ギャルゲー」カテゴリーアーカイブ

かなたんかなたん


 年初の文書でも書いたとおり私はリトルバスターズの18禁化には反対の立場であったのだが、国立病院にかかったら「佳奈多分欠乏症」という診断が下されたので、やむを得ず北谷のGoodwillでリトバスEXを買ってきた。
 ・・・いやまあ、国立病院のくだりは嘘なわけだが。猛烈な「佳奈多シナリオがやりたい」という誘惑に勝てずに、買ってきてしまったのは事実だ。でまあ、ここ数日はずっとそれをやっていた。
 で、とりあえず佳奈多含め追加3シナリオは終えた。やっぱり自分は、佳奈多とか藤林杏みたいな、超キッツい事言う姉系キャラが好きなんだなあとしみじみ思う。
 ついでだから、3シナリオの感想をざっと書いておこう。出来るだけネタバレは無いようにしておく。
二木佳奈多:
 完全なる「三枝葉留佳」シナリオの続編。これやってなかったら、まるで意味がわからない。そして、葉留佳シナリオも佳奈多シナリオをやらないと内容の理解がいまいち不十分になる。つまりは、2つでワンセットになっている。そう考えると、佳奈多シナリオの事後追加は最初から既定事項で城桐央はそれを前提にシナリオを組み立てていたのかと、妙に納得してしまう。
 内容は、自分みたいに佳奈多大好きな人なら満足の出来。ただラストがちょっと無謀すぎると思うので、客観的に見れば・・・どうだろ。お薦めというにはちょっと責任持てないかなあ、というレベル。
 あと、シナリオはまあいいんだけど、追加の立ち絵があまりにも無印版との落差がありすぎて、正直なんじゃこりゃて気分。たった1年しか経ってないのに、何でこう樋上いたるの画風はころころ変わるのか。さすがに、物差しでも使ってちゃんと計算したら?と言いたくなる。
 あと、相変わらず葉留佳の私服はアレなんですね、と。
笹瀬川佐々美:
 シナリオの展開はあまりにも予想通りで正直笑ってしまったが、内容は結構楽しめた。少なくとも自分の中のさささ好感度はかなりアップした。
 これ以上書くと、ネタバレかな。内容量はそんなに多くはなかった。ラストは割とすっきりして、まとまっていると思った。高出力だが安定感に欠けて当たり外れも大きい城桐シナリオに対し、MAX値はそこそこだが全体的に安定して楽しめる都乃河シナリオ、といった感じになっていくのだろうか。
朱鷺戸沙耶:
 うーん。正直まあ、「今回僕は佳奈多だけが目当てでしたから何の不満もありませんよ」というのが波風立てない言い方だろうか。
 正直、シナリオ構成が「え?」と言いたくなるような組み立て方だし、内容も中学生の落書きノートレベル。麻枝シナリオ、ということで期待してると、相当がっかりするはず。まあ麻枝も、智代アフターの前歴が示すように当たり外れがあるからなあ・・・。て言うかそもそも麻枝、シナリオからは引退するんじゃなかったのかよ。
 とここまで書いてふと、Keyスタッフは今回のEX制作にあまり乗り気でなかったのでは? という説を思い出した。確かにそれであれば、いたると麻枝の仕事のグダグダぶりも説明が付く。
 まあ、あくまで憶測に過ぎないが。
 とりあえず結論としては、
             「かなたんかなたん」。
これ以外あり得ない。いろんな意味で。

【PC】リトルバスターズ! 通常版
いーでじ!!楽天市場ゲーム館
詳細は準備中です


楽天市場 by ウェブリブログ


リトルバスターズ エクスタシー 通常版
KEY
2008-09-26

ユーザレビュー:
最高の作品友情モノの …
泣きゲーだけど・・・ …
うんこれはすばらしか …
amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ


トイズ・プランニング リトルバスターズ!エクスタシー 立体マウスパッド 二木佳奈多【1月予約】
でじたみん 楽天市場店
発売予定日2009年1月下旬予定メーカートイズ・プランニング登場作品リトルバスターズ!エクスタシー商


