「参考文書」カテゴリーアーカイブ

真夏の夜の親告


ちょっと眠れなくていろいろ考えモード。
長くなりそうだったのでTwitterではなくこっちに。
TPPでほぼ協定の中に盛り込まれることになってしまったらしい「著作権法違反の非親告罪化」。
TPP交渉自体が暗礁に乗り上げかけているので、正直若干楽観視してはいるのだが、まあ問題点はきちんと整理しておかないとまた次同じ事が来たときに対処できない。

で、この問題に関していろいろ詳しい、てんたま氏(@tentama_go)のツイートに、こんな事例が。

これが純粋な「記事」であれば、批判だろうが提灯だろうが「これは引用だからそもそも著作権侵害には当たらない」と主張することも出来そうですし、警察としてもそれを考慮して事件化しない可能性が高そうですが。
問題は、単純コピーや二次創作の場合ですね。

あと、「収益性」という判断基準って、実際どうなの? というのもあります。

例えば、こんなケース。

あるアニメがありました。そのアニメは内容に問題があって、多くの視聴者からは駄作とみなされていました。
けれども、反対に熱心な信者もいました。信者はそのアニメの良さを知って貰いたい認めて貰いたいという一心で、そのアニメの「名シーン」をかき集めてMADを作りました。
けれども、アンチからしたらその「名シーン」こそがその作品の批判点だったのです。そのアニメはますます評判が悪くなり、売上は爆死となってしまいました。

この信者に、悪意はあったでしょうか。どちらかというと善意でしょう。売上を妨害する敵と戦っていたのでしょう。でも純粋に「収益性」でみれば、この信者のやったことは完全にアウトですね。
こんなケースも考えられます。

ある同人作家がいました。その人は、自分の作品で食べていけたら理想ではあるけどそれ以上に自分の作品が売れて名前が売れるたらいい、そんな風に思っていました。
その同人作家にもファンがいました。ファンは同人作家の為に必死です。なんとかして同人作家の作品を売って、同人作家の生活を助けなければならない。そう思って、作品の一部を無償配布したりしてかなり強引な売り込みをかけました。
おかげで、売れました。結構売れました。お金は入りました。でも、その強引な手法があだとなって、同人作家の評判は悪くなりました。売る為に何でもするお金が大事な奴だ、というレッテルが貼られてしまいました。

さて。この場合の「収益性」ってなんでしょう? お金だったら、いっぱい同人作家に入りましたね。収益性はむしろプラスですね。「収益」の基準をお金に置くなら。というか普通そうですが。
でも。この同人作家が望んでいたのは、「知名度」ですよね。で、その知名度はガタ落ちしてます。
でも一応お金は入ってます。「収益性」と「知名度」、天秤にかけてどっちを取るか。

 
現行の「親告罪」のままなら、特に問題はありません。判断するのは同人作家です。
ところが。これを全然関係ない第三者に委ねてしまうのが、「非親告罪化」です。勿論被害者の告訴意思は尊重する、とはされていますが、果たして実際告発が行われた後でどこまで自分の意志で判断できるか。
さらに問題は、「収益性」です。「収益性」がプラスですから、今回の「非親告罪化」では、これは告訴対象にはならないとされています。しかし、「告発」が行われたら、「知名度」が損なわれているという事実もあることから、警察は同人作家への聴取を行い、自ら被害を訴えるかの確認を取るでしょう。(まあ、この聴取は、「被害者の告訴意思を尊重する」という事でどんなケースであっても行われるはずですが。)ただ、このケースの場合、相当厄介な裁判になることが想定されます。
親告罪のままであれば、告発はせず示談で済ませた方が得策、と弁護士は助言するのではないでしょうか。勿論人によって考え方は違いますが。
と、ここまで書いていて気づいたのですが、アメリカって確か、「民事」と「刑事」で判断を統一する、という司法制度になっていたとか、そんな話があったような。日本のように、刑事では無罪だけど民事では損害賠償義務を負う、と判断が分かれる様なことが無い、というのをなんかで読んだような。
で、あちらさんの著作権絡みのロビイスト達って、ひょっとしてこの日本での民事と刑事の扱いの違いを認識してないんじゃ無いかと。だから民事裁判で勝つ為に、詭弁としか言えない刑事での非親告罪化を導入させようとしているのではないか?
と。まあ、これは今ふと思った憶測なんですが。

なので、逆に言えば、非親告罪化が導入されて、刑事では有罪になったけど、民事では勝訴して損害賠償義務は無し、という可能性もありますよね。上記のような複雑なケースだと。
でも有罪だから刑務所行き。著作権者は民事敗訴だからお金取れない。告発者は元々何の利益も無し。国は受刑者の刑務所暮らしの生活費負担しないといけない。誰も得しない。正に誰も得しない。そんなケースだって、あり得るのですよね…。

まあ、今回のこの「非親告罪化」、どうもアメリカだけで無く、日本国内の業界云々政治云々の思惑も渦巻いているような気がしてならないのですよね…。下手に書くと炎上しかねないので詳しくは書きませんけど。(いや私個人は炎上上等なんだけど、私一人の問題じゃ無いもんでね。)
で、そういう連中が「ガイアツ」をうまいこと利用して、あわよくばちょっとうまい汁吸ってみようかという思惑で、むしろ積極的にこの「非親告罪化」を受け入れさせてしまったんじゃ無いかと。そんな疑念すらあるんですよねえ。私の場合ですけど。
おー。結構長くなってしまった。140文字どころの騒ぎじゃ無いわ。


