東映角川バンダイナムコCLANNAD世界は今我ら鍵っ子の手の元に!!!


 鈍感力が強いため時事ネタへの反応も遅い荒野草途伸です。ごめんなさい、今日のネタは5日遅れです。
 「バンダイナムコ、角川と東映との株式持ち合い発表」(asahi.com)
 バンダイナムコといえば「ガンダム」や「コードギアス」を制作しているサンライズの親会社。東映も子会社に、東映アニメーションを持っています。そして角川は、コミックやライトノベルで数多くのアニメ原作を抱えている会社であり、自らも「涼宮ハルヒの憂鬱」のようにアニメ制作も手がけている会社です。
 アニメ業界でも屈指のこの3社が、株の持ち合い=資本提携をする。電機業界に例えるなら、ソニーとNECと東芝が資本提携するくらいのレベルの話であり、これは相当大きなニュースだと思うのですが。
 何故か市場の反応は芳しくありません。
 所詮、オタ業界に対する世間からの扱いなんて、こんなもんなんですね。。。。
 さて。東映と言えば、8日に劇場版CLANNADの公開が正式発表されました。
 東京の方では昨日今日と大がかりな宣伝イベントをやっていたらしいです。聞くところによると、随分と金のかかった大規模な宣伝をやっていたそうで。さすが大資本東映というか。まあでも、それだけ宣伝投資するだけの価値がCLANNADにはあるとみなされているわけで、そこは鍵っ子として素直に喜んでおきましょうか。
 しかし、劇場版AIRがあれだけ批判されたにもかかわらず、同じファン層をターゲットにしたCLANNADにこれだけ力を入れるということは。なんだかんだ言って、劇場版AIRは商業的には成功していた、って事ですね。
 逆に言えば、東映としてはもう後には引けないわけで。だから広告宣伝活動にもより力を入れなければならないし、うるさいファンを納得させるだけの質を得るために製作費用も確保しなければならない。
 きっと、東映の今回の増資は、そのための資金調達でもあるのでしょう。
 さらに、宣伝を有利に進めるために有力メディアを抱える角川と手を組み、キャラクタービジネスへの展開も見越してバンダイナムコとも提携しておく。相乗効果を高めるため、角川とバンダイナムコもついでに提携する。
 つまりは、この3社はCLANNADを理由に資本提携に踏み切ったわけです。
 まさに、今、「CLANNADが大企業の経営を動かしている」のです!
  (バ鍵理論)
 ま、それはいいとして。とりあえず自分の希望としては。
 沖縄でもちゃんと公開上映してくれないかなあ。
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CLANNAD 光見守る坂道で
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