楽天市場 by ウェブリブログ


新感覚癒し系プロレタリアート萌えキャラ


 数週前のことだが。ネット(というか葉鍵板。最近、葉鍵板に情報を依存している自分が非常に情けない。)で、「涼宮ハルヒを使って杏さん党否共産党の宣伝ポスターを作った」という噂を聞いて、ちょっと見てみた。
 元々作ったところは、(どこぞの頭の悪い集団に襲撃にあったのか)既に閉鎖されてしまっていたが。別のブログでそのことに言及されていて、画像もあったので、とりあえず見てみた。
護憲派のイメージ戦略左翼というのはプライドたりえるのだろうか
 ・・・まあ。これの内容については、とにかく見て貰った方がいいだろう。オタコミュニティの基本知識を持ち合わせていない人には、少々オチがわかりづらいかもしれないが。あーそれと、最近の共産党の活動も知識としてあった方がいいかな。
 このブログ自体の言いたいことは、「アニメ素材を宣伝にしてアニメファンを取り込みたいなら、まずお前がその素材を十分に理解しろと」いう、至極まともなもので。
 左翼に限らず、今の政治家・政治運動家全般に欠けている事への痛烈な批判だ、と受け取っております。アニメに限らずね。もっと、一般国民の生活の実情を、もっと良く理解しなさいよと。
 で。本題。こっちが本題ですよ?
 上記の一連の流れにはとんでもない弱点があって、「商業著作物を、無断で二次利用している」というとこなんですね。まあ、角川とかその辺が訴えない限り、一応大丈夫ではあるんですが。逆に言えば、いつ足下を掬われるかわからない状況にあるわけです。
 まあ、普通に商業一次創作者は、二次創作に対して厳しい目をしますからね。なので。そういうリスクを避けるためにも、二次創作はできれば使わない方がいいです。
 しかし。一次創作、すなわちオリジナル作品であれば、そんな心配は全く無用です。だって自分で作っちゃえば、著作権は自分のものになっちゃうんだもの。どうしようと自分の勝手。素晴らしい。一次創作万歳。コミケも一次創作中心に原点回帰すべきだ。
 と、いうわけで。この私、荒野草途伸が。共産党の夏の参院選に向けて、一つとびっきりの萌えキャラを考案してやろうじゃあありませんか。
基本設定:
名前:
赤原 共(あかはら とも) 通称「共さん」
年齢:
23歳 いわゆる萌えキャラの年齢が10代中心な事考えるとちょっと高年齢だけど、逆に選挙権持ってる成人以上の層をターゲットにしているということで、ちょっと年齢高め
職業:
派遣の事務員。兼、派遣ユニオンの支部委員長 (本人は嫌がったのだが、周りからは頼られてしまっているというキャラ設定上、断れきれなかった。引き受けたときの台詞「わ、わかったわよ。あんた達があんまり頼りないから、だから3ヶ月だけ引き受けるんだからねっ!」ちなみに既に就任して半年以上経っている)
性格:
ツンデレ。恋愛面だけでなく、普通の人間関係にもその傾向が顕著に表れるため、少々困りもの。
気が強い。
だが面倒見はいい。
異性や恋愛はまだちょっと苦手。
外見:
スーツにツインテール23歳の大人としてその髪型はどうかという意見もあったが、今のところ似合っているので、あまりうるさくは言われてはいない。髪はリボンとかではなく、目立たない髪留めを使っている。スーツの方に軽くリボンをあしらうことはある。
愛読書:
日本共産党関係の出版物(組合活動を通じて共産党とも深く交わるようになり、最近になって政策の勉強をし始めたため
週刊少年ジャンプ テニプリとか銀魂とかが大好き
同人誌各種 恋愛関係は未熟で、普通の男の子とまともに恋愛関係を構築することが難しいため、こういう書物で済ませている。
趣味:
(敢えてここでは書かない)
 で。これらの基本設定を踏まえた上で、彼女「赤原 共」のイラストを、この私めが起こしてみました!

赤原 共
さあ、萌えろ!!

 ・・・うん。わかってるよ。こんなんじゃ全然ダメだって事ぐらいね。絵を本職にしてきたわけでもないしさ、それどころか趣味としてやってきたわけですらないからさ、こんなのしか描けないんだよ。
「べっ、別に民主党と協力したい訳じゃないんだからねっ」とか、そういう台詞も考えていたんだが・・・。
 絵がこんな有様じゃ、ちょっとね。
 お願いだから、誰か絵心のある人が書き直してくれないかなあ・・・?著作権とか、もうどうでもいいから。
-----


