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ルール違反を何故許す?


 日本は退化している。最近、ニュースを見るとそんなことばかり考えてしまう。
 女子高生と「関係」の男性 恋愛認め無罪 名古屋簡裁
 要するに、「妻子あるロリコン男が勤務先のバイトの女子高生に手を出して捕まったのだが、アホな裁判官が『愛があるから大丈夫』と無罪にしちまって、更正の機会を奪った」という話である。
 て言うかさ。まず。ロリコンは死ね。これはもう、問答無用で。
 って言いたいところだけど。ロリコンといえど人間である以上人権というものが存在するので、それだけで簡単に死ねとは言えない。生きる権利は認めてやろう。そして性欲もどうしても存在してしまうだろうから、二次元の世界での云々は認めてやってもいい。ほんとはそれすらも迷惑なんだけどね。こいつらの所為で、「オタクはみんなロリコン」って世間から誤解されるから。でも、さすがにそこまで規制はできないよ。
 でも。リアルで手を出したとなったら、話は全然別。犯罪ですから。法的にも、社会的にも。ついでに言うなら「男同士の暗黙のルール」にも違反。いや、たぶんそういうルールは存在する。わかってるはず。まともな大人なら。まともな大人でない自分だってわかってるんだから。
 つかさ。大人だったら抑制しろよ。仮に少女の側から求めてきたとしても、だ。理性無いのか?猿か?猿だってもうちょっとマシだと思うが。
 「愛し合ってるんだからいいじゃないか」とか言い出す人間がいるかもしれないが、ふざけんな。それは「大人の恋愛」の理屈だ。相手が大人でない以上、そんな理屈が通るはずがない。そして17歳は大人じゃない、全然。
 だいたいさ。本当に愛があるんなら、待てるだろ。成人するまで待てるはず。何故二十歳になるまで待てない。
 待てない、抑えきれないって事なら、それは愛なんかじゃない。欲望。単なる性的欲望って事だろ。要するに。
 しかもこいつ、妻子がいるんでしょ。ふざけんな。巷では、圧倒的多数の若い男が愛も欲望も満たされることなくのたうち回っているというのに、何結婚した男が若い娘に手出してやがる。
 男で「この人生で恋人というものなどいたことがありません」って奴なんかごろごろいるのに、女では滅多にいないのは、きっとこういう不埒な男がいる所為だね。極刑に処すべき。
 なのに。何故無罪?
 つかさ。この裁判官、「未成年を保護する」という青少年保護条例の趣旨を、根本的にわかってないよね。こんなのが裁判官やってて、いいの?
 日本は退化している。最近のニュースは、そんなものばかりだ。
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東京都知事選2007


 東京都都知事選まであと10日。ぶっちゃけ、沖縄県民の自分には全く関係のない話なのだが。
 むしろ、後半にある参院沖縄補選について語るべきかのかもしれないが。あれは、投票日までまだ1ヶ月近くあるし、自分でもまだ全然考えがまとまっていないので、先送りする。なんていうか、アイデンティティーにもかかわる問題が、今回の補選にはあるんでね。
 とりあえず。東京都のことは東京都民で勝手にやってくれていいので、誰が知事になろうとお構いなしというスタンスで来たし、だから無知で東京至上主義者の石原が知事やっててもそれ自体に文句言うことは今まで無かったのだが。
 東京五輪とか訳のわからんこと企んでるようじゃ、ちょっと黙ってるわけにはいかなくなった。最初は、これ当然東京都の金だけで全費用まかなうんだとばかり思ってたけど、、国の金に手つけるつもりらしいからね。東京が。地方を搾取しまくってる東京が。て言うか、なんで東京なの? 福岡ならまだわかるんだけど。東京はもう、既に一回やったじゃない。何回オリンピックやれば気が済むのよ。
 やるなら自分のポケットマネーでやれや慎太郎。息子の知人との食事会の経費まで、都の予算で落とさせるようなことしてんだから、随分小金貯め込んでんでしょ。
 
