クドわふたー」カテゴリーアーカイブ

ぼっちが招待カードを手に入れるには


ダメ元で、blogで見ず知らずの他人に招待リンクをクリックして貰うしか無いのかもしれません。

モバゲーのリトルバスターズ!カードミッション で、新規加入者を3人招待すると招待限定の二木佳奈多のカードが貰えるので、以下のアドレスから登録して貰えると助かります。。。


http://sp.mbga.jp/_pf_invitation_landing?app_id=12012397&code=XHGdTtk%2BKZLRyraj6iKS0%2ByaAjJKRgxXGAhB0qqzaIk

(!スマホからでないとエラーではじかれます)


草途伸さん的ウクライナまとめ


 そもそもロシア連邦を含む旧ソ連圏の殆どは、かつてモンゴル帝国の支配下にあった土地だった。例外がバルト三国。旧ソ連圏以外だと、ハンガリー(ハンの国)とかシリアやイラクの辺りも、モンゴル帝国だった。
 何でロシアがシリアに固執するのかは、この辺に理由があるかもしれない。

 ロシア(ルーシ)というのはスラブ系よりもモンゴロイド系の血が濃い人が多く住む地のことで、ウクライナは逆にスラブ系の強い土地。ベラルーシ(白ロシア)はその中間。
 なので、ウクライナ人とロシア人は、潜在意識的になんか対立意識があるらしい。

クリミア半島は、元々はモンゴル帝国最後の末裔だったクリミア・ハン国があった場所。その末裔がクリミア・タタールだと言ってる文書もあるけど、違うと言ってる文書もあるし、その辺は良くわからん。
 ロシアからしたら、かつて自分らを支配していたモンゴル帝国からの解放を完遂させたのがクリミアなので、特別な思い入れがあるのかもしれない。

 しかしソ連時代に、ソ連に限らないけど当時の社会主義国は民族主義からの脱却に力を注いでいたので、当時の指導者フルシチョフがロシアとウクライナを仲良くさせる為にクリミア半島をウクライナに移譲させた。と、昔の文献で読んだが、最近読んだ文書だと、単にクリミアの維持費を捻出するのがめんどくさくなったので経済力のあるウクライナに押しつけただけ、とか書いてあった。どっちがほんとなんだか。

 ここまでが20世紀の頃の話。

 で、現在。どうも状況を見るに、ロシアとしてはセバストポリの海軍基地さえ確保できればそれ以上は望んでいない印象がある。
 過去にも旧ソ連圏の独立共和国のロシア人地区がロシア編入を求めたことがあったけど、結局ロシアはのらりくらりでかわして編入を回避している。そりゃそうだ、編入したら経済的にも軍事的にも面倒見ないといけなくなるもん。

 この理屈で行けば、ウクライナだってセヴァストポリの海軍基地以外はロシアに何のメリットもないから、あんまり問題を大きくしたくなかった。だから、ヤヌコビッチがロシアに亡命しようとしたとき、最初は拒否した。

 ところが、どういう風の吹き回しか、ヤヌコビッチを受け入れてしまった。欧米のどっかか、或いは日本が受け入れてくれると踏んでいたのにどこも受け入れようとしないもんだから、しょうが無いから引き受けたんだろうか。これは憶測。
 受け入れたら今度はヤヌコビッチがロシアはウクライナに軍事介入しろと騒ぎ出して、プーチンもタカ派で通してるからそういうの無視するわけにも行かず、ウクライナとの条約で2万ちょっとまでは兵士を駐留させていいことになってるから、海軍基地のあるセバストポリだけ制圧した。ウクライナが抵抗したらそれを口実にさっさと撤退するつもりだったのだろう。
 ところが、ウクライナの海軍司令官が速攻でロシアに投降するという想定外のことをしてくれたもんだから、引くに引けなくなってしまった。

 クリミアのロシア系住民はもう完全にロシア軍が来るもんだと期待しちまってるし、しょうがないからクリミアだけとりあえず占領した。

 一方欧州は、もともとティモシェンコ側に付いている、という建前になってはいるが、本音から言うと今の欧州にウクライナを経済的に支援する余裕なんかないし、本音ではロシアに支援を任せたいところ。とは言っても非民主的な体制を支援するのは欧州民主主義の本分に関わるので、とりあえずヤヌコビッチは追い出した。
 で、代わりに、投獄されていたティモシェンコが復活。

 アメリカはオバマ民主党が元々人権重視姿勢な上に、アメリカ国内では右翼利権のティーパーティがまだ健在でとにかく成果を上げたいし、最低限「弱腰」と見られては困るので、あんまり乗り気ではなかったけど欧州と歩調を合わせてロシアと対決姿勢をとることになった。

 ところが、ティモシェンコは牢屋の中にいて外部の状況をあまり知らされていなかったからなのか、空気読まない過激発言ばかり繰り返して、結局革命派が過激化してしまった。
 これに、クリミアを中心とするロシア系住民が不安を抱き、対立が激化。キエフは極右が事実上支配しちゃうし、さすがに極右の傀儡にされてはかなわんと、ティモシェンコは治療を理由にドイツに移動。

 つまり今、ウクライナは指導者不在。

 そこで困っちゃったのがロシア。というか、プーチン。プーチンとしては何もここまで問題を大きくするつもりはなかった。ウクライナのパイプライン止められたら、ロシア政府もガスプロムも困るんだから。輸出止めるぞって脅したところで、おお止めてみそ言われたら、もうそれ以降未来永劫ガス輸出出来なくなるかもしれないんだから。

 なので、ロシアとしては今切実に仲介役が欲しいところ。

 当てになる大国は、まずは中国。ロシアとは元々関係が深いし、シリア問題でもロシアの味方してくれたし、そのシリアの毒ガス処理の関係で、実はここの所中国海軍の艦船は黒海を動き回っている。

 ただ、逆に言えば、ウクライナから見れば中国はロシア寄りの国なので、中立的立場として仲介してもらおうという気には、ウクライナとしてはないだろう。というか、中国自身、少なくとも北京政府はアメリカと対立するような真似なんかしたくない。ただでさえ人民解放軍の過激分子押さえ込むのに必死なのに。
 なので中国は、国連安保理では味方してくれても、積極的に仲介役を引き受けてくれる状態では無い。

 そこで次に頼みにしたのが、日本。
 一応現時点では中立。なにより東欧に関して何の利害関係もない。

 なので、アベがソチ五輪の開会式に来たときは、プーチンは大歓迎だった。

 しかし。ロシアはわかっていなかった。今の日本の首相は、世界史上たぐい稀にみるアホ宰相なんだということを。
 アホ宰相アベシンゾウは、ウクライナ問題を仲介するどころか、ソチ五輪をただの観光旅行と勘違いしていたようだ。

 その後もロシアとウクライナの関係を仲介する動きなどさらさら無く、数日前にようやく、外務省の官僚を「調査」に送っただけというお粗末ぶり。ここまでの事態になったら、政務官クラスぐらいおくりこまないかんような状況なのに、甲信越雪害時の反省もなくまたしても得意げにパラリンピックの選手に電話をかけている始末である。

 さて。じゃあどうしたらいいのか。可能性はきわめて低いとは言え、アメリカ海軍も黒海に入りだしているし、第3時世界大戦の引き金になる可能性だって、0ではない。0ではない、ってレベルだと信じたいけど。

 平和的解決を模索するなら、どうしたらいいのか。国連は安保理が分裂するの分かり切ってるからね。スイスは永世中立だから国際紛争には直接介入できないし。やっぱり日本が動くしかない。
 でも、今の日本はアホ総理だ。問題解決能力なんてありゃしない。そもそも問題をちゃんと理解しているかすら疑問だ。
 副総理の麻生は、一応問題はちゃんと理解しているようだが、なにぶんこの人はどうも発想が冷戦時代のままな傾向があるし、そもそも親米で通ってるから、解決に導けるかはちょっと疑問。

