月別アーカイブ: 2007年11月

こう見えても地球には優しい男です


 「ただの車には興味有りません。この中で、軽トラック・電動自転車・プリウスを持っている人がいたら、荒野草途伸の所に来なさい! 以上。」
 てなわけで、車を買うときは軽トラックである、とだいぶ以前にこのブログで宣言していた(参照)のだが。まあいろいろ検討した結果、そういうエキセントリックな路線はやめて多少普通路線のプリウスを買うことにした。
 また一つ、非常識という名の自分の原動力を失った気がするが、たぶんこれに変わる新しい何かが得られると信じて。
 でまあ、なんでプリウスかといったら、それはもう私が穏健環境左派だからである。
 だからこそこれまでも、通勤と買い物は電動自転車で、那覇へ行くときは公共交通機関たるバス、という化石燃料の浪費に繋がらない生活を送ってきたのだ。
 だが。ここで困ったことが起きて。買い物に行くときに自転車で15~20分くらい走らないといけないのだが、雨の日に自転車で走ると濡れる、という大変な事実に、最近気づいた。
 いや、別に鈍感だったから今まで気づかなかったわけではない。ただ、これまでは買い物に行くときはたまたま降ってないことが多くて、あまり気にしていなかったのだ。
 さらに、最近仕事が忙しくて特に平日会社から帰ってからまた自転車を運転する気力が無いということが多く、そんなとき「車だったら多少マシなのでは・・・?」という事情もある。
 とは言え。この私が、普通の車を買うわけにはいかない。どうせ買うなら「さすが荒野草、すごいよ!!草途伸さん」と言われるぐらいの車でなければならない。
 ということで今までは軽トラックをターゲットにしてきたのだが、意外といい値段で軽トラックが売っていることが少なく、手続きの面倒さも考えると「まあいいや。車なんか無くたって、なんくるないさ」とここが沖縄であることをいいことに先延ばししてきたのだった。
 実際、無くても2年間何とかなっていたのだが。
 まあ、だがこの度あの悪夢の角川株大暴落の処理もすんだことだし、冬のボーナスもまあ多少は期待出来そうではあったので、いっそ環境配慮車のプリウスを買って新たなステータスを手に入れてみるのもいいかなと思い、うちの目と鼻の先にあるトヨペット店にいって「プリウスくれ!」と叫んで、店員から「他の車もいろいろ試乗して検討された方がいいですよ?」というどう考えても良心的なアドバイスも聞かず、「いや、いい。プリウス以外要らない。」と、値引き交渉すらせず、モデルだけ選んでさっさと契約してしまった。
 なんかオプションとか諸手続の費用込みで320万ちょっとかかるところを、なんか店員がこっち何も言わないのに勝手に値引きしてくれて、結局295万になった。これを、6年(72回ローン)で、月約3万。(頭金とかボーナス払いは別)。まあ、今の生活なら無理しなくても何とか払える。つーか、社会人なったばかりにへんてこな訪問販売に騙されて払わされてた額もだいたいこんなもんだったし。
 とは言え、その払ってた当時の年収の1.5倍の値段するんだけどね、これ・・・。
 ちなみに、プリウスSの10周年記念モデルです。納車日は未定。生産が追いつかなくて2ヶ月待ちとかの状態なので、年内に来ればいい方らしい。
 ということをiあっくんに報告したら、
「 #遂に結婚を意識したのか? 」
 言われてしまった。
 ・・・まあ、否定はしない。そっちの予定は、2ヶ月どころかいつになる事やらわからんけど。
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生きる意味


 「自分が生きる理由、それは今現在ここに自分が存在していることだ」というのは荒野草途伸が10年近く前から主張してきたことなのですが、この度その台詞を刹那・F・セイエイにパクられてしまいました。
 サンライズに武力介入してもいいですか?
 と、これだけ書くとただのキチガイにしか聞こえないので、もう少し書こう。
 上記の、生きる意味は自分が存在すること云々というのは、ほんとの話である。
 以前、「自分みたいに心を病んだ人間であれば一度くらいは自殺を考えたことがあっても良さそうなものなのに、自分には未だかつてそういった心境になったことが一度もない」ということに気づいた。
 次にその理由として「おそらく自分には、生きるための明確な目的なり理由が、はっきりと存在しているからだろう」という第一段階の結論を得た。
 しかし、その目的とか理由とかが、すぐに言葉として表現出来なかった。というより、簡単に言葉で言い表せる単純なそれを、自分は持ち合わせてはいなかった。思索した結果行き着いた結論が、「どんなに理屈をこね回そうが、今自分がここにいるという事実、それ自体を覆すことは何人たりとも出来ない」=「自分の存在は否定出来ない」=「それこそが自分が存在する理由」というものだった。
 正直この理屈は自分でも理解するのが難しいと思うくらいなので、他人に理解して貰うのはもっと難しい。
 実際、こんなことがあった。
 割と最近の話だが、職場のリーダー候補生向けのヒューマンスキル研修があった。「自分が存在する理由」というテーマが出たので、私は自信たっぷりに前述の理論をとうとうと語った。
 返ってきた言葉は、「そんなの偽善だ」だった。
 偽善とか言われても自分が存在する理由が今ここに自分がいることだというのは紛れもない事実なのだしそれを偽善と言われてしまってはつまり自分の存在理由は偽物だということになってしまいつまりは自分の存在そのものが否定されたことになってしまう、人間の存在が否定されるということはそれ乃ち死を意味するわけだからあなたは私を殺したも同然だ、だからお前は殺人者だ!
 と言ってやりたかったが、大学の同級生ならともかくさすがに職場の同僚相手にそんな口叩くわけにも行かないので、黙っていた。
 とりあえず一般人相手だとだいたいこういう事態になるので、このことはなるべく割と親しい人にしか話さないようにしてきた。
 とは言え、これから先「それガンダム00のパクリだろ」とか言われるのはもっと嫌なので、一応ブログに書き残しておくことにする。
 て言うかねー。刹那のあの台詞の使い方が、あまりにも軽々しすぎて正直怒りすら感じてる、ってのもあるんだけどねー。
 まあ、たかが作り話のアニメなんだけどさ。て言うか、どうせアニメ語るんなら、鍵っ子としてはガンダムなんかよりCLANNADを語りたいんだが。BS-iの放送が東京より3週間も遅れてる所為で、話題の主流から取り残されちゃってる感がすごくするんだよね・・・。て言うかこれまでだって、主流だった事なんて一度もないんだけど。
 それでも自分は、生き続けている。
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ナス


 なんか、こんな捻りもないタイトルしけつけられない。想像力、EQ最低レベル。
 ウチのベランダで育てているナスが、やっと実をつけた。
小さなナス
 夏前に育て始めたのに一向に花が咲くこともなく、正直あきらめていたのだが、こうして今の時期になって実が付いてくれた。
 写真だと結構大きく見えるかもしれないが、実際は4Cmくらいしかない。
 だが、この際大きさの問題ではない。実が付いてくれたという、その事実だけで嬉しい。
 こんな小さな事に感謝する、自分にもまだそんな心が残っていたのだと思うと、改めて感動である。
 とりあえず、ようやく最近精神的な落ち着きを取り戻してきた。blogも時期に本格再開したいと思う。
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