オタク」カテゴリーアーカイブ

児童保護に名を借りた創作物規制の動きに警戒心を


 この文書は、8/30付けで沖縄タイムスの文化面に掲載された「サイバー化する性的虐待」という記事に対して、私荒野草途伸がタイムス者に送った反論文である。が、どうやら掲載採用されなかったようなので、ブログの方にあげておく。
 当該記事については、無断転載するわけにはいかないので、図書館で確認するなりして欲しい。
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 8/30付文化面に掲載された「サイバー化する性的虐待」という記事に対し
て、我々オタクと呼ばれる集団を代表して、反論をしたい。
 まず新垣氏始めこの手の問題に論を唱える人が理解していないのがが、「いわゆる児童ポルノには被害者が存在するが、創作物(我々は一般的によりわかりやすく二次元創作物と呼んでいる)には被害者が存在しない」という点だ。
 表現の自由まで持ち出して、とも書いておられるが、何故表現の自由という問題が出てくるのか、本当に理解されておられるのだろうか。
 我々は、児童ポルノの規制に反対しているわけでは決してない。法の抜け穴を利用して、あるいは影に隠れて脱法行為をしてまで児童ポルノを買い求める人間がいることに、軽蔑と嫌悪の感情を持っている。
 だが、それはあくまで被写体である実在する児童が被害に遭っているという大前提があるからだ。登場人物が現実に実在しない二次元創作物にまでそれと同じ理屈を当てはめられるのは、暴論という他ない。。
 もし仮に、人物の実在の有無にかかわらず規制を行うべきであるというならば、事の問題は性表現にとどまらない。暴力表現や名誉毀損、果ては子供の素行や倫理観、言行といった問題だって出てくることになるだろう。規制せよというならば、それらについてもすべて規制しなければ、理屈に合わない。
 そしてそれらすべてを規制したとき、憲法で定められている「表現の自由」は、果たして機能していると言えるだろうか。答えは否である。言いたいことも言えない、書きたいことも書けない。そんな、かつて日本にもあった暗黒時
代の再現にも繋がりかねない、重大な問題をはらんでいるのである。
 被写体のない純粋な創作物というものにあまりなじみがなくご理解が難しいのかもしれないが、二次元創作物という「純粋な」創作物に対する規制は、被写体の存在する創作作品とは一歩引いて考えるべきである、というのが我々の主張である。
 そして。我々が決して看過できない一文が氏の文章にはある。それは、カンボジアの友人がゲームを「キモイ」と言いながら私に見せた(一部略)という一文である。この「キモイ」という言葉はいったい何だろうか。それは理屈も
何も無い、ただの感情でしかない嫌悪感から出た言葉ではないだろうか。
 そしてその嫌悪感は、そのゲーム自体にとどまらず、ゲームをやっている人間そのものに向けられた侮蔑の言葉ではないのか。
 そもそも何故、この手のゲームをやる人間がいるのか、その理由を考えたことがあるだろうか。単なる被虐思考を持った人間である、と片付けるのは簡単だろう。だが実際には違う。現実の女性に恐怖心を持ち、異性との正常な人間関係を持てなくなってしまっている、言わば「性的弱者」もその中には含まれているのだ。
 そのような性的弱者に対して、「キモイ」という言葉をあなたたちは投げつけるのだろうか。その行為は、児童ポルノという手段を用いて児童を虐待する行為と、いったい如何ほどの差があるだろうか。
 何度も繰り返すが、我々は児童ポルノの規制に反対しているわけではない。
 だがそれを、二次元創作物の規制に結びつけ、あまつさえ我々の仲間を感情論で人格否定するような行為を絶対に許せない。
 そのあたりも含めて、氏を含め読者諸氏にはもう一度この問題について考え直していただきたいところである。
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以上。
 しかし、先の総選挙で自民党(=大半が規制推進派)が大敗したのは大変良いことながら、この問題に最も熱心に活動していた社民党の保坂展人氏が落選したのは、痛恨の極みといったところである。
 民主党内にも規制派が多数紛れ込んでいる事実もある以上、表現の自由を守るため、「これからがほんとうのたたかいだ」と言えるのかもしれない。
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政治問題にしてやる!