 ここからは、ちょっとキワモノな文章になる、予め言っとく。


 と、なると。
 日本が政権交代して、自民党以外からロシアともウクライナとも中立の立場をとれる首相を選び出すしかないんですよねえ。

 勿論、それは民主党じゃない。維新でも渡辺党でも小沢党でも分裂の党でもない。

 だめ押しで言いますが、ロシアもウクライナも、旧ソ連です。そして、そういう国々と「野党外交」ってえのをやってきた政党が、1個だけあるんですね。
 しかも最近、アメリカのオバマ民主党とも結構仲がいい。欧州からも中国からも一目置かれている。

 はい。共産党です。日本共産党でも志井共産党でも、呼び方は何でもよろしい。
 ロシア・ウクライナ問題を解決するためには、中立の立場で仲介できる日本が動く必要があって、しかもその為には、日本の政権政党を日本共産党に変えないといけないんです。


 えらいことになったね。アベが無能すぎるのがいけないんだけどね。

 でももっと悲惨なのは、こんな無能で恥さらしな首相を、半分以上の日本人が支持してるって事。

 恥ずかしくないの? ねえ、恥ずかしいと思わないの? 恥知らずなの? 日本人って。

 反論はいくらでもどうぞ。ただし、ちゃんと反「論」してね。

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カードミッション冬期集計


 別に誰に頼まれたわけでも無い、リトルバスターズ!カードミッションのデッキ集計。ソシャゲの楽しみ方は人それぞれというか、これ以外に楽しみが無いというか(オイ)。
 今回は、事前に年末年始に集計すると予告して、プロフィール欄にも調査中であることを明記していたので、こいつ何なんだというのは随分減ったかと思う。むしろわざわざデッキ公開してくれた協力的な人もいるくらいで。
 ただ、当初の予定ではこの連休中も調査して週明けぐらいまでのデータを取るつもりだったのだが。妹が帰省してきた(1/6付文書参照)のと、1/9からガードイベントが始まってしまった(挑むと相手の守ポイントが減るので普通にイベント妨害になる)ので、予定を切り上げざるを得なかった。
 とはいえ、デッキ公開している人が結構いたのと、攻可能状態(攻コストが1割以上)になったらすぐに次の調査をするようにしたので、サンプル数は結構確保できた。調査目的なんだから勝ち負け関係ないしね。
 とはいえ、自分のアカウントが結構なレベルに行ってしまった所為で、レベル60未満の人の非公開デッキは調査できなかった。…こりゃあ、もし次やるんだったら、3つ目のアカウントが必要になってくるか…?
 てことで。まずは総合計と、キャプテン-メンバー別の結果。
キャプテン メンバー 総合計
枚数 比率 枚数 比率 枚数 比率
佳奈多  90 15.63 小毬 501 10.89 クド 561 11.28
クド  71 12.33 492 10.70 佳奈多 550 11.06
 57 9.90 クド 490 10.65 549 11.04
沙耶  56 9.72 佳奈多 460 10.00 小毬 541 10.88
美魚  45 7.81 美魚 402 8.74 美魚 447 8.99
葉留佳  42 7.29 唯湖 361 7.85 葉留佳 402 8.08
小毬  40 6.94 葉留佳 360 7.83 唯湖 392 7.88
恭介  35 6.08 沙耶 278 6.04 沙耶 334 6.71
唯湖  31 5.38 202 4.39 佐々美 222 4.46
あーちゃん先輩  22 3.82 佐々美 201 4.37 178 3.58
佐々美  21 3.65 163 3.54 恭介 166 3.34
 15 2.60 あーちゃん 137 2.98 あーちゃん先輩 159 3.20
理樹  11 1.91 恭介 132 2.87 理樹 136 2.73
旧メンバー  10 1.74 理樹 125 2.72 真人  65 1.31
真人   7 1.22 真人  58 1.26 謙吾  52 1.05
謙吾   6 1.04 謙吾  46 1.00 美鳥  39 0.78
古式   5 0.87 美鳥  38 0.83 古式  29 0.58
杉並   3 0.52 咲子  26 0.57 咲子  26 0.52
椎菜   3 0.52 古式  24 0.52 憂希  24 0.48
憂希   2 0.35 憂希  22 0.48 旧メンバー  21 0.42
時風   1 0.17  20 0.43  20 0.40
美鳥   1 0.17 由香里  17 0.37 由香里  17 0.34
斉藤   1 0.17 チェルヌシ  14 0.30 チェルヌシカ  14 0.28
旧メンバー  11 0.24 時風   9 0.18
時風   8 0.17 杉並   9 0.18
杉並   6 0.13 椎菜   7 0.14
椎菜   4 0.09 小次郎   3 0.06
小次郎   3 0.06 斉藤   1 0.02
合計 576 合計 4600 合計 4974
 一応順位はついているけど、数値を見て貰えればわかるように、上位4人が誤差の範囲内の横一線。小毬がキャプテンで弱くメンバーで数を稼いでいて、逆にクド佳奈多はキャプテンでの採用率が多い、という特徴はあるが。
 前回データと比較すると、小毬が下がった分、鈴に流れている傾向があるようだ。アニメ2期放送直後だからかなあ。そうすると、3月とか4月辺りに調査したら、沙耶が上に来るんだろうか。
 あと、前回まで時風を恭介としてカウントしていたが、今回は分けて集計した。…とは言え、あまり影響を及ぼすような数字では無いが。「射的の名手」とか、なんで使ってる人いないんだろうね…。
 あと大きな違いとして、前回集計の途中から参戦した初ちゃんが、今回大躍進。まさかの恭介あーちゃん先輩越え。そして杉並睦実と、旧メンバー集合カードが参戦。
 ここで、1回目から3回目の総合計の比率をグラフにしてみた。
 へえ。こんな結果になるのか。これをグラフ線の動きでグループ化すると
{クド、小毬、恭介、美鳥}(漸減型)
{美魚、唯湖、あーちゃん先輩}(第2回強かった)
{鈴}(第2回に急落後復活)
{佳奈多}(第2回急進後安定)
{葉留佳、沙耶}(漸増型)
{初}(後発急増型)
{佐々美、理樹、真人、謙吾}(横ばい型)
 となる。カードの出回り状況にも左右されてるんだろうけど。そういえば、美魚や唯湖は夏のイベントの時のカードずっと使ってる人が多かった気がするなあ。…でも、それをずっと使い続けてるわけだしなあ。
 そして男女別集計。
女性 男性
枚数 比率 枚数 比率
120 10.99 クド 429 11.64
クド 119 10.90 佳奈多 419 11.37
小毬 117 10.71 413 11.21
佳奈多 107 9.80 小毬 402 10.91
美魚 105 9.62 葉留佳   328 8.90
唯湖  95 8.70 美魚 316 8.58
佐々美      65 5.95 唯湖 273 7.41
理樹       62 5.68 沙耶    262 7.11
葉留佳      64 5.86 佐々美   150 4.07
沙耶       52 4.76 初     142 3.85
恭介       51 4.67 あーちゃん 128 3.47
初        30 2.75 恭介    107 2.90
あーちゃん先輩  24 2.20 理樹     70 1.90
謙吾  18 1.65 真人  48 1.30
真人  17 1.56 謙吾  34 0.92
美鳥       14 1.28 古式     25 0.68
憂希   6 0.55 美鳥     23 0.62
咲子   5 0.46 咲子  21 0.57
旧メンバー   4 0.37 憂希  18 0.49
由香里   4 0.37  16 0.43
  3 0.27 旧メンバー  15 0.41
チェルヌシカ   3 0.27 由香里  13 0.35
時風   3 0.27 チェルヌシ  11 0.30
古式        2 0.18 杉並   8 0.22
椎菜   1 0.09 時風   6 0.16
0.00 椎菜   6 0.16
杉並   1 0.09 小次郎   1 0.03
0.00 0.00
斉藤   1 0.03
合計 1092 合計 3685
 …あれえ? 前回の調査だと、はるかなは女性に支えられてるって結果が出てたんだけど。これ見ると逆になってる…。というか、女性=アサルト、男性=カオス、ってパターンになってるのかこれ。うん、確かにカオス組の女性がいっぱい引退宣言出してたような気がするし、一方でカオス組の男性(=中身はるちん)は何か相変わらずだし。…でも全体の男女比は8:2であんま変わらないんだよなあ。
 個別で見ると。女性陣は、全体的に少しづつ下がってるけど、とりわけ小毬佳奈多の落ちが大きいと。その代わり鈴の伸びが大きく、他に佐々美理樹初あーちゃん先輩が伸びてる。うーん。鈴理樹はアニメの影響だろうけど、他はなんだろう。
 男性陣は、逆に全体的に微増になってる分、小毬クド美魚あーちゃん先輩が落ちてる。特に美魚の落ちがヒドイ…。美魚派は古参が多いし、古参の人は鍵これに流れてるって言うから、その所為だろうか。いや、私だってKanon以来の古参だし、そもそも当初は美魚派を名乗ってたんだけどね…。
 うーん。なかなか面白い、戦国状態。…ああ、いっそそういうゲームにしちゃえば、ゲーム自体もっと人気出たのかもね。わからんけど。
 で、次の調査は…続いてたらたぶんやるけど。続くのかね? 何かVAは終了させたがってる、というか鍵これに誘導したくて仕方ないみたいな感じするけど。いや、鍵これこそ一体何をすればいいの? って感じだし、それ以前にブラウザが落ちるの全然直ってないし…。年明けに久々にログインしたら、それだけで1200位に付けちゃったんだけど、さもありなん、って感じだしなあ。
 まあ、美少女ソシャゲーコンテスト? だっけ? 佳奈多がランクインしてた奴。あれで佳奈多が勝ち上がるようなら、また考えるけどねえ。

