沖縄」カテゴリーアーカイブ

9/14 コメント2:下地新党結成へ~沖縄


下地氏が「沖縄」新党を構想 保守・中道層で200人規模に(琉球新報)
 そうそう、選挙期間中に言い忘れてたんだけど。沖縄社会大衆党は、確かに沖縄1区で下地幹郎(無所属)氏に「支持」表明を出したけど。同時に、赤嶺政賢(共産)氏に、より強い「推薦」を出してるんですよね。朝日新聞やJNNはそのことに一切触れなかったけど。
 で、そのうちの当選した下地氏のニュース。どうやら、沖縄に保守新党を作るつもりらしい。まあ、今の自民党ははっきり言って沖縄にとっていい存在ではないし、沖縄の民主党は保守の受け皿になってないから。この際そういうのを作るのは、まあいいんじゃないかとも。
 沖縄の保守勢力というと、ここ10年は結構分裂気味で、新進党解党後に地元組織がそのまま存続した「新進沖縄」とか、徳田虎雄で有名な自由連合の県組織であった「沖縄自由連合」とか。そういったのが、それなりの勢力を持っていたのです。どちらも、結局自民党県連に吸収されてしまいましたけど。ちなみに、今回沖縄4区から出た西銘恒三郎・金城浩の両氏は、どちらも沖縄自由連合にいた人です。
 そう言った意味では、今回の「下地新党」はまた沖縄の政治をおもしろくしてくれるんじゃないかと、思うわけです。下地氏はJC(日本青年会議所)沖縄の出身で若手の保守層に影響力があるから、たぶんそれなりの勢力を築けるでしょう。
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この恥国民が!


 もうあまりにも情けなくて、汚い日本語を使わずにはいられない。町村外相が、米軍兵士に強姦された女性の手紙に対して「軍隊があるから日本の平和と安全が保たれたとの一面がすっぽり抜け落ちている」と言った件に対してである。
 相変わらず本土紙では全然取り上げられていないようなので、琉球新報の関連記事へのリンクを張っておく。
「軍隊あるから平和」 被害者の手紙に外相反論 衆院外務委
性被害者手紙は「一面的」 町村外相再び見解 参院外交防衛委
「マスコミが誘導」 外相、衆院外務委で批判 一面的発言
外相発言に遺憾の意 稲嶺知事
外相発言「悔しい」 性被害の女性語る 「心臓えぐられ、二度殺された思い」
 どうやら町村外相は、「ある一言だけをとらえて批判する」などと、マスコミ(琉球新報)による一面的な報道であるという逃げ口上を打っているようだが。その「ある一言」が問題だからこそ、こうして抗議を受けているのではないか。
 そもそもこれは、問題の本質を正しく理解していれば出るはずのない発言なのである。この手紙の女性を含め、過去、そして現在もなお米軍という外国軍隊によって日本国民への人権蹂躙が行われている。どう解決すべきか。そういう話なのだ。
 それなのに町村外相は、それを国家間の安全保障問題にすり替え、挙げ句被害女性を批判しているのである。
 これは、例えて言うならば。つい先日に現職警察官による女子小学生強姦事件が発覚したが。この女子小学生に対して、「警察は社会の治安を守るのに不可欠な存在なのだから、そういうこともきちんと考えなさい」と説教を垂れるようなものなのである。
 これがどれだけ非常識な行為か、まともな神経を持った人間ならわかるはずだ。
 「国のためにレイプされなさい」、そういう考えを持った人なのではないかと疑いたくもなる。従軍慰安婦問題のこともあるし、根本的な人としてのあり方に問題があるのではないかと思えてくる。
 町村外相は中国韓国に対しては随分強気な態度を取るが。アメリカに対して全く何も言えないのでは、意味がない。それどころか、国民への加害者であるアメリカをかばうような発言すらしているのだ。
 これで、日本国の外務大臣が務まっていると言えるのであろうか。
 小泉首相、さすがにこいつは今すぐクビにすべきです。でなければ、あなたも国民を売り渡す恥国民、同罪ですよ。
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かりゆしウェア


