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情報処理技術者試験に憤慨


 正直な話、疲れている。更新が滞っていたのもそのためだ。
 疲れている状態で文章を書くと、ろくな事にならない。いや、たいがいはその書くという気力すら起こらないわけだが、それでも無理して書くといろいろネガティブなことや書いちゃいかん事まで書いてしまったりするのだ。例えば、自分の勤め先が実はライブドアでいやーホント堀江には参ったよだって自分堀江由衣が年下だなんて知らなかったしさー、といったようなことである。
 まあライブドアや声優ネタは置いとくとしても。とりあえずこれから書くことは、ネガティブっぽいことになる。
 先週から情報処理技術者試験の願書受付が始まっているわけだが。正直自分は、この件で憤慨している。何故なら、受験料の支払いにJCBカードが使えなくなったからだ。
 確かに昨今、ネット支払いに於いて使えるカードを住友系(VISA/Maaster)に限定し、JCBを排除するのがトレンドとなっているようだ。
 だがこれは、利用者にとって決して良いことではない。というか、そもそも自分のようなJCBカードしか持っていない人間は、そのサイトを利用すること自体ができないのだ。「嫌なら買うな」とかいう以前のレベルなのである。
 それでも一般のショップサイトであれば、たとえ納得は出来なくとも、そこ以外で買えば済む話ではある。特別に困るわけではない。
 だが。試験の申し込み、それは国家試験という明らかに公益性のある試験で、こういう事をやられては、非常に困るのだ。マイナーなカードならともかく、シェア3割以上を占めるブランドを閉め出すとは、一体どういう了見なのか。
 しかも性質が悪いことに、前回の試験までは、JCBでの支払いが出来たのだ。最初から出来なかったのであれば「何らかの事情があるのだろう」とも思える。だが、以前まで出来たことを、何故突然出来なくするのか。
 大手コンビニチェーンでも支払いは出来るので、自分は一応申し込める。自分は。
 だが、日本中にはそういう大手コンビニがない所など、いくらでもあるのだ。そこそこの中都市でも、名前も聞いたこともないようなコンビニが1軒だけどか、そもそもそういう店自体がないところだってある。そういうところに住んでいたらネットでの申し込みはできないというのでは、機会均等の原則に反するだろう。
 2年前から情報処理試験の管轄が経産省から独立行政法人に移管されているが、早くもその弊害が出たということなのだろうか。行き過ぎた民営化は利用者にとっての不便しか生み出さない、これがその証拠と言えるかもしれない。
 まあなんにしろ申し込まないわけにはいかないから、コンビニ払いで申し込むが。・・・あー、これ手数料が余分にかかるんだな。余計に腹が立つ。それに疲れてるし、これじゃ試験勉強なんてやってらんねえよ。
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めんどくさいからこれを以て今年の抱負とする


 いやなんか、我ながらとんでもないタイトルだな。て言うか、現時点でこれ書いてるの12/31の23時だし。つまりこれって、2005年の抱負って事になるのか? まあでも、書き終わる頃には0時過ぎてるだろうし、アップするのは確実にその後だしね。
 問題なし。
 ということで。昨日の文書で書いたとおり、今日は年上のお姉さんについて語る。
 というかですね、31日の夕方にもHT君に語ったことほぼそのまんまなんですけど。やっぱり本物がいいと思ったわけですよ。いや、偽の年上とかあるのか、って突っ込まれそうなんですけど。
 で。話を戻すと、29日に琉大物理学科46期生(=荒野草途伸の大学の同級生)の同窓会があったのです。その中に、「婚約者紹介します」って連れてきてた人がいたんです。5歳年上。それでまた、その二人がいい雰囲気を出していたわけですよ。いや、そりゃあ3月に結婚するってんだから、険悪だったら困るんですけどね。
 その様子を見て、「ああ、羨ましい。やっぱり年上がいい」と、自分は思ったのです。
 新しい職場がコールセンター併設で若い女性が多いということもあって、正直ここ1ヶ月ほど「あんまり範囲を狭めるような真似はしない方がいいのかなー」などという考えもあったのですが。そんなものは一瞬で吹き飛んでしまいました。
 やはり、自分に正直に生きないと駄目ですよね。
 HT君には「年下でも落ち着いた人ならいいんじゃないのか」と言われましたが。 ただ落ち着いてるのがいいとか、そういうのじゃあないんですよ。精神的依存度というか、自分が無理することなく相手と合わせていくには、やはり年下じゃぁだめだと、改めて悟ったわけです。
 だいたい自分、妹いますしね。妹より下なんて、受け入れられないですよ。やっぱ。
 そういうわけで、今年の抱負。

年上のお姉さんと、会話が出来るようにする!

