読書感想文は苦手だ。読書感想文を書くためには良い本を読みなさいと言われるけれど、本当に良い本を読んだときの感想は言葉として出てこない。自分が感じた美しい思いを言葉に変えられるような、そんな才能は、僕には無いから。
10/13ははるかなの誕生日なので、個人的にはそっちが最優先の土曜日でした。とは言え、珍しく予定通りに放映前にSSを書き上げてしまったので、日付が変わるまでひたすら2話をリピート視聴することが出来たのですけど。
reflain2話。
冒頭、いきなり唯湖が理樹を脱がしてます。…って書くと、なんか妙な誤解というか期待をしてしまう人がいそうだが。そういうのじゃないらしい。何で唯湖まで上着脱いでるの? って思ったけど、違うっていうんだから違うんだろう。
「理樹が脱がされる」ってのは、一応、一応原作には無い要素なので、これへの賛否は個人的な見解の相違ということになるのでしょうけど。個人的には、理樹を脱がすのは佳奈多であって欲しいと願うわけで。…まああんまりこの件で騒ぐと恭介派が介入して来ちゃうから、これ以上は言わないけど。
「リトルラブラブハンターズ」。原作だとただのラブラブハンターズだったのがリトルになっちゃいました。
だから美魚や葉留佳を呼んでの告白模範演技、曰くラブラブハンターズミッションもありません。このエピソード、期待する声大きかったんだけどなあ。あーでも、その一方でカプ論でナーバスになってる風潮もあるわけだし。いらん火種は除去した、って事なんだろうか。だってこれから花火を打ち上げるんだもんね。
省かれたと言えば、鈴が出ていった後恭介が「ロリロリハンターズ!」と叫んでいるシーン、これは原作だと鈴が扉の向こうで聞いていて、後で恭介がド変態呼ばわりされる、という個人的にかなりお気に入りのシーンがあるのですが。これも省略されちゃいました。う~ん、これは何で省略してしまったんだろう。特に必要無い、と言われたら確かにそれまでなんだけど。
むしろ、「入れるわけにはいかなかった」ということなのでは。そんな気がします。
原作と違って、アニメの特に2期の鈴は、もうかなりのことを知ってしまっている、そんな印象があります。後半でみんなが花火を楽しんでいるときも、鈴だけが全てを達観したような顔で一人で歩いているシーンがあります。
恭介が何をやろうとしているか鈴は既にある程度知っていて、だからしょうも無いことでいちいち突っかかっても仕方が無い。そういう心境なのかもしれません。…いや、兄がロリヒャッホウとか言ってたら、それは蹴ってもいいと思いますけどね。個人的には。
原作との違いと言えば、恭介の「恋愛が理樹を大人の男にするんだ」という台詞。いかにも原作にありそうな台詞に聞こえますが、実はこんな台詞ありません。島田オリジナルの台詞です。原作は確か、「理樹が先に大人になっちまう」とか、そんな内容だったはずです。
原作の恭介はこんな自分が恋愛の達人であるかの如き台詞、絶対に言いません。何故なら、恭介自身が恋愛とか友情というのを、実はあまりよく理解していないからです。そして、それこそがまさに理樹が「恭介とは違う成長」をつかみ取る伏線になっていくわけですから。
結局、恋愛が理樹の成長要因になっていくんだ、という部分は同じになってしまうんですけど。
1期が終わった後の春先くらいに、脚本の島田満さんが「成長要素としての恋愛を入れる」と発言して、僕ら友情至上主義者は泣いて突っかかろうかという心境になったことがあったわけですが。是非はともかくとして、2期はこういう考え方で描かれてるんだ、ということは頭に置いておくべきでしょう。…いや、2期はなんて言い方は間違ってるな。1期から既にそうだったのだから。
ああそうか。だから、恭介の子供っぽさが全開になるラブラブハンターズミッションは、入れるわけにはいかなかったのですね。
ところで、繰り返しになりますが10/13ははるかなの誕生日です。今年はケーキ代わりに、最近地元で話題の「品野ロール」を買ってきました。母親が何かあったのかと訊くので明日ははるかなの誕生日なんだと答えると、呆れたようにああ佳奈多ちゃんねといわれました。
…どうでもいい話して済みません。
それはさておき。唯湖じゃなくて佳奈多なのは何で、って訊かれると、言葉にして答えるの難しいんだよなあ。
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