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リトバス2期Reflain~第11話~感想~


 1985年1月28日。長野県長野市の大安寺橋で日本福祉大学の学生らを乗せたバスが川に転落し、乗客の半分以上が死亡する大事故がありました。全国的な扱いはどうだったのかわかりませんが、東海地方では連日ニュースで取り上げられ、小学生の間でも話題になる程でした。
 当時三重県伊勢市に住んでいた11歳の麻枝准少年は、この事故を見て何を思ったのでしょうか。

 11話。1期からの通算で35話目にして、ついにリトバスの世界観が明らかにされました。…というには、ちょっとあっさり流してしまった気もしますが。
 …いや、違いますね。原作だとここで全部説明しきってるんですけど、アニメはこの辺りで改変入れてることが確定したので。まだ全部じゃないです。
 次回は小毬の、原作で言うところの「最後のゆめ」に該当する話になるわけですけど。このお話、1期24話で既にやってるんですね。なんか中途半端な形で終わりましたけど。なので次回は、この続きをやることになるのでしょう。

 前回の記事で3つ挙げた疑問点のうち、2つはこれで解決することになるでしょう。もう一つも…おそらく次回で回収するんじゃないでしょうか。とことん恭介視点であり、恭介の驕りと焦りがダイレクトに世界に繁栄されてしまっている。といったところなのかな。

 それを象徴するかのような恭介の台詞が一つあります。「鈴は可愛い女の子。ずっと側で見ていたかった」。いや、ただのブラコン発言だろといってしまえばそれまでなんですが。
 どういう意味にせよ恭介は鈴を溺愛していて、何が何でも鈴だけは助けたかった。から、鈴以外で唯一無事だった理樹に「鈴を守る使命」を植え込もうとして、その為に鈴かわいいよ鈴状態にしていた。というのがアニメの設定なのかな、と。原作だとこれは要素の一つであってもっと複雑な事情があるんですけど、そこは尺の都合とかで単純化されたんでしょう。
 他の人間を犠牲にし、理樹に一種の洗脳を施してまで、妹である鈴を守ろうとした。9話に出てきた「人の倫理を踏みにじり」という言葉の意味を、ここに置いているのかも知れません。

 エンディングタイトルが「遥か彼方」ですしね。だからこの曲は特別なんですよ…。

 アニメの内容とは外れてしまいますが、原作サイドからの補強点として。この恭介の今の心境と同じになっている子がもう一人いるんですね。二木佳奈多です。
 どういう経緯でこの世界に入ってきたのは今以て不明ですが、佳奈多ルートの台詞から、何が何でも妹の葉留佳を守り切るという意志を持ってこの世界に来ていることがわかります。発想は同じなんですが、目的は正反対なので、当然恭介と佳奈多は対立関係にあります。…というのは佳奈多編のお話になってしまうんですけど、どうせ深くやらないんだろうし。

 そして。この考え方自体に異議を唱えている子が、小毬になるわけですね。誰かを犠牲にして生きのこるなんておかしい、みんなで生きのこる方法を考えよう。小毬なら当然こう考えるはずです。
 だから恭介の裏をかいて鈴に何か吹き込んでるんですね。あと小毬と佳奈多は微妙に仲が悪い…って、これはアニメではやらなかったなあ、そういえば。

 さて。今回久々に女の子メンバーズが復帰しました。ずっとどこかに隠れて理樹と鈴を見守っていた。と、簡単に言ってしまえばそんなところでしょうか。そしてリトバスメンバーズの結集でこの世界が作られたことを恭介は語っています。映像的には、波紋の上を光の玉が飛び交う場面ですね。
 が、一方で恭介はこんな事も言っています。無数の光の玉が昇華していく廊下で、「みんなと過ごしたこの場所を見て回るか」と、こう言っているのです。リトバスメンバーだけじゃない。この世界にいた全員が、恭介に協力していた。ということが、ここからは読み取れます。
 1期で恭介は、野球の試合を行う為に、方々に頭を下げて回ったと語っています。表向きは試合への協力依頼ですが、これは裏側では、救済世界への協力を学校の生徒から関係者から、手当たり次第頼んで回っていた事の示唆でもあるわけです。佐々美一派や高宮勝沢も含まれるのか? 含まれるんでしょう。本人だからこそ、何度も何度もループさせられた高宮さんはブチ切れてるんです。
 この「手当たり次第頼んで回る」という描写は、クドわふたーでも出てきますね。こっちは対象が全地球規模になってましたけど。

 さて。次回は、謙吾にして「悪の化身」と言わしめる、小毬ちゃんのお話。全然関係ないけど、小毬のどSっぷりって美魚や佳奈多にも匹敵するような気もする。

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カードミッション秋期集計


カードミッション秋期集計

 前回6月に行ったカードミッションのデッキ集計を、また行ってみた。前回はまだ始まったばかりで、とにかく入手できるカードでデッキ組んでるだけ、というのが明らかだったが、スタートして半年近くたって、トレードシステムも始まったし、そろそろみんな好きなカードでデッキ組めてるだろう、ということで。

 データ収集の条件は以下の通り。
・9/2~10/24の、公開デッキ並びに対戦データを採取
・公開デッキは攻守共に記録、対戦データは守のみ記録
・キャプテンは攻守共通だが、それぞれ1レコードとして記録(結果、総合計には2倍でカウントされる)
・同じ人の重複データは無し。最も新しいものを採用。