 ・・・いや、我ながら小さい目標だなぁと思うんですけど。でもね。そもそも出会いがないんですよ。会話できるような人がいないんですよ、自分の行く先々には。
 はぁ。しょうがないからとりあえず、ToHeart2でもやって、脳内でタマ姉と会話しようかな。設定上は年上のお姉さんだし。
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アフターという言葉はしばらく禁句の方向で


 クリスマスイブはToHeart2XRATEDをやっていた荒野草途伸です。十波由真可愛い。こんな子とイブを過ごすことが出来るなんて、ボク、幸せ☆
 ・・・そういえばここのアドレスってリアル知り合いも知ってるんだよな。たぶん会社の人も。女性陣も含めて。
 ま、いいか。
 ところでイブと言えば、旧約聖書に出てくる“最初の男女”、アダムとイブというのがあるわけですが。このイブというのは実は、天然困ったちゃんキャラ何じゃないかとふと思ったわけです。
 アダムはゴッドより「知恵の実は食うなよ、食ったらエデンから追い出すぞゴルァ」と申しつけられていました。
 しがないサラリーマンであるアダムは上司の命令に逆らうことは出来ず、というか逆らうなんて思いもよらず、それを守っていました。
 ところがある日アダムが出勤中、家にいたイブの元に、霊感商法の詐欺師、もとい堕天使ルシファーまたの名をサタンがやってきました。
「あの実を食べると頭が良くなるよ。今ならこの蛇皮の財布付き。」
 アダムが家に帰ると、イブはにっこにこの顔で出迎えます。
「知恵の付く実なんですって。蛇さんが教えてくれたの!」
   ○| ̄|_
 まあ、最初の人類からしてこんな有様ですから。その子孫が多少ボケていてもそりゃあ仕方のないことでしょう。だから、入社早々失点1とか、それくらい普通にありますよね。
 すいません、反省してます。
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奴が出た