 今日は調子が悪くて起きたのが11時半ぐらいになってしまった。
 那覇市民会館で開かれる「おでかけライブin沖縄」に行く予定だったのだが、どうしようかなあと思って取材者のページを見たら
 ●緊急のお知らせ● 28日(日)おでかけライブin沖縄に参加予定の方へ
 開催中止。
 中を見ると、どっかのブログで喧嘩かなんかあってサークル参加者に危害を加える発言があったのを偶然那覇警察署が発見して、主催者と会場管理者である那覇市に開催中止勧告を出したところ、那覇市が(一方的に?)会場使用取り消しを通達して、やむを得ず開催中止に追い込まれた、という文面に取れる。
 少なくとも、主催者側は現状訳がわからないという状態のようだ。
 なんというかねえ。毎回コミケット準備会に出されているような「不特定多数を攻撃対象にするぞ」みたいな脅迫状ならともかく、個人間のいざこざによるものでしょ? あまりにも過剰反応じゃないかと思う。
 まあ、警察は確かに防犯を主目的とした組織だから、疑わしい場合は中止勧告を出さざるを得ないのだろうけど。問題は、那覇市の対応だ。文面見る限り、「9月22日夜、会場使用取消を通達され」、「9月24日、スタジオYOUは同イベントの中止を決定し」とあることから、一方的に那覇市から会場使用取り消しを通告されたと考えて間違いないだろう。
 那覇市民会館でのイベントなんてそんなばかでかい規模でもなし、ちょっと警備強化して入場者の持ち物検査でもやれば、事件は十分に防げるレベルだと思う。少なくとも、そういう方法を主催者側と協議すべきだったと思う。
 同人イベントとはいえ、表現活動の場なのだ。それを理由はどうあれ行政権力で叩き潰したという事実を、那覇市は深刻に受け止めるべきだ。
 以前、プリンスホテルが日教組の教研集会の予約を一方的に取り消して裁判所から違法判決食らったことがあるが、これと同種の事例と考えるべきだ。いかなる理由があれ、言論や表現活動が、暴力によって潰されることなど、決してあってはならない。ここは民主国家日本なのだから。
 とりあえずこの件は、10月にある那覇市長選の争点にすべきですな。絶対に。
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アニメ最萌_仁科りえ支援要請(二次予選)


 8月9日はアニメ最萌7/15付文書参照)で「仁科りえ」が二次予選に出場するため、北海道旅行記は一時お休みして仁科りえの支援を呼びかけたいと思う。
 まず、仁科りえについて簡単に説明すると、原作CLANNADにおいては、当初メインヒロイン古河渚のライバルとして立ちふさがりながらも後には友となり共に手を携えてファミレスで戦うという、よく考えたらピッコロ大魔王みたいな立ち位置にいるキャラクターである。
 しかし今立ち位置と言ったが、物語において超重要な存在であるにもかかわらず、原作CLANNADでは立ち絵が用意されておらず、その扱いの不遇さも相まって鍵っ子の間では密かに人気のあったキャラである。その証拠に、第二回葉鍵板最萌トーナメントでは立ち絵無し(=公式に絵姿が存在しない)にも関わらず準々決勝まで進出するという快挙を成し遂げている。
 今回のアニメ最萌は、2007~2008年にかけて放映されたTBS版が対象であり、もちろん彼女もここではちゃんと絵姿をさらしている。謂わば、満を持しての再挑戦と言ったところだろう。
 さて。ここで、アニメ最萌で仁科りえに投票する方法を説明しておく。
 とりあえず、アニメ最萌の公式ページにある「アニメ最萌について」「ルール説明」はざっとでいいので目を通しておいていただきたい。
 まず、投票に当たっては「投票コード」を取得しなくてはならない。投票コードは以下のアドレスから取得できる。
http://as2008.xii.jp/code.cgi
 勿論、アニメ最萌のトップページからリンクをたどっていくことも出来る。
投票コードリンク場所
 投票コードの取得には、1時間~2時間かかる。取得時間はちゃんと表示されるのでそれ以降に再読み込みすると、以下のように [[ ]] で囲まれたコードが発行される。
投票コード発行後
 投票コードを取得したら、投票所@2ch掲示板(http://changi.2ch.net/vote/index.html)中の、「アニメ最萌トーナメント2008 投票スレRoundxx」(※xxは、数字。最も大きい数字が最新の投票所。)にて投票を行う。たいがい上の方にスレッドがあるので、すぐ見つかるであろう。
 投票の書式は以下の通り。