 で、まずは全データの合計から。

キャプテン      メンバー      総合計    
クド    59 13.53 小毬    477 14.43 小毬    522 13.95
佳奈多   58 13.30 クド    419 12.67 クド    478 12.77
美魚    54 12.39 美魚    373 11.28 美魚    427 11.41
小毬    45 10.32 佳奈多   356 10.77 佳奈多   414 11.06
恭介    33 7.57 唯湖    312 9.44 唯湖    335 8.95
沙耶    33 7.57 鈴     268 8.11 鈴     295 7.88
葉留佳   30 6.88 葉留佳   229 6.93 葉留佳   259 6.92
鈴     27 6.19 沙耶    187 5.66 沙耶    220 5.88
唯湖    23 5.28 佐々美   152 4.60 恭介    170 4.54
あーちゃん 23 5.28 恭介    137 4.14 佐々美   169 4.52
佐々美   17 3.90 あーちゃん 126 3.81 あーちゃん 149 3.98
初     11 2.52 理樹     76 2.30 理樹     82 2.19
理樹     6 1.38 謙吾     37 1.12 謙吾     40 1.07
小次郎    3 0.69 美鳥     34 1.03 美鳥     35 0.94
謙吾     3 0.69 真人     30 0.91 初      34 0.91
古式     2 0.46 初      23 0.70 真人     32 0.86
憂希     2 0.46 古式     17 0.51 古式     19 0.51
真人     2 0.46 咲子     13 0.39 咲子     13 0.35
椎菜     2 0.46 令      12 0.36 令      12 0.32
チェルヌシ  2 0.46 由香里     8 0.24 チェルヌシ   9 0.24
美鳥     1 0.23 チェルヌシ   7 0.21 椎菜      9 0.24
咲子     0 0.00 椎菜      7 0.21 由香里     8 0.21
令      0 0.00 憂希      5 0.15 憂希      7 0.19
由香里    0 0.00 小次郎     1 0.03 小次郎     4 0.11
      436          3306          3742  
 う~ん。これが最新の人気順…って事なんだろうか??? だとしたら美魚の勢いがすごいな。3位って事になるよ。たかがメガネでぶっ叩かれてた頃とは隔世の感があるなあ。上り詰めたなあ。出世魚?
 で、美魚を含めて小毬クド佳奈多で4強、って事なんだろうか。…あれ? 恭介は? キャプテンだと5位に付けてるけど、メンバーがなんかいまいちだなあ。カードが出回ってない、って事も無いと思うけどなあ、だって自分結構恭介引いてるよ?
 この他には、集計中のイベントで初参戦してきた初の躍進がすごい。イベントで誰でも入手できた、と言ったって、人気無かったら使われることも無いだろうし。しかし、他のクドわふ組との差がすごいなあ。

 ちなみに、攻デッキ限定の順位はこちら。

キャプテン      メンバー      総合計    
佳奈多   10 13.89 小毬     82 14.48 小毬     90 14.11
美魚    10 13.89 美魚     67 11.83 美魚     77 12.07
クド     9 12.50 佳奈多    65 11.48 佳奈多    75 11.76
小毬     8 11.11 クド     56 9.893 クド     65 10.19
沙耶     6 8.33 葉留佳    52 9.187 葉留佳    56 8.78
佐々美    4 5.56 鈴      41 7.243 沙耶     47 7.37
葉留佳    4 5.56 沙耶     41 7.243 鈴      44 6.90
あーちゃん  4 5.56 佐々美    36 6.360 佐々美    40 6.27
唯湖     4 5.56 恭介     30 5.300 恭介     33 5.17
鈴      3 4.17 唯湖     24 4.240 唯湖     28 4.39
初      3 4.17 あーちゃん  23 4.063 あーちゃん  27 4.23
恭介     3 4.17 理樹     13 2.296 理樹     14 2.19
理樹     1 1.39 真人     11 1.943 真人     11 1.72
小次郎    1 1.39 チェルヌシ   5 0.883 チェルヌシ   6 0.94
憂希     1 1.39 謙吾      5 0.883 初       6 0.94
チェルヌシ  1 1.39 古式      4 0.706 謙吾      5 0.78
謙吾     0 0.00 美鳥      3 0.530 古式      4 0.63
古式     0 0.00 初       3 0.530 美鳥      3 0.47
真人     0 0.00 椎菜      2 0.353 椎菜      2 0.31
椎菜     0 0.00 由香里     1 0.176 憂希      2 0.31
美鳥     0 0.00 憂希      1 0.176 小次郎     2 0.31
咲子     0 0.00 小次郎     1 0.176 由香里     1 0.16
令      0 0.00 咲子      0   0 咲子      0 0.00
由香里    0 0.00 令       0   0 令       0 0.00
      72          566          638  
 「攻」だもんね! 当然こうなるよね!!

 次に、男女別に集計したデータを見てみる。

男性限定

キャプテン       メンバー合    総合計    
クド     50 14.16 小毬    386 14.50 小毬    420 13.93
佳奈多    45 12.75 クド    339 12.73 クド    389 12.90
美魚     44 12.46 美魚    306 11.50 美魚    350 11.61
小毬     34 9.63 佳奈多   261 9.80 佳奈多   306 10.15
恭介     29 8.22 唯湖    260 9.77 唯湖    278 9.22
沙耶     27 7.65 鈴     205 7.70 鈴     232 7.69
鈴      27 7.65 葉留佳   194 7.29 葉留佳   212 7.03
あーちゃん  23 6.52 沙耶    164 6.16 沙耶    191 6.33
葉留佳    18 5.10 佐々美   125 4.70 恭介    136 4.51
唯湖     18 5.10 あーちゃん 113 4.24 あーちゃん 136 4.51
佐々美    10 2.83 恭介    107 4.02 佐々美   135 4.48
初      10 2.83 理樹     48 1.80 理樹     50 1.66
謙吾      3 0.85 美鳥     29 1.09 謙吾     30 1.00
理樹      2 0.57 謙吾     27 1.01 美鳥     30 1.00
小次郎     2 0.57 真人     23 0.86 初      27 0.90
古式      2 0.57 初      17 0.64 真人     25 0.83
憂希      2 0.57 古式     15 0.56 古式     17 0.56
真人      2 0.57 咲子     10 0.38 咲子     10 0.33
椎菜      2 0.57 令       9 0.34 令       9 0.30
チェルヌシ   2 0.57 由香里     8 0.30 椎菜      9 0.30
美鳥      1 0.28 椎菜      7 0.26 由香里     8 0.27
咲子      0 0.00 チェルヌシ   5 0.19 チェルヌシ   7 0.23
令       0 0.00 憂希      4 0.15 憂希      6 0.20
由香里     0 0.00 小次郎     0 0.00 小次郎     2 0.07
      353          2662          3015  

女性限定
キャプテン       メンバー合    総合計    
佳奈多    13 15.66 佳奈多    95 14.75 佳奈多   108 14.86
葉留佳    12 14.46 小毬     91 14.13 小毬    102 14.03
小毬     11 13.25 クド     80 12.42 クド     89 12.24
美魚     10 12.05 美魚     67 10.40 美魚     77 10.59
クド      9 10.84 鈴      63 9.78 鈴      63 8.67
佐々美     7 8.43 唯湖     52 8.07 唯湖     57 7.84
沙耶      6 7.23 葉留佳    35 5.43 葉留佳    47 6.46
唯湖      5 6.02 恭介     30 4.66 佐々美    34 4.68
恭介      4 4.82 理樹     28 4.35 恭介     34 4.68
理樹      4 4.82 佐々美    27 4.19 理樹     32 4.40
初       1 1.20 沙耶     23 3.57 沙耶     29 3.99
小次郎     1 1.20 あーちゃん  13 2.02 あーちゃん  13 1.79
あーちゃん   0 0.00 謙吾     10 1.55 謙吾     10 1.38
鈴       0 0.00 真人      7 1.09 真人      7 0.96
憂希      0 0.00 初       6 0.93 初       7 0.96
チェルヌシ   0 0.00 美鳥      5 0.78 美鳥      5 0.69
謙吾      0 0.00 咲子      3 0.47 咲子      3 0.41
古式      0 0.00 令       3 0.47 令       3 0.41
真人      0 0.00 チェルヌシ   2 0.31 チェルヌシ   2 0.28
椎菜      0 0.00 古式      2 0.31 古式      2 0.28
美鳥      0 0.00 憂希      1 0.16 小次郎     2 0.28
咲子      0 0.00 小次郎     1 0.16 憂希      1 0.14
令       0 0.00 椎菜      0 0.00 椎菜      0 0.00
由香里     0 0.00 由香里     0 0.00 由香里     0 0.00
       83          644          727 0.00

 はるかなと理樹は女性からの支持に支えられているようだ。はるかなに関しては以前から漠然とそんな気はしていたし、特に今年に入ってからの佳奈多の躍進は女性支持を獲得したのが原因だろうなあという気がしていたのだけど、それがデータで裏付けられた、って所だろうか。理樹はちょっと意外。恭介はキャプテンで見ればむしろ男性支持の方が高いように取れるし。
 逆に男性からの支持の方が高めなのが、クドと鈴、沙耶。といってもクドと鈴はキャプテンで、沙耶はメンバーで差が出てるだけなんだけど。まあ、たまたま…なのかな?
 全体順位で躍進した美魚は、これを見ると男女共に支持されている、ようだ。前回書かなかったけど、実は前回の時には美魚は若干女性からの支持が高めな傾向が出ていたのだが、男性にも支持が浸透している、ということか。2014年は、もしかしたら美魚の年になるかもしれませんヨ…?