 引っ越してきてすぐの、まだ荷物も届いていない日のことだった。何も無い部屋で布団を敷いて寝ていたら、押し入れからカサカサという物音がした。
 奴であることは明白だった。普段だったら、即時戦闘態勢に入っていただろう。が、そのときの自分は、対奴兵器である毒ガスも熱兵器も、持っていなかった。あるのはただ、その日に買ってきたテレビ台の部品だけであった。
 それでも近接戦闘用の棒として使うことは出来たが、しかしそれを使って奴を撃退するには、まず奴を押し入れの中から追い出さなければならない。押し入れはくらいよせまいよこわいよーなので、その中で戦闘をするのはいかにもこちら側に不利なのだ。
 しかし追い出そうにもやはりその手段がないし、それにその日は非常に疲れていた。中から出てくるのならばともかく、こもっている限りはこちらに被害が及ぶこともない。
 その日は、放置して寝ることにした。奴は出てこなかった。
 翌日。再び物音がする。そして今度は、ついに奴は押し入れの中から出てきた。奴は飛んだ。羽を使って飛んだ。飛んで、そして室内灯にとりついた。
 この時点で尚、自分に与えられた武器は棒のみであった。棒で奴を攻撃することは可能であったが、しかしその場合、奴が止まっている室内灯を破壊してしまう危険があった。
 私は奴を再び飛ばすことにした。自分の方向に飛んでくる危険性はあったが、しかしどのみち奴はいつ飛ぶかわからない存在なのだ。ならば、迎撃態勢の取れる今飛ばした方が、まだいい。
 私は新聞紙を丸め、奴をつついた。奴は再び飛び、今度は壁に止まった。それを私が再び新聞紙ではたき、床に落ちたところを、棒を以て撲殺した。体調約5Cm。触覚まで含めると10Cmもあるような奴だった。
 私はようやく安堵を得た。そして、それまで行っていた荷物の整理を再開した。
 だが数分後。今度は別の奴が、部屋の反対側から飛来してきた。すっかり気を緩めていた私は、危うく奴と衝突しそうになった。壁にとりついた奴を、私は半ばパニックになりながら新聞紙で叩いた。床に落ちても尚新聞紙で叩き続けていたが、やがてそれでは奴を倒せないことに気づき、先刻使用した棒を持ち出して、ようやく奴を撃破した。
 倒して気づいたのだが、それは先刻倒した奴より一回りほど小さかった。おそらくメスであろう。そして先ほどのがオス。つがいだったのだろうか。自分が引っ越してくるより遙か前からここに住んでいた、先住者だったのだろうか。そう考えると、多少もの悲しい気分にもなった。オスは、住環境の変化に対し偵察のため表に出てきたのだろうか。潜んでいたメスは、相方が倒されたことを察知して慌てて飛んできたのだろうか。
 そして私は、そんな彼らを、殺してしまったのだ。
 だがそんなことを言ったって、仕方が無いじゃないか。このままあの奴ら夫婦を放置したら子供が増えるし、もしそして部屋が奴らであふれかえったとしたら。そのとき大家に追い出されるのは、奴らではなくこの私なのだ。
 これは生きるための戦い。互いの存亡を書けた生存競争なのだ。
 尚、倒した奴の写真をここに掲載しようかとも考えたが、ここを見たiAcnが怒って暴れるといけないので、代わりに奴を粉砕した棒の写真を掲載しておく。
こんぼう
 この棒はテレビ台を支える柱として現在も活躍中である。
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琉大物理のクサナギ