リトルバスターズ発売日決定


7/27(金)発売決定。全年齢対象。
http://key.visualarts.gr.jp/
http://key.visualarts.gr.jp/newsoft/index.htm
たまたま知ったけど。風邪ひいてだるいから、今日はこんだけ。コメントも特になし。
あー。やっぱり、「全年齢だから32歳でも全然問題なし!」とだけ言っておこう。
あー。やっぱ熱あるみたいだ。
-----


妥協と相互理解が異文化交流の鍵です


 職場の新年会でカラオケに行って、「巫女みこナース 愛のテーマ」を歌ってきた。
 と言うか、歌わされた。
 事の発端は半年前、やはり同じ職場の懇親会があったときであった。カラオケで「リンダリンダ」を大熱唱していた人がいて、遮二無二対抗心を揺さぶられ、しかし自分の手持ちの歌でこれに対抗できる歌は一体何があるかと脳内検索した結果抽出されたのがこの歌であり、気がついたら打ち込んでいた、というものである。
 本来ならそれだけで終わるはずだった。だったのに。
 何故かそれが大ウケしてしまい、以来カラオケに行くたびにこれを歌わされるようになってしまった。
 まあ、みんなは、これが、何の歌かなんて、知らない、からね。
 一応、「アニソンです」とは説明したんだけど。うん。いや、間違いじゃないよ。「世間一般にとって通用しやすい表現として『アニメ』という言い方をしています」って、和歌山県西牟婁振興局も言ってたじゃない。通じなければ意味ないもの。だからこれは、アニメ、アニソンなの。世界に誇るジャパニメーション文化の一つなの。
 ちなみに、あんまりこういう歌ばっか歌って変なイメージが定着しても困るので、一つ落ち着いた歌を歌ってイメチェンを図ろうと、「Last regrets」を歌っておいた。
 バ鍵ですから。
-----


目標は計画的に


 ポークビッツを買ってきたら、中身が全部スライスチーズだった。
 そんな初夢。
 今年もろくな事がなさそうだ。
 去年の年始の文書読んだら、去年の目標は「年上のお姉さんと、会話が出来るようにする」だった。
 うん。まあ、この一年、会話が皆無だったわけではない。なので、目標達成といえば達成だろう。うん。下目に設定しておいて良かった。
 そうそう。ごくごく親しい人に送っている日本郵政の年賀状に書いてあった件なんですけど。あれ、5日でフラれましたから。年賀状作って、出して、年賀状が皆さんの手元に届くその間に、もう終了してますので。なので余計な詮索はしないでいただきたい。
 あーあ。この一年自分なりに頑張ってきたつもりなんだけどな。貴重な切り札2つも使って、このザマだもんな。
 あと去年の文書で書いていたことと言えば、タマ姉ですか。そういえば、去年一年でやったギャルゲーって、智代アフターとつよきすの2つだけだなー。どっちも一昨年発売のやつだよ。新作全然やってないよ。
 まあ、去年は時間もなかったし。そんな中でわざわざ時間確保してやりたいと思うギャルゲーもなかったしね。涼元ショックもあったし。嗚呼、ギャルゲーですら、我が心のオアシスとはなり得ない時代になってしまったのか。
 だったら俺は、この先一体何に逃げればいいと言うのだ?
 うむ。ではこうしよう。今年の目標は、「新たな逃げ場所を見つける」。
 うわー。最悪だ。下目の目標なんてレヴェルじゃないね、これ!
-----


しんかい6500


 今日は、那覇港で行われた「しんかい6500」の一般公開に行ってきた。
 「しんかい6500」とは、日本政府(独立行政法人海洋研究開発機構)が所有する有人の調査研究用潜水艇で、約6,500mの深度まで潜ることが出来る。
 ちなみに、世界には6,000m級の潜水艇は4カ国5隻(アメリカ、フランス、日本、ロシア。ロシアは2隻保有)あるが、この中でも6,500mまで潜れるのはしんかい6500ただ1隻である。
 そして今回、沖縄近海での調査のついでに、那覇市並びに国際環境情報センターの共同イベントということで、一般公開が行われたのだ。
 まあ、これ以上文章で書くこともあんまりないので、以降は写真での説明とさせていただく。