[[ (取得したコード) ]]
<<仁科りえ@CLANNAD>>

 尚、二次予選までは9人まで投票可能であるので、8/9エントリー者のリストからあと8人選んで一緒に投票することが出来る。その場合は、例えばこんな形になる。

[[ (取得したコード) ]]
<<仁科りえ@CLANNAD>>
<<白河ななか@D.C.II ~ダ・カーポII~>>
<<稲森光香(みかん)@がくえんゆーとぴあ まなびストレート!>>
<<マキ@みなみけ シリーズ>>
<<セシル・クルーミー@コードギアス 反逆のルルーシュ R2>>
<<幻想世界の少女@CLANNAD>>
<<磯野フネ@サザエさん>>
<<加賀愛@さよなら絶望先生>>
<<向坂環@ToHeart2 シリーズ>>

 ということで。何卒仁科りえをよろしくお願いします。投票コードの申請期限は実質21時までなので、投票はお早めに。
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アニメ最萌2008


 アニメイトの行列の様子をHT君に実況メールを送ったら「こんなメール送ってくれるな」と言われてかなり凹んでいる荒野草途伸です。
 まあ、送るな言うんだったら送らないけどさ・・・なんか彼最近昔と言動が違うから、どう対応して良いか解らんよ・・・。
 とまあ、プライベートな愚痴は置いといて。もっと楽しいネット上の祭典の話をしよう。
 アニメ最萌トーナメント2008
 http://friend.45.kg/saimoe2008/
 まあ、ここ数年毎年行われている、この一年間に放映・後悔されたアニメの女性キャラクターの総評価の場と言ったところか。
 とはいえ、作品そのものの評価・人気も少なからず(というか、かなり?)入ってくるので、結構業界人も注目しているイベントなのでは? という気がしている。
 このトーナメントで上位入賞したキャラが出る作品は、だいたいトーナメント終了後、続編の制作が決定してますから。
 そんなわけで、コミケに並ぶ夏のオタ風物詩に成長しつつあるアニメ最萌。今回は、CLANNADキャラが出場しているということで、荒野草途伸も結構本腰入れたいところですよ。(入れる、ではなく、入れたい、というあたりが何とも…だが)
 ということで。とりあえず第1目標。

 仁科りえ 優勝。

  ・・・いや、冗談抜きで、仁科は結構行くと思いますよ。原作と違ってアニメでは顔もちゃんと出てたわけだし。でも、あれ、仁科りえってアニメではどんな姿してたっけ。いかん、ちょっとDVD見直して確認せねば・・・。
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アニメイト那覇国際通り店オープン


アニメイト那覇国際通り店オープン
 正直、コミケよりきつかった。(開店初日に行ってみての感想)
http://www.animate.co.jp/animate/map/west/naha/naha.html
 朝10時から開店ってあったのでまあ11時過ぎくらいに行けば早朝待機組の行列もはけて丁度いいだろう、ぐらいの気持ちで10時半ぐらいに家を出て23番の久茂地経由のバスに乗った。しまった松尾バス停が最寄りなんだからすぐ後に着ていた21番の牧志経由に乗った方が良かったんだと気づくも時既に遅しで仕方ないから県庁北口で降りて国際通りを歩いていったら、海邦銀行を過ぎた交差点の向こうにアニメイトの小さな看板が。
 おおここかと入ろうとしたら入り口の前になんかものすごい数の人の群れが。傍らを見るとそこにもなんか行列が出来ていて、「最前列」とかある。どうやら、入店待ちの行列らしい。
 通りを見渡すと、葉留佳地平線の佳奈多・・・とまでは行かなくとも、目視できる範囲まで行列が続いていることはわかる。一体これは何事だと、もし自分が情報を知らなかったら叫んでしまっているレベルだ。私が沖縄を知るこの10数年で、国際通りでこんな行列が出来ていたことなど、記憶にない。ましてや、今や観光客専門商店街と化し地元民向けの店がほとんど無くなってしまったこの国際通りで。
 何はともあれ、最後尾を目指してみる。結局、100m先の、JAL CITY沖縄がある交差点まで行って、さらにそこから路地に入って50m過ぎて、ようやく最後尾にたどり着けた。最後尾の看板に、「3時間待ち」とある。
 そして看板を持ったお兄さんから説明を受ける。来客数が多いので、20分の入店制限を行っているとのこと。て言うか、3時間?と、改めて考えてみる。3時間待ちというのはいくら何でも想定外だ。炎天下というほどの気温ではなかったが、沖縄の日差しはしっかりと頭上から照らし尽くしてくれている。帽子も水も、何の準備もしてきていない。だが。何故か迷うこともなく、私は列に並び始めていた。やはり鬱状態で判断力が鈍っているのだろう。
 暇だからiAcnにメールしたら、「クリスピークリームみたいだ」と返信が返ってくる。
 そして待つこと20分。やっと、列が少し動く。入店制限20分だから20分おきに人を入れ替えてそれで列が動く、ということのようだ。そう考えると3時間というのもあながち誇張ではないようだ。
 3時間って言ったら、コミケで7時に列に並び始めて10時に入場するのに匹敵する時間じゃないか。それを考えると、