 ということで、今回ばかりは、何が何でも反東京五輪派の候補に勝って貰いたいと願う次第である。
 と、書くと。東京のマスコミの論調だと、「じゃあ浅野さんですね」となっちゃうみたい。朝日新聞なんか、今月頭に浅野氏が立候補表明したその日に、「石原対浅野どっちに勝つ?」なんてWeb投票やってるし。世論調査もしないうちから。おいおい秋から立候補表明してた吉田がWeb投票の対象にすらならないのかよと、さすがに呆れてしまった。
 まあ要するに、マスコミ(というか東京のマスコミ)は、何が何でも「自民 対 民主」という政治的対立構造を作り上げたいわけだからね。理由はよくわからないけど。
 だから、今回の東京都知事選は、自民=石原 vs 民主=浅野 という対立構造で、他の余計な候補に乱入してきて貰っては困るわけだ。第4権力の持てる力の限りを尽くして、自民系と民主系の候補だけを徹底的に宣伝し尽くして、そして有権者に「現実の戦いは自民対民主です」と思わせなくてはいけないわけだ。
 例えそれが虚像であっても。

 えっと、これだけだとたぶん「また荒野草お得意の電波が」とか言われかねないので、具体的な前例を出します。
 昨年の秋に、沖縄県知事選が行われたわけですが。この時は、自民・公明が擁立する男性候補(現知事)と、野党連合が推す参院議員で社大党の副委員長をやっていた女性候補、それと琉球独立党の候補が出馬しました。
 野党連合の中身は、社民・社大・共産・そうぞう・民主・自由連合沖縄、他に推薦だけなら国民新党と新党日本もありましたが、この2党は実質県内での組織も支持もないので、実質はこの6党派の連合体と言えたでしょう。
 で。当然、地元マスコミは「自公対野党」「自公対反自公」と言う書き方をして、申し訳程度に琉球独立党を取り上げる、という選挙報道の仕方をしたわけです。これは実際その通りだったので、当然です。
 ところが。東京マスコミの取り上げ方は全然違っていました。揃いもそろって、「自民 対 民主」または「自公 対 民主」。とんでもない間違いです。まるで民主党が単独で自公与党に挑んでいるかのような取り上げ方。
 とんでもない話です。だって、そもそも野党連合だし。候補者は社大党の人だし。連合の中で民主党が主導権をとってたわけでもないし。運動で一番活発に動いてたのはそうぞう2番目に共産党だし。だいたい、沖縄の民主党って本土に比べてめちゃくちゃ弱いんだよ。共産党より勢力弱くて、県議会で1議席も持ってないのに。ちなみに、下地氏は民主党会派にいるけど、だからってそうぞうは民主党じゃないよ?
 そんな有様なのに。一体どうして、民主単独で自公与党に対決できるの?
 ちなみに、言わなくてもわかるかもしれませんが、琉球独立党は存在自体を完全無視です。復帰前から存在する正当な沖縄の政党なのに、名前すら無しの「諸派」。役職は「政治団体代表」。これが正しい報道と言えるの?
 そうやって沖縄の事情を全く知らず、正しく伝えようともせず、とにかく自分達の思い描く「自民対民主の対決」という図式に当てはめたくて、演出したくて、そういう報道をしたわけです。やつら、東京のマスコミは。
 ちなみに本土の方は知らない人も多いと思うので敢えて説明しておくと。
 社大党というのは沖縄社会大衆党という、沖縄の殆どの政党のルーツになっている伝統ある地域政党です。昔に比べて弱くはなっていますが、本土の自民党並みに地域に根付いているので未だに侮れない勢力を保持しています。県議会では自民・社民に次ぐ第3勢力を持っています。
 そうぞうは、前回総選挙時に自民党から離党して当選した下地幹郎代議士が結成した、保守系の政治団体。県議会で2議席、市町村議会でもかなりの数の議員を抱えています。
参考文書:2005/9/14付文書




 

