投稿者「xatosi」のアーカイブ

フジテレビより優位に立ちたいお年頃


 フジテレビジョンから、「株式会社ニッポン放送に対する公開買い付けのご案内」という文書が届いた。100ページ以上もある「公開買付説明書」も同封されている。
 フジテレビがニッポン放送の完全子会社化を視野に、株式の公開買付(TOB)を開始したことに伴う案内状だ。(参考:msn毎日「フジテレビ:ニッポン放送の全株取得を目指しTOB実施へ」
 昨年の秋に村上ファンドがニッポン放送の筆頭株主になった際に、なんか面白いことになりそうだと思って、10株だけ買っておいたのだった。
 たった10株しか持っていない株主に対して、フジテレビはわざわざこんなたいそうな資料を送ってきたわけである。TOBというのはこういうものなのか、それとも村上ファンドとの対抗上、泡沫株主からもとにかく買い集めたい状況なのか。
 案内によると、フジテレビの公開買付に応じるには、以下の手続きが必要らしい。

  1. 大和証券の店頭に行くか、又は郵送で資料取り寄せ
  2. 大和証券に口座を開設する
  3. 現在使っている証券口座から、大和証券の口座にニッポン放送株を振り替え
  4. 大和証券に、公開買付応募申込書を提出
(以上のことは、全て自分で行わなければならない)
 ・・・めんどくせえ。
 て言うか、なんでフジテレビのために、こんなめんどくさいことしてやらなきゃならんのだ、という気になってきた。
 ということで、放置決定。
 ま、フジテレビがもっと誠意示すか、カネ積むかするんだったら、まあ考えてやらんこともないけどねー。
 ・・・たった10株程度でえらい横柄な態度だな。
blogランキング、1日1クリック
-----
三井住友海上の所得補償保険 『 お給料の保険。 』


コミックライブとあおなみ線


 iAcnに「特典CD付きグラディウス攻略同人誌」入手を依頼され、23日は名古屋金城ふ頭のポートメッセ名古屋で開かれた、コミックライブに行ってきた。
 ポートメッセ名古屋にはこれまで、地下鉄名城線(現・名港線)で終点の名古屋港まで行き、そこから金城ふ頭行きの市バスで30分というルートを使っていた。が、昨年10月にあおなみ線が開通したので、今回はそのルートを採ってみた。
 というより、あおなみ線開通と同時に市バス路線が廃止されてしまったので、他に選択肢がなかったわけだが。
 あおなみ線というのは、JR名古屋駅から名古屋市中川区を通って名古屋港・金城ふ頭に至る第3セクター(自治体が出資する半官半民の鉄道会社の事)路線。元は貨物専用線だった「西名古屋港線」を、改修して旅客化した路線である。東京在住の人には、「りんかい線」みたいなものだ、といえばわかりやすいだろうか。
 ただ、りんかい線と違って、

  • 地下鉄道ではなく、全線高架線
  • 他鉄道線との相互乗り入れがない
  • 途中にJR貨物のターミナルがあり、現在でも貨物列車が走る

といったことがある。
 また、他線との乗り継ぎ駅は、起点の名古屋駅のみ。前述の乗り入れがないことも含め、決して利便性がよいとは言えない。
 とまあ、そんなあおなみ線に実際乗ってみての感想。
「殆どが、コミックライブ目当ての人」。
 行きに一緒に名古屋駅から乗った客、その6割強が金城ふ頭で降りた。また、金城ふ頭からの帰りでは、途中から乗ってくる客が殆どいなかったのだ。
 金城ふ頭というのは、ポートメッセ以外には自動車などの積み出しふ頭があるだけの場所で、ここで乗降する客というのは間違いなくポートメッセのイベント(というかこの日の場合はコミックライブ)参加者である。つまりは、こういう大きなイベントがなければ、あおなみ線は営業として成り立たない可能性すらある。
 実際、先日の朝日新聞に「あおなみ線大不振」という特集記事が載っていたので。おそらくはその通りということなのだろう。
 「あおなみ線」で検索して見つけたページに、「あおなみ線延伸案。」というのがあった。実際、こういう風に利便性の向上を図らないと、あおなみ線のコミックライブ依存状態は解消しないだろう、と思う。


劇場版AIR試写会


 Keyネタが続いてしまって申し訳ない。今日もKey関係の話。
 TV(BS-i)版AIR(製作:京都アニメーション)が非常に好評のようだ。荒野草途伸はBSデジタルを視聴できる環境にないので、TV版AIRも見れないのだが。無念。
 その一方で、劇場版AIR(製作:東映)の方もいよいよ公開が迫っている。その劇場版AIR公式ページにて、先行鑑賞会実施の案内がされている(最新情報1/20を参照)。大阪にて2/4実施、合計100名を招待、だそうだ。
 ほぼ同一の案内が、Key Official HomePageでもされている。が、こちらは人数が20名になっている。これは、100名のうち20名はKeyからの招待、ということか。それとも、東映とKeyで、合計120名招待ということだろうか。
 なんにしろ、当選確率は極めて低い。見に行きたかったら、普通に券買って映画館に行くしかない。
 しかし。こちらもまた、荒野草途伸には自ら課した人生命題が未だ重くのしかかっており(12/2付け文書並びにこちらを参照)、おそらく見に行くことはかなわない。重ね重ね無念。
 て言うか、これって翼人の呪いならぬ、自ら課した呪いだよなあ・・・。
blogランキング、1日1クリック
-----
「遊び」から「学び」まで全18ジャンルの充実したコンテンツがここに!