沖縄の戦後史を整理する


 自民党安倍一派が嘘八百田尚樹を招いて行った「勉強会」(実際には自己満足会としか思えないが…)で、またしても沖縄の戦後史に関するデマがクローズアップされているので、自分なりにまとめておく。
 まあ、自分が書かなくてもこの手の文献一杯あるから…と思って書くの控えていたのだが、やはり書かないと駄目だ。たとえ読むのが5~6人しかいなくても。
 本来なら参考資料を引用しながら書きたい所なんだが、その参考資料をきちんと保管していないという愚行を犯してしまったために、「どの参考資料」というのが明示できないのは申し訳ない、というのはあらかじめ申し上げておく。まあ、だいたい沖縄県内で発行されている書籍や新聞がベースだ。
 まずは、沖縄の「終戦」後の歴史から。一部の人はさすがにご存じだろうが、沖縄県内の「終戦」は、本土より約2ヶ月ほど早い。いや、実態を見れば、終戦などでは無く完全たる「大量殺戮に基づく殲滅状態の敗戦」なのだが。
 この大量殺戮は、米軍によるものもあれば、追い詰められた日本軍によるものも、両方ある。また、追い詰められて心神耗弱状態に陥って集団自決した例もある。もう一体どういう状態だったのか、今のネットスラングで言えば「カオス」である。たぶん多くの人には想像もつかないだろう、自分自身、とても想像がつかない。

 

 さて。このような熾烈な抵抗があったことから、(当初米軍は1945年の初頭には沖縄を制圧するつもりだったのだが、結局6月以降まで伸びてしまった)、生き残った沖縄県民や日本軍捕虜を大変に警戒していた。
 米軍による沖縄占領は(日本本土とは違って)一斉に行われたわけでは無く、まず本島周辺の太平洋・東シナ海からの海軍艦船からの艦砲射撃で、ある程度本島を焼け野原にした後(※ここのところなにげに重要なので留意)、本島中部の石川市(現在のうるま市石川地区)に上陸後、南北に別れて展開して、米軍が日本軍に勝ったところから順次制圧・占領が行われていった。
 前述のように米軍は熾烈な抵抗をした日本人を警戒していたことと、また住民が住んでいたところも焼け野原になってすぐには生活できないという理由から、米軍が設定した収容所に全住民を強制移住させる、ということを行った。
 収容所と言っても、本島の当時の生き残った住民全部を収容してるわけだから規模は大変大きく、万単位の人間がそこに住んでいた。アメリカは一応は「民主主義国家」という建前を持っていたので、その何万人もいる収容所で住民自治を行わせようとし、本島に10~20くらいあった収容所を「市」と銘打って、公選首長と議会を作ろうとした。
 但し、この「市」はあくまで鉄条網で囲まれた収容所に過ぎず、「市」同士の情報のやりとりは著しく制限されていた。物資も米軍から提供されていたので商売人の行き来というのもほぼ無く、全ては米軍の提供する情報によって統制されていた。
 この情報統制の手段として使われたのが、「うるま新報」(後の琉球新報)である。
 琉球新報という名は、戦前から存在した沖縄最古の新聞社から名前をとったものであるが、戦後に新しく出来た「琉球新報」は、元々は米軍の御用新聞として出発したものである。
 ところが、新聞の記事執筆や編集にはそれなりに高度な学識が必要とされるものであり、当時の沖縄には(※日本本土もだが)それが出来る人間があまりいなかった。やむを得ず、編集長池宮城秀意の人脈を頼って、思想の是非は問わず人材をかき集める結果となった。こうして集められた人材の一人に、後に沖縄人民党委員長となる瀬長亀次郎もいた。
(※この事を以て、「沖縄の新聞は共産党に支配されている」という主張の根拠にする者もいるようである。が、そもそも戦後の琉球新報が米軍の御用新聞として出発したことを考えれば、この指摘は当たらないものと考える。)
 ただ、本来米軍の御用新聞であったはずの琉球新報にある程度リベラルな記者が入ったことで、収容所「市」間の情報交換はある程度正常なものになり、収容所解放・原住地復帰運動の原点ともなった。
 また、その後「沖縄毎日」や「沖縄朝日」「沖縄タイムス」(※本土の毎日新聞や朝日新聞とは直接関係ない)といった新聞社が発足し、沖縄の言論界はそこそこ報道の自由が担保されるようになった。
(尚、現存しているのは、琉球新報と沖縄タイムスの2社のみである。)
 政党の話が出たので、沖縄の政治史についても触れておこう。
 と思ったが、長くなってしまったので、これは別文書に譲る。
 さて。収容所「市」の話に戻ろう。
 この収容所「市」は「市」を名乗ってはいるものの、鉄条網で囲まれた閉鎖集落であり、そこに収容された人々は本来住んでいた場所から隔離されていたわけである。そして、米軍の情報統制により、自分達の家や畑が今どうなっているかということは、一切知らされていなかった。
 では、実際その私有地はどうなっていたのか。ぶっちゃけ言うと、その多くが米軍基地用地として無断使用されていたのである。
 沖縄の米軍基地建設に関して「銃剣とブルドーザー」という言葉がよく用いられるが、戦前の日本軍が銃剣で脅して土地賃貸契約を結ばせたのに対し、戦後になってからは収容所の外で勝手にブルドーザーが走り回り、収容所に入れられている人達は自分達の土地で何が起きているかすら知らされず自分達の住居を勝手に基地にされてしまい、事後で「現実を追認しろとばかりに契約を結ばされた」のである。(しかも当時の地代は二束三文だったらしい。)抵抗しても弾圧され、中には虐殺された者もいた。
 まさに略奪者、山賊行為でしか無い蛮行が平然と行われていたのだ。

 

 右翼がよく引き合いに出す、「普天間基地の周りは田畑しか無かった」という主張がある。そして、その”証拠写真”なるものも提示されている。ぶっちゃけ、大嘘である。
 普天間基地の周りが田畑しか無かったわけではないことは、前述の通りである。
 そして”証拠写真”とされているものは、これは終戦直後に焼け野原にされた現在の宜野湾市周辺の様子である。
(※特に現在の宜野湾市や浦添市周辺は、艦砲射撃に加えて日本陸軍の陣地があった嘉数高地の攻防で沖縄戦有数の激戦になった場所であり、周りは草木も生えないほどの焼け野原になっていたのである。)
 しかも住民は全員収容所送りにされていたのだから、その時点で人が住んでいなかったのは当たり前の話なのである。そんなときの写真を持ちだして「普天間基地の周りに人はいなかった」等と言い出すのは、事実誤認を通り越してただのペテン、詐欺である。

