えー、TV版AIR DVD第2巻です。本当は発売日の4/27にちゃんと入手してその日の内に見ていたのですが、文章書くモチベーション下がりまくってて今日までレビューがずれ込んでしまいました。
第2巻は「佳乃編」、霧島佳乃の話です。
原作では、話としての人気もキャラクターの人気としても一番低かった部分です。まあ、事情があって前半と後半でシナリオライターが違うし、後半担当の涼元悠一氏によれば「これはAIRの二次創作」らしいので。
その所為なのか「原作に忠実」といわれるTV版AIRとしてはめずらしく、話の進行に多少手を加えられています。無論大筋は変えず、原作の良さを最大限に引き出したまったりとして濃厚な味わいのある作品に仕上がっているのは言うまでもありません。
という冗談は置くにしても。原作では絵として見れなかった部分が表現されているのはいいものです。霧島姉妹の10年前の姿とか。寝ている佳乃の涙もいい演出ですね。
一方で、思ったこと。第1巻の時も感じたことでこの話に限ったことではないのですが、「時間足りねー」。特に今回、ラストの展開が急すぎという気がします。自分は原作やって話の筋知ってるからいいのですが、初めて見た人は「?」なのでは、と。
まあ佳乃編の場合、1話分の時間付け足したところで、話が冗長になって退屈になるという可能性が高いので、「これでよかった」「よく作った」とも言えるのですけどね。
今回のスタッフコメントは、CG担当の苦労話が主。
て言うか私アニメ製作のことは全然知らないのですけど。CGアニメはセルアニメと完全に独立して作る(セルの代わりにCGを使い、人物も背景も全てCGで描く)と思っていたのですが。セルアニメの中にCGで作った部分を部品のように貼り付ける、ということもやるんですね。人物は普通にセルに描いて、水流とか周る扇風機とかいう手でとても描けないのをCGで、とか。
よく考えたら、実写映画にもCGを合成して使う時代なんだから、アニメでそういう手法を取っても全然不思議ではないんだよな・・・。
さて。次回第3巻は、いよいよ期待の「遠野物語」。美凪とかー。遠野母とかー。自分の好きなキャラが出てくるので楽しみ。とはいえ、発売が6月なんですよねー。なんでそんなに期間置くんだよー。
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俺の失敗は許せ
荒野草途伸が嫌いな言葉の一つに、「失敗は許されない」というものがあるわけですが。
人というものは何らかの失敗をするものであり、それを無視して完璧を求めるのは間違っている。小さな失敗にまでいちいち厳しい態度を取っても、失敗が無くなるわけではなくむしろ隠蔽されるだけ。隠蔽された失敗は、さらなる大きな失敗に繋がる。という考えに基づいてのことなわけです。
それがもろに現れてしまったのが、先日の尼崎の鉄道事故だとは思います。
でまあ、鉄道事故の方はおいといて、どちらかというと小さな失敗にはいると思われるものを。GDP、16年間計算ミス 内閣府が7年は消費税率3%というもの。
中学高校でも習った有名な経済指標であるGDPの数値は、この16年間間違っていた、ということらしいです。
まあ間違っていたといっても差は1%にも満たないし、間違っているからといって人命に関わるようなことでもないし、「そもそもGDPという指標自体意味がない」とか言われて久しいし。ただ、「政府が発表する、教科書にも載る指標」ってことで、ニュースになっちまったわけで。
まあ、次から気をつけてくれやとしかいいようがないですね。
て言うか、気をつけないかんのはむしろ自分の方な気もするのですが。昔作ったシステムとか、ちゃんと動いてるのか実はすっげー不安なんですけど。仕事辞めてからも、一回電話かかってきたことあるしなあ。まあ、人命に関わるシステム作りには携わってないから、そこはまあ救いではあるのだけど。
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