コミックマーケット = アニメイト那覇国際通り店

 という等式が成り立つ。
 ラジオ沖縄が取材に来ていた。当然だ、何しろコミケ並みなのだから。
 そして、遅々として列は進む。途中の、波照間という居酒屋(?)の前に、こんな看板が立っていた。
アニメイトのレシート持参で1ドリンクサービス
 さすがウチナーンチュ。商魂たくましい。
 14:20頃。ようやく、通りの行列から建物前の集団に昇格する。隣の、大学生ぐらいの女子二人組がこんな会話をしていた。
「総入れ替えなら時間指定した整理券配ってくれればいいのに」
「ここまで並ぶなんて想定してなかったんじゃない?」
 うむ。確かに、誰も想像していなかっただろう。たかが南の島の30万都市にアニメショップが開店したぐらいで、こんなに人が押し寄せるなんて。私も想定していなかった。沖縄に、こんなにたくさんのオタクがいるなんて。
 だが、考えてみれば昨年エヴァンゲリオンの新劇場版が公開されたときも、立ち見の行列が出来ていたのだ。コンベンションのコミックライブでも、サークル数こそ少ないものの入場者自体は結構な数が並んでいてカタログが売り切れるくらいである。潜在的需要はあるのだ。
 そもそも、那覇市の人口は確かに30万だが、那覇都市圏として考えるとその人口は75万人に達するのだ。合併すれば政令指定都市に移行できるレベルである。大都市には必ず少なからぬオタクが生息する。にもかかわらず、沖縄にはこれまで彼らの需要欲求を満たす対象がほとんど存在しなかったのだ。
 故に、この行列はまさに、現代沖縄人民のフラストレーションを象徴するものであるとすら言えるのだ。
 14:47。ようやく、建物の中に入れてもらえる。これで入店…かと思いきや、4Fのフロアに、また謎の人海が。今度は座っている。どうやら、またここで待たされるらしい。文字通り気が遠くなりそうだったが、座れたので、ぶっ倒れて人に迷惑をかけることは避けることが出来た。
 自分たちが座っている集団の目の前に、さらに別の集団が座り込んでいる。ひょっとして、さらにあそこに並ばされるのかと思ったが、40分ほど待った後彼らを横目に店内に入れてもらえた。最終的に、4時間半待ちだったことになる。
 4時間半と言えば朝5時半にコミケ会場の入場列に並び始めて10時に一番乗りで大手サークルを目指すレベルである。実際にはそこまでやる人間は稀少であることを考えると、

コミックマーケット ≦ アニメイト那覇国際通り店

 という不等式が成り立つ。
 店内の様子は後述。とにかく、ざっと見て回ることしかできない。て言うか、レジ待ちの行列が凄くてまともに商品を見て回る事何て出来やしない。どうせ20分しか時間が無いし、店内の様子だけ把握して電撃G’sだけ買ってくことにして、レジ待ち列に並んだ。
 そして20分。
 先ほどの待機フロアに再び通される。そして、先ほど眼前にあった集団の中に加えられる。レジ待ち組の待機プールだった。レジ精算を座って行列待ちするのは、いくら何でも初めてだ。
 大昔に作ったポイントカードの精算に手間取ったこともあって、最終的にレジ精算が終わって建物を出たのは、17時前。外にはまだ、行列が残っていた。
 一息入れようとパレット久茂地の方に向かうと、噴水の前で青い袋を手にした女子二人が座っていた。青い袋とはつまり、アニメイトのビニール袋である。理屈抜きで、「同志だ」と感じた。
 