 ここんとこ機嫌が悪くてワジワジー気味な荒野草途伸です。
 先月末日。仕事先で、地球温暖化防止のため云々ノーネクタイを励行することになりました、という旨のメールが来た。これ幸いとばかりに、1着だけ持っていたかりゆしウェアを着用して出社した。
 これが、先週7/1の話。
 その日は、特に誰も何も言わなかった。珍しがられることも、逆に注意されることもなく。まあ、小泉首相が着たくらいだから、もうそんな珍しいものでもないのかなー、と思いながら、帰った。
 週明け。この日は少し風邪気味だったので、普通の長袖のYシャツで出勤。すると、中間派遣元(なんかしらんが現在又貸しみたいな状態で働いてるので)の人に呼び出される。
「服装のことで、一点注意を受けたんですけど・・・。」
「はあ。」
「先週、なんかアロハみたいなの着てきたとか」
「ああ、かりゆしウェアですね。」
「なんでそんなの着てきたんですか。」
「いや、なんでと言われても。ノーネクタイでという通達があったので。」
「それって私服でって意味じゃないでしょう。」
「いや私服って。そりゃ自分の服だから私服ですけど。」
 草途伸少々怒り気味。向こうもなんだかむっとしている。一向に話がかみ合わない。どうやらこの人、かりゆしウェア自体ご存じないようだ。
 とりあえず、派遣先がそういうの着てくるなという意向だ、ということだけわかったので、とりあえず引き下がったが。
 しかし、この派遣先もなあ。言うなら当日言ってくれれば、「ああすみませんでした」で済むものを。なんでこんな日を置いて言ってくるかね? もし風邪気味じゃなかったら、自分当然の如くその日もかりゆしウェアで出勤するつもりでしたけど?
 ったく、わけわかんねえとこだなここは。まあでも、どうせ今月いっぱいで終わりだから。我慢するかー。
 と思っていたら、9月まで契約延長とか言い出すし。冗談じゃねーぞ、こちとらそうならないように、今まで無理な注文も含めて工程通り進めていたのに。
 で、突っぱねてやったら、大元の派遣元が何かねじ込まれたのか、営業担当が泣きついてくるし。しょうがないから、8月前半までならという事で引き受けたけど。
 あー、もう、でーじむかつくやし。って、つい沖縄風の言葉になってもうたやないかっ!
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沖縄慰霊の日


 日本の標準カレンダーだと、6月には祝祭日は存在しない。が、沖縄県では6月23日が県民の休日として定められ、県や市町村関連の施設は休みになる。
 何故この日がというと、6月23日が沖縄戦の終結の日、正確には日本軍による組織的な抵抗が終わった日であるためである。実際にはこの日以降も、敗残日本兵によるゲリラ戦や地元民の集団自決事件などは起きており、最終的に戦争状態が収束したのは本土よりも遅い8~9月頃だったようだ。
 さて。この沖縄慰霊の日であるが、正直自分は、琉大に入って沖縄に行くまで、この慰霊の日のことは全く知らなかった。
 琉大は国立なので慰霊の日でも休みになるわけではなく。たまたま取った社会学の授業で「慰霊の日前後にひめゆり資料館か県平和祈念資料館に行ってレポートを書くように」という課題が出て、初めてその存在を知ったのだった。
 自分は、良い機会なので両方行くことにした。ちなみにその時に車を出してくれたのがHT君であり、道案内をしてくれたのがiAcnだった。思えば、その時の縁が今も続いているのだ。
 結局ひめゆりから平和祈念資料館へ回ったのだが。そこで自分は、生まれて初めて言葉を失ってしまった。
 自分は、政経とか地歴とか、いわゆる社会科関連のことは昔から興味があって、その関係で沖縄のこともある程度、少なくとも平均的な本土の人間よりは知っているつもりだった。故に、ひめゆり資料館で見たものは自分の既に知っている範囲内であり、衝撃という程のものは受けなかった。
 が。県平和祈念資料館では、呆然としてしまった。特に煽情的な展示がしてあるわけではない。むしろ、より客観的な事実が展示してあるだけである。だがそれ故に、受ける衝撃も大きかったのだろう。
 ひめゆり資料館、県平和祈念資料館ともに県南部の糸満市にある。平和祈念資料館は県平和祈念公園内にあり、有名な「平和の礎」もここにある。(自分が行った当時はまだ工事中だった)。
 これを読んでくれたあなたも、機会があれば、というより是非機会を作って、一度行って見てきて貰いたい。見るだけで良い。その後の感想までは求めないから。
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愛知にいながら沖縄の本屋で本を買う


