花粉症の季節、ですね。症状の出ている人の話を聞くと大変なようです。幸運にも荒野草途伸は花粉症だけはかかった事無いです。免疫力が弱い分、逆に花粉症のようなアレルギー症状(=免疫機構の過剰反応)は出にくいということなんでしょうか。
さて、花粉症の直接原因はスギ花粉ですが、それによって症状が発生してしまう背景には、大気やら食品を通して体内に取り込まれたアレルギー性物質の影響があるのでは、とも言われています。
そんなアレルギー物質に関する記事を、一つ。花粉症患者にはかえって悪い?無農薬栽培というものです。
記事の内容を要約すると、「青森県植物防疫協会が、農薬を使って育てたリンゴ2種類に無農薬リンゴの計3種類を使い、リンゴアレルギー患者の血清でアレルギー反応を調べたところ、無農薬リンゴの方がアレルギー物質が多かった。そのアレルギー物質は自然状態でリンゴが本来作り出しているもので、害虫からの防御の役割を担っているものと考えられる。農薬を使用したリンゴには害虫が付かなくなり、この物質を作り出す必要が無くなってしまうと考えられる。この場合、アレルギー患者にとっては農薬を使用したリンゴの方が安全ということになり、無農薬だからといって、人によっては必ずしも安全とは言い切れない。」というものです。
この話はあくまで「リンゴアレルギー」の話であり、タイトルにある「花粉症」については全く触れられてはいないのですが。自然に近い状態の作物が、人によっては却って悪い結果をもたらす、という趣旨はまあわかります。
農薬使用にしろ無農薬にしろ。自分が普段食べ慣れているものを食べるのが、一番良いということなんでしょうか。
なんにしろ、スギ花粉の方は防ぎようがないですけど・・・。
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スギ花粉も天然アレルゲンの一つ
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