CLANNAD AFTER STORY~もう一つの世界 杏編~


 杏、CLANNAD AFTERの8巻が届いたので、早速おまけシナリオの「杏編」を見てみた。
 感想。物足りない。というより、尺が短いよ! いや、おまけシナリオなんだから1話分24分しか時間がとれなかったのはわかるんだが。杏ファンとしては、こんなんじゃ全然足りない! もっと、もっと杏分を! と思ってしまうのである。
 内容としては、原作CLANNADの杏編をそのままなぞったもの。ということで、杏編といいつつも椋の出番もそれなりに多いのですが、冒頭からいきなり椋が朋也に告白していて、原作知らないと「うお、なんじゃ!?」と思ってしまうかも。
 いや、原作でも程度の差はあれそんな感じだったか。
 とは言っても、あいかわらずやっぱり、椋が朋也を好き、というのがよくわかりません。実は光坂を読んでないというのもあるのですが、アニメ本編でもその辺の理由の描写があんまり無かったので、この設定は無視なのかなーとばかり思っていたのですが。
 こんだけはっきり、「椋が朋也を好き」という描写があっても、やっぱりその辺の理由がよくわかりませんでした。
 どうせなら、光坂もアニメ化してくれれば良かったのに…。要するに買えってことか。
 本題である杏の方は、同時収録されている「番外編~一年前の出来事~」で杏と朋也の出会いが描かれているので、杏が朋也を好きになった理由はその辺で補完されていると言えます。
 そう考えると、あれは本放送時から仕組まれた見事な伏線だったわけですね。うん、2話でワンセットと考えると、それなりに長く思えるかも。
 そいでもって、柊勝平。原作では最後に椋とくっつくことになるはずのこの男ですが、ついに最後の最後まで出てこなかったですねー、勝平。まあ、出してしまったらまた椋が「尻軽」「ヤリマン」とか叩かれるから、出さなかったのでしょうかね。
 個人的には、最後に勝平と結ばれた方が、椋としては救われたように思うのですけど。
 最後に総括をしてみると。やっぱり、この内容じゃ物足りない、もっと作れ。と言ったところでしょうか。
 まあ、今や大手になってしまって他作品もいっぱい有名になってしまっている京アニに、これ以上期待するのは無理なのでしょうけど…。
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