7/11のSLS名古屋新刊「父に代わって弁解します」。
同じものをとらのあな通販に委託した他、電子書籍版をBOOKWALKERにも委託していた。(とら電子版は何故か女子向けで承認されたあと、審査中のままになっている。)
BOOKWALKERは申請して翌日、7/2に販売許諾の連絡が来た。
BOOK☆WALKER 同人誌・個人出版 著者センターをご利用いただき、
ありがとうございます。
以下の申請の確認が完了しました。
BOOK☆WALKERストアに今後24時間以内には反映されますので
今しばらくお待ちください。
【申請内容】
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■申請対象 : 父に代わって弁解します
■申請種別 : 販売申請
※詳しい内容は著者センターでご確認いただけます。
(後略)
販売開始日は、SLS名古屋と同じ7/11に設定していた。
SLS名古屋では予想に反して7部も売れるというまずまずの結果であった。
翌7/12。突然こんなメールが来た。(時間は13:12付。仕事中だったので今し方気づいた)
いつもお世話になっております、ブックウォーカー 同人誌・個人出版担当です。
著者センターに弊社からのご連絡がございますので、以下、ご確認をお願いいたします。
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件名: ご登録作品の停止について
ご利用ありがとうございます。
同人誌・個人出版サービスです。
販売させて頂いております、貴作品、以下1作品についてのご連絡になります。
・父に代わって弁解します
二次創作作品となるため配信停止をさせていただきました。
二次創作作品に関しては、有料・無料にかかわらず弊社が版権元に許諾を
頂いている作品か、著者さまが版権元に許諾を頂いている作品のみ取扱い可能です。
利用規約代9条【本二次作品】の項目をご参照ください。
https://author.bookwalker.jp/info/usepolicy
規約抜粋:
第9条:【本二次作品】
1. 会員は、本原作の利用方法その他諸条件については、二次創作許諾一覧に定める条件及び注意事項等に従うものとします。
2. 会員は、本サービスにおいて、会員が正当な権利を有する場合を除き、二次創作許諾一覧の本原作以外の二次的著作物を配信できないことを確認します。
3. 当社は、会員に事前に通知することなく、いつでも、二次創作許諾一覧を更新することができます。会員は、これに異議を述べないものとします。
4. 会員は、会員が正当な権利を有する場合を除き、本原作を本サービス以外において利用することはできません。
5. 当社は、会員が本条に違反した場合、第21条第2項及び第3項に従って当社が必要と判断する措置を講じることがでるものとし、会員は、これに予め承諾します。
この規約の第何項に違反しているのかは、全く書かれていない。
そもそも、7/2日に認証されて10日も経ってから登録停止というのは、随分おかしな話である。
BOOKWALKERは審査が厳しいので、規約違反なら最初から許諾をdqしたりはしない。(実際、審査段階で却下された電子書籍が何冊かある。)
それに、他の二次創作作品は引き続き販売継続されている。
「二次創作作品となるため配信停止」という理由は、明らかにおかしい。
ちなみに、少女歌劇レヴュースタァライトの二次創作については、「(グッズはまずいが)ファンブック程度のものなら作っても良い」と版権元である株式会社ブシロードの会長である木谷高明氏がTwitterで発言しており、それが法的根拠(=正当な権利)である旨奥付にも明記している。
(※ただ、今確認したらTwitterその発言は検索に引っかからなかった。それがいつ消されたのか、或いはただ検索に出てこないだけなのか、Twitterのシステムはいろいろおかしいのでわからない。)
「原著作者からクレームがついた」という話なら、それはもう事後でも停止せざるをえないし、仕方がない。だが、そういう話ならそう明記すべきだし、それを通知しないのは明らかに信義則違反だ。天下の角川系列のBOOKWALKERがそんな怠慢をするとは思えない。
ましてや、この奥歯に物の挟まったかのようなメール文である。
これはきっと何かある。
だが、それが何なのか、今は憶測で語る程度のことしか出来ない。
故にせめてもの抵抗として、販売ページの紹介文を、敢えてこちらのblogに掲載しておこう。心当たりの理由が、”こっち”方面しか考えられないので。
著者
荒野草途伸
配信日
2021/07/11
税込価格
380円 (345円+消費税35円)
あらすじ・内容
ひかりちゃんのお母さん
劇場版少女歌劇レヴュースタァライトが初週2周目とも満員御礼(※東海地方)だったにも関わらず、3周目以降上映回数を1日1回に激減されたどころか社会人が見に行けないような時間帯に上映時間を設定されてしまったのは明らかにおかしい、これはきっと何かある。きっとあの緋色の危険な生き物愛城華恋を封印する為の日本政府の陰謀に違いない。愛城を封印している暇があるならコロナの封印に専念すべきであり、その為にも東京五輪は中止すべきなのだ。そう、時代は疾風よりも閃光なのだ。俺達が、神楽ひかりだ。優木せつ菜(CV巴珠緒)は三船栞子(CV大場なな)にそう語り、レクサスに乗って紛争幇助施設たる東京五輪関連施設を次々に破壊していった。
…という内容にするつもりだったわけではないが、”ひかりちゃんのお母さん”というテーマで7/11のSLS名古屋で新刊を出そうとしていたのは事実である。しかし6/10に劇場版少女歌劇レヴュースタァライトを初見した結果、ひかりちゃんのお母さんは劇場版で公式キャラに昇格したことが判明し、それまでの計画は全て破棄せざるを得なかった。
急遽、「言い訳本」というテーマで新刊を出すことにした。ダメ元でひかりちゃんイラストで有名な?炭(ゆえたん)氏に表紙原稿を依頼したところ、意外にも引き受けてもらえたので、私の逃げ道は閉ざされた。訂正。私には希望が生まれた。
読者からも万民からも一番大切な人からも逃げる事無く、ひたすら言い訳をする。それがこの書籍のテーマである。
そして願わくば、劇場版少女歌劇レヴュースタァライトを万人が観れるようになる、そんな社会が訪れることを願ってやまない。
尚、冒頭でも説明しているが、この書籍の本文、文章も4コマも、書いたのは荒野草途伸である。?炭氏では無い。?炭氏の名誉に関わる重大事項なので、これははっきり明記しておく。
とりあえず現状電子版を配信できていない状態だが、書籍版はとらのあな通販に引き続き委託しているので、読みたい方はそちらをご利用頂きたい。