ぷらねたりあん・れびゅー


 Planetarian発売からもうすぐ二ヶ月も経とうとしている今頃にレビューなんて時期はずしだとは思うのだが。何故か自分とこのメインPCにインストールができなくて、読むの自体が遅れてしまっていたのだ。
 まあそんなわけで、レビュー。
 触れ込み通り、SFである。SFというと最近はえらく幅が広く捉えられてしまっているようで、中にはAIRがSFだとか言い出す人までいる世の中だが。Planetarianはそういうのではなく、正当派のScience Fictionである。
 大まかな内容は、世界大戦後、核と細菌兵器によって汚染された世界で、旧文明の遺物を探し回ることを生業とする「屑屋」が、侵入した廃棄都市で、ロボットのプラネタリウム解説員「ゆめみ」と出会い、彼がそれまで見たことのない星空を見せられる・・・・というものである。
 悲愴的な世界観が示すように、重い内容を含んだストーリー展開である。
 SF、特に長編SFにおいてはテーマ性というのが非常に重要であり、それ故に時として内容が政治的な意味合いを帯びてしまうことすら少なくないものであるが。本作に於いても、そのテーマ性というものは十分に見ることが出来る。
 内容についての詳細な説明は省くが、ロボットと人間の関係、技術の発達と文明の行く末、そして星を見る・見せるということの意味。そういった比較的重いテーマに対して、作者涼元祐一氏なりの取り組みを込めていると言えるだろう。
 ただ一つ難を言えば、複数のテーマを一つの作品に詰め込んでしまっているためか、その訴えようとする事が見えにくいということが言える。
 特に主人公の「屑屋」の心理描写があまり多くないために、その行動に時として不可解なものを感じることもある。これは、ダウンロード販売故に容量に厳しい条件が付き、文章の内容として心理描写よりも情景描写を優先せざるを得なかったということもあるのだろう。とはいえ、それ故に読み手に書き手からのメッセージが伝わらないことがあれば、それは悲しいことである。
 また、細かいことであるが。ラストで「ゆめみ」が、バッテリー残量が殆ど無い状態で、ホログラム投影を行うシーンがあるのだが。ホログラム投影というのは大電力を消費するものであり、いつバッテリーが切れるかわからない状態でそんな行動を取るのは、ちょっと理不尽ではないかと感じた。
 SFだからといって必ずしも科学的考察が完璧である必要はないのだが。直前の戦闘シーンの描写が克明なだけに、違和感が大きく、残念だった。
 まあ、なんであるにせよ。決して悪い作品ではない。千円という価格も、ハードカバーの新刊を買うことを考えれば決して高いものではない。SFが好きな人になら、一読の価値はあるだろう。
 ところで、某葉鍵板で知ったのだが、“Planetarian”が、日本プラネタリウム協会のWebページで紹介されているようだ(ココ)。
 従来のゲーム作品とは一線を画すとは言え、Key作品が、学術関係者などにも知れ渡り、それが真っ当なWebページでの紹介を受けるようになる事自体、Keyというものが社会に受け入れられたことの一つの現れといえるのではないだろうか。


blogランキング、1日1クリック
-----
全国の派遣、転職、アルバイト情報 – 楽天仕事市場


バックアップ


 久々に、PCデータのバックアップを取った。個人的なデータ約1GBを、2枚のCDに焼いて終わり。必要無いデータは消して、ついでにHDの掃除も完了。
 バックアップのやり方としては、専用ソフトを使って、HDの中身丸ごとをバックアップしたり、丸ごとでなくてもOSやアプリケーションの固有情報までバックアップするというやり方もあるが。自分は、そこまでのバックアップは取っていない。個人的に作ったデータと、メールデータ、ブックマーク。これくらいである。
 個人用データは一つのフォルダの配下にまとめるようにしているので、これとメールのバックアップファイル、ブックマークファイルを、CDーRライティングソフトで指定して、焼くだけ。実に単純な作業である。
 にもかかわらず。ここ数年、バックアップを取る頻度がめっきり減った。
 初めてパソコンを買った頃は、ヒマだったからそれこそ毎日、フロッピーディスクにバックアップを取っていたものだが。HDの容量もOSの規模も自分が扱うデータのサイズもすっかり大きくなってしまい、だんだん手間と時間がかかるようになって、頻度が減っていった。
 その後大容量のMO、CD-Rとメディアが変わっていったが。一度サボり癖が付いてしまうとなかなか元には戻らず、むしろ悪化していくばかりであった。
 最近は、どうしても消えてもらって困るデータはJUSTSYSTEMのインターネットディスクを使って、同期保存しておくようにしたので。万一HDが全壊しても、さして困らない、というのもある。
 まあなんにしろ、とりあえず当分はバックアップをとらなくても安心。である。焼いたCD無くさない限り。いや、最近なんか、昔焼いたはずのCDが全然見あたらないんですけどね・・・。
blogランキング、1日1クリック
-----
IT技術・Javaテクノロジーを1から学ぶ休日開催 「Sunスキルアップスクール」