 2年前に瀬戸に戻ってきてから、本屋に行くことが減った。近所に本屋がないからだ。勤めている頃は、帰りがけに栄の書店に寄ることもあったが、退職してからはそういうのもぐっと減ってしまった。
 それ以前からも、本屋までわざわざ行っても目的の本が見つからないことも多いという事もあって、最近ではネット通販を利用することが多い。
 本のネット通販というとアメリカ資本のamazonが有名である。が、ここはWebサイトそのものの出来はよいのだが、肝心の販売面においていただけないところがある。「事前予約しておいたのに発売直前になってお取り扱いできませんといわれた」という話は有名であり、私の知人にもそういう目にあった人がいる。私自身はそこまで酷い目には遭っていないが、在庫有りの商品を注文しても、「通常24時間以内の発送」といいつつ、60時間以内に発送されたためしがない。
 なので最近は、本を買う時は専らe-honを利用している。
 ここは、国内の2大書籍取次業者の一つである「トーハン」が運営しているところである。が、ここは他のネット書店と少し違った特徴があり、全国書店業組合との共同運営になっている。利用者は、登録時に加盟書店の中からmy書店というものを指定する。すると、本を買ったときに、どうやって受け取ったかにかかわらず、そのmy書店で買ったという形になるのだ。
 通常このmy書店には近所の本屋を指定するのであろうが。私はこれに、沖縄の田園書房宜野湾店を指定している。大学時代、生協の次によく利用していた本屋だが、現在では直接店頭に出向くことは全くない。しかし、私がe-honで本を買うと、売上はこの田園書房宜野湾店に入る。
 実に面白い仕掛けではないか。
 とは言え、実際これがどれだけ田園書房側に利益をもたらしているのか、よくわからない。以前田園書房の 代わりに西原球陽堂というやはり琉球大の近くにある書店を指定していたのだが、ここは何故かe-honから離脱してしまった。利益が出ない、ということなんだろうか。
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沖縄県南城市


 「愛知県南セントレア市」の合併は白紙となってしまいましたが。よその地域では、市町村合併の動きがまだまだ続いています。市町村合併を促す合併特例法が平成17年3月末で失効してしまうので、それに間に合わせようと慌ててているわけですね。

 そんな一つに、沖縄県南部の4町村(佐敷町・知念村・玉城村・大里村)があります。
 2年ぐらい前からずっと合併協議を続けていたようですが、このほど新市名を「南城市」とすることで決定したそうです。


詳細な地図はこちら


 「東方(あがりかた)市」「島添市」「東城市」「南城市」の4案が出ていて、最終選考で「南城」18対「東方」14で南城市に決まったそうです。
 個人的には、「東方市」の方がインパクトが強くてよかったかなという気もしますが(・・・とか思うのは、オタクな証拠なのか?)。まあ南城市も悪くないですね。町営のコンサート会場に「シュガーホール」なんて名前つけてるところなので、ちょっと心配だったのですが。


 ちなみに私、5年半沖縄にいる間に、この辺り行ったこと一度もありません。んー、なんでだろう。玉泉洞みたいに有名な観光地もあるし、佐敷港も見に行きたいとか思ったことあるのに。て言うか、今から行きたいんだけど、誰か航空券恵んでくれません?
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この時期沖縄は天国みたいな気候


 0時周っちゃったから3/14の日付になってるけど、一応3/13の日記ねこれ。
 3月なのにえらく寒いなーと思ったら、雪降り出すし。日本海側だけじゃなかったのか? ああ、沖縄じゃこんなこと絶対あり得ないのになあ。(沖縄と比べるな)
 就職決まって時間の空きがあったら、仕事始める前に一回沖縄行きたいなー。
 てなわけで、明日はちょっくら面接に行ってきます。
 今日文章短いな
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琉球銀行インターネットバンキング