 初めに言っておこう。HTくんはとてもいい人です。
 昨日家の契約をしてきたのだが。その場になって大家が、「沖縄にいる人の保証人が欲しい」等と言い出したのだった。こっちとしては、保証人なんて親一人で十分、しかもそれにしたって保証協会との契約も別にあるんだから不要なんちゃうの?と思っていたくらいなので、思わず「ハァ?」と言いそうになってしまった。
 HT君に事前に聞いていた話だと、昔は本土は遠すぎるからいざというときにそんなところにいる人が責任負ってくれる保証がない(ぶっちゃけ存在する保証もない)ってことで、沖縄の人を保証人として要求する例が多かったんだそうだ。
 ただ、今は保証協会がそれを代行するようになっているから連帯保証人自体不要で、ただ連絡先として誰かの名を書くようになってるようにはなっている、との話だった。
 ところがそこは、どういう訳か保証協会に加えて連帯保証人二人を要求してきたのだった。しかも当日になって。
 慌てて5日から働く会社に電話したが、いくらこれから一緒に働くって言ったってまだ顔合わせ程度しかしてない奴の保証人に何かなれるはずもなく、先方が困ってしまった。
 それでもこれが部長とか役員クラスなら、「しょうがない、私の責任で」とかいって一肌脱いでくれることもあるのだろうが。今あそこの沖縄支店にいるのは全員ぺーぺー同然なので、とてもそんなリスクなど負えようはずもない。
 結局「総務と相談してくれ」という話になったのだが。しかし、この会社の総務というのは本社、つまり東京にあるわけで。自分が抱えている問題“沖縄の人で保証人になってくれる人が欲しい”というのを解決できるとは、到底思えない。
 会社を当てにしてはいけない。道は自分で切り開くものだ。全ては自己責任。左翼にあるまじきこんな自己暗示をかけ、大親友のHT君を頼ることにした。
 よく言われることだが、契約の保証人になるのは「友情の終わり」の始まりだ、という。であれば、これによって自分とHT君との、熱くもばかばかしい友情の柱は失われてしまうのだろうか。
 否、そもそもHT君自身が拒否する可能性の方が高い。だって普通そうだし。だって「連帯保証人」って、ともすれば「連帯債務者」という言葉の意味に解釈がすり替えられがちだし、そうなれば自分は自動的に何らかの借金を背負った身になってしまうわけで、しかも自分に来る利益は何もないと来た。そりゃ、誰もやらんよ。
 もう、断られたらどうしよう。もっかい会社の誰かに頼むか、もしくは今から大学の指導教官のところ行って頼み込んでくるか。あー、こんなことなら何か、手みやげ買ってくるんだったよー・・・。
 等と苦悶しながらHTくんに電話すると。HT君はあっさり
「ああ、いいですよ。でも今時まだ、そんなの要求するとこあるんだねー」
 と、快諾してくれた。正直、どっと肩の荷が下りた気がした。
 とりあえず明日、飯でも食いながらということになった。いやはや、持つべきものは友である。
 しかしこれ、琉大出の自分だから何とかなったけど。全然そういう関係がないひとだったら、どうするんだ・・・? て言うか、だからそういう人のために信用保証協会があるんじゃないのか?
 ちなみに、不動産屋の人もいい人でした。部屋探すときに、全然関係ない業者が扱ってる物件まで一緒に見て回ってくれました。
 基本的には沖縄は、こういう人が多いです。たまに変な人がいるだけです。
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沖縄初日なのだが。その愛知から沖縄へ向かう過程でちょっとムカついたことがあったので、記録しておく。沖縄の記事を期待している人には申し訳ない。
 金山7時13分発中部国際空港行き特急に乗ろうとしたら、満席だった。
 ホームで駅員が「全車特別車です、満席なのでミューチケットを持っていない人は乗れません」と叫んでいたが、この列車に乗らなければ飛行機に乗り遅れてしまうので、何食わぬふうを装って車両に乗り込むと、同類とおぼしき4,5名が既にデッキに立っていた。
 名鉄の特急券というのは基本的に座席指定券であり、だから自由席に座る場合は普通列車と同じ運賃を払うだけでよい。無論、立席でもそうなる。ところが、「全車特別車(=自由席のない列車)」だと、条件が変わるらしい。全席指定だから指定券が無いと座れないのは当然なのだが、座れなくて立っている場合であっても、指定券と同額の料金を払わされてしまうのだ。
 はっきり言って理論の整合性がない。
 そもそも、全席指定の座席が、神宮前を出る頃にはほぼ100%埋まっちゃってるのに。何でそれ以降の駅に止める必要があるんですか?立席客を乗せるためですか?通常の「一部特別車車両の特急」なら何のお金を払わずとも済む人から、350円徴収するためですか?
 常滑駅(中部国際空港のすぐ2つ前の駅)で女性の親子二人連れが載ってきたのですが。駅間わずか5分で普通も特急も大差なく、列車の本数も十分あるのに、わざわざ350円払って立席したいなんて、思うはずがありません。おそらく、自由席に乗るつもりで乗ったのでしょう。しかし彼女らからも、容赦なく350円は徴収されてしまいました。
 これは明らかにおかしいですよ。て言うか不公平です。指定券より少し安いんならともかく、同額だしね。快速特急だから早く着くってんならともかく、列車としては通常特急だしね。
 名鉄側としては、自由席をちゃんと設けるか、もしくは全車指定のまま車両を増結する(席を増やして吸われる人を多くする)か。便そのものを増発するか。そういうことをして貰わないと、困りますよ。
 7時に指定券買おうとしたら、満席で8時13分以降しか買えなくなってるって、ビジネスマンからすればちょっと洒落になんないっすから。て言うか、何で金山発のシャトル特急を出さないの? それを出来るようにするために金山総合駅を作ったんじゃなかったんでしたっけ、確か?
 しかもトランパス家に忘れちまうし。いや、これは自己責任なんだけどさ。でも敢えて言えば、瀬戸線でトランパス使えれば、忘れるなんてあり得なかったんだよ。
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芸術の秋


