鉢の中から、種を蒔いた覚えもない植物が育って、花を咲かせている。
名前すら知らない。根本のあたりの茎が赤いから、ショウガの仲間かも知れない。こういう時にすぐに調べられるように、そろそろ植物図鑑を買った方が良いかもしれない。
まあなんにしろ、ありふれた花なのだろう。
こいつは呼ばれてもいないのに勝手に芽を出して、勝手に花を咲かせている奴だ。となりにあるスイカと違って、もともと目的や存在意義を与えられていたわけではない。特別何か個性があるわけでもない。
それでもこいつは生えている。そんなこと、おかまいなしに。
ナンバー1だのオンリー1だの、そんなものこいつにとっちゃ知った事じゃないのだ。
やたらと「1」にこだわるのは、意味のないことなのだ。
この花を見ているとそう思えてくる。
1とかnとか関係なく、自分は自分らしく勝手に生きていくべきだ。そう思いを新たにした。
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「世界にいくらでもある花」への2件のフィードバック
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花は、詳しくはわからないし間違っているかもしれませんが、花の感じから「ケイトウ」の仲間では、と思います。
記事はあなたの個性が良く出ている、という印象が非常に強いもののようです。そういう意味では成功していますよ。
ひょっとして証券屋さんですか(笑)。
調べてみたら、まさにそれですね。なるほどケイトウだったのですね。ありがとうございます。
文章だけで職業もわかってしまうものですか。証券ではないですが、今の職場は金融系です。