3/31(日)に、春日井市東部市民センターにて行われた愛知県議候補内田けん個人演説会の応援弁士を務めたので、その時の原稿を掲載しておきます。
(※前日夜19時に依頼されたときに沖縄のこと中心にと言われたので、前半半分が沖縄の話になっています。)
みなさん、こんにちは。東高森台に住んでおります、岩瀬と申します。
3~4分で応援演説を頼まれたのですが、安倍政権への怒りはとても4分で言い切れるものではありませんので、40秒ほどオーバーします。
私は出身は隣の瀬戸市ですが、大学は琉球大学でした。沖縄県です。
みなさん、ご存知でしょうか?
今、沖縄は空前の好景気です。沖縄の友人曰く、沖縄は今が高度成長期なんだそうです。
何故そんな好景気になれたのか。
アベノミクス? いいえ、違います。
10年以上前から、観光や地場産業の振興に力を注ぎ、好景気になったのです。
ですが、その景気の足を引っ張る存在があります。
在日米軍基地の存在です。
普天間基地など、宜野湾市のど真ん中を占領してしまっています。普天間基地は、米軍が占領中に、住人を収容所に入れ、土地を奪って勝手に飛行場にしたものなのです。
こんなものは、無条件で返して貰わねばなりません。
ところが安倍政権は、辺野古新基地が完成しなければ普天間基地は返さない、と言っているのです。アメリカではなく、安倍政権がそう言ってるんです。
その辺野古はどうでしょうか。
辺野古新基地の埋立予定地は、北側が大浦湾という入江です。
綺麗な海です。対岸に、高級リゾートホテルが幾つも建ち並んでいるような、それくらい綺麗な海です。
安倍政権は、ここを埋め立てて、軍事基地を作ろうとしているのです。
当然、リゾートホテルは廃業です。従業員は失業です。
しかも、海底の地盤がマヨネーズ状で、去年の関西国際空港のように水没するから、埋立に追加で17年かかると言っているのです。
正気の沙汰ではありません。
沖縄の話ばかりしましたが、愛知県も他人事ではありません。
内田けんさんも取り組んでおられる、教職員の超過勤務問題。教職員は、残業代無しの定額使い放題で部活や事務の作業を山ほどさせられています。
もちろん、教職員に限った話ではありません。民間でも、「ブラック企業」という言葉が定着して、10年になります。
他ならぬ私も、今ニュースになっている日立系企業に人生を潰された身です。
これに自公政権は長い間、無策でした。
野党が対案を出しても、採決すらせず廃案。
去年ようやく、働き方改革一括法が可決され、明日4月1日から残業時間の規制や有給休暇の取得が義務づけられるようになりました。
しかしこれも、経済界の要求で骨抜きにされ、残業時間規制も有給休暇取得も、抜け道のあるものにされてしまいました。
こういった話は国政の話だから、県議選には関係ないという人もいます。
そうではないです。自治体でもやれることはあります。
たとえば、県議会では、国政に関する意見書を採択できます。
具体的な政策でも、例えば中小企業の従業員の超過勤務、これは中小企業支援で、ある程度解決出来ます。
名古屋空港は県営です。隣接する三菱の工場も県が補助を出しています。県が口を出せる立場にあるのです。
細かく挙げればきりがないほどです。
こういった施策や、決議、請願。これらを実現する為には、県議会での日本共産党の議席を、今の2議席から、もっと増やしていかなければなりません。
ですので、行政のエキスパートである内田けんさんを、なんとしても県議会に送りたいです。
よろしく御願いします。
内田謙さんからは、他に国保税の問題(愛知県が補助を打ち切った)やリニア陥没問題など、20分ほどの話がありました。
愛知県議選春日井市区は、是非、行政のエキスパート「内田けん」をよろしくお願いします。