 ちなみに、全体に占める女性比率は19%。CLANNADの頃が3割弱でRewriteだと1割切るらしいので、ちょうどその中間って所か。…うん、でもね、前回はもう少し高かったんだ…。恭介派の女性が離れてる、みたいなんだよね…。

 あと、前回比較してみた「キャラ同士の組み合わせ」。今回も算出してみたけど、結局アサルトブレイブカオスの分類になるだけ、ってことがわかったので細かいデータは載せない。
 ただ、一人だけその分類があてはまらず、どの属性からも使われているお方がいましてね。はい、あーちゃん先輩です。
 みんな大好きあーちゃん先輩。ってことなんでしょうか。

 今回は集計途中ではあったけどデッキ公開が始まったおかげで、結構いいデータが取れた気がします。年明けぐらいにもう一回くらい集計してみたいところですね。イベントにも多少は左右されるでしょうし。ところで今回のイベントはいたずらクド? ああ、クドが仲間を募って理樹に性的いたずらをするんですね…。
 鍵これの方を…? いや、あっちは、現状ログイン自体あんまりしてないんですわ…。重いし、落ちるしで…。

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ようやく集計した


またリトバスの、しかもカードミッションの内容。これしか無いのか、と言うとそうでも無いのだが、他のネタで書きそびれているうちにカードミッションのデッキデータが溜まってしまって公開するならさっさとやらないと、という状態になってきたので、これにする。

GW以来、リトルバスターズ!カードミッションの対戦相手のデッキを殆ど記録してきた。今日までに、人数で513人、カード枚数では4122枚分のデータが集まった。
(カードの記録はキャラ単位のみで、SRだとかのカード種別までは記録していない)

まずは単純に、その4122枚分のキャラカードの集計結果を提示してみる。

総合計         偏差値
749 18.17 ブレイブ   74.235716
クド 598 14.51 カオス   67.4948924
小毬 613 14.87 ブレイブ   68.1645107
美魚 383 9.292 アサルト   57.8970311
佳奈多 310 7.521 カオス   54.6382223
恭介 262 6.356 アサルト   52.495444
唯湖 263 6.38 アサルト   52.5400852
葉留佳 276 6.696 カオス   53.120421
沙耶 227 5.507 アサルト   50.9330014
佐々美 183 4.44 ブレイブ   48.9687879
理樹 98 2.377 アサルト   45.1742846
美鳥 70 1.698 アサルト   43.9243305
謙吾 31 0.752 ブレイブ   42.1833231
真人 35 0.849 カオス   42.361888
古式 16 0.388 ブレイブ   41.5137049
由香里 3 0.073     40.9333691
あーちゃん先輩 3 0.073 カオス   40.9333691
2 0.049     40.8887279
咲子 0 0     40.7994454
小次郎 0 0     40.7994454
  4122   偏差   224.008236
      平均   206.1

…これって、つまるところ、「ガチャ引くと出てくる確率」ってことな気がするなあ…。
ガチャ以外でも、ゲーム開始すると誰でも無条件で鈴のSR貰えるし、5月末までは小毬のSRも貰えたし、βからやってる人ならクドと恭介のSR貰ってるはずだし。その考えで行くと恭介の比率が若干低いんだけどさ。
まあでも、「好きなキャラのカードよりもSRを優先的にデッキに組み込む人が多い」という傾向は見えてくる。そういうものなのか。まあ確かに、ノーマルを強化してもたかが知れてるからなこのゲーム。ノーマルにバカみたいに金つぎ込んで強化してスーパーノーマルにしてSRとかガンガンぶち倒していく、という楽しみはないんだよな…。

まあ、いい。
ちなみに、同じデータでキャプテンだけ抜き出したものはこれ。

キャプテン    
小毬 113 22.03
クド 73 14.23
佳奈多 59 11.5
恭介 53 10.33
46 8.967
沙耶 33 6.433
佐々美 30 5.848
葉留佳 29 5.653
美魚 26 5.068
唯湖 23 4.483
理樹 10 1.949
美鳥 7 1.365
謙吾 4 0.78
真人 5 0.975
あーちゃん先輩 2 0.39
古式 0 0
咲子 0 0
由香里 0 0
0 0
時風 0 0

キャプテンは対戦しなくても見れるし、ぶっちゃけ恣意的に選んでいる部分もあるので、まあこういう人と対戦しましたよという程度ということで。

さて。折角のデータだし、これだけ終わってはさすがにつまらないので、ちょっと分析っぽいこともしてみよう。ということで、「キャラ同士の組み合わせで、どういうペアが多いか」というのを探ってみた。

まずは、同じデッキの中で、使われているキャラがあったら1カウント(重複はカウントしない)、という方法で数えていく。例えば、
小毬 クド クド 佳奈多 葉留佳 佳奈多 佳奈多 クド 葉留佳
というデッキの場合、小毬-クド・小毬-佳奈多・小毬-葉留佳・クド-佳奈多・クド-葉留佳・佳奈多-葉留佳 の組み合わせに、それぞれ1ずつカウントする。

で、単純に数だけで比較表を作ってしまうと、どのキャラでも前述の総合計数字の高い鈴小毬クドがどうしても上位に来てしまう。そこで、「全体の傾向と比較して多いか少ないか」というのを算出してみる。
方法としては、全体の偏差値と、キャラ別組み合わせの偏差値を出して、その差分を比較する方法を採った。

結構面白い結果が出た。

まず、カード数の多い鈴小毬クドから。差分が0に近いほど全体の傾向と近く、大きければ(+)多めの傾向があり、小さい(-)なら少なめ、ということになる。

  偏差値 差分 クド   偏差値 差分 小毬   偏差値 差分
小毬 315 74.5969 6.4324 小毬 252 71.4 3.236 唯湖 152 55.7356 3.1955
唯湖 144 55.3082 2.7681 葉留佳 132 56.32 3.2 佐々美 109 50.9819 2.0132
恭介 137 54.5186 2.0232 佳奈多 144 57.828 3.19 恭介 139 54.2984 1.803
葉留佳 138 54.6314 1.511 唯湖 120 54.812 2.272 葉留佳 141 54.5195 1.3991
佐々美 98 50.1194 1.1506 恭介 111 53.681 1.186 佳奈多 150 55.5145 0.8763
沙耶 113 51.8114 0.8784 美鳥 35 44.131 0.206 美魚 178 58.6099 0.7129
佳奈多 145 55.421 0.7828 美魚 145 57.954 0.057 沙耶 113 51.4241 0.4911
美魚 166 57.7898 -0.107 真人 17 41.869 -0.49 美鳥 49 44.349 0.4246
美鳥 41 43.6899 -0.234 謙吾 14 41.492 -0.69 315 73.7552 -0.481
理樹 50 44.7051 -0.469 古式 6 40.486 -1.03 クド 252 66.7906 -0.704
謙吾 22 41.5467 -0.637 由香里 1 39.858 -1.03 理樹 49 44.349 -0.825
クド 244 66.5881 -0.907 あーちゃん先輩 1 39.858 -1.08 古式 13 40.3692 -1.145
古式 13 40.5315 -0.982 1 39.858 -1.08 真人 18 40.9219 -1.261
真人 16 40.8699 -1.492 沙耶 79 49.66 -1.27 謙吾 18 40.9219 -1.44
あーちゃん先輩 3 39.4035 -1.53 理樹 29 43.377 -1.8 あーちゃん先輩 3 39.2637 -1.67
2 39.2907 -1.598 佐々美 58 47.021 -1.95 2 39.1531 -1.78
由香里 1 39.1779 -1.755 244 70.395 -3.84 由香里 1 39.0426 -1.846
偏差 88.65     偏差 79.577     偏差 90.46    
平均 96.94     平均 81.706     平均 100.1    