 

 ちなみに、戦前の普天間地区並びに宜野湾地区についての補足。(おおむね、普天間基地の北側周辺が普天間地区、南側が宜野湾地区と思って貰って構わない。)
 普天間基地のあった場所は元々結構な規模の集落があった。これは前述の通りである。

ちなみにこれについて補足すると、(現在の基地北側の話になるが)、「普天間」っていうのは普天間宮という結構大きな神社が由来であり、普天間地区というのは元々そこの門前町だった。門前町がそれなりにでかい町だってのは寺社に詳しい人(右翼なら当然詳しいはずだろう)なら当然わかるはずだ。少なくとも、「周りは田んぼ」なんてのは大嘘だってのはこれだけでわかるはずだ。

 

 そして、この普天間門前町から南北に大きな松並木を供えた街道があり、その周囲にも集落が点在していた。戦前の沖縄でも、結構栄えていた場所だったのである。
 そして、現在の基地西側のあたりから豊富な湧水があり、これを利用した田芋を育てる水田が拡がっていた。この一点をもってすれば、確かに「普天間基地の周囲は田んぼだった」という主張はあっているだろう。だが、西側の一部だけの話だ。そしてしかも、土地の少ない沖縄に於いて、この田芋畑というのは当時の沖縄の貴重な食料供給源でもあったのである。だがその大半は、普天間基地の強制造成によって、潰されてしまった。
 ちなみに捕捉すると、現在も基地のさらに西側の大山地区では湧水を使った田芋農業が行われている。が、基地内部で起きている化学物質による土壌汚染によって水質が劣化し、田芋農業が危機に追い込まれている。この問題も、米軍は責任を認めようとはせず、補償どころか謝罪すらしようとしていない。
 普天間基地返還が実現した後でも、本来なら米軍の責任で原状回復をすべき所を、何もするつもりは無いと公言している始末である。
(ただ普天間基地を返還させればいいという話では無いと言うことの根拠の一つである。)
 そして、右翼がことさらに引き合いに出す、「危険な普天間基地の周りに勝手に人が住みだした」「危険な基地の周りにわざわざ小学校を建設して児童を危険にさらしている」という主張について。
 「勝手に人が棲みついた」わけでは無いことは、前述の普天間・宜野湾地区の経緯からも理解して頂けるだろう。元々自分達が住んでいた場所を追い出されたから、仕方なくその周囲に居を構えているのである。
 ついでに捕捉すると、「もっと安全な場所に移住すればいいだろう」などという弁は、もうそれこそ沖縄の実態を理解しない愚かな発言である。沖縄本島で米軍基地の影響を受けないところと言ったら、那覇以南の南部か、北部の本部今帰仁あたりくらいしか無い。当然のことながら、そういったところにも既に人は住んでいるし、ぶっちゃけ生活には不便だ。そもそも、仮にそういったところに移住したくても、移転補償など全く出なかったのだ。とりあえず近場に移動する、または近隣に住む遠戚などを頼るしか無かったのだ。
 そして、右翼が錦の御旗の如く掲げる「普天間第二小学校」の問題。だが実際の所、錦の御旗どころかバカ発見器の御印なのである。
 まず、人口が増えて子供が増えれば、小学校は増設しなければならない。これは大前提の知識である。まあ、右翼は頭が悪いからこんな事も理解出来ないだろうけど、一般の人は理解出来るだろう。
 しかし。宜野湾市は市域の大半、しかもど真ん中を普天間基地が占領しているから、小学校を建設できる場所など限られている。特に普天間第二小学校のある辺りは、数少ない普天間宮門前町の区域として残っている場所で商店や住宅が既に密集しており、小学校を建設できる場所など限られている。そこでやむを得ず、普天間基地に隣接する場所に土地が確保出来たので、そこに小学校を建設した。
 しかし、やはりあまりにも危険すぎるということで、もっと北側の「西普天間地区」(※米軍専用の住宅地で、普天間基地とは別物)の一部を返還させて、そこに小学校を移転させようという話が持ち上がった。しかし、そこには地権者(軍用地主)がいるので、彼らから土地を買い上げないといけない。米軍基地の地代はおいしいので、軍用地主は高値で無いと土地を手離そうとはしない。
 そこで、宜野湾市は国に土地購入費の財政援助を求めた。ところが国は、当時の宜野湾市政が革新市政であったことを理由に、これに何かと難癖を付けて、財政支援を拒否してしまった。その間に校舎が老朽化して建て直さないとヤバいということになり、結局元の危険な場所で校舎を建て替えざるを得なくなってしまったのである。
 つまり、国(自民党政権)が、普天間第二小学校の危険性をそのままにしたのである。

ところが右翼は、これらの事実を完全無視し、それどころか全くの真逆のことを匿名掲示板やアフィブログに書き立てている始末である。

 

 さて。現在の安倍政権は、「普天間の危険性除去」を辺野古新基地建設の大義名分としている。
 そもそも辺野古新基地が出来たからと言って普天間の危険性除去が出来るのか自体が甚だ疑問なのであるが。それを脇に置くにしても、「現在の普天間の危険な状態を、詭弁を使ってそのまま辺野古近辺に持っていく」ということには変わり無い。
 尚捕捉しておくと、辺野古辺野古言われるが、実際影響を受けるのは辺野古地区だけでは無い。むしろ、辺野古より北側の名護市二見以北10区の方が、影響は深刻なのである。そして、これらの二見以北10区には、(基地反対派だからというだからか)まともな補償どころか説明すらろくすっぽ行われていない。
 (ちなみにこの辺りは、国内でも有数の風光明媚な場所で、これらをウリにしたリゾートホテルが幾つか存在するのだが、辺野古新基地が出来たらこれらのリゾートホテルは当然全滅で地元民はほぼ全員失業である…ということは以前にも書いた。基地で雇用が増えるなどというのは、真っ赤な嘘なのだ。)
 尚、この辺野古や二見のある名護市東海岸よりさらに北に東村という村があって、米軍がベトナム戦争のような住民掃討を想定した訓練施設を建設しており、それに付随した形で高江という場所にヘリパッドを建設している。これに対する反対運動もあるのだが、日本政府は反対運動弾圧のために、全然関係ない運動に参加してもいない地元の小学生まで刑事訴追するというキチガイ行為まで行っている。