 とまあ、だらだらと沖縄のことな一件を書いてしまいましたが。とにかく、東京のマスコミは信用ならんわけです。だから、石原優勢とかいう世論調査の結果も、うさんくさく聞こえてくるのです。自分には。都民にはどうだか知らないけど。
 あと、ついでだからこの機会に毒を吐いておくと。
 浅野支持者だか民主党支持者だか知らないが、「吉田が立つと反石原票が割れる、だから吉田は降りろ」なんてふざけたことを言う輩がちらほらいるみたいなのね。
 ぶっちゃけ個人的にはこの主張自体根拠がないと自分は思うのだが(何故なら、知り合いに知事選は石原に入れたが他の選挙は共産党に入れてる、ってのが何人かいるもんで)。もし仮にこの主張が正しいとしても、民主主義者としてはあるまじき言動である。
 だいたい、前述のように、立候補表明は吉田の方がずっと先で、浅野は3月になっていきなり現れた、最初はやる気がなかった候補者なわけじゃない。順番から言えば、降りるのは浅野の方でしょ?
 そもそも、そんなに共産党系の票が欲しいんだったら、まずそちらから協力を依頼してくるのが筋じゃない?党本部にしろ、支持者団体にしろ、無組織系の支持者にネットで呼びかけるにしろ。頭下げてお願いしますって言うのが、マナーじゃない?
 それを、この傲慢な言動。例え下っ端の言葉とは言え。
 民主党が一向に政権取れない理由の一つが、ここにあると思いませんか?
 と、まあ。とりあえず、言いたいことは言った。
 統一地方選前半日程は、沖縄関係ないから、家でゆっくりTV見るだけって事になるだろう。ああ、そういえば前日が上司の結婚式で、東京や愛知からも何人か来るんだよな。ちゃんと日曜20時までに投票行くように、呼びかけなきゃ。
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貴族どもは糖尿病に注意


 週末に立て続けに宴会とかあったんですけどね。その席で、自分の「年上好き」がどういうわけか「人妻好き」に曲解されてしまって、散々いじられまくってしまいましたよ。
 「真意が伝わっていない」とは正にこういう状況の時にこそ使うべき言葉である。どう考えても最初に言った言葉が真意としか思えない政治家どもが、安易に口にして良い言葉ではない。
 さて。宴会疲れで休息モードに入っている間に、あの連中はまたいろいろやらかしているようだ。
 まずは内閣総理大臣安部晋三の「赤ちゃんポストは不愉快だ」発言。(Yahoo-読売新聞)まあ、そりゃああんた達みたいな保守的で「子供は母親が育てるのが当然」と思ってる人間にとっては、不愉快極まりない存在なんでしょうけどね。
 じゃあ、実際そういう危機に陥った赤ん坊と母親を一体どうやって救うというのか。何か対案でもあるのか? 現実的な。
 苦境に立たされた母親に向かって、「子供は親が育てるべきだ」と説教して、それで終わりか。
 もう、無責任極まりない。て言うかさ。そもそも、なんでそういう状況に追い込まれる母親が出るのか、真剣に考えているのか?甚だ疑問だ。
 古代の王国で、街を視察した王様が貧民窟を見て、「汚くて不愉快だ。焼き払え」と言った。それに相通ずるものを感じるよ。正直、俺はこいつの発言の方が不愉快だ。
 続いては、文部科学大臣の伊吹。「大和民族がずっと日本の国を統治してきたのは歴史的に間違いのない事実。極めて同質的な国」などと発言。(Yahoo-毎日新聞
 おいおい。現状はとりあえず脇に置くとして、沖縄が大和民族の支配下になかった時代は、間違いなくあったんですけど。文部科学大臣なんだから、当然そのくらいはご存じですよね。
 そしてその流れを引き継いで、沖縄の文化は日本国内でも異彩を放つ存在として認知されてると思っていましたが。
 それでも同質ですか。
 て言うか、この前段で「宗教的に極めて自由かったつな国民が」とかいいつつ、「同質的」とか、どういうこと?「どんな宗教を信じていようとも所詮は同じ考えしか浮かばない極めて没個性な国家」とでも言いたいのか。
 というか、そういう国家を作りたいんだ、が正解? 上の言うことに絶対服従な没個性ロボット人間のおかげで、自民党政権下の日本は繁栄したんだもんね。夢は何度でも見たいよね。
 さらに言うに事欠いて、「人権メタボ」発言。人権も摂りすぎると病気になる、ですか。でも心配無用、殆どの日本人は、そんな摂りすぎるほど人権を享受してないから。むしろ不足してるから。過労とか、生活の不安とか。希望する教育を受けられない人だっているわけだし。もっと摂るように指導しなきゃいけないくらいですよ。
 もちろん、一部には摂り過ぎな人間もいるんでしょうけどね。そういえばこの伊吹って、政務調査費を事務所費に流用したとかで騒がれた人じゃなかったでしたっけ?「政務調査費は議員に与えられた権利なんだから、めいっぱい活用しなきゃ!」って思って、そうしたんでしょねきっと。
 ああなるほど、この「人権メタボ」発言って、あなた自身が自分に向けていった言葉なのか。それなら納得だ。豊かで裕福で、権利権益で肥え肥えで仕方ないのねきっと。
 なるほど、彼らの目指す「美しい国」の姿が見えてきた気がする。そう、例えるなら、農薬たっぷり使って形も絶対曲がらないように矯正し挙げ句発色剤とか使って色つや美しく出るようにした、見目麗しいキュウリ。これが彼らの言う「美しさ」なのだ。
 人治の本質を忘れ、庶民の生活には目もくれず、ただひたすら閉じた世界で生み出された空想を語り、それが政治だと思っている。貴族趣味の美しい国。
 そんな「美しい国」など、俺は要らない。
 とりあえず。今の自民党政権が国民の声という糖分を摂り入れられなくなっているのは間違いないようだから、毎日インシュリンを打って食事制限に努めてください。
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三低と三手が要らしいですよ、つよしさん