那覇港に停泊するよこすか
那覇港停泊中の、支援母船よこすか。
ちなみに後ろに見えるのは那覇港の向かいにある米軍那覇軍港。
よこすか側面
よこすかの側面。ピンボケでスマン。
よこすかクレーン
よこすかの後部についているクレーン。これを使って、しんかい6500を分離・収容する。
しんかい6500前景
しんかい6500前景。
しんかい6500前部機器類
前部についている機器や覗き窓など。
しんかい6500側面
しんかい6500の側面。木で出来た箱のようなものが浮力材。直径数ミクロンの中空ガラス球を樹脂で固めて作ってある、らしい。
しんかい6500後部
しんかい6500後部。
登場通路
この通路を使って、しんかい6500に乗り込む。ちなみに定員は3人(操縦2名+調査員1名)。
自販機
しんかい6500のすぐ脇に、コカコーラの自販機が置かれていた。調査が終わった後、しんかい6500を見ながらコーラでくつろぐのだろうか(笑)。

 
-----


鍵っ子はエロゲオタとは違うよという頑ななまでの主張


 自称総合系blogなのだから2回続けてギャルゲーネタが続くのは自分としてはあまり好ましくないのだが、しかし出来るだけタイムリーな話題をネタにしたいという思いもまたあり、さらに明日は情報処理技術者試験だから書いている時間が無いということで、今日はギャルゲー、というか一歩踏み込んでエロゲーの話題を書くことにする。
 と言っても、自分は真性鍵っ子なので、いわゆる「エロゲー」というものには実はあまり詳しくはない。CLANNADは最初から全年齢対象でエロゲーではないし、それ以外の鍵作品もエロ取り外して全然問題なし、と言うかむしろ邪魔!って位のものだからである。智代アフターは例外かもしれないがしかしあれについてはもはや自分の中では鍵作品じゃないことになっているので、ご容赦願いたい。
 さて。そんな自分でも知っているこの時期タイムリーなエロゲーの話題というと、「日テレがエロゲーに関する偏向的な報道を行った」とかどうとかいう話になる。まあ、自分はここ最近地上波は見てないし沖縄じゃ日テレ系見れないしそもそも鍵っ子はTBS以外の在京テレビ局は認めないしで、この番組は見ていない。なので番組自体に関するコメントは差し控える、と言うかしようがない。
 なので、その背景にある「エロゲ規制問題」に内容を絞ることにする。警察庁の『漫画・アニメ・ゲーム表現規制法』検討会問題まとめ @Wikによると、今回の問題のそもそもの発端は警察庁が「バーチャル社会のもたらす弊害から子どもを守る研究会」というものを設置したことにあり、それで「またコミック/エロゲ規制が行われようとしている」とエロゲオタ達が騒いでいる中くだんの番組が放送されたので、火に油を注いでしまった、ということのようだ。
 「また」というのは、過去にも既に何度かこういう創作物(コミック、ゲーム等)に対する法的規制が導入されようとしたことがある為である。特にここ数年で大きかったのは「児ポ法」と「青健法案」である。
 「児ポ法」は、児童買春や児童ポルノの被写体として性的搾取に合う少女をなくすという目的で制定された法律なのだが、その案が出た際に、法の趣旨とは全く関係のない創作物規制の内容まで含まれていたため、猛烈な反対運動が起きたものである。結局この法律は、問題の創作物規制の部分を削除して1999年に成立している。
 また「青健法案」は、2003年総選挙の際に自民党がマニフェスト中に盛り込んだものであり、各都道府県が制定している青少年健全育成条例を発展強化させようとしたものである。現在ある青少年健全育成条例が事実上18禁表現物に対する足かせとなっていることからネット上でオタク達が反発する一方、事業者に対し自主規制を強制する内容が含まれていたことから民放連が抗議声明を出した。選挙で自民党が大きく後退したことで法案の行方はうやむやになった。
 そして、今回の警察庁の動き、というわけである。
 だが。今回の件に対して、自分は反対しようという思いがない。過去2回の動きに対しては、自分も強くというほどではないがそれなりに反対の姿勢は示してきた。だが今回は、どうもそういう気になれないのだ。
 ぶっちゃけて言えば
「ソフ倫の自主規制も守れないようでは、法規制が導入されても仕方がないんじゃないですか?」
ということである。
 エロゲ業界にはコンピュータソフトウェア倫理機構(ソフ倫)という組織があり、ここで定めたルールに則ってゲーム内容の自主規制(無論、強制ではなく自発的に定めたもの)を行っていた。この中には「18歳未満のキャラクターの性表現は禁止」というものも含まれていた。ところがここ数年、そのルールをあからさまに無視するゲームが増えてきたことで、この自主規制の仕組みは事実上崩壊してしまっているのが現状だ。
 ソフ倫の規制は一般社会からのエロゲーへの批判をかわすために作られたものであり、エロゲーという存在を社会的に守るためのものだったはずである。ところが、それすら守れないということでは、エロゲーは反社会的な存在であると公言しているようなものではないか。
 権利や自由には規制・義務がつきものである、というのはよく言われることであるが。そのことをオタク達は忘れてしまっているのではないだろうか。コミケや2ちゃんねるで通用することがそのまま一般社会で通用するなどと思ってはいけない。先人の努力とはただ反対するだけではなかったということを、我々は再認識しなければならない。
 ところで。この文章を書こうと思ったきっかけはいつもウォッチしている健康さんのダー(注:健康さんをウォッチしているわけではないことに注意されたい)が「マブラブオルタナティブ」をやってる云々という記事を見たことなのだが。文中の「このゲームを貸してあげるから、機嫌なおしなさい」という台詞を見て、思い出したことがある。
 おそらくはLeafの「こみっくパーティ」だったと思うのだが、全年齢ではないゲームをやって「これはおもしろい、是非妹にもやらせなくては!」と思い、部屋まで持参したら妹は寝ていたので、仕方なく枕元に置いて帰ってきた。暫くして妹が部屋までやってきて、烈火のごとく怒りながら「こみっくパーティ」を投げつけて返してきたのだった。
 自分はよかれと思ってやったことなのだが、どうやらそれは違ったらしい。
 ゲームの内容だけではなく、もしかしたらオタクの言動にも自主規制というかガイドラインは必要なのかもしれない。
-----