 秋といえば水瀬秋子さんである。・・・とかいうことを言い出すのは、やはり高尚さからはかけ離れた言動なのだろうか。
 HT君が中学の同級生に会うために名古屋に来て、ついでにiAcnも来たので、25日は3人で名古屋の中心街栄をぶらついていた。といっても特に目的があるわけでもなく、時間を無駄にするのも何だからということで、愛知県美術館に入った。
 実は荒野草途伸自身は美術館に入ったのは初めて・・・というわけでもない気がするが、明確な記憶が無いので、事実上初めてといっても良いのかもしれない。
 そもそも美術や音楽に多少なりとも興味が出てきたのが20代後半になってからの話なので、それ以前にはたとえそういうところに入ったとしても、展示品にはさしたる興味も示さず早々と体感してしまっていた可能性が高い。
 なので、本格的に美術品を鑑賞したのは初めてであった。
 そんなわけで美術品に対する基礎知識があるわけでもなく、作品の善し悪しとかそんなものが見てわかるわけでもなかった。
 ただ、「この作品で作者は何を言いたいのか」という、それが伝わってくる作品伝わってこない作品というものの違いは、はっきりとあった。単純な風景が一つ取っても、この風景を描くべしという意気込みの元に描いたものと、ただ近くに住んでるから漠然と描いたというものとでは伝わってくる何かが違う。そう思ったのだった。
 古典作品とよばれるものには概してそういう「意志」が伝わってくるものが多く、ああさすがに長い年月を経て尚収蔵の価値ありと判断されているだけのことはある、と思った。
 比して、「現代芸術」と呼ばれているものには、「うーん」と首を捻らざるをえないものが多かった。もちろん全てがそうではなく、むしろ(現代作品であるだけに)古い作品よりも強い共感を感じるものもあったわけだが。逆に、「ハァ?」と思わず声をあげてしまいそうになる作品もいくつかあった。どう見ても失敗作の粘土の塊としか思えないようなのとか、ただカンバスを三色に塗り分けているだけのとか。
 移動して3人で夕食を取っているときに、その話になった。黒い布を切り裂いただけ(少なくとも自分にはそう見えた)の作品に対して、HT君と自分が「あれはないよなー」というようなことを言っていると、iAcnが言った。
「いや、あれは自分は、凄いと思った。だって、あの立体的な形状を残したまま思い通りの形に切り裂くのには、相当の腕がいるはずだから。」
 言われてみれば、確かにその通りだと思った。やはり、人によって感じ方というのは違うらしい。それに、iAcnは普段からクラシック音楽を聴くなどして芸術に親しんでいるので、そういうあたりに関して敏感なのかもしれない。
 自分ももっとこの辺の教養を高める努力をした方がよい。そう思った秋のある日だった。
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更新履歴~アニメ最萌トーナメント2005:AIR陣営支援SS


 今月に入ってこっちの方の更新全然出来ていませんでしたが、とりあえず来月から浦添市民になることが決まった荒野草途伸です。
 というか今月アップした記事って、アニメ最萌で神奈支援呼びかける記事だけだったんですね。ほんとに、俺の人生これだけなのかよ俺の私生活これだけなのかよ俺の20代これだけだったのかよという感じですね。もう20代じゃなくなって半年以上経つけど。
 とりあえず、皆様のご支援もむなしく、神奈様は準々決勝戦にて敗退ということになってしまいました。まあ相手は最終的に総合優勝したキャラですからね、相手が悪かったですよ。というかそれ以前に、殆ど底辺扱いだった“AIR”という作品から決勝トーナメントに進めたということ自体、むしろ奇跡に近いものがあるわけで。それだけでもちょっと感涙ものです。
 久々に、自分なりに精一杯戦ったという実感もありましたし。なんだかこれで、ようやく自分の20代を終わらせることが出来たという気がします。イヤ、マジで自分の20代後半って、Key漬けだったから・・・。
 まあそれはともかく。最萌も終わってしまったことですし、そのときに投下した支援SSもそろそろAIR SS置き場で公開しておこうかと思います。しかしそういえば自分、観鈴の支援をしてなかったんだなあ・・・。仕事が忙しかったらから、とにかく時間の取れる場合だけSS書いてたってだけなんですけど。
 さて、引越の準備をしなきゃ。しかし、今回の最萌で“はにほ”だの“丸焼き姫”だの“小学三年生”だの知って、それらのアニメ見だしたんだけど。沖縄行ったらコレ全部、見れなくなっちゃうんだよな・・・。
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とりあえず、神奈支援