 書く勢いのあるうちに書いておく。眠いけど。
 ふとしたことで、なんでここにたどり着いたのかも覚えてないが、「結婚の条件は「三高」から「三低」と「三手」に」という記事を見つけた。
 まあ、あのバブル期を象徴する言葉の一つ「三高」は、男性からはものすごい反感食らってましたからねえ。
 当時自分はまだ高校生だったから、「あー、自分も将来ああいう風に女性から対象外として蔑んだ目で見られるんだ」と、鬱になっていたものです。うん。「三高」なんて目指す来、さらさらなかったし!て言うか現実問題として、現役で国立大学入るのも無理だったのに。
 それと比べると、今回のは自分にとっては、随分敷居が低くなったように思える。
「三低」(低姿勢、低リスク、低依存)。
 低姿勢:
 自分は、基本他人に対しては低姿勢のつもりだ(ネットでしか荒野草途伸を知らない人には信じられないかもしれないが)。少なくとも女性に対してはとにかく低姿勢。これは趣味も入ってるからね、全然苦じゃない。っと、ちょっといらんこと口滑らせちゃったかな?
 低リスク:
 低リスクを何度変換しても「定理スク」になってしまって「そりゃスク水の一種なのか、確かに俺はスク水は好きだが」とか言い出しそうになったが、今の話題とは全然関係ないのでやめる。
 ・・・とまあ、こんなことを口走る男ってのは、女性にとってはきっと「付き合うリスク」ってのを考えてしまうんだろうなあ・・・。
 低依存:
 「何に対しての依存なのか」ってのが、よくわからんね。それによって随分回答が違う。
 家事とか生活とかお金とか、そんなものを女に依存してるような奴は、そりゃ嫌われて当然だろう。そういう意味での低依存なら、たぶん問題無い。
 問題は、「精神的依存」だな。正直、もしこれが「ダメ」って話になったら、かなりきつい。て言うか、「精神的依存が出来ないならそもそも恋愛する意味無いんですけど」って話になっちゃう。ぶっちゃけ、好きな人に身も心も委ねてしまいたい、ってのが自分の願望だから。それがアウトってんなら、二次元の方が9999無量対数×9999無量対数マシだよ。
 ・・・どうやら自分には、「三低」はちょっと敷居が高いようだ。
 そこで、「三手」の方を検証してみることにする。
 手伝う(家事):
 手伝うとか以前に、一人暮らしで家事は一応やってるつもりだからなあ。世間の話を聞いてると、この「つもり」が問題らしいんだけど。
 まあ、出来ないことは全然無い。て言うか、自分が全部やってもいい。その分相手に求めるものは大きくなるけど。
 手を取り合う(理解と協力):
 これはむしろ、是非したい。手に手を取り合って、いろいろクソ下らない馬鹿なことして駆けめぐり、石投げられても一生に逃げたい。
 ・・・でもそれって、「恋人」である必要があるか・・・?
 手をつなぐ(愛情)
 そういえば、この間職場結婚を決めた自分の上司(歳は同じ)は、新年会で移動するたんびに手繋いでたっけなあ。そういえば、「デートの時手を繋いでいれば、お兄ちゃんでも人混みの中で相手とはぐれたりしないよ」って妹にアドバイスされたことがあったっけ。で、自分が異性と手を繋いだのなんて、小学校の時以来だ。この間の人生初デートだって、手は繋がった無かったしね。しかも5日後にふられたし。あー、イヤなこと思い出した。
 ところで、手繋いだらセクハラで訴えられるとか、そういうことは普通無いんだよね・・・?
 結論:
 三低は、ちょっと自分には厳しい。リスクとか依存とか。
 て言うか、これはもうお互いの価値観の問題になってくると思う。価値観が合うならば、逆にあんまり気にする必要もないことだと思った。
 三手は、まあ出来そう。手を繋ぐのは恥ずかしいけど、付き合うんだったら、それくらいはするべきだよね。うん。わかるよ。頭では。(オイ)
 でもさ。ここで、敢えて言いたいのはさ。付き合うとか付き合わないとか相手の為に努力するとか、そういうの以前にさ。
 出会い自体がないんだけど。特に、プラチナクラス2/2付参照
 正直これが一番納得いかないんだよなー。
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働く機械、産む機械


