戦争する意志が十分にあると見なさなければならない。北朝鮮以上に、日本にとって危険な存在なのだ。
実は、台湾との戦争の危機は、今回に始まったことではない。1972年に沖縄が米軍支配から解放されて日本の領土として復帰したとき、当時の国民党独裁政権はこれを阻止しようと戦争準備を行い、実際出兵寸前にまで至ったのである。ただこれは、国民党独裁政権のバックボーンであったアメリカの圧力によって中断されたが、日本領である沖縄県が国民党政府軍によって攻撃にさらされる危険性は十分にあったのだ。
さて。話を現在に戻すと、台湾の現政権は、今年の総統選で親日の民進党から当時の独裁政党であった国民党に戻っている。
ここで改めて念押しをしておくと、国民党(中華民国国民党)は、決して親日などではない。8年間にわたる民進党政権のおかげで、日本人の間にはすっかり「台湾は親日」というイメージが染みついていて、その所為で国民党までもが親日であるかのように誤解している人もいるようだが、これは全くの間違いである。前述のように、独裁時代には日本への出兵を企てるような、むしろ危険な反日政党であるとすら言えよう。
以上を考えると、台湾と日本との戦争勃発は、決して夢想語りなどではない。国力が疲弊し戦争遂行能力など無いに等しい北朝鮮などより、よほど危険性は高いと言える。
以上を考えると、日本政府並びに日本の世論は、台湾首相の発言にもっと過激に反応してもよかった。「戦争だと?ふざけんな!」ぐらいの発言があってもよかったとは思う。ただ、実際のところ政府にも世論一般にも、そのような意見はあまり見られなかった。自分自身もそうなのだが、あまりにも過激すぎる発言故に「少し落ち着いて様子を見よう」という空気が大勢だったのだと思う。結果としてこの問題が穏便に解決したので、まあこれはこれで正解だったのかなと思う。
しかし、あきれ果てるのはクソウヨ/ネットウヨどもの二枚舌っぷりである。
北朝鮮がミサイル実験を行ったとき、朝日新聞が社説で冷静な対応を呼びかけたところ、彼らはこれに対して猛烈なバッシングを加えた。ところが、より戦争の危険が大きかったこの問題に関して、彼らは一転して「冷静な対応を」などとのうのうとほざいているのだ。いったいこの豹変ぶりは何なんだろうか。
さらに言えば、彼らの発言の中には看過できない内容がある。つまり、「台湾と戦争したって、勝てるから問題無い」というものである。
確かに、単純な軍事力の比較で言えば、台湾海軍と海上自衛隊の戦力差は歴然としている。総力戦に持ち込めば最終的には勝てるだろう。「戦争には」。
だが。彼らクソウヨの節穴のような目には全く見えていない事柄がある。それは、「台湾と戦争になったら、沖縄県、少なくとも八重山地区は間違いなく戦場になる」ということである。
少し調べればわかることであるが、日本の最西端である与那国島から台湾まではわずか110Kmあまり。石垣島よりも近い。その石垣島も、台湾までの距離は300Km弱で、400Km以上離れた沖縄本島よりも近い。
そして、この両島には自衛隊・米軍ともに軍事基地が一切無い。石垣島には海上保安庁の石垣海上保安部があるが、海上保安庁は所詮は海上警察である。いくら何でも軍艦、しかも対中国戦を想定して十分な訓練をしている台湾海軍に勝てるような装備など持ち合わせているはずがない。そして、与那国島に至っては海上保安庁の基地すらないのだ。
これら八重山諸島から最も近い自衛隊基地は、宮古島にある航空自衛隊の警戒基地であるが、あくまで緊急発進用の戦闘機を配備しているのみで、ここの装備だけでは制空権を制することすらままならないし、ましてや台湾軍の上陸を阻止するなど到底無理な話である。
台湾軍を牽制するにはやはり海上自衛隊の艦船が必要であるが、八重山諸島から最も近い海上自衛隊の基地は、沖縄本島の与勝半島にある。与那国島からは600Km近くも離れている。
ちなみにこの与勝半島には米海軍のホワイトビーチ基地があるが、米軍はこと台湾戦に関しては全く動かないと見るべきだろう。なぜなら台湾はアメリカにとって日本と同様の軍事同盟国であり、台湾の軍備はそのほとんどがアメリカからの供与によるものですらあるからだ。そもそも、沖縄の米軍は日本を守ることを前提に配備されていない。
以上を考え合わせると、台湾が奇襲作戦で侵攻してきた場合、まず間違いなく与那国島は占領されるだろう。下手をすれば西表・石垣も占領され、宮古沖で決戦ともなりかねない。最終的に台湾軍を撃退できたとしても、これらの島々は戦場になってしまう事は間違いないのだ。
先島諸島が戦場になる。米軍は支援してくれない。彼らクソウヨどもの頭には、こういった事は頭にあるのだろうか。無いのなら無知不見識のそしりは免れない。