 

 先の沖縄県知事選で翁長現知事が高江基地反対を公約に盛り込んだことでようやく他県からも注目を集めるようになったが、それまでは殆ど注目も無く、ひたすら黙殺されてきた。

これらの事実。殆どの人は認知していなかっただろう。

 何故君たちは知らなかったのか。
 率直に言って私は、「お前らが知ろうとしなかったからだ」と言いたい。

 

右翼のデマで溢れた匿名掲示板や、それを自民党サイドに都合よくまとめたアフィブログばかりを「ネットの正しい情報」とばかりに読みあさり、沖縄からの声や、多少なりとも理解のある左翼側からの意見には、耳を塞いでしまう。聞こうとすらし無い。ただサヨクサヨクと鼻で笑うばかり。

 そういう態度が、現在の嘘と虚言にまみれた歪んだ社会をつくっているのだ。

そして、これは何も沖縄問題に限らない。派遣やワープワ、長時間労働、セクハラを通り越した性奴隷化の横行と言った労働問題にも同じ事が言えるのだということを、明言しておきたい。

 日本人は真剣に反省しろ。

 

煽りでは無い。本気の怒りを以て、私はこの言葉を全ての日本人に投げつけたい。

 


沖縄の戦後政党史(簡略)


 「沖縄の戦後史を整理する」の記事の中で書いてしまおうと思った沖縄の政党史だが、結構長くなってしまって元記事の本題からそれてしまった感があるので、別記事にしておく。

 まず「琉球新報」の話で出てきた瀬長亀二郎氏であるが、元々はリベラル左派ではあっても共産主義者では無かった。琉球新報退職後米軍からの自治権拡大を掲げて「沖縄人民党」を結成するが、当初は弱小勢力で活動資金にも窮する有様であった。

 一方、これとは別に日本共産党の支援を受けて琉球共産党が結成されていたが、米軍の弾圧下の元非合法化され地下活動を余儀なくされており、公然活動の場を探していた。この琉球共産党が人民党に合流し、瀬長亀次郎という看板と日本共産党からの人的・資金的援助の元で党勢を拡大し、瀬長を那覇市長に当選させるまでに至る。
(但し市長就任後、瀬長は経済団体との会合で我々は共産主義政党では無いと明言している。)

 だが、人民党の反米軍姿勢と容共姿勢が問題視され、米軍による那覇市の銀行口座凍結などの弾圧を経て(法的根拠の無いまま)瀬長市長は解任されてしまう。が、那覇市長時代の人気を背景にその後琉球立法院議員当選を経て、国政参加選挙では人民党公認で当選。
 その後1972年の沖縄本土復帰後、1973年に沖縄人民党は日本共産党と対等合併し、瀬長は日本共産党副委員長に就任した。

 
 一方、沖縄の政治史を語る上で最も欠かせないのが、沖縄社会大衆党である。
 もともとは「アメリカ合衆国の支援の元、琉球民族の国家建設を目指す」事を目標に結成されたが、その後米軍の暴虐ぶりを目の当たりにして路線転換し、「反米軍利権」から「対米自立」「日本復帰」へと路線を変えていった。

 もともとが反米軍利権を掲げていたことから、当初は教員を中心とする労組・左派系から穏健保守まで幅広い勢力が集まっていたが、経済界や人民党との関係等から次第に保守派が離脱し、それに従って「日本国憲法に基づいた統治が行われている日本への復帰を目指す」という方針に純化して行き、教員労組を中心とした左派政党の色彩が強くなり、本土復帰運動では人民党と協調路線を取るようになった。

 本土復帰前後に日本社会党との合同を目指す勢力が離脱、復帰後も当時の委員長が民社党に走るなどの混乱もあったが、現在も都市部の公務員労組や郡部の自治会組織を中心に根強い支持がある。また、前述のように沖縄の自民党・社会党(現・社民党)・民社党(現在自民党や民主党、公明系などに霧散)のルーツともなっている。

 これに対し、米軍との融和路線を掲げていた勢力があった。ぶっちゃけ言うと米軍利権の甘い汁を吸っていた連中なのであるが、逆に米軍からするとこれほど都合のいい勢力も無く、立法院選挙では常に米軍の全面支援を受けていた。政党組織としては(戦後当初の日本同様)いくつかの政党に別れていたが、全体としては多数派を取ることが多かった。

 上記の親米軍派と、社大党から離脱した保守派が合流して結成されたのが、民主党(琉球民主党、沖縄民主党)である。(※現在の民主党とは全く関係が無い。)
 当初は親米軍・復帰反対の立場であったが、協力関係にあった日本の自民党が沖縄復帰に傾いたたため路線転換し、沖縄自由民主党と改称し、復帰後はそのまま自由民主党沖縄県連に改組した。

 尚、復帰後に大きな分裂騒ぎを何度も繰り返しており、1990年代には中央の動きに合わせて新生党(後に新進沖縄)が分裂、またその直後に社大党系のルーツを組む西銘派が奄美の徳田虎雄氏に同調して沖縄自由連合に合流した。(西銘派はその後自民党に復帰。)
 また、2000年代に入ってJC沖縄系の下地幹郎氏が自公路線に反発して離党、地域政党のそうぞうを結成した後国民新党に合流している。
 また、記憶に新しいところでは2014年に自民党県連幹事長まで務めた那覇市長の翁長政俊氏の支持議員が辺野古移設問題を巡って除名され、翁長氏共々自民党から離脱した上で共産党や社大・社民といったかつての対立党派と組んで、知事選で翁長氏が自民党の支援を受けた現職を破り、さらに続く総選挙でも県内4選挙区を独占するという事態になっている。


