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4/3鍵点に荒野草途伸が参加拒否された経緯


 経緯を説明するまえに、まず、「荒野草途伸が4/3に蒲田Pioで犯罪行為を働く」という噂が一部で流されたことについて。これは、全く根拠の無いデマです。犯人が誰だか知りませんが、このようなデマを流す事自体著しく私の名誉を損なうものであることを先に申し上げておきます。

 その上で、今回の「ゆきゆき」「れもたろ」による荒野草途伸攻撃という事態のうち、れもたろに関する部分をご説明させて頂きます。

 そもそもの発端は、「れもたろ」というプロ気取りの同人作家が昨年春にTwitterで自身の同人誌への協力者を募った所から始まります。全員がそうだったかは知りませんが、自分含め少なからぬ参加者は、鍵の同人作家である”れもたろ”との交友関係の構築を期待して応募し相互フォローしました。言うまでも無く、その関係が続くことを信じて疑いませんでした。
 ところがその企画が終わったら、れもたろは問答無用で参加者の一部をフォロー解除してしまいました。全員ではありません。「れもたろにとって」知名度のある人間だけ残して、力の無い人間はリムーブという非常に汚いやり口です。そもそも、Twitterの世界において”相互”をリムーブする事自体、極めて非常識な行為、というか宣戦布告に等しい行為です。その為、被害者を代表して私荒野草途伸が代表してれもたろに抗議したところ、一言の謝罪も無いどころかひたすら自己の行為を正当化し、挙げ句同人仲間の主婦連中と結託して私に対する誹謗中傷をはじめました。

 挙げ句の果てに、当時(表向きは)非公表で進めていた私の企画の参加者に圧力をかけて、私の企画を潰すという暴挙に出ました。

 これだけでも、表現者としてあるまじき蛮行です。

 しかし、私の抗議の声は、極一部の良心的な人を除いて誰も聞く耳を持とうとはしませんでした。理由はわかりませんが、想像はつきます。れもたろの方が(同人界隈では)有名人で、Key公式とも繋がっているからです。

 逆に、私の人間関係はれもたろ勢力によってどんどん切り崩され破壊されてゆきました。

 その後2015年秋に、鍵点(KeyPoint)を主催する「あゆけっと準備会」の編集担当を名乗る永島(しおりすと)という人物から、編集担当という中立の立場でれもたろとの和解交渉を仲介する旨話がありました。
 しかしこの時はれもたろが「荒野草途伸のBLOGを全部消したら話し合いに応じてやってもいい」という、到底あり得ない条件を持ち出してきた為、決裂に至りました。ただ、永島がどうしても自分の顔を立ててくれと言うので、「今後お互い一切干渉しない」という内容で協定を結びました。いいえ、結んだことになっていたと、私は信じていました。

 ところが、年が明けてから、私が4月3日の「KeyPoint」への参加表明をしたところ、また永島から電話連絡があり(※私は電話連絡は困ると再三言っているにもかかわらず)、「れもたろが不満を言っているから降りてくれ」と要求してきました。そんな要求受け付けられるはずもないし、そもそも協定違反なので当然突っぱねましたが、永島が「れもたろさんは人気があって表紙も描いて貰っているから」というこちらにとっては至極どうでもいい理由で降りろと食い下がってきた為、主催の配島と話をすることになりました。
 配島と話を交代した際は、永島ほど不遜な態度ではありませんでしたが、「トラブルを起こした人間では無くトラブルになるかもしれない原因を排除する」という意味不明な論理で参加を拒否され、しかもこちらが自発的に降りたことにしろという身勝手極まりないことまで要求してきました。
 それでもこちらが怒りを腹に飲み込んで幾つか条件を出した上で「参加辞退」を受け入れましたが、その後来たメールではその諸条件は一つも履行されなかったどころか、新たに”一般入場拒否”という先刻まで出されました。(鍵と全く関係ない別のイベント主催の方に確認したところ、一般入場拒否というのは通常は犯罪者に対して行うものとのことです。)
 当然そんな話を飲めるわけもなく、交渉は決裂しました。ただこちらも人的繋がりというか”しがらみ”があった為、この事実は極力表には出さないようにしていました。

 しかし、この交渉決裂の後、私が犯罪者であるとのデマが一部で流布され、鍵界隈のみならず実社会生活にも支障をきたし始めています。
 さすがにここまで来るとただの同人同士のいざこざでは済まされない為、日弁連への人権救済申し立ても検討しましたが、時間と労力、なにより健康状態から司法手続きに踏み切るのが難しかった為、現段階ではまだ申し立てにまでは至っておりません。

 以上の話を要約すると
・一連のトラブルのそもそもの原因はれもたろにある。
・れもたろは一度結んだ協定を反故にして荒野草途伸を攻撃した挙げ句、犯罪者扱いしている。
・あゆけっと準備会は中立の立場という当初の話を反故にし、れもたろに一方的に肩入れしている。
・犯人は不明だが荒野草途伸が犯罪者であるとの事実無根のデマが流布されている。
以上となります。