それとも、わかってて敢えてこういうことを言っているのだろうか?
北朝鮮がミサイル実験をしたときは、東京にミサイルが飛んでくる危険性があった。だから彼らは大騒ぎした。だが、台湾との戦争で沖縄が占領されることはあっても、東京や福岡が占領されることもミサイルが飛んでくる危険性もない。だから彼らは平気で言うのだろうか。台湾と戦争したって勝てる、と。
「沖 縄 な ん て ど う で も い い」。
これが彼らクソウヨの本音なのだ。
彼らクソウヨは、沖縄の独立には強硬に反対する。それは、沖縄が独立すればそこが中国の勢力圏化に入ってしまい日本の権益が失われるからだという。その主張には、沖縄県民の利益不利益のことなど、一切考慮に入っていない。彼らクソウヨのエゴイズムしか見えてこないのだ。だからこそ、沖縄県民は「独立」という最終カードを手放そうとしないのだが、彼らはどうやらそれすらも理解できないらしい。
彼らのいう日本の国境は、本当はどこにあるのだろうか? そんな事を疑いたくもなる。
こんなクズどもが国士を気取りネットを中心に政界にまでのさばっている。そして反戦左翼カブレにまでこんな事を指摘されてしまう。こんな国の現状を、憂えずにいられようか。
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無為な日々
目が覚めたら夕方の17時だった。何時間寝てたんだ俺。15時間か。
明日で今週最後の平日だということに気づいた。まだ水曜だと思ってたのに。仕事してるときなら得した気分だが、そうでないから逆に損した気分だ。とりあえず明日は昼間動けるようにしとかないと、昼間の用事済ますのが週明けになっちまう。
PHSをwillcom03に変えることにして、昨日届いたのだが。bluetouth機能がプリウスのカーナビと連動しない。なんか全体的にキー関係の使い勝手悪いし、スタイラスも小さくて扱いづらいし。ATOKじゃないし。ワンセグもRBCとQABが受信できないし。保存メディアもmicroSDだから今までのminiSD使えないし。変えた意味ねー。
幸いsim交換で今までのW-ZERO3esも使えるので(いちいちサインアップし直さないといけないが)、当分こっちを使い続けることになるだろう。あー、無駄な買い物をした。
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連続壊滅
5月に新しいパソコンを買って旧PCはファイルサーバにしていたら、先月旧PCが勝手に電源が入ったり切れたりするようになった。もう壊れてると思ってNECのExplessサーバのHDナシアウトレット品が1万4千円で売っていたので注文して、それがやっと先日届いた。そしたら、そいつのセットアップもしていないうちに、今度は5月に買ったパソコンが完全に動かなくなった。
ど う す れ ば い い ん だ
ちなみに自分自身は相変わらず壊れっぱなし。通院間隔が3週間から1週間になった。これでは迂闊に旅行もできない。
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水くさいって要するに水カビが生えた状態ですか?
高校時代の部活の友達であるKS氏が、メール出しても宛先不明で帰ってきてしまうので、共通の友人でかつ小学校以来の友人であるMS君にメアド変わったのか訊いてみたら、知らないと言われた。
まあそれはいいのだが、ついでに書いてきた内容が
「連絡遅くなりましたが、先月結婚しました。新婚旅行で、沖縄に行ったら、よく、突然の雷雨にみまわれました(*_*)」
・・・おい。結婚するなんて一言も聞いてないし、呼ばれりゃ行ったし、そもそも沖縄来てんだったらせめてその時点で連絡しろよと。
高校時代まで結構仲のよい友達だっただけに、かなりショックだ。
ていうか、また一人独身仲間が減った…。
八重山旅行記_4日目~5日目
4日目
<9時半・石垣>
今日は与那国まで行く予定。海底遺跡の半潜水艇の予約を入れたら、今日は風が強いので出航は難しいかもしれないと言われた。まあ、仕方ない。
とりあえず10時半までに空港に着けばいいので、1時間弱時間がある。どうしよう。カツオ以外のみやげ品を物色するか。
<10:10石垣空港>
土産物屋はまだ空いていなかったので、そのままバスで空港へ。
着いたら、もう搭乗開始直前だった。時間を30分間違えていた。危なかった。
<11時与那国着>
与那国島は晴れ。飛行機の窓から台湾まで見えたらしいが、通路側座席だったので自分は見れなかった。まあ、後で最西端まで行ったときに見よう。
与那国-花蓮直行チャーター便実現!なんてポスターが貼られている。
海底遺跡の船は出航することになった。11時半まで空港で待機。