鈴はとにかく使われてる枚数が多いせいか、鈴集団の中でのキャラ組み合わせはだいたい全体に近い範囲内で収まっている。唯一の例外が小毬で、差分6.43と一人だけ突出している。一方、小毬集団の中では鈴はほぼ全体に近い値であり、代わりに唯湖が若干多めの傾向が出ている。
クドは、若干ながら全体との差が出る傾向が出ており、小毬・葉留佳・佳奈多との組み合わせが多めという結果が出ている。その一方で、鈴が若干低めという結果になっている。(この鈴が低めという結果は、後に示すデータを見ればわかるように小毬以外全てのキャラで低めの傾向が出ている。鈴の小毬依存度が高いのだから、当たり前なのだが)

では次に、唯湖・葉留佳・佳奈多を見てみよう。

唯湖   偏差値 差分 葉留佳   偏差値 差分 佳奈多   偏差値 差分
美魚 112 60.231 2.3336 佳奈多 97 59.347 4.7093 葉留佳 97 56.982 3.8611
沙耶 72 52.002 1.0692 美鳥 29 45.167 1.2425 恭介 71 51.825 -0.671
恭介 76 52.825 0.3296 恭介 66 52.883 0.3873 小毬 150 67.494 -0.671
小毬 152 68.459 0.2946 小毬 141 68.523 0.3587 クド 144 66.304 -1.191
美鳥 28 42.951 -0.973 古式 10 41.205 -0.309 真人 13 40.321 -1.862
佐々美 52 47.888 -1.081 理樹 25 44.333 -0.842 美鳥 21 41.908 -2.017
理樹 33 43.98 -1.195 クド 132 66.646 -0.849 謙吾 12 40.123 -2.061
古式 6 38.425 -3.088 佐々美 43 48.086 -0.882 沙耶 56 48.85 -2.083
謙吾 9 39.042 -3.141 謙吾 10 41.205 -0.979 理樹 26 42.899 -2.275
真人 9 39.042 -3.319 唯湖 59 51.423 -1.117 古式 7 39.131 -2.383
あーちゃん先輩 2 37.603 -3.331 真人 9 40.996 -1.187 あーちゃん先輩 2 38.139 -2.794
葉留佳 59 49.328 -3.792 由香里 1 39.328 -1.561 唯湖 60 49.643 -2.897
佳奈多 60 49.534 -5.104 沙耶 49 49.338 -1.595 佐々美 40 45.676 -3.293
クド 120 61.876 -5.619 1 39.328 -1.606 美魚 83 54.205 -3.692
144 66.813 -7.422 あーちゃん先輩 1 39.328 -1.606 145 66.502 -7.734
        美魚 76 54.968 -2.929        
        138 67.898 -6.338        
偏差 48.612     偏差 47.952     偏差 50.419    
平均 62.267     平均 52.176     平均 61.8    

はるかながお互いの組み合わせが多めなのは至極当然として、佳奈多→葉留佳に比べて葉留佳→佳奈多の方が全体より高めの数字が出ている。その一方で、佳奈多と鈴以外はほぼ全体傾向と一致していることは興味深い。
唯湖は、とにかく全体傾向とのかけ離れっぷりが目立つ。使用率トップ3のうち、小毬を除いた鈴クドが低めの傾向が出ているのが典型である。佳奈多も低めに出ているのは正直意外だった。
佳奈多はというと、葉留佳以外興味が無い、とでも言いたげな値を示している。S姉でかぶる美魚やツンデレ系でかぶる佐々美も低めの値が出ており、前述の唯湖と併せて、キャラがかぶっていても意外と支持層はかぶってはいないのでは? とも思えてくる。

次は佐々美沙耶古式を見てみよう。

佐々美   偏差値 差分 沙耶   偏差値 差分 古式 古式数 偏差値 差分
小毬 109 72.837 4.6723 恭介 78 56.431 3.936 佐々美 9 58.151 9.182
沙耶 50 54.439 3.506 唯湖 72 54.722 2.1818 葉留佳 10 60.646 7.5256
唯湖 52 55.063 2.5225 理樹 40 45.604 0.4295 小毬 13 68.131 -0.033
恭介 45 52.88 0.3844 美魚 83 57.856 -0.041 美鳥 3 43.18 -0.744
古式 9 41.654 0.1403 佐々美 50 48.453 -0.516 佳奈多 7 53.161 -1.478
謙吾 10 41.966 -0.217 小毬 113 66.404 -1.76 恭介 6 50.665 -1.83
理樹 19 44.772 -0.402 美鳥 23 40.76 -3.165 唯湖 6 50.665 -1.875
真人 8 41.342 -0.841 佳奈多 56 50.163 -4.475 あーちゃん先輩 1 38.19 -2.744
葉留佳 43 52.256 -0.864 葉留佳 49 48.168 -4.952 謙吾 1 38.19 -3.994
由香里 2 39.471 -1.418 謙吾 9 36.771 -5.413 真人 1 38.19 -3.994
1 39.159 -1.774 真人 8 36.486 -5.698 13 68.131 -6.104
あーちゃん先輩 1 39.159 -1.774 古式 3 35.061 -6.453 理樹 1 38.19 -6.985
美魚 55 55.998 -1.899 113 66.404 -7.831 美魚 6 50.665 -7.232
美鳥 8 41.342 -2.582 クド 79 56.716 -10.78 沙耶 3 43.18 -7.753
佳奈多 40 51.321 -3.318         クド 6 50.665 -16.83
98 69.407 -4.829                
クド 58 56.934 -10.56                
偏差 32.0689137     偏差 35.095     偏差 4.00777    
平均 35.7647059     平均 55.429     平均 5.73333    

3人ともクドの乖離度が非常に高いのが特徴である。古式はサンプル数が少ないせいという理由も考えられるが、サンプル数の多い沙耶でもクドの乖離度が10ポイントを超えている。にしても、古式集団で人気なのが佐々美と葉留佳とは…佐々美はまあわかるが。
佐々美は、小毬が好きで鈴が嫌い、という傾向があるように見える。何もこんなところでまで原作通りにしなくても…という気がしなくもない。
沙耶は唯湖以上に全体傾向からの乖離が激しい。仲でも恭介との組み合わせが多いようだ。沙耶カードの中に何となく恭介と似ているというのがあって「一体どこが?」と思ったのだが、実はそう思っている人が多いという事なのだろうか。

では、次に恭介真人謙吾の男3人組を見てみる。

恭介   偏差値 差分 真人 真人数 偏差値 差分 謙吾   偏差値 差分
沙耶 78 53.608 2.6753 恭介 13 56.569 4.0731 恭介 15 58.459 5.96331
美魚 103 59.246 1.3492 謙吾 7 45.074 2.8903 美魚 9 47.693 3.76874
唯湖 76 53.157 0.6171 佳奈多 13 56.569 1.9303 真人 7 44.105 1.92118
理樹 39 44.813 -0.361 佐々美 8 46.989 -1.979 佐々美 10 49.487 0.51856
小毬 139 67.365 -0.8 小毬 18 66.148 -2.017 理樹 7 44.105 -1.0698
美鳥 30 42.783 -1.141 クド 17 64.232 -3.263 佳奈多 12 53.076 -1.5623
葉留佳 66 50.902 -2.218 唯湖 9 48.905 -3.635 22 71.019 -3.217
佳奈多 71 52.03 -2.609 沙耶 8 46.989 -3.944 沙耶 9 47.693 -3.2399
謙吾 15 39.401 -2.783 葉留佳 9 48.905 -4.215 葉留佳 10 49.487 -3.6331
佐々美 45 46.166 -2.803 理樹 4 39.326 -5.848 小毬 18 63.842 -4.3229
真人 13 38.95 -3.234 美魚 10 50.821 -7.076 唯湖 9 47.693 -4.847
古式 6 37.371 -4.143 1 33.579 -7.355 古式 1 33.339 -8.1749
あーちゃん先輩 1 36.243 -4.69 古式 1 33.579 -7.935 美鳥 1 33.339 -10.586
クド 111 61.05 -6.445 16 62.316 -11.92 クド 14 56.664 -10.83
137 66.914 -7.322                
                       