更新履歴_KanonSS~魔剣 完結


 1999年、Keyから「Kanon」というゲームが発売された。普通の人は知らないだろうが、オタ業界に於いては一大センセーションを引き起こしたゲームである。
 自分がやったのは発売半年ぐらいしてからだが、それ以来、「鍵っ子」と呼ばれるオタ種族の一つに属することになってしまった。
 そのオタ活動の一環として、二次創作SSを、ずっと書き続けていた。「SS」という言葉の定義には諸説紛々あるので、ここでは割愛。まあ小説に似たようなものと思っていただければよい。
 で。そのうちの一つとして、4年前から連載ものを書いていたのだが。この度ようやく、それを完結させることが出来た。と書くと、凄い大長編のように思われてしまうかも知れないが。別に大作というわけでもなく、単に気力が無くて書くのが遅れていただけ。
Kanon SS「魔剣」第14話~最終話 更新。


健康飲料合体攻撃


 ジャスコに買い出しに行ったら、合格宣言という飲み物が売り出されていた。
(http://www.takarashuzo.co.jp/tkr-shohin/cmn_p_detail.php?p_prodid=843)
 正確には、「<受験生熱援飲料>合格宣言」という名前のようだ。TaKaRa(宝酒造)と進研ゼミ(ベネッセ)の共同企画によって生まれた飲料、らしい。
 一体どういう過程でこんな商品が出てきたのか、ちょっと興味があるが。詳しいことはネットで調べてもよくわからない。
 まあ、察するに
「宝=受験生向けの健康飲料に、進研ゼミの名を冠して箔をつけたい」
「ベネッセ=スーパーやコンビニの店頭で、ただで進研ゼミの宣伝が出来る」
 との思惑がある、といったところか。
 しかしよく考えてみれば。今から「受験生」が進研ゼミをやったところで、今から受ける試験本番に間に合うはずもなく。にもかかわらず進研ゼミに頼ろうという心境になるには、今回の受験には失敗しなければならない。だとすればこの飲料の持つ宣伝効果というのはあまり無いし、買う側としてもあまりゲンが良くない、ということにもなるわけで。
 深読みしすぎなのかもしれないが。
 とりあえず、薄いブルーベリー味の乳性飲料、ということで普通に飲んでおいた方が良さそうだ。
blogランキング、1日1クリック


「バイオリンの掃除」について


バイオリンの掃除」について
バイオリンの掃除。どうやってやるのか知りませんでした。
米粒使うとは思いませんでした。
そういえば生でバイオリンの音を聞いたことがない。
バイオリンといえば、源しずか、か、一ノ瀬ことみ、か、しか思いつかない。


センター試験


 大学入試センター試験二日目、らしい。新聞には、昨日一日目に実施された試験の問題が載っている。
 その中から、物理IBの問題をやってみた。ところ。
 52点という、大変ショッキングな結果が出てしまった。
 (注:荒野草途伸は物理学科卒)
 特に、「力学」「波動」の問題が、ほぼ全滅。お前は一体大学で何をやっていたのかと小一時間問いつめられかねないレベルである。
 まあ実際大学では教養科目やら他学科の科目やらにばっかり力入れてて専門科目の成績はボロボロだったし、卒業したあとは物理とはあまり関係のない仕事していたので。この成績も道理といえば道理ではあるのだが。
 しかし。「私は物理卒です」と威張って言える立場にないということは、明確になってしまった。
 あとで英語もやってみるつもりだったが、なんかもうやる気無くしてしまった。
-----


ゴーヤ よい子だ ねんねしな


 夏に種を撒いたゴーヤが、凄いことになってきた。

 写真には写っていないが、この背後の窓と壁を殆ど覆い尽くす勢いで、ところどころ花も生えている。
 本来ゴーヤは夏に育つ一年生植物で、外であったら、こんな寒い季節に中部地方で花をつけるなどあり得ない。いくら部屋の中とはいえ、暖房を切れば10度は切ってしまうこの季節まで生き延びているというのは、正直驚きである。
 花は咲き始めて2,3ヶ月経つ。とはいえ、ずっと雄花しか咲いてくれなかった。
 いくら綺麗でも男ばっかじゃしょうがないよなーと思ったり、人間のみならずゴーヤでまで女運がないのかと嘆いたりしたものである。
 が。先週になって、ようやく雌花が付いてくれた。

 さて、果たして最後まで育ってくれるだろうか。
 blogランキング、1日1クリック