 ゆきゆき(神田雪絵)との件についてはまた別の話になりますし、さらに長い話となりますので、また私の精神が落ち着いたときに別途記したいと思います。


奴が出た


 引っ越してきてすぐの、まだ荷物も届いていない日のことだった。何も無い部屋で布団を敷いて寝ていたら、押し入れからカサカサという物音がした。
 奴であることは明白だった。普段だったら、即時戦闘態勢に入っていただろう。が、そのときの自分は、対奴兵器である毒ガスも熱兵器も、持っていなかった。あるのはただ、その日に買ってきたテレビ台の部品だけであった。
 それでも近接戦闘用の棒として使うことは出来たが、しかしそれを使って奴を撃退するには、まず奴を押し入れの中から追い出さなければならない。押し入れはくらいよせまいよこわいよーなので、その中で戦闘をするのはいかにもこちら側に不利なのだ。
 しかし追い出そうにもやはりその手段がないし、それにその日は非常に疲れていた。中から出てくるのならばともかく、こもっている限りはこちらに被害が及ぶこともない。
 その日は、放置して寝ることにした。奴は出てこなかった。
 翌日。再び物音がする。そして今度は、ついに奴は押し入れの中から出てきた。奴は飛んだ。羽を使って飛んだ。飛んで、そして室内灯にとりついた。
 この時点で尚、自分に与えられた武器は棒のみであった。棒で奴を攻撃することは可能であったが、しかしその場合、奴が止まっている室内灯を破壊してしまう危険があった。
 私は奴を再び飛ばすことにした。自分の方向に飛んでくる危険性はあったが、しかしどのみち奴はいつ飛ぶかわからない存在なのだ。ならば、迎撃態勢の取れる今飛ばした方が、まだいい。
 私は新聞紙を丸め、奴をつついた。奴は再び飛び、今度は壁に止まった。それを私が再び新聞紙ではたき、床に落ちたところを、棒を以て撲殺した。体調約5Cm。触覚まで含めると10Cmもあるような奴だった。
 私はようやく安堵を得た。そして、それまで行っていた荷物の整理を再開した。
 だが数分後。今度は別の奴が、部屋の反対側から飛来してきた。すっかり気を緩めていた私は、危うく奴と衝突しそうになった。壁にとりついた奴を、私は半ばパニックになりながら新聞紙で叩いた。床に落ちても尚新聞紙で叩き続けていたが、やがてそれでは奴を倒せないことに気づき、先刻使用した棒を持ち出して、ようやく奴を撃破した。
 倒して気づいたのだが、それは先刻倒した奴より一回りほど小さかった。おそらくメスであろう。そして先ほどのがオス。つがいだったのだろうか。自分が引っ越してくるより遙か前からここに住んでいた、先住者だったのだろうか。そう考えると、多少もの悲しい気分にもなった。オスは、住環境の変化に対し偵察のため表に出てきたのだろうか。潜んでいたメスは、相方が倒されたことを察知して慌てて飛んできたのだろうか。
 そして私は、そんな彼らを、殺してしまったのだ。
 だがそんなことを言ったって、仕方が無いじゃないか。このままあの奴ら夫婦を放置したら子供が増えるし、もしそして部屋が奴らであふれかえったとしたら。そのとき大家に追い出されるのは、奴らではなくこの私なのだ。
 これは生きるための戦い。互いの存亡を書けた生存競争なのだ。
 尚、倒した奴の写真をここに掲載しようかとも考えたが、ここを見たiAcnが怒って暴れるといけないので、代わりに奴を粉砕した棒の写真を掲載しておく。
こんぼう
 この棒はテレビ台を支える柱として現在も活躍中である。
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SB鼻毛の王子様


 wikiで中国史を読みふけっていたらつい徹夜になってしまった。夜寝れないので発売されたばかりの「蒼い空のネオスフィア」をやっていたら、さらに徹夜継続になってしまった。
 以来調子が悪い。徹夜が堪える歳ということか。
 以前探偵ナイトスクープで、「ゴキブリの王子様」というのが取り上げられたことがあった。
 「以前見た、真っ白で美しいゴキブリの王子様を捜して欲しい」という依頼であった。結局それは、脱皮直後でまだ色づいていない状態のゴキブリの事であった。確かにあの茶色いゴキブリに比べれば多少マシに見えるのかもしれないが、しかしゴキブリであることには変わりなく、特に美しいというほどのものではないのではないか、と思ったものだ。
 以上、予備知識。
 本題。
 先日3/27付け文書に関して、「30過ぎると鼻毛に白髪が出来る」という情報が寄せられたが。実際の所、それに類するものは既に一年程前に経験している。
 その時私は、自宅で鼻毛を抜いていた。鼻毛というのは、髭ほどではないが放っておくと結構伸びてくるものなので、切るか抜くかしないといろいろ不都合が起きる。いくらキモオタといえど、入浴と鼻毛の手入れだけは怠ってはいけないのだ。
 その時抜いた一本の鼻毛。それは、色がなかった。白髪などというものではない。完全な無色透明だったのだ。物に例えれば、アクリル樹脂で出来た細い糸のようであった。
 それは今まで見たことがないほどに美しい鼻毛で、私はそれを、きっと鼻毛の王子様に違いない、と思ったのだった。
 私はその美しい鼻毛を妹に見せてやろうと思ったのだが、怒りを買って部屋から蹴り出されることは明白であることに気づき、途中で引き返して鼻毛をゴミ箱に捨てたのであった。
 それ以来、鼻毛の王子様にはお目にかかっていない。
 これはわたしがまだ20代の頃の話である。30過ぎてからこういうものに初めて遭遇していたら、きっとこのような感動的な体験とはならなかったのだろうなと思うわけで。そういう意味でも、若いうちに貴重な経験が出来たと思っている。
 今日は早く寝よう。
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