                       
偏差 44.343     偏差 5.2197     偏差 5.57326    
平均 62   -2.26 平均 9.5714   -3.592 平均 10.2857   -2.8079

謙吾真人はサンプル数が少なく、ちょっと参考にならない気もする。
恭介は、β組は恭介のSR+を貰っているはずなので殆どの人に使うチャンスがあるはずなのだが、同じく誰でも使える鈴との組み合わせが意外と少ない、というのが、何を意味するのか。

最後に、カードミッション的に公式カップル?な理樹美魚と、脳内妹の美鳥。

理樹   偏差値 差分 美魚   偏差値 差分 美鳥   偏差値 差分
沙耶 40 57.973 7.0396 唯湖 112 60.107 7.5668 美魚 41 62.166 4.2694
恭介 39 57.335 4.8394 恭介 103 58.502 6.00687 恭介 30 55.172 2.6764
美魚 45 61.162 3.2646 沙耶 83 54.937 4.0036 理樹 18 47.541 2.367
唯湖 33 53.508 0.9679 小毬 178 71.874 3.70923 葉留佳 29 54.536 1.4155
美鳥 18 43.941 0.0165 美鳥 41 47.449 3.52427 唯湖 28 53.9 1.36
佐々美 19 44.579 -4.39 理樹 45 48.162 2.98746 沙耶 23 50.721 -0.212
小毬 49 63.713 -4.452 佐々美 55 49.945 0.97582 小毬 49 67.254 -0.911
葉留佳 25 48.405 -4.715 葉留佳 76 53.689 0.56818 古式 3 38.003 -3.511
謙吾 7 36.925 -5.258 佳奈多 83 54.937 0.29838 あーちゃん先輩 1 36.731 -4.202
佳奈多 26 49.043 -5.595 古式 6 41.209 -0.3051 佳奈多 21 49.449 -5.189
真人 4 35.012 -7.172 あーちゃん先輩 2 40.495 -0.4379 謙吾 1 36.731 -5.452
古式 1 33.098 -8.416 謙吾 9 41.743 -0.4399 真人 0 36.095 -6.088
50 64.351 -9.885 真人 10 41.922 -0.4401 佐々美 8 41.182 -7.786
クド 29 50.957 -16.54 クド 145 65.99 -1.5046 クド 35 58.351 -9.144
        166 69.734 -4.5014 41 62.166 -12.07
                       
                       
偏差 15.679     偏差 56.09     偏差 15.726    
平均 27.5   -3.592 平均 55.31   1.26919 平均 21.867   -2.832

理樹→美魚の数字が若干高めとはいえ、そんなに突出しているわけでもない。恭介と同程度である。まあ、恭介と同程度というと却ってカプ的にはおいしい気もするが。組み合わせとして突出しているのは、何故か沙耶。逆に低めなのが、やはり何故かなクド。このあたり、ちょっと派閥めいたものが垣間見える。
美魚→美鳥も、若干高めではあるが、突出しているわけではない。美鳥→美魚だともう少し高めではあるが。はるかな程では無い。まあ、美魚と美鳥の支持層は実は全然違うというのは、おそらくみんなうすうす感づいていることだろうし、つまりそういうこと、なんだろうな。
代わりに美魚派に人気なのが、唯湖と恭介。うーん。唯湖美魚でかぶってるのか。そうかあ。

あーちゃん先輩と咲子令由香里の3人組は、あまりにもサンプル数が少なすぎるので割愛。

改めて見返してみると、{唯湖沙耶恭介理樹美魚美鳥}のグループがあって、それに比べるとかなり繋がりが弱いが、{クド葉留佳佳奈多}のグループと{鈴小毬佐々美古式}のグループがある、という状況が見えてくる。正直この構図は想定していなかった。あーでも、これってまんま、アサルトカオスブレイブなのか…。


リトルバスターズ!カードミッションawake


また鍵ネタかよと思うのだが、そうやって内容にこだわっているからいつまで経っても書けないのだ。とりあえず書きたいものを書く。

「リトルバスターズ!カードミッション」。リトルバスターズ!のソーシャルゲー…と言われてはいるが、ぶっちゃけソーシャルというにはほど遠い。まあ、その辺りの事はわざわざここで書かんでも誰かが言ってるだろう。

ゲームシステムの中に「覚醒」という機能があるのだが、この覚醒の条件がヘルプの記載ではあまりにも不十分で、正直自分はかなりの無駄足踏んだので、補足を記しておこうと思う。

ヘルプには、覚醒の条件は「覚醒元・相手共にレベルがMAXである」AND「信頼度もMAX」としかない。この書き方だとカードの種類は問わないように受け取れるが、実際は同一ランク(ノーマルならノーマル同士、レアならレア同士)で、且つ同じ絵札で無いといけない(同じキャラならOKという話もあるが、そこは確認してない)。Twitterで流れてた、「理樹が謙吾で覚醒する」の画像は、あれはどうやら間違いのようだ。(公式サイトに佳奈多がいない事といい、ほんっとにいい加減だなー…)

図で示そう。
まず、
自保有佳奈多TimeisimoneyScreenshot_2013-05-01-14-59-自保有理樹真人係Screenshot_2013-05-01-15-07-

この2枚で覚醒を行おうとした。しかし、覚醒元に佳奈多はセットできるが、覚醒相手がなにも出てこない。
コミュニティを見たら同じキャラじゃ無いといけないらしいという話が出ていたので、次にこの2枚で試してみる事にした。
自保有佳奈多TimeisimoneyScreenshot_2013-05-01-14-59-自保有佳奈多休日でも制服着てそうScreenshot_2013-05-01-15-04-
上述のように、これも駄目。

レア同士で無いと駄目なのか…? と一瞬気が遠くなるが、【休日でも制服着てそう】の佳奈多がたまたまもう1枚信頼度MAXになったので、コスト度外視でレベルMAXにしてみた。ところ、
覚醒可能3Screenshot_2013-05-01-17-33-

やっと出てきてくれた。ノーマルかレアかというのでは無く、カードのレアリティが同じかどうかというのが影響しているという事だろうか。
…かなり大事な情報のはずなのに、こういう事書いてないって…。

で、これが覚醒後。
覚醒完了Screenshot_2013-05-01-17-36-

名前の後ろに「+」が付くようになり、レアリティも「N+」になっている。
しかし、打・守・走のパラメータは、元のカードのデフォルト値に戻されてしまっている。この事にすぐ気づかず、折角引き継いだ特訓ポイントも無駄遣いしてしまった。
そうそう、特訓ポイントも、特訓を実行したかしてないかにかかわらず、「これまでに獲得したポイントを引き継ぐ(但し上限15)」ということみたい。上の画像で1ポイントだけ特訓無しで覚醒を実施しているが、どちらも引き継がれている。

…デフォルトパラメータが戻されちゃうとは思わなかったなあ。…いや違うぞ、このカード、元は375・375・300あるはずだから、走以外むしろ減らされちゃってるぞ…。え、なんだこれ。覚醒させる意味あんのか。上限30に伸びたところでたかがしれてるぞ。

こんなの怖すぎて、貴重なレア佳奈多を覚醒なんて到底させられんわ…。

まあ、元々他人のデッキ眺めてニヤニヤするの目的で遊んでるし。連休の間だけちょっとデッキの組み方メモって集計でもとってみようかなと思ってる。
Screenshot_2013-05-01-13-28-Screenshot_2013-05-01-10-44-Screenshot_2013-05-01-11-50-Screenshot_2013-05-01-07-38-さささ

今日はそんなところで。

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更新履歴_もしもクドわふたーの有月初がリトルバスターズの『携帯』に電話をかけたら


