八重山旅行記_4日目~5日目


4日目
<9時半・石垣>
 今日は与那国まで行く予定。海底遺跡の半潜水艇の予約を入れたら、今日は風が強いので出航は難しいかもしれないと言われた。まあ、仕方ない。
 とりあえず10時半までに空港に着けばいいので、1時間弱時間がある。どうしよう。カツオ以外のみやげ品を物色するか。
<10:10石垣空港>
土産物屋はまだ空いていなかったので、そのままバスで空港へ。
着いたら、もう搭乗開始直前だった。時間を30分間違えていた。危なかった。
<11時与那国着>
 与那国島は晴れ。飛行機の窓から台湾まで見えたらしいが、通路側座席だったので自分は見れなかった。まあ、後で最西端まで行ったときに見よう。
 与那国-花蓮直行チャーター便実現!なんてポスターが貼られている。
 海底遺跡の船は出航することになった。11時半まで空港で待機。
与那国空港
※補足 与那国島からちょうど真西に行ったあたりにあるのが宜蘭で、その南に花蓮があるようだ。民進党の強い地域らしく、だからこそ与那国直行チャーター便なんてのも実現できたのだろう。
<11:48港着>
マイクロバスで船乗り場へ。これから乗船。人数は20名ほど。結構いる。
海底遺跡半潜水船
<13:11与那国沖海上>
海底遺跡は、波が荒くて水が泡立ってしまって、なんだかよく見えなかった。言われてよく見れば何となくそんな感じのものが見えるという具合。
それよりも、途中ので見えた奇岩の方がむしろ気になった。
帰り、少し船酔いした感じがする。正直乗り物酔いしたのは初めてだ。
※補足 途中で見えた奇岩は、立神岩というらしい。
立神岩
<13:58与那国空港>
 空港まで戻ったが、タクシーもなにもない。しばしどうしようかと呆然。海底遺跡船で一緒だったわりと自分好みのお姉さまがいて、やはりどうしようかと悩んでいるご様子。声をかけようかとも思ったが、しかしそれではまるでナンパではないか誇り高きオタクの中でも一際高潔な一族である我ら鍵っ子の矜持にかけてそのような破廉恥な真似は出来ないと、思いとどまる。
 そのうちレンタカー会社の人が来たので、1時間あまりしかなかったが車借りることにする。
<14時半頃日本最西端>
 道がわからず、途中2回も引き返した。牧場付近では、与那国馬の集団が道を塞いでいた。
 ようやく日本最西端まで到着。2008年6月の段階で、日本国内で最も戦争に近かった場所だ。最も、そんな空気はこの島のどこからも感じられはしないが。
 よく晴れているが、どこを見渡しても台湾らしきものは見あたらない。代わりに先ほどのお姉様の姿が。だが特に声をかけるわけでもなくお姉さまがいなくなるまでひたすら写真を撮る。十分な時間を見計らって駐車場に戻ると、ちょうど車が出ていくところだった。
 あまり時間がないので、後一カ所だけ行って空港に戻ることにする。どこにするか迷ったが、ここはあえてDrコトーとかではなく、アヤミハビル館に行く事に決めた。
 車を走らせていたら前の車に追いついてしまう。たぶん、さっきのお姉さまの車だ。これではまるでストーカーではないかと傍らに広がる大海原のごとくブルーになったが、途中でお姉さま車が左折したのをいいことにそのまま直進して、回避。
 そして道に迷った。
 さんざん走り回った後、ようやくアヤミハビル館に着いた。
道をふさぐ与那国馬
 道をふさぐ与那国馬
日本最西端
 日本最西端碑
西崎灯台
 西崎灯台
久部良漁港
 西崎から久部良漁港を望む
与那国沖
 台湾の島影は遂に見ることが出来なかった。
※補足 6月に尖閣諸島沖で海上保安庁の船と台湾の漁船が衝突した問題で、6/18に台湾の馬英九 総統(国民党)が「日本との開戦も辞さない」という言語道断の発言をしている。
 一応収束した問題だが、この件に関しては書きたいことがいっぱいあるので、後日改めて別の文書にまとめようと思う。
<15:08綾にはバル館>
最西端
レンタカーで少し迷った後、ようやくアヤミハバル館に着いた。30分ぐらいしか時間がない。
<15:36与那国空港>
搭乗締め切りぎりぎりに、何とか空港まで着けた。レンタカーのガソリン代は573円。何Lでこの値段かがわからない。
<16:37石垣空港着>
そういえば今日はまだ食事をしていないことに気づいた。予定ではこの後IS君他への土産物を選ぶ予定だが、先に飯を食おうか。しかし今食うと夕飯までとっても中途半端な時間になる。どうしよう。
バスが来たので、とりあえずターミナルまで行ってから考えることにする。
<17:23石垣バスターミナル>
とりあえずサンエーに行って石垣産米を買ってくることにした。離島桟橋の土産物品店でも売っていたのだから、間違いなく石垣土産だ。
これなら腐らない。
<19:19宿>
 日本で一番最初の新米である石垣産ひとめぼれ5Kgと、マンゴーカステラを買ってきた。どちらにするかは、HT君とIS君で話し合ってもらおう。
 あと、まあじゅんのチーズ工房というところに行きたいのだが、20時までなので一休みしたら行かなければ。
 結局飯は食ってない。どこにしよう。
石垣土産
<21:36宿>
 今日の夕食は、石垣菜海というところでイカスミチャーハンなど。3品も頼んだのでちょっと食いすぎ感。
 明日の飛行機の時間が8:30だが、空港行きのバスが始発に乗っても8:15にしか着かないことが判明。7:30発の白保行に乗って空港入口から歩くか、タクシーを使うか。タクシーも、こんな朝につかまらない気もするが。
<22:02宿>
窓の外を見ていたら、宿のすぐ隣がタクシーの営業所だということにきづいた。何ら問題なし。
荷物の片づけが進まない。というより気乗りしない。
5日目
<7:11宿>
どういうわけか4時ぐらいに目が覚めて眠れなくなってしまったので、「狼と香辛料」を読んでいた。
7:30にGS君が見送りついでに車を出してくれることになった。石垣滞在も後1時間強。結構充実した旅だったと思う。
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