派遣法改悪案の概要を改めて


 安倍自民党政権による、奴隷法案=労働者派遣法改正案 が、先週末衆議院を通過してしまった。

 派遣労働者にとっては死活問題であり、また、今後安倍政権が目論む”労働改革”と同じ思想に基づく法改正であることを考えれば、正社員にとっても他人事では無い話である。にも関わらず関心は異常に低く、保守勢力による隠蔽工作も相まって、法改正の内容が全く認知されていないのが現状である。中には、安保法制とごっちゃにしている者までいる始末で(ペルシャ湾派遣とかそういうのだとでも思ったのか?)、本当に頭の痛い限りである。

 

 なので、整理してまとめておく必要がある。

 まず、今回の派遣法改悪に至る歴史的経緯を軸に箇条書きでまとめたものを記しておく。

 
・そもそも雇用は正社員(期間の定めの無い雇用)が原則

・後に専門職の一時的な需給を満たす為に派遣労働が認められた(原則は専門・一時的)

・規制緩和の名の下専門職以外にも派遣を開放、専門性の高い業務は期間制限が無くなった

・企業社会で正社員>派遣の階層化が進む

・家も借りられない派遣労働者が続出し、年越し派遣村などの問題が噴出

・民主党政権下で、緊急措置として「みなし雇用義務」規定が導入、但し自民党の抵抗で施行は3年後に

・今年の10月でその3年が来る

・改正派遣法ではそのみなし雇用義務が実質的に撤廃、他にも部署を変えれば期間制限の穴をすり抜けられるなど派遣の待遇を悪化させる規定がずらり

 

 ”派遣会社の正社員”を専門業務派遣する(特定派遣)は派遣期間の制限が無く、特定派遣の廃止に期待する人もいる。が、一般派遣に統合されるだけで派遣先に正規雇用される保証は無し。いづれにせよ、安倍政権はこれらの問題すら議論する気は無く、採決ありき。その結果が先週の乱闘騒ぎ。

 この中でもとりわけ重要なのが、「みなし雇用義務の実質的な撤廃」である。

 これを理解するために、派遣労働者には現在4種類ある事を理解して貰いたい(ここがそもそもいろいろ混同されている)。

 

 まず、業務内容により2区分

・専門26業務(派遣期間の制限無し)

・自由化業務(3年の派遣期間制限がある)

 

 そして、派遣事業者との雇用形態により、2区分。

・特定派遣(派遣事業者と正社員雇用の関係にある)

・一般派遣

 

 以上の組み合わせで、4種類。

 

 今回の法改正で、「特定派遣」は廃止になるため、法改正が施行されると「専門」とそれ以外の2種類に統合される。

 ここで注意しないといけないのは、特定派遣が無くなっても専門26業務の派遣期間は制限無しで変わらない、という点である。言い換えると、3年経とうが何年経とうが、違法では無い、ということである。

 また、自由化業務についても、部署を変えて”厚生労働省令で定める手続き”を踏めば、派遣期間は延長できることになる。この”厚生労働省令で定める手続き”とは、労働組合または社員代表から意見聴取を行うこととなっている。また、この”厚生労働省令で定める手続き”は、行わなくてもみなし雇用義務の適用対象外とされている。

 

 

 みなし雇用義務とは、直接雇用義務などの派遣受け入れの法令を派遣先企業が守らなかった場合に、自動的に労働者と派遣先企業の間に雇用契約が発生する規定である。(参考:allabout/派遣法改正の目玉!?「雇用みなし」とは?/更新日:2012年05月28日)。野田政権下の2012年に導入されたが、今回の安倍政権による法改正では上述のように派遣期間制限に係る部分が実質的に無効化されている。

 

 

 政府側の主張としては、「今年の10月にこの規定が施行されると、その直前に派遣契約を打ち切る”雇い止め”が続出する恐れがあるので、規定を変える」というものである。しかしこれは、強姦罪をそのままにしておくと強姦の口封じの為の殺人が発生するので和姦で免罪される道を幾つか作ります、と言っているようなものである。

 

 改正成立前と成立後の違いを図にまとめた。

 

改正前

20160621改正前

改正後

20160621改正後

 

 安倍政権による派遣法改悪がどういうものか、おわかりいただけただろうか?


屋比久康隆・瀬戸市議候補2015_街頭宣伝日程


早朝

4/22(水) 品野坂上バス停付近(品野地区南部国道248号線沿い)
地図: https://goo.gl/maps/Ide3l

4/23(木) 宮前(深川神社付近)
地図: https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B7%B1%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE/@35.228042,137.102667,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6003687950894513:0x77d9032b7676a139

4/24(金) アピタ前(尾張瀬戸駅の近く)
地図: https://www.google.co.jp/maps/search/%E3%82%A2%E3%83%94%E3%82%BF%E7%80%AC%E6%88%B8%E5%BA%97/@35.222924,137.096545,17z

4/25(土) 瀬戸駅前(尾張瀬戸駅前)
地図: https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%B0%BE%E5%BC%B5%E7%80%AC%E6%88%B8%E9%A7%85/@35.225122,137.097284,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6003687e1e326ecd:0xee350fc7f11757ad

夕方

4/25(土)  宮前鳥居前街頭演説(深川神社前)
地図: https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B7%B1%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE/@35.228042,137.102667,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6003687950894513:0x77d9032b7676a139

その他、大まかな街宣日程はこちら

21 22 23 24 25 26
火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
早朝 瀬戸駅前 品野坂上バス停 宮前 アピタ前 瀬戸駅前 投
票
日
午前1 陶原 品野 本山 陶原 陶原
午前2 祖東 品野 本山 本山 陶原
午後1 本山 陶原 品野 祖東 祖東
午後2 本山 陶原 品野 祖東 品野
夜 品野 祖東 陶原 品野 本山
(宮前・鳥居前)

「TPPと著作権の非親告罪化」勉強会報告書


 3/9(月)に、東京・永田町の衆議院議院会館で行われた「TPPと著作権の非親告罪化」勉強会に行ってきました。
 国際日本文化研究センターの山田奨冶教授の講演の他、参院議員の山田太郎(日本を元気にする会)・徳永エリ(民主党)両議員より、現在の情勢についての報告がありました。