 その後、別件を済ませてバスで帰る途中、店の前を見たら、列は20mほどに縮小していた。それでも、列が20mということは建物前と建物内にまだかなりの人数がいたという事だ。
 閉店までにさばき切れたのだろうか…? と余計な心配をしつつ帰路に。
 ちなみに店内の様子であるが、店自体は決して広くはない。広くない上に、フロアの半分以上をコミック・雑誌のコーナーが占めてしまっており、CDやグッズの占める割合が少ないなと感じた。
 ぶっちゃけ、サンデーだのジャンプコミックスだのといったメジャーな本や雑誌はよその書店で手に入るのだから、そんなもので貴重なスペース消費したりせずにもっとCDとか充実させて欲しいと思った。
 ただ、少ないスペースの中で画材や同人誌までも扱っており、手広く商材を揃える意欲は感じられた。今回はある意味非常時だが、もう少し客入りが落ち着けば、待機列用に使ってしまっているスペースを店舗用として拡張することも出来るし、そうすれば結構な品揃えが実現できると思う。需要があることは今日一日で証明されたのだから、是非努力していただきたい。
 と、まあ店の感想も書いてみた。なんにせよ、アニメイトが沖縄に出来たことは歓迎である。日経も沖縄で印刷が始まるし、次はいよいよテレビ東京系列の沖縄進出カナ?カナ?
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12月のイベントと言えばですネ


 とりあえず12月になってもう二日経った。
 今月の予定は会社のパーティとお見合いパーティと休日出勤(24日)と、冬コミだ。
 ということで、冬コミ。今回の目的は、とにかく夏に発売された「リトルバスターズ」がメインである。ということで、私の期待を述べさせていただく。
「理樹は総受け! って言ってもいわゆるBLの総受けではなく。
 理樹が女の子にいぢめられて押し倒されてとか。とにかくそんな感じの希望!」
 ・・・まあ、こんな時期になって希望を述べたところで、同人作家さん達はとっくに原稿の仕上げに入っている時期だろうから、意味無いけど。
 ちなみに全然関係ないが、プリウスの納車は15日以降。もしかしたら年末、最悪年明け?らしい。
 ・・・いいんだ、べつに。24日は出勤だし。コミケは東京の有明だから浦添から車で行くのは無理だし。
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ハジにはすのこがよく利くらしいよ


 樫田レオの正体は涼元悠一だと思うけど、イシカワタカシの正体は今だによくわからない荒野草途伸です。ごるべりあを。
 夕立のせいで布団がびしょ濡れになり昨晩は布団なしで寝た所為で睡眠不足な私の元に、「すのこタン。」が届いた。
 (すのこタン。の詳細はこちら
 とにかく眠かったのだが、すのこだし、敷くだけで済むからと思い、開封してみた。

すのこタン。パッケージ外観

 あれ?ゲームソフト? 頼んだの確か、「すのこ」のはずなんだけど。

すのこタン。パッケージ外観

 よかった、中身はちゃんと「すのこ」だった。ちなみに取説とか応募券とか付いてるが、今日はもう、それはいいや。
 とりあえず、ノートPCの下に敷いてみる。

すのこタン。パッケージ外観

 うーん。横置きだと何故か、安定が悪い。しかしこれはどうやらノートPCの方に問題があるようで、どうも底面の中央あたりにゴムの突起が付いてるのが原因らしい。
 なので、今度はすのこを縦置きにして、突起がちょうど隙間にはまるように置いてみた。

すのこタン。パッケージ外観

 うむ。今度は安定した。若干ノートPCの下からすのこがはみ出てしまっているが、それは気にしないことにしよう。
 使い勝手は、悪くない。軽いから、動かすときも苦にならない。
 だが。ここで一つ、気がついたことがある。今回、上の写真にあるように、「すのこタン」のイラスト付きのタイプを買ったのだが。
 これじゃ、イラストの意味が無え・・ッ・!
 通販サイトのFAQによると、「ある程度売れて印刷の版代等が償却できたら」という文言があるので、どうやらこのイラストの印刷にかなりの費用がかかっているようなのだが。
 これでは報われない。
 かといって、イラストが見えるような置き方をすれば、今度はすのことして全く用を為さなくなってしまうので、当分はこのままで使い続けることにする。
 て言うか、眠い。今日は、他にも書いた文章が消えてしまっていたりと凹むことがあったので、もうさっさと寝る。すのこに萌えてる余裕なんて、無い。今日は。
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新感覚癒し系プロレタリアート萌えキャラ