 えっとね。日本人は判官贔屓だからさ。あんまりやりすぎると、かえって国民の同情が厚労相や首相に向いてしまうよと。
 まあ、野党への念のための忠告。
 とりあえずこの柳沢さん。ホワイトカラーエグゼンプションの時も、「もう法案出さない」で流れが決まりかけてるのに、「絶対この国会で出す」とか言い続けてた人なわけで。まあ、たいがい空気の読めない人なんだろうなあ、と。
 そこらの平社員なら愛嬌で済みもするかもしれないけど。大臣だからねえ。
 よもや、「男は働く機械、女は産む機械」という思想の持ち主ではないんでしょうけど。
 たとえ真意がそんなんではないにしても、トップとしての資質に問題有り、と言わざるを得ないんじゃないでしょうか。
 まあ、今の自民党に、トップの資質を持った人間なんて、殆どいないことはわかってるけどね。
 野党もさ。こんなつまんないことで得意げになるよりも、もっと政策で攻めた方が良いよ。民主党でも共産党でも、今の自民党よりははるかに政権担当能力あるんだから。
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そういえばナタデココブームなんてありましたっけね


 あるある大事典納豆捏造事件。
 納豆がダイエットに効く、という内容でスーパーの店頭から納豆が消える事態を引き起こした2週間前の放送が、捏造といわれても仕方がない内容を含んでいたというもの。
 まあ、それ自体は指して驚くには当たらない、自分としては。テレビコンテンツなんて、もともと虚構だらけの世界なわけだし。こういう類のことは、今に始まったことではない。(特にフジ系列はそういうのが多い気がする、ただし自分の主観。)
 良いことだと言うつもりは無論無い。が、連中のこういう体質は、きっと今後も改まることはないだろう。一般人の感覚とはかけ離れた生活を送ってるからね、あの業界の人たちは。「テレビなんてみんな嘘つきだ」くらいに思っとくべきだ。
 問題なのはむしろ、そんな「信用できない」事が明白なテレビ番組に乗せられて、納豆買い占めに走った視聴者の方だ。
 実際納豆が健康に良いことは昔からわかっていたことであって、番組をきっかけにそれを思い出して買いに行った、ぐらいなら全然問題は無いだろう。
 だが。今回の騒ぎは、正直常軌を逸している。そもそも納豆なんて、1ヶ月前だったら閉店前に値引きシールが貼られて並べられるくらいの商品だったはずなのに。それがあっという間に品切れなんて、異常すぎる。
 新聞記事には、「納豆は嫌いだったけど番組を見て毎日2パック食べた」なんてインタビューが載っていた。おいおい、なんでそこまでテレビ番組を盲信しちゃうわけ? 嫌いな食べ物食べ続けるくらいだったら、他にダイエットの方法なんていくらでもあるだろうに。
 「自分の頭で判断する」という能力が、失われてしまっているとしか思えない。
 たぶん、この事件をきっかけに今度は「もう納豆は食べない」とか言い出すアホが続出するんだろうな。
 納豆製造業界も、きっといい迷惑だろう。売れたといっても、放送直後は生産が追いつかないから大した数を出荷できていないだろうし、ようやく生産体制が整ったと思ったら、もうブームは終わりで大して売れない。残るのは不良在庫。
 10数年前にナタデココブームというのがあって、原産地のフィリピンで需要に対応するために生産能力を増強したら、途端にブームが終わったということがあったらしい。
 そう、あの当時ナタデココブームを引き起こしたのって「若い女性」だったんだけど。その彼女らは年齢的に言って、今回納豆買い占めに走った層とかぶるんじゃないのかなあ・・・?
参考:
「買い物客「番組通り食べたのに」 納豆ダイエット」(asahi.com)
納豆売ってないんです!あるある大辞典捏造を考える(かんがえるコト)
wikipedia 「ナタデココ」
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SEの常識は世間の非常識