 以下、報告並びに講演の内容を、ざっと列挙していきます。
(※注釈以外は、発言の内容を要約したものであり、荒野草途伸の個人的見解とは異なる倍があることをあらかじめお断りしておきます。)

 まずは冒頭、山田議員からの挨拶を兼ねた報告。

山田議員:
 過去の大臣答弁について言及。下村文科相は過去に「TPPは慎重派のはず」という質問に対し、親告罪化は適切でないとの答弁があったことを確認。
 条約には留保という手段があることを紹介。
(※注 国連人権A規約など。後ほど出てくるように、憲法上必ずしも適切な方法では無い)。
 一部条項について留保を適用すべきではないかとの質問趣意書を提出しているが、政府は一向に回答してこない、無視状態。
 一部の与党議員からは「山田さんはあきらめろ」とまで言われている,とのこと。

 また、警察庁に確認したところによると、「同人マーク」(※注 漫画科の赤松健氏らが提唱した、著作権利用の黙認の意思表示の為の統一標章)は、全くの無意味。あろうがなかろうが、捜査対象になるとのこと。

 この後、山田教授による講演会。これも要約した形で列挙する。

 TPP交渉が秘密会議で行われている事に対して大きな違和感を感じている。
 現状を鑑みて、やむを得ず変更しなければいけないならば、という視点で講演。

 

そもそも、非親告罪化とは?

 権利者の意志に関わらず検察が起訴に持ち込める。現状は起訴に持ち込めないが故に警察・検察が動かない(捜査が無駄になりかねない為。現在でも動くことはできる)

 アメリカにとっては日本のアニメ・マンガ文化はライバル(穿った見方)なので、日本に制約をかけたい意図もあるのではないか?

現在の流れと影響

 今回の「非親告罪化」の話は、ウィキリークスによって公表された文書に記載されているもの。ウィキリークス日本語訳アカウント @fr_toen はフォロー必須。
 ウィキリークスの内容としては
・非親告罪化は、ベトナムが反対している
・商業化限定云々は、日本の提案
・権利者が著作物を利用する権利に限定
 この内容ならば、現状通りの親告罪でいいのでは? という矛盾をはらんだ内容。

 これが通ってしまうと、創作文化に多大な悪影響が及ぶことが懸念される。例えば、孤児作品(著作権者不明の古い作品)のアーカイビングは誰もやらなくなると思われる

 日本国内での動きとして、2009年1月の分科会では、非親告罪化は慎重に検討、という結論になった。
 2012年に違法ダウンロードの刑罰化が規定されたが、これも現在はまだ親告罪である。親告罪は捜査の障害になっていない。告訴しない人は、そもそも捜査に協力しない。
(※注 逆に、非親告罪化された場合、警察が勝手に動いた案件で著作権保持者が警察の取り調べを受けるケースもあり得る。さらに言えば、それを別件捜査に利用される懸念も)

他にも。。。
・著作権保護期間の70年化
・法定賠償金制度(示談で済まない)
 といった、懸念される改定協議が行われている模様。
 現行法と非親告罪化+上2つで、著作物の利用と保護のバランスが崩れる。

 

対処法として

 フェアユース制度は有効なのではないか。これはそもそもアメリカの制度。ただし、今回アメリカはフェアユース制度導入を要求していない。また、商業的規模の二次創作は、フェアユースとはいえない(保護できない)。
 映り込みの規制緩和等(※注 一昨年秋施行の改正著作権法から、「映り込み」に関しては著作権侵害では無いとの明確な規定が入った)は、日本に於けるフェアユース導入議論のなれの果て。このレベルではフェアユースとは到底いえない。

日本政府の姿勢

 徳永参院議員による質問趣意書への回答:
「守るべきものは守り攻めるべきは攻める」(意味不明)

 アメリカ国内ではTPP交渉の秘密主義に対する批判もでている。

 方向性として、「登録著作物のみの非親告罪化(70年化も同様)」という話も出ている。
(※注 著作権そのものは自然発生権である為特許のような登録は不要だが、訴訟等に供える為の制度として、文化庁に著作権保持の登録を行うことが出来る。登録された著作物はほぼ企業によるものだから、産業財産権並みの扱いをしてもいいのでは? という話らしいのだが。。。)

 政治が文化に悪影響を与えることはあってはならない。

 山田教授の講演は、ここまで。
 この後、徳永・山田両参院議員より、改めて報告が行われる。

徳永エリ参院議員:

 アメリカのTPP交渉担当省庁であるUSTRの情報は、一部大企業はアクセスできる。日本政府の秘密主義の深刻さ。(※注 日本は、TPP交渉は一切が秘密交渉であるという建前の元、一般国民には一切の情報開示がなされていない。)
 農協改革も、TPPに反対する農協への制裁なのではないか? という声も上がっている。

山田太郎参院議員:

 「国会批准の時に議論すればいいんじゃないの」と言う人がいる事への懸念。条約はほぼ自動成立という憲法上の規定がある。(アメリカとは違う)
 通されたときのための備えが必要。運動を盛り上げすぎると途中で息切れしてしまう。

 これに、山田教授が質問
「条約と関連法は政治手動?」
→山田議員
「政府は秘密でやりかたがっている。批准と関連法を突然一気に出してくることが想定される。逆に先に議員立法で著作権法改正案を出してしまう手もある。」

 この後、質疑応答。誰も手を上げようとしないので、先に荒野が質問した。

「著作権というのはそもそも文化財産権で、特許や商標等の産業財産権とは違う。著作権を産業財産権として扱ってしまっていることに、そもそも無理があるのではないか?」

→山田教授:
 著作権は1970年代とはだいぶ性質が違う。産業財産権の性質も多分に持っている。が、現在の著作権法は複雑すぎる。正直理解出来ない。
 整理し直す為にもドラスティックな改正が必要。

→山田議員:
 著作権は適用が主観依存。適用の線引きが難しい。司法サイドの拡大解釈に依存している。登録著作物であれば、わかりやすいが、そうでないものは線引きが難しい。
 警察はどのみち捜査権は持っているというスタンス。一罰百戒という形になるだろう。懸念されるのは自主規制とお互いの刺し合い。
 また、それってそもそも著作権なのか? という議論は残っている。

 この後、他にも幾つか質問が出た。

質問:
 韓国では米韓FTAに伴いフェアユース制度が導入されているが、韓国でどういう問題が起きているか。日本で適用した場合の懸念点

→山田教授:
 韓国の専門家に訊いたが要領を得なかった。そもそも韓国でもあまり認知されていない? むしろ情報がほしい。

質問:
 フェアユース実施時の権利者の反応について。また、パロディ利用に水を差すのではないかという懸念は?