 なんかもう、トラブル続きで今の勤め先にはいろいろフンガイしとるわけですが。まああと一週間で終わりなので、とりあえず耐えとくことにします。いや、そのあと一週間とかいうの自体が、そもそものトラブルの発端なんですが・・・。
 そんなこととは関係なく、アニメ最萌2005ではAIRの神奈備命が準々決勝まで進んでしまいました。本日11/5、リリカルなのはの高町なのはと対決です。自分は全然知らなかったのですが、なんでもなのはとAIRは支持層がかぶってるらしくて、今までにないくらい混戦になるらしいです。
 まあそういうわけで、1回戦以来さぼっていた支援SSを、久々にというかようやく書きました。AIRの神奈エピソードに佳乃編の設定、それに和歌山県北山村特産の“じゃばら”を絡めてみました。AIRの内容を知らないとなにがどう神奈と関係あるのかわかりづらいところが、難点ですが・・・。
 これから投票所に投下するので、読んでみたいという方は、とりあえず神奈に投票しに行ってください。読みたくないというのならしょうがないですが・・・。
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思惑


 えっと、まずは報告。12月から沖縄で勤務することが、正式に決まりました。2000年に福岡に飛ばされて以来、5年ぶりの沖縄居住です。
 東京に本社のある会社で、今年になって開発部門を丸ごと沖縄に移し、地元で人材募集もしていたのですが。そこの開発の主体はWindows系で、UNIX/Linux系が強い沖縄ではなかなか人が集まらなかったようです。
 求人が欲しくて企業誘致をした沖縄側からすれば、ちょっと不本意な結果なのかもしれません。ただそれは、思うような人材を採れなかった会社側にも言えるのでしょうけど。
 話は変わりますが、今週、普天間米海兵隊基地の名護への移設問題で、日米両政府が移設の具体的な場所で合意に達しました。


 この合意、中央サイドから見れば「ごねるアメリカを最終的に日本側が押し切った」という形になっていました。
 私に言わせれば、「海兵隊は日本を守るためにあるんじゃないんだし、本来出て行くのが筋。それを米軍のたっての希望という事で沖縄に居残るんだから、アメリカが譲歩するのは当然でしょ」と思うわけですが。さすがに親米の自民党政権がそんなことを言い出せるはずもないし、さらに日本外務省はまたしてもアメリカの機嫌を取るために日本側を妥協させる方向で動いていたようなので、決してこうなることが保証されていたわけではないと言えます。
 なので、これを以て「よくやった、さすがは小泉政権だ」と思っている人も多いのでしょう。
 しかし沖縄側からすれば、「普天間の騒音が辺野古に移るだけ。軍民共用でもないし、15年期限は協議すらされなかった。ふざけるな、小泉氏ね」となるわけです。いや、そこまで言ってる人がほんとにいるのかはわかりませんが。しかし、この結果を素直に喜んでいる人はあまりいないのは確かだと思います。
 そもそも、この「軍民共用」だの「15年期限」だのっていうのは保守の稲嶺県政が主張している事であって、革新勢力の主張はあくまで「無条件県外移設」なわけですから。
 日本政府としては、「とにかく何が何でも沖縄の基地問題を進展させたい」という思惑があっての行動なのでしょうけど。結局沖縄とはこれだけの思惑の差が出てしまったわけです。
 批判ばかりしてもしょうがないとは思いますが、しかし残念な結果と言わざるを得ません。
 ところで。沖縄にある他の米軍施設の一つに楚辺通信所というのがあって、これはもうとっくに日米両政府で返還されることで合意されていて、今年がその期限だったのですけど。米軍側は、新しい通信機材が届いていないとかの理由で、未だに立ち退こうとしていないわけですね。
 国と国との合意、国家間の約束事すら守れないとは。一体どうなってるのでしょうねえ、あの国は。きっとあの国なりの思惑があるのでしょうけど。
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