 数週前のことだが。ネット(というか葉鍵板。最近、葉鍵板に情報を依存している自分が非常に情けない。)で、「涼宮ハルヒを使って杏さん党否共産党の宣伝ポスターを作った」という噂を聞いて、ちょっと見てみた。
 元々作ったところは、(どこぞの頭の悪い集団に襲撃にあったのか)既に閉鎖されてしまっていたが。別のブログでそのことに言及されていて、画像もあったので、とりあえず見てみた。
護憲派のイメージ戦略左翼というのはプライドたりえるのだろうか
 ・・・まあ。これの内容については、とにかく見て貰った方がいいだろう。オタコミュニティの基本知識を持ち合わせていない人には、少々オチがわかりづらいかもしれないが。あーそれと、最近の共産党の活動も知識としてあった方がいいかな。
 このブログ自体の言いたいことは、「アニメ素材を宣伝にしてアニメファンを取り込みたいなら、まずお前がその素材を十分に理解しろと」いう、至極まともなもので。
 左翼に限らず、今の政治家・政治運動家全般に欠けている事への痛烈な批判だ、と受け取っております。アニメに限らずね。もっと、一般国民の生活の実情を、もっと良く理解しなさいよと。
 で。本題。こっちが本題ですよ?
 上記の一連の流れにはとんでもない弱点があって、「商業著作物を、無断で二次利用している」というとこなんですね。まあ、角川とかその辺が訴えない限り、一応大丈夫ではあるんですが。逆に言えば、いつ足下を掬われるかわからない状況にあるわけです。
 まあ、普通に商業一次創作者は、二次創作に対して厳しい目をしますからね。なので。そういうリスクを避けるためにも、二次創作はできれば使わない方がいいです。
 しかし。一次創作、すなわちオリジナル作品であれば、そんな心配は全く無用です。だって自分で作っちゃえば、著作権は自分のものになっちゃうんだもの。どうしようと自分の勝手。素晴らしい。一次創作万歳。コミケも一次創作中心に原点回帰すべきだ。
 と、いうわけで。この私、荒野草途伸が。共産党の夏の参院選に向けて、一つとびっきりの萌えキャラを考案してやろうじゃあありませんか。
基本設定:
名前:
赤原 共(あかはら とも) 通称「共さん」
年齢:
23歳 いわゆる萌えキャラの年齢が10代中心な事考えるとちょっと高年齢だけど、逆に選挙権持ってる成人以上の層をターゲットにしているということで、ちょっと年齢高め
職業:
派遣の事務員。兼、派遣ユニオンの支部委員長 (本人は嫌がったのだが、周りからは頼られてしまっているというキャラ設定上、断れきれなかった。引き受けたときの台詞「わ、わかったわよ。あんた達があんまり頼りないから、だから3ヶ月だけ引き受けるんだからねっ!」ちなみに既に就任して半年以上経っている)
性格:
ツンデレ。恋愛面だけでなく、普通の人間関係にもその傾向が顕著に表れるため、少々困りもの。
気が強い。
だが面倒見はいい。
異性や恋愛はまだちょっと苦手。
外見:
スーツにツインテール23歳の大人としてその髪型はどうかという意見もあったが、今のところ似合っているので、あまりうるさくは言われてはいない。髪はリボンとかではなく、目立たない髪留めを使っている。スーツの方に軽くリボンをあしらうことはある。
愛読書:
日本共産党関係の出版物(組合活動を通じて共産党とも深く交わるようになり、最近になって政策の勉強をし始めたため
週刊少年ジャンプ テニプリとか銀魂とかが大好き
同人誌各種 恋愛関係は未熟で、普通の男の子とまともに恋愛関係を構築することが難しいため、こういう書物で済ませている。
趣味:
(敢えてここでは書かない)
 で。これらの基本設定を踏まえた上で、彼女「赤原 共」のイラストを、この私めが起こしてみました!

赤原 共
さあ、萌えろ!!