 20時に帰宅して「今日はこんなに早く帰れた」とメールすると、「いつもこんな遅いの?」と言われてしまう。そんな31歳SE。
 NIKKEI NETのIT+PLUSに、こんな記事が載っていた。
 優秀な人材が逃げるIT業界の長時間労働――放置すれば罰金刑も
 確かに、この業界(IT業界、システム業界)の残業の多さは問題だ。
 数年前、新入社員の1/3が3年で辞めていくと言われた時代があったが、IT業界に関して言えば逆に残るのが1/3しかないとささやかれたものだ。適正や人間関係が理由の人ももちろんいたろうが、それだけで他業種とのこの差の大きさを説明は出来ない。
 また、SEは非常に独身が多い。
 別にかっこつけて結婚してないとか言うんではない。プライベートな時間が取れなくてデートも出来ない、それ以前に出会いすらない、という理由からそうなってしまうのだ。さらに離婚率も高い。運良く結婚相手に巡り会えたとしても、残業残業で家に帰らず夫婦の会話が無い為に、結局そうなってしまうのだ。
 少子化が大いに問題となっている昨今、これはもう業界内部の問題だけでは済まされない話だ。
 このような長時間労働以外にも、システム業界は、いわゆる偽装請負(しかも二重三重の)が常態化している(システム業界ではあまりにも多い為、みんなそれが当たり前と思っていて誰も違法性に気づかない程)など、労働面で非常に多くの問題を抱えた業界だ。
 今や情報システムというのは社会が回るのに全く欠かせないものになっているわけだが。このままでは、上記記事のタイトル通り、優秀な人材がシステム業界に入ってこなくなってしまう。
 システム開発というのは実はコストのほぼ100%が人件費だ。システム設計もプログラムも、現時点では機械化が不可能だからだ。だから人手が必要なわけだが、しかし優秀でない人間だけで回せるほどコンピュータシステムは甘くない。だから、もし優秀な人材から総スカンを食らうような状態になったら、システム業界そのものが立ちゆかなくなる。コンピュータシステムはメンテも更新も出来なくなり、社会全体に深刻な悪影響を及ぼすことになるだろう。
 かつてあまたの産業が経験したように、情報システム業界も抜本的な構造改革を迫られているということだろう。無論それは、「コスト低下の為の人員削減」などという話ではなく。
 ちなみに荒野草途伸の今日の退勤は19時。上流の仕事が詰まっちゃってる故普段より早いのだが、しかしこの時間で「早い」と思ってしまう自分にもまた、改革は必要なのかもしれない。
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社会党は尾崎がつぶした


 先週実家帰ってるときにひいた風邪が治らない。月曜日に完治したと思いこんで喜び勇んで出社したら、余計酷くなってしまった。
 おまけに株も下がりっぱなしだ。いや、自分のじゃなく、そっちも下がってるけど、東証とかの方。1部は確かにあがってるんだが、2部がずっと下がりっぱなし。自分2部投資が中心だから。2部は優良銘柄多いんだけどなあ。
 社会の目は節穴って事かねえ。
 そうだ、みんな社会が悪いんだ。俺の風邪が治らないのも社会の所為!赤紫蘇の葉が色づかないのも社会の所為!!夕べ食べ残した雑炊が腐ってたのも社会の所為!!!
 はあ。寝よ。
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アドバードの世界