※補足 与那国島からちょうど真西に行ったあたりにあるのが宜蘭で、その南に花蓮があるようだ。民進党の強い地域らしく、だからこそ与那国直行チャーター便なんてのも実現できたのだろう。
<11:48港着>
マイクロバスで船乗り場へ。これから乗船。人数は20名ほど。結構いる。

<13:11与那国沖海上>
海底遺跡は、波が荒くて水が泡立ってしまって、なんだかよく見えなかった。言われてよく見れば何となくそんな感じのものが見えるという具合。
それよりも、途中ので見えた奇岩の方がむしろ気になった。
帰り、少し船酔いした感じがする。正直乗り物酔いしたのは初めてだ。
※補足 途中で見えた奇岩は、立神岩というらしい。

<13:58与那国空港>
空港まで戻ったが、タクシーもなにもない。しばしどうしようかと呆然。海底遺跡船で一緒だったわりと自分好みのお姉さまがいて、やはりどうしようかと悩んでいるご様子。声をかけようかとも思ったが、しかしそれではまるでナンパではないか誇り高きオタクの中でも一際高潔な一族である我ら鍵っ子の矜持にかけてそのような破廉恥な真似は出来ないと、思いとどまる。
そのうちレンタカー会社の人が来たので、1時間あまりしかなかったが車借りることにする。
<14時半頃日本最西端>
道がわからず、途中2回も引き返した。牧場付近では、与那国馬の集団が道を塞いでいた。
ようやく日本最西端まで到着。2008年6月の段階で、日本国内で最も戦争に近かった場所だ。最も、そんな空気はこの島のどこからも感じられはしないが。
よく晴れているが、どこを見渡しても台湾らしきものは見あたらない。代わりに先ほどのお姉様の姿が。だが特に声をかけるわけでもなくお姉さまがいなくなるまでひたすら写真を撮る。十分な時間を見計らって駐車場に戻ると、ちょうど車が出ていくところだった。
あまり時間がないので、後一カ所だけ行って空港に戻ることにする。どこにするか迷ったが、ここはあえてDrコトーとかではなく、アヤミハビル館に行く事に決めた。
車を走らせていたら前の車に追いついてしまう。たぶん、さっきのお姉さまの車だ。これではまるでストーカーではないかと傍らに広がる大海原のごとくブルーになったが、途中でお姉さま車が左折したのをいいことにそのまま直進して、回避。
そして道に迷った。
さんざん走り回った後、ようやくアヤミハビル館に着いた。

道をふさぐ与那国馬

日本最西端碑

西崎灯台

西崎から久部良漁港を望む

台湾の島影は遂に見ることが出来なかった。
※補足 6月に尖閣諸島沖で海上保安庁の船と台湾の漁船が衝突した問題で、6/18に台湾の馬英九 総統(国民党)が「日本との開戦も辞さない」という言語道断の発言をしている。
一応収束した問題だが、この件に関しては書きたいことがいっぱいあるので、後日改めて別の文書にまとめようと思う。
<15:08綾にはバル館>
最西端
レンタカーで少し迷った後、ようやくアヤミハバル館に着いた。30分ぐらいしか時間がない。
<15:36与那国空港>
搭乗締め切りぎりぎりに、何とか空港まで着けた。レンタカーのガソリン代は573円。何Lでこの値段かがわからない。
<16:37石垣空港着>
そういえば今日はまだ食事をしていないことに気づいた。予定ではこの後IS君他への土産物を選ぶ予定だが、先に飯を食おうか。しかし今食うと夕飯までとっても中途半端な時間になる。どうしよう。
バスが来たので、とりあえずターミナルまで行ってから考えることにする。
<17:23石垣バスターミナル>
とりあえずサンエーに行って石垣産米を買ってくることにした。離島桟橋の土産物品店でも売っていたのだから、間違いなく石垣土産だ。
これなら腐らない。
<19:19宿>
日本で一番最初の新米である石垣産ひとめぼれ5Kgと、マンゴーカステラを買ってきた。どちらにするかは、HT君とIS君で話し合ってもらおう。
あと、まあじゅんのチーズ工房というところに行きたいのだが、20時までなので一休みしたら行かなければ。
結局飯は食ってない。どこにしよう。

<21:36宿>
今日の夕食は、石垣菜海というところでイカスミチャーハンなど。3品も頼んだのでちょっと食いすぎ感。
明日の飛行機の時間が8:30だが、空港行きのバスが始発に乗っても8:15にしか着かないことが判明。7:30発の白保行に乗って空港入口から歩くか、タクシーを使うか。タクシーも、こんな朝につかまらない気もするが。
<22:02宿>
窓の外を見ていたら、宿のすぐ隣がタクシーの営業所だということにきづいた。何ら問題なし。
荷物の片づけが進まない。というより気乗りしない。
5日目
<7:11宿>
どういうわけか4時ぐらいに目が覚めて眠れなくなってしまったので、「狼と香辛料」を読んでいた。
7:30にGS君が見送りついでに車を出してくれることになった。石垣滞在も後1時間強。結構充実した旅だったと思う。
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