 昨年末から参加しているぷちSS祭り
 25回:MVP、26回:MVP、そして今回テーマ賞と、3回連続で賞を頂いています。
 
 …単に、投稿作品が少ないからだと思うんですけどね。もっと参加して下さいよ。
 
 
 まあ、それは置いといて。投稿作品も基本自サイトにアップするのが自分の方針ですので、今回の作品もアップしました。
(※第26回の作品はアップしてませんが、これは、加筆訂正して上げるつもりが先延ばし延ばしになっている為です)
 もしもクドわふたーの有月初がリトルバスターズの『携帯』に電話をかけたら
 
 タイトルは、超有名な「もしも高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」の完全パクリです。…中身は、パクリかどうか判断しようがありません。秋に買ったけど、手つかずで読んでないので。
 
 ちなみに、ぷちSS祭りの投稿掲示板の方が「ひみつ」のままになっていますが。これは、荒野草途伸が投稿パスワードを忘れてしまった為、氏名変更が出来ない為放置状態になっていることによります。
 …30過ぎたら自分の海馬を信じちゃダメです。いやマジで。
 
 
 ちなみに第28回のテーマは「ひっこし」だそうです。
 書く内容はほぼ決めました。後は、気力と時間の問題です。
 …これを確保するのが一番大変なんですけどね…。
 
 
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クドわふたー かんそー


 もう7月も半ばか…早いなー。早すぎる。あの、Kanonの二次創作に励んでいた頃の1年間が、なんと長かったことか。そして現在の一日一日の、なんと短いことか。人に与えられた時間は地球上にいる限り平等で、そして有限だというのに。
 そんな限られた時間の中、「クドわふたー」をやってみました。何故か、届いてから3,4日開封せずに放置していて、開封してからも1日1時間ちょっとしかプレイしていなかったのですが、何とか半月かけてエンディングまでたどり着けました。
 結論から言うと、「AngelBeatsより面白かった」です。
 正直な話、プレイするまでは「どうせロリコン向けゲームなんでしょ」と斜めに構えていたので、ちょっと意表を突かれたという部分は確かにありますが。しかし、話の造りもしっかりしているし、テーマもブレてないし、設定は…まあちょっと突っ込みどころはありますが、そんなに気にするほどでもないし。シナリオとしては90点ぐらい付けても良いんじゃないでしょうか。
 ロリコンさんはむしろ、不満を感じているのかもしれませんが…。
 自分としての不満は、攻略できるのがクド一本(というよりもう初っぱなから既にクドが攻略されている)で、他のヒロインの攻略ルートがなかった、というところでしょうか。特に自分は、「佳奈多が出る」という情報を聞いて買うのを決断したクチなので。
 まあ佳奈多の情報は発売1ヶ月前くらいに出たものなので、実際は期待してはいなかったのですが。しかしここまでクド一本だとは思いませんでした。
 でも、はっきり「クド」と銘打ってるんだし、「智代アフター」も智代一本だったなあと考えれば、しょうがないのでしょうか。むしろ、一つのまとまった話の中でよく他のヒロインをここまで掘り下げられたなあと、感心するくらいです。…いや待て、一つではないですね、一応二つに分かれてました。前半が椎菜で、後半が憂希。それぞれのヒロインとクドとの立ち位置が見事に入れ替わっていて、その辺が良かったですね。
 あと、一応ゲームなんだから、「選択肢間違えたら即佳奈多が部屋に踏み込んできて死亡」くらいは入れても良かったんじゃないかなあ、とは思います。…すごく麻枝准的発想ですけど。
 シナリオ自体は、レーティングは18禁なんだけど内容は大人向けというより中高生向けかなあ、という感じです。けど、ちょっと若い頃の夢を思い出させるような、そんな感情を呼び起こすものでもありました。そういう意味では、大人も楽しめますね。…荒野草途伸が大人かどうかは別として。
 最終的には城桐らしさも一応出ていたし、まあ満足かなという感じです。いえね、公言していたかどうか覚えはないけど、私、リトバスの時点で麻枝派から城桐派に鞍替えしてますので。
 …いや確かに、リトバスの感想書いたときは、自分城桐シナリオボロクソに貶してましたけど。でも期待はしてたんですよ。明らかに限界感漂わせてる麻枝よりも、これからは多少とんがってても将来性を感じる城桐央を推そうと。だから、リトバスのユーザーアンケート葉書では城桐猛プッシュしておいたんですよ。
 もしそれが今回の「クドわふたー」に繋がったのなら、俺大勝利、ってところでしょうか。…実際のところはどうだかわかりませんけどね。単にクド自身は人気キャラだから金稼ぐ為にファンディスク作った、ってだけのことかもしれないし。いやむしろその方が可能性高いし。
 …そういえば、一時期「城桐央」でググると何故か上記の自分のリトバス感想がトップに来る、って時期があったなあ。て言うか、今でも7位に来るし。これ何なんだろう。ちょっと恥ずかしいんだけど(苦笑)。どうでもいいんだけどさ。
 それはいいとして、シナリオは実に城桐らしいものでしたけど、リトバスの時のような「城桐臭さ」とまで言えるほどの強烈な個性は消えてましたね。作中の佳奈多が丸くなってしまったかのように、城桐のテキストも丸くなったなあ、と。
 …これが良いか悪いかは、判断に迷うところですけど。ただ、今後の作品でこの傾向が続いて城桐テキストの個性が失われてしまうようなら、それは嫌だなあと思います。
 まあなんにしろ、「城桐先生の次回作にご期待下さい」と胸を張って言える作品ではあったと思います。決して皮肉などではなく。
 今回、確かに相当調べ物したんだろうなあ、とは思うけど、でも話の引き出し自体はまだあるだろうな、という余裕は感じましたので。しかも、先に制作発表されたRewriteを尻目に、実質一本道のシナリオとは言え発表から半年でこれだけの質のものを出してきたのですから。当然次回作は期待していいと思います。
(でもそう言えば、AIRも発表から発売までは僅か7ヶ月だったなあ。あの頃のKeyは凄かったなあ…。)
 問題は売上かな。定価6090円って、ちょっと高い気もするし(自分は4560円で買ったけど)。プレイ動画をニコニコ生放送で流したヴァカもいるらしいし。売上低くて城桐起用は今回限り、てなったら個人的にはすごく嫌だなあ。
 なので。自分は、自分に唯一出来る、城桐プッシュのPINGを送り続けます。どこまで届くかわからないけど。

クドわふたー 初回限定版
KEY
2010-06-25

ユーザレビュー:
keyよ、どこへゆく …
クドが好きなら買って …
超超クドリャフカクド …
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しんかい6500


 今日は、那覇港で行われた「しんかい6500」の一般公開に行ってきた。
 「しんかい6500」とは、日本政府(独立行政法人海洋研究開発機構)が所有する有人の調査研究用潜水艇で、約6,500mの深度まで潜ることが出来る。
 ちなみに、世界には6,000m級の潜水艇は4カ国5隻(アメリカ、フランス、日本、ロシア。ロシアは2隻保有)あるが、この中でも6,500mまで潜れるのはしんかい6500ただ1隻である。
 そして今回、沖縄近海での調査のついでに、那覇市並びに国際環境情報センターの共同イベントということで、一般公開が行われたのだ。
 まあ、これ以上文章で書くこともあんまりないので、以降は写真での説明とさせていただく。

那覇港に停泊するよこすか
那覇港停泊中の、支援母船よこすか。
ちなみに後ろに見えるのは那覇港の向かいにある米軍那覇軍港。
よこすか側面
よこすかの側面。ピンボケでスマン。
よこすかクレーン
よこすかの後部についているクレーン。これを使って、しんかい6500を分離・収容する。
しんかい6500前景
しんかい6500前景。
しんかい6500前部機器類
前部についている機器や覗き窓など。
しんかい6500側面
しんかい6500の側面。木で出来た箱のようなものが浮力材。直径数ミクロンの中空ガラス球を樹脂で固めて作ってある、らしい。
しんかい6500後部
しんかい6500後部。
登場通路
この通路を使って、しんかい6500に乗り込む。ちなみに定員は3人(操縦2名+調査員1名)。
自販機
しんかい6500のすぐ脇に、コカコーラの自販機が置かれていた。調査が終わった後、しんかい6500を見ながらコーラでくつろぐのだろうか(笑)。

 
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