参考文書 クリスマスの1件


 1月1日付文書参照。って言ってもこれだけではわけわかんないので簡単に書くと
 夏頃に結婚紹介所から一人の女性の紹介を受けたが会う当日15分前にドタキャン連絡。その後数ヶ月経って11月にようやく再セッティングがされるも、事務所改築中という理由でいきなり二人きりで外に放り出される。それまでも別の女性と、事務所内とはいえろくな紹介もなく二人きりにされたため「自分はこれまで女性と二人きりになったことがないからせめて1回目は間に入って欲しい」と要請していたにも係わらず、だ。
 それでも割と意気投合できたのでその場の流れで映画を見ようという話になる。自分には「初めての映画館は好きな人と」という命題があった日常の愚痴2004年4月4日付文書参照のだが「もしかしたらこの人が運命の人なのかもしれない」と覚悟を決めパレット久茂地の映画館で「トンマッコルにようこそ」を一緒に見る。
 その後メールアドレスの交換をし、若干のメール交換をするも、お互いに仕事等で多忙だったためなかなか二回目に至らず、結局12月23日という意味ありげな日付に持ち越しになってしまった。クリスマス直前ということでイルミネーションでも見に行こうと言うことになり(その調査の残骸が12月9日付文書)、結局恩納村のかりゆしリゾートでクリスマスディナーとイルミネーションを、ということになった。ちなみに自分の人生における初デートである。
 だが自分は車を持っていなかったので借りよう思っていたところ、彼女が車出してくれるというのでその好意に甘えることにした。だが今度はまともに着れる服がないことに気づき、仕事に着ていく背広にしようかとも悩んだがしかし少し堅すぎるかとも思い、いい機会なので待ち合わせ場所だった北谷のハンビータウンでジャケットを1着買うことにした。
 しかしジャケットの値札が付いたままであることに時間直前になって気づき、慌ててダイソーではさみを買うも彼女からの電話がかかってきてしまったっため駐車場に直行し、移動中の車の中で会話しながら何とか気づかれないようにはさみを取り出し糸を切ろうと試みるも、見つかってしまう。「今までまともな服買ったことなくて今そこで買ってきたばかりだが値札を取り忘れていた」と正直に言ったら特に追求されることもなくその場は終わった。
 その後ごく無難にデートは終わり、正直自分も「もしかしたら1,2年後にはこの人と結婚しているのかもしれない」などと妄想するまでに至っていた。帰宅後即お礼のメールを出したら楽しかった旨返信が来たので、とりあえず今回の失点は見逃してもらえて今後にも繋がった、ものとばかり思っていた。ところがその5日後、突如なじるような口調で「私は幸せな結婚がしたい、だからあなたとはもう会わないことに決めました」というメールが届いた。
 運悪く、追い打ちをかけるようにBSチューナーが壊れ(12/28付文書参照)、私は精神的荒廃に陥った。この荒れ様は年が明けても続き、安部首相殴打未遂事件を引き起こすまでに至った。
 冷静に考えてみれば非は自分にあるので、彼女に関してはこれ以上どうこう言うつもりはないのだが。件の結婚紹介所からの連絡は、この件も含め12月以降これまで一切無い。
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