SB鼻毛の王子様


 wikiで中国史を読みふけっていたらつい徹夜になってしまった。夜寝れないので発売されたばかりの「蒼い空のネオスフィア」をやっていたら、さらに徹夜継続になってしまった。
 以来調子が悪い。徹夜が堪える歳ということか。
 以前探偵ナイトスクープで、「ゴキブリの王子様」というのが取り上げられたことがあった。
 「以前見た、真っ白で美しいゴキブリの王子様を捜して欲しい」という依頼であった。結局それは、脱皮直後でまだ色づいていない状態のゴキブリの事であった。確かにあの茶色いゴキブリに比べれば多少マシに見えるのかもしれないが、しかしゴキブリであることには変わりなく、特に美しいというほどのものではないのではないか、と思ったものだ。
 以上、予備知識。
 本題。
 先日3/27付け文書に関して、「30過ぎると鼻毛に白髪が出来る」という情報が寄せられたが。実際の所、それに類するものは既に一年程前に経験している。
 その時私は、自宅で鼻毛を抜いていた。鼻毛というのは、髭ほどではないが放っておくと結構伸びてくるものなので、切るか抜くかしないといろいろ不都合が起きる。いくらキモオタといえど、入浴と鼻毛の手入れだけは怠ってはいけないのだ。
 その時抜いた一本の鼻毛。それは、色がなかった。白髪などというものではない。完全な無色透明だったのだ。物に例えれば、アクリル樹脂で出来た細い糸のようであった。
 それは今まで見たことがないほどに美しい鼻毛で、私はそれを、きっと鼻毛の王子様に違いない、と思ったのだった。
 私はその美しい鼻毛を妹に見せてやろうと思ったのだが、怒りを買って部屋から蹴り出されることは明白であることに気づき、途中で引き返して鼻毛をゴミ箱に捨てたのであった。
 それ以来、鼻毛の王子様にはお目にかかっていない。
 これはわたしがまだ20代の頃の話である。30過ぎてからこういうものに初めて遭遇していたら、きっとこのような感動的な体験とはならなかったのだろうなと思うわけで。そういう意味でも、若いうちに貴重な経験が出来たと思っている。
 今日は早く寝よう。
blogランキング、1日1クリック
-----


純粋に乙女心をくすぐる検索結果から出でたるワード


 一ヶ月くらい前からBLOGのアクセスレポートが見れるようになっている。アクセス元とか見れて、どこから来ているのかとかが見れる。
 特に、googleやinfoseek等の検索エンジンから来ていると、検索ワードからだいたい何を目的としてきているのかがわかったりして、結構面白い。
 が。そんな中にも、「一体何が目的なんだろう・・・」と思ってしまうのもある。例えば、こんなの。infoseekから来ていたのだが。
 検索ワードが「左翼 堀江由衣」
 ちなみに堀江由衣というのは、声優さんです(wikipedia参照)。オタク男性に人気があるということでは有名です。が、左翼・・・? 堀江由衣って、左翼なのか?
 そんな話は聞いた事無いけどなあ。自分が知らんだけか?
 とまあ、悩んでしまうような検索ワードがあったりするわけです。
 ちなみに今月入ってから多いのは、やっぱりAIR絡みですね。AIR人気は素直にうれしいですが、しかし一方でやっぱり自分はKey関係以外での集客力がないのかと落ち込んでもみたり。堀江由衣にしても、「翼 堀江由衣」だったら明らかにKey絡みになるしなあ。
blogランキング、1日1クリック
-----


