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2005年総選挙結果よそー支援しすてむ


 VS2005β2のVisual Web Developerの試用も兼ねて、総選挙の結果予想集計システムを作ってみた。
 Visual Web Developer自体は、文字コードの指定方法がよくわからなかったりクラス作ろうとしたらエラーになったりと、いろいろ想定外のことがあって。結局1日で作る予定が3日かかってしまった。
 まあそれは別にして、システム自体は誰でも利用できるように作ってあるので、一般公開したい。
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/bunsyo/a_br13/2005senkyo.htm
 是非にというほどでもないが、まあ気が向いたら使ってみてほしい。
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民業圧迫?


 電電公社(NTT)民営化のおかげで、特に官公庁の情報システムがNTTグループにどんどん奪われているという事実を、皆さんご存じですか?
 少々古い資料ですが、こちらをご覧ください(→資料「情報システムに係る政府調達の見直しについて」)。
 38ページの表9「政府機関及び関連機関の情報システム受注シェア」というのを見ると、平成9年には金額ベースで1.3%しかなかったNTTグループによる受注が、平成12年には44.1%まで跳ね上がっています。
 元々NTTグループは、旧電電公社時代から官公庁の情報システムは受注していました。例えば、郵便貯金の基幹システムは電電公社が請け負っていました。が、それはあくまで「民間業者では技術力が要求に満たないため、補完的に電電公社に発注を行う」という位置づけで、民間業者を圧迫するような性質のものではありませんでした。
 電電公社が民営化されてNTTグループになると、この情報システム部門は「NTTデータ」という子会社に引き継がれました。NTTデータは営利の株式会社ですから、当然利益を上げるために受注を伸ばさなければなりません。
 しかし情報システム業に必須の「業務ノウハウ」が、NTTデータには官公庁のものしかありません。なのでNTTデータは、官公庁システムの受注確保に全力を挙げるようになったのです。
 その一方、NTT本体は通信業における独占排除を目的に、さらに東西2社と国際・長距離部門の計3社に分割されました。通信業界の激しい競争の中で、分割された会社が利益を確保していくのもこれまた難しい話です。
 そこでこれらの会社は、通信以外の収益源を模索し始め、当時伸び盛りだった情報システムに触手を伸ばし始めます。普通なら、こういう新参の会社が特に官公庁から受注を勝ち取るのは難しい話です。が、此らの会社には「NTT」という強力なブランド力がついています。NTTグループ各社は、順当に官公庁からの受注を勝ち取っていくことができたのでした。
 そして、ITブームが過ぎ市場が落ち着いた現在も、NTTグループによる官公庁システムの受注シェアは依然強大です。「民間業者」のシェアはNTTグループによって奪われたままなのです。
 郵政民営化において、賛成派が挙げる理由に、「官業による民業の圧迫を排除する」というものがあります。
 しかし、上記の例でわかるように、民営化が必ずしも「民業」の圧迫を排除するわけではなく、むしろ却って「民業」の圧迫に繋がってしまうこともあるのです。
 郵政民営化に賛成の人も反対の人も、この事実だけはきちんと頭に入れておいた方が良いのではないでしょうか。
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国民新党と「自民系」無所属


 郵政法案に反対した綿貫・亀井両氏が、「国民新党」を結成。
 まあ、こういう風に己の信義を貫く姿勢は、悪くない。それなりにがんばってくれたまえ、と思う。
 一方で、郵政民営化反対でも新党に参加しない人たちもいる。むろん参加するしないは本人が決めることだから、それ自体をとやかく言うのもなんだが。その参加しない理由というのが、私としてはどうにも気にくわない。
 曰く、「自民党員だから」「自分こそが自民党である」。正直、何を言っとるのかという気分だ。
 そもそも、現在の小泉総裁は大昔から首尾一貫して郵政民営化を唱え続けてきた人。政権を取れば、政治家の信念として当然それをやることは明白だったはずである。それを承知で総理総裁にしたのではなかったのか。
 しかも、「法案が否決されたら解散」「反対した人は公認しない」と、あらかじめ何度も言われていたのである。事実上、反対派は自民党から追い出すぞという宣言である。にもかかわらず反対したというのは、それなりの覚悟、具体的には自民党を抜けても郵政民営化に反対するという覚悟があってのことではないのか。
 ところが彼らは、未だに自民党に固執し続けている。
「郵政民営化はんたーい。でも自民党には残るー。」
 これではもう、駄々っ子ではないか。
 己の正しいと思う道を歩むのは、それはもちろん良いこと。でも、未練がましく組織に固執するのは見苦しいとしか言いようがない。政策本意の行動をしていない。
 そう、私は思うのです。
 さて。明日は逆に、民営化賛成派にとって不利になるかもしれないことを書きましょうか。
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鈴木宗男


 何とはなしに、「鈴木宗男」でググってみた。トップに引っかかったのは、鈴木宗男の公式ページだった。
 ・・・なんだけど。
 いや、これ・・・ちょ・・・・ま・・・・・(笑)
 http://www.muneo.gr.jp/
 イントロムービーはスキップしないでご覧下さい。
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祭じゃ! 祭じゃ!!


 荒野草途伸の精神状態は落ち着いてきていますが、逆に政界の方は大荒れになっております。
 て言うか、正直、なんだかんだ言って郵政法案は通ると思っていたのだが。俺も小泉も、見通しが甘かったようだ。
 所詮は変人クオリティということか。
 まあなんにしろ、選挙は嬉しい。幼少のみぎりより台風と選挙は大好きだったからだ。まあ最近は台風はちょっとアレだが、選挙に関しては、未だになにがしか心躍らせずにはいられない。
 しかも今回は、政権交代の可能性が大いにある選挙である。12年前のような出来レースとは違って、今回は本当にどこの党が政権を取るかわからないという、フルーツバスケット状態の選挙である。
 これはもう、心躍らずにはいられない。ハレである。祭である。老いも若きも女も男も、みんな選挙に現をぬかそうぜと叫びたくなる心境である。っと、でも二十歳未満は投票できないのか。ゴメン、ほんっとゴメン。代わりに、君らの分まで俺らが楽しむよ。
 ってなわけで。とりあえず最終的な予想として民主第1党で自民・民主の大連立政権成立という予想を立てつつ。荒野草途伸は今回は小選挙区も共産党に入れます。現実逃避いうな。オニギリはおいしいのです。
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那覇市長選は保革共闘の方向で


 台風が来て雨と風が強くて外に出られやしない。困ったものだ。まあ、家にいてもやることはいくらでもあるわけだが。
 とは言っても、日記として書くことが、無い。いや、本当は一個あるのだけど、日記と言うより評論の類になるので、どう書いたものか迷っているのだ。
 ので、とりあえず那覇市長選立候補予定者の高里鈴代氏のページでも貼っておく。
http://www.takazato-suzuyo.com/index.html
 て言うか、このページ、アクセス数が3桁しかなくて(10/9 16時時点で632件)、しかも、そこらで見るような掲示板までつけてあったりして、まるで個人が趣味で作ったページのようだ・・・。
 いや、いいんだけどね。選挙に出るからって身構えなきゃいけないという理由もないし。て言うかそれより、結局評論みたいな内容になっちゃったよ。どうしよう。

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