→山田議員:
 現行法でも権利者は守られている。めんどくさいから権力任せにしたいのではないか。
 今回の次第の懸念は、「なんだかよくわからないけど怖いね」という不安感。

 この件に関して、勉強会主催の「うぐいすリボン」の荻野氏より、報告。

荻野:
 権利者からすればフェアユースは権利の切り下げですらある。権利者からすればフェアユースは本当にイヤ。

質問:
 フェアユースで同人誌は守られないとはどういうこと?

→山田教授:
 そもそもフェアユースがあるから許されると言うものではない。あくまで裁判の時の武器。どっちみち二次創作は裁判上等でやらないといけない。
 また、アメリカから見れば、日本の同人誌文化はフェアユースと同等。むしろアメリカの方が規制は厳しい。アメリカは訴訟大国なので、裁判用の環境整備が必要で、その為のフェアユース制度。日本は訴訟にいく前のことを考えないといけない。
(※注 注釈というわけでは無いが、ならば「フェアユース」という言葉は使わない方がいいのでは? という疑問を持ちました。)

 ここまでで、予定時間が来てしまったので、会議終了。本日21時までの「緊急声明」への賛同の呼びかけを以て、閉会しました。

 「緊急声明」への呼びかけはTwitter並びにGoogle+で既に行ったので、そちらに任せるとして。
 著作権制度の抜本的改正の必要性と、それを議員立法で行うことによるに日本政府へのカウンターという話には、大変興味を引かれました。
 以前、もうかなり昔になるが、一太郎訴訟の際に関して書いた文書で、ソフトウェアに関して特許や著作権という枠組みでは到底収まりきらない部分が有り、新しい権利制度を創設するべきでは無いか? という事を触れています。
 これを、ソフトウェアに限らず、商業著作物や映像コンテンツ等といった「新しいメディア」を包括する形で権利と利用のバランスの取れた制度を作れないか。という事を感じたというか以前から考えていたのですが、改めて感じた次第です。
 TPP交渉自体が今後どうなるか、全く先が見えませんが。


どうもまだ誤解してる人がいるようだから、麻枝キャラをまとめておこうか。


 1/3は麻枝潤と民安ともえの誕生日らしいです。もしかして二人はデキてるのか!?

 
 「佳奈多は麻枝キャラじゃ無い!」とブチ切れるのはもはや恒例行事となりつつあるが、なんかそれ以外のキャラに関してももしかして勘違いしてる人がいるのかなと気になったので。今年はAIR15周年ということで、改めて麻枝キャラを整理。

MOON.天沢郁未、巳間晴香、巳間良祐、高槻
ONE長森瑞佳、七瀬留美、椎名繭、氷上シュン、(折原浩平 {*1})
Kanon沢渡真琴、川澄舞、倉田佐祐理、倉田一弥、久瀬、天野美汐、(水瀬秋子 {*2})
AIR神尾観鈴、神尾晴子、(国崎往人 {*1})
CLANNAD古河渚、伊吹風子、坂上智代、宮沢有紀寧 {*3}、古河秋生、古河早苗、相良美佐枝、志麻賀津紀、伊吹公子、芳野祐介、幸村敏夫、春原陽平、春原芽衣、岡崎汐、(岡崎朋也 {*1})
智代アフター坂上智代、岡崎朋也、とも
リトルバスターズ!棗恭介、(棗鈴 {*4})、宮沢謙吾、朱鷺戸沙耶、時風瞬、マズク・ザ・斉藤、(直枝理樹 {*1})
Angel Beats!<全員>

注釈:
*1 主人公なので他ライターも担当しているが、作品の企画が麻枝ということで
*2 久弥企画作品だが、麻枝担当シナリオでは明らかにキャラが違う為
*3 元々は涼元担当だったが、最終的に麻枝と魁で分担している。
*4 麻枝と城桐で分担。

 どちらかというと、麻枝が担当していないキャラを麻枝と勘違いしてる人がいる傾向があるので、それ以外のキャラもざっくり。誤解が多そうなキャラだけ。

鹿沼葉子(MOON.)→久弥
川名みさき(ONE)→久弥
柚木詩子(ONE)→久弥
霧島佳乃(AIR)→イシカワ、涼元
神奈(AIR)→涼元
藤林杏(CLANNAD)→魁
二木佳奈多(リトバス)→城桐
クドわふ→全員城桐

 逆に、麻枝が担当してるのに他ライターの担当にされちゃってるという話はあまり聞かないなあ。舞佐祐理が久弥キャラにされてたのなら、昔目にしたか。


労働問題トラブル時の対応法メモ


 ちょっとTwitterのTLで気になることがあったので。

 職場でトラブルが起きたときには、然るべき味方をつけた上で「交渉」を行うのがルール。交渉の過程を経ない場合は、仮に裁判になった場合に100%負ける。

 然るべき味方になりうる存在として、以下の3つがあげられる。

・弁護士
・労働局、労働基準監督署
・労働組合(ユニオン)