恋愛NEET


 NEETというのは「Not in Education,Employment,Traning」の略で、教育も就職も職業訓練もしていない人のことを指す造語であるが。この言葉をもじって「Not in Education,Engage,Traning」としたものを「恋愛NEET」と呼ぶことにする。
 さて。2/24にときメモOnlineについての記事を書いたが。学生時代の知り合いに、このときメモシリーズにとことんはまりこんでいた男がいた。
 とにかく、ときメモづくしの男であった。
 それまでに出たときメモシリーズは当然全て買いそろえ、それをやるためだけにゲーム機本体も買う。聴く音楽はときメモのサントラ。持ち歩く小物も文具も、全てときメモ関連商品。部屋も車もそういうので埋め尽くされている。女の子(実在の)と会話する時も、「今の話題は結構ヒットした。好感度が50ぐらい上がったはずだ」等と言い出す始末。
 そんなだから、周りからは「あいつにだけは(実在の)彼女が出来るはずはない」と言われていた。
 ところが、3年生になった時。彼が、同じサークルにいた銀行の支店長の娘と交際していることが発覚したのである。周りの反応は正に驚天動地。阿鼻叫喚の地獄絵図と言っても良いほど酔ってくだを巻きまくっていた者もいた。
 そんな大混乱の中、私は思ったのだ。
「例えゲームでも、訓練を積んだ人間は違うのだなあ」と。
 さて。実際の所、訓練を積んでいない人間が恋愛をするのは非常に難しい。これは恋愛に限らず、どんなことでもそうであろう。
 若いうち、というか10代くらいだと、お互いが未経験なせいか、ろくな訓練が無くても意外とうまくいくことが多い。
 ところがこれが、歳をとってくるとそうも行かなくなってくる。熟練者と未経験の人間の差がどんどん大きくなっていくのだ。
 熟練者の中には「経験のない奴との恋愛なんてお断り」と言いだす人も現れる。また当の未経験者自身も、同年齢と同じレベルの恋愛をしたいと考えて、相手に高いものを求めがちになる。当然、訓練を積んでいないとその要求には応えがたい。
 こうして、未経験者は恋愛の機会を奪われていく。機会がないから、当然訓練の蓄積も為されない。蓄積がないから、ますます相手にされなくなる。このような悪魔の循環の繰り返しで、恋愛未経験者はどんどん厳しい状況に追い込まれていき、そのうち恋愛というものが手の届かない高嶺の花になってしまうのだ。
 こうして、恋愛NEETは形成されていくのである。
 この循環を断ち切る一つの方法には、恋愛NEET自身ががむしゃらに恋愛に突っ走り、なりふりかまわず訓練を積んでいく、というものもある。
 だがしかし。これとて決してそうそううまくいくものではない。「あなたのことは全然好きではないのだけど、訓練のためにお付き合いしてください」などと言おうものなら、相手にされないどころかはり倒されかねない。そもそも、がむしゃらに恋愛に走るという行為自体が、出来ない人間が多いではないか。
「恋をしたら負けかなと思っている」などと本気で考えている人は少ないだろう。だがそう自分を納得させる以外に術を持たない、そんな恋愛NEETは今も増え続けているのだ。
 問題の根は、非常に深い。
 ところで、前述のときメモの件の続きであるが。自分も経験を積んでおこうと思い、ときメモをやってみようと思った。
 だが、ゲーム機は持っていなかったのでWindows版を探して近くの店を2,3件周ったのだが。見つけることが出来なかった。プレステやサターン版ならあったのだが、その為にゲーム機本体を買う気にまではなれず。結局、ときメモをやることなく、経験を積むこともなく終わったのである。
 もしあの時、もっとがむしゃらにときメモを追い求め続けていたら。今頃はもっと、違う結果が
 ・・・あーいや、やっぱ結果は同じだった気がするな。
blogランキング、1日1クリック
-----