 ・・・うん。わかってるよ。こんなんじゃ全然ダメだって事ぐらいね。絵を本職にしてきたわけでもないしさ、それどころか趣味としてやってきたわけですらないからさ、こんなのしか描けないんだよ。
「べっ、別に民主党と協力したい訳じゃないんだからねっ」とか、そういう台詞も考えていたんだが・・・。
 絵がこんな有様じゃ、ちょっとね。
 お願いだから、誰か絵心のある人が書き直してくれないかなあ・・・?著作権とか、もうどうでもいいから。
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改蔵人間X


 ミスト様の噂を聞いてDSが欲しくなった荒野草途伸です。
 俺は監視されている。
(参考:
 http://www.q-ice.com/diary/d0608.htm
 http://ukgk.g.hatena.ne.jp/SatoM/20061001

 そんなこととは全然関係ないのですが、この間職場の飲み会でとある話を持ちかけられました。
 なんでも、東京本社のMさんという人が昔はバッとしない見た目だったのをみんなで寄ってかかって思想改造教育的指導を施した結果冬山にスキーに行きたがるくらい中身まで変貌してしまった、だから今度はそれを自分(=荒野草途伸)にもやりたいという、まあ要するにあの21世紀初頭に某掲示板から発生したファンタジーであるところの“電車男”的行動を自分達も取ってみたいという、そういう内容だと私は解釈した。
 つまり
 俺は改造されようとしている。
 改造人間といえば一番有名なのは石ノ森章太郎氏原作の仮面ライダーシリーズである。 実は自分は仮面ライダーはあまり詳しくはないのだが、あれは確か悪の組織に体の半分を機械にされつつも魂は失うことなくそして組織に抵抗し続け世界の平和と自分自身を守り通すという感動の物語であり、改造人間になるということはつまり自分がその仮面ライダーと同等になるということである。世界平和は自分にとってライフワークであるべきはずだったわけだし。それに普段の通勤にも電動自転車を使っている、ライダーというのはバイク乗りのことだし、バイクというのは世間ではガソリンエンジンで動くバイクのことを指すことが多いが本来は自転車のことを指す言葉なわけだし。
 うむ。そう考えると、悪い話ではない。
 「服と眼鏡を新調するべきです。」
 なるほど、変身用スーツですな。いやそれはともかく、眼鏡は買ったばかりなのだが。服は確かに買うべきだとは思っていた。
 「美容院に行きましょう。髪型一つでイケメンになれます。」
 イケメン。平成ライダーですか?小さなお子様よりもむしろ家庭の主婦に大人気だという、あの。
 「車を買うべきですよ。チャリじゃなく。」
 新メカですか?!いきなり新メカっすか?!まだ始まってもいないのに!それはスポンサーの意向ですか?
 「ちなみにMさんは、スーツと眼鏡と美容院と猫背の矯正で、20万円ほどかかりました。」
 猫背の矯正!やはり肉体的改造が必須なのですね?!
 やっぱり不安になってきた。て言うか自分、仮面ライダーオタじゃなくて鍵っ子だし。実は仮面ライダーじゃなくて裏番組の花の子ルンルンを見てたクチだし。変身とかできなくてもいいです。やっぱいいです。怖いです。
 「とりあえず車はいいから、服と美容院は行きましょう。」
 退く気は無いらしい。
 まあ、あんまり頑強に抵抗しても人間関係を損なうだけだし。服が欲しかったのは確かに事実だし。それで鍵オタとしての誇りが失われるわけでもないし。ここは、ひとまず呑んでおこう。
 とりあえず、3月の第3週(17日)に予定を入れることで話が付いた。
 後日、主犯のKさんからメールが来た。
「昨日美容院に行ってIさん(=荒野草途伸)のことは話しておきました。
 かなり楽しみにしています。」
 どう調理してやろうかと、手ぐすね引いて待っているらしい。
 どうなってしまうんだ。
 結果は2週間後。


また一つの星が墜ちた…


 マンガ評論家の米沢嘉博さん死去 コミケ代表長く務める
 コミックマーケット準備会とは、毎年夏と冬東京・有明で行われているコミックマーケット(通称コミケ)の主催団体。その代表である米澤氏が亡くなってしまった。
 準備会の公式発表
 53歳って、あまりにも早すぎです。死因は肺ガンとのこと。煙草くわえたイラストがトレードマークだったくらいだから、かなり吸う人だったんでしょうが・・・。
 コミケの成立当初からずっとこの分野で尽力してきた人らしいので。特に同人系の人達にはかなりショックな話なのではないだろうか。
 これで、また一つの時代が終わるということなんでしょうか。
 故人の冥福をお祈りいたします。
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