 この中で一番強力なのは、弁護士。弁護士立てるだけで会社側がすんなり和解に応じる場合すらある。但し、金かかる。高い。最低でも万単位。
 
 ドラマ「ダンダリン」で有名になったので、最近は労基を当てにする人が多い。
 労働基準監督署は、労働局の指揮下にある行政警察。と聞くと強そうに聞こえるが、決して万能では無い。むしろ、所定の法律の範疇を超えたことは一切しない。というより出来ない。越権行為をすれば逆に彼らが行政訴訟のリスクに晒されることになるので、これは致し方ない。それ以上に、労働局職員や労働基準監督官が過重労働状態にあるという本末転倒な現実もあるので、ぶっちゃけあまり期待しない方がいい。
 
 労働組合は、労働組合法に乗っ取って結成された労働者の自主団体。役所では無いのでガチガチに制約を受けるということは無いし、費用も月数百円程度の組合費で済む。大きな組合になると、顧問弁護士を抱えていることもある。
 ただ、多くの組合は、いずこかの政党や政治団体と連携している場合が殆ど。左翼政党とは限らず、自民党や公明党と組んでいる労組もある。交渉をするに当たって政治力は強力な武器になるので、たいがいの労組はどっかの政党と組んでいる。なので、加入するとそれらの政党への支援を求められる場合があり得る。
 自分らで自主労組を結成するという選択肢も勿論あるが、大変な労力がかかる。教科書に書いてあるほど簡単な話では無い。結局いずこかの上部団体の支援を受けるか、弁護士頼むかした方が早い、ということになってしまう。
 
 
 どれがいい、というのはケースバイケースなので、断言とかオススメとかは出来ない。
 但し、一つだけやってはいけないことがある。
 
 「ネットに支援を求める」。
 
 これダメ。
 ただ鬱憤を晴らしたいだけならいいが、本気で問題解決を望んでるなら、ネットは少し我慢すべし。何故かというと、ネットで社名などを公表すると、裁判では「社会的制裁」が課されたとみなされ、その分企業側の責務が減免されてしまう。なので、先にネットを使ってしまうと、交渉時には大変に不利になる。また、労基はそもそも動いてくれなくなる可能性大。
 あくまで、交渉の過程でらちがあかないと判断した場合に、社会的支援を得る手段として、ネットを使う。(この場合は会社側の不誠実を理由に社会的制裁と相殺しうる、と主張できる。)これが定石。交渉の前にネットで公表してしまうと、自分で自分の首絞めることにもなりかねない。(会社側が反訴してくる可能性だってあるからね。)
 
 
 と、こういう事書くと萎縮してしまう人も多そうだけど。弁護士会も労働局も労働組合も、「相談窓口」というのを設けてるはずなので、本着手の前にまずそういうところに相談してみるのがいいでしょう。問題が軽微ならそれだけで解決することもありますし。
 


過去記事リスト_労働問題


 アベ殺人政権による労働者虐殺政策の一環、労働者派遣法改悪が明日衆院で強行採決されるらしいので、せめてものと自ブログの労働問題関連記事をリスト化した。

資材のお仕事(2014/10/24)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%e8%b3%87%e6%9d%90%e3%81%ae%e3%81%8a%e4%bb%95%e4%ba%8b/

上にいる連中は結局問題をわかってない(2014/9/5)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%e4%b8%8a%e3%81%ab%e3%81%84%e3%82%8b%e9%80%a3%e4%b8%ad%e3%81%af%e7%b5%90%e5%b1%80%e5%95%8f%e9%a1%8c%e3%82%92%e3%82%8f%e3%81%8b%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%aa%e3%81%84/

俺経済学部じゃなくて物理学科卒なんだけどなあ(2014/8/21)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E4%BF%BA%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6%E9%83%A8%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%A6%E7%89%A9%E7%90%86%E5%AD%A6%E7%A7%91%E5%8D%92%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A9%E3%81%AA%E3%81%82/

結局「有識者」って無知なんだよね(2014/6/30)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E7%B5%90%E5%B1%80%E3%80%8C%E6%9C%89%E8%AD%98%E8%80%85%E3%80%8D%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%84%A1%E7%9F%A5%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%88%E3%81%AD/

解雇特区と右翼利権(2014/9/23)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E8%A7%A3%E9%9B%87%E7%89%B9%E5%8C%BA%E3%81%A8%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E5%88%A9%E6%A8%A9/

ブラック企業に基準無し(2013/8/10)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AB%E5%9F%BA%E6%BA%96%E7%84%A1%E3%81%97/

自民じゃ出来ない労働改善(2013/7/6)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%e8%87%aa%e6%b0%91%e3%81%98%e3%82%83%e5%87%ba%e6%9d%a5%e3%81%aa%e3%81%84%e5%8a%b4%e5%83%8d%e6%94%b9%e5%96%84/

働く機械、産む機械(2007/2/1)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E5%83%8D%E3%81%8F%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E3%80%81%E7%94%A3%E3%82%80%E6%A9%9F%E6%A2%B0/

頭キた。総理を殴りてえ。(2007/1/5)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E9%A0%AD%E3%82%AD%E3%81%9F%E3%80%82%E7%B7%8F%E7%90%86%E3%82%92%E6%AE%B4%E3%82%8A%E3%81%A6%E3%81%88%E3%80%82/

SEの常識は世間の非常識(2006/10/3)
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%ef%bd%93%ef%bd%85%e3%81%ae%e5%b8%b8%e8%ad%98%e3%81%af%e4%b8%96%e9%96%93%e3%81%ae%e9%9d%9e%e5%b8%b8%e8%ad%98/

 冗談抜きで頭痛い。


愛知ぽぷかるパーティー4お品書き


 告知が遅れましたが、本日11/1と明日11/2、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園にて行われる「愛知ぽぷかるパーティー4」に、サークル参加します。
 スペース番号は、「く-13」になります。

 以下、出品物になります。
 

     
  1. 「瀬戸川家の人々」企画資料   (15部ほど用意)   100円  
  2. 「瀬戸川家の人々」”討議資料”   (100枚用意)   300円  
  3. 「リトルバスターズ!に見るリーダー論」コピー本版   (10部ほど用意)   100円    

お品書き_画像

 生憎の雨ですが、スペースに来られた方には記念領収書も発行できますので、是非お越し下さい。
(0円でも発行します。)
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