 琉銀から、インターネットバンキングの手続き完了の通知が来た。
 琉銀と言えば、りゅうぎんロボ。知らない方は是非、こちらのページから、「順風満帆」りゅうぎんロボ編 と、おまとめローン「合体ロボ」編 をご覧頂きたい。沖縄でゆいレールに乗ると、県庁前駅から琉銀本店にこの看板が掛かっているのがよく見える。
 まあ、りゅうぎんロボはひとまず置いとくとして。
 荒野草途伸はこれまでずっと郵便貯金の口座をメインで使ってきて、銀行の口座というのはあまり使っていない。持ってる口座は、沖縄とか福岡の地銀のもの。当時その地元に住んでいる時に、一部の料金がその銀行でないと引き落としとか払い込みが出来ない、という事情で作ったものだ。
 前に勤めていた会社は「郵便局の通帳を会社に預けて給料日になるとそこに給料が入金される」という凄まじいシステムだったので、「給与振込」用の銀行口座というものは必要なかった。
 が、次に就職するところ(全然決まる見込みもないのだが)はおそらく、そんなケッタイなシステムはとっちゃいない。なので銀行口座を使わざるを得ないだろう。
 とは言え、都銀に口座を作るのは資本力に屈したみたいでなんだかシャクだ。イーバンクにも口座があるが、ここは外部からの振込用の口座名義が「イーバンクギンコウ」になっているので、本人名義を要求される事が多い給与振込では使えない。
 というか、新たに口座作ること自体が、なんだか面倒。
 ということで。琉銀を使う方向で、とりあえずネット利用が出来るように申し込みをしておいたという次第。郵便局やコンビニのATM使うんだったら、どこの銀行でも一緒だしね。
 それにまあ、りゅうぎんロボ好きだし。
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流離いのゴーヤ売り(29歳)


 日本ブログ大賞に自らを推薦。
http://www.blogaward.jp/archives/2005/01/post_16.html
 本質的にヘタレなので、こういう自分を売り込むようなことするだけでドッキドキものなのだが。しかし一度売り込んでしまうと、今度は「あーんこれで有名になったりしちゃって、32歳のお姉さんからラブラブメールなんか届いちゃったらどーしよー」などとあり得ない妄想を始めたりするわけである。
 手に負えない。
 本題。
 13日付け文書で書いたゴーヤの件だが。随分実が大きくなった。

 二週間経ってこんなもんというのはちょっと遅い気もするが。まあこの季節だから、致し方あるまい。
 しかし。こうやって、機械に囲まれた空間で何かイボイボの丸い物体がぶら下がっているのを見ると。手塚治虫の漫画に出てくる何かみたいで、ちょっと面白い。そのうち、中から皮を破って古代沖縄文明の継承者ゴーヤ人が出てくるかもしれない。
 彼らは、失われた大陸「ムー」文明の、最後の生き残りなのだ。沖縄本島の中北部域に生息し、独自の民主主義社会を築いていた。生活は農漁業が中心であったが、ムー文明の遺産とも言える海洋消波エネルギー技術を受け継いでおり、比較的豊かな生活を営んでいた。だが、今から1800年前、南方からやってきた海洋民族(=現代沖縄人の祖先)と生存権を掛けた激しい戦いを繰り広げ、首都のあった現在の沖縄市胡屋近辺に追いつめられてしまう。文明の最後を悟った彼らは、海洋消波エネルギーシステムの持つ全ての力を使い、自らの知識と魂を、瓜の実の中に封じ込めてしまったのだ。瓜は、彼らの持っていた知識に比例して多くのイボを持つようになり、また彼らの苦しみを表すかのように、苦い味を持つようになってしまった。以来その瓜は、彼らが最期を遂げた地の名にちなんで、ゴーヤと呼ばれるようになった。
 この様にオタクは、時としてこういうあり得ない妄想を始めたりするわけである。
 手に負えない。
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二千円


 沖縄でゆいレールに乗ると、全ての駅で「二千円札を普及させましょう。」という張り紙がしてある。沖縄好きの故小渕首相の発案で出来た、首里城の印刷された二千円札。だから沖縄県民は、二千円札大好きなのだ。少なくともそう思いたいらしい。
 しかし世の中には、二千円札を嫌がる人がいるらしい。中には店員に釣りとした渡されて、キレだした奴もいるそうな。「こんなものを釣りとして渡すとは、どういう了見だ」とか叫んでたらしい。正規の日本銀行券で、五千円札より発行枚数の多い二千円札をこんなもの呼ばわりする方が、どうかしてると思うが。
 梁山泊(http://www.geocities.jp/daikichimaster21/)というサイトに、「2000枚の1円玉」という話が載っている。特に感動的な話というわけではなく、ごく普通の日記である。もし仮にこの2千枚を銀行に持っていったら、手元に来る札は1枚だろうか。2枚だろうか。
 どちらでもなく、「1円足りません」と言われるのが一番悲惨。
 荒野草途伸の財布の中には、今のところ夏目さんしかいない。郵便局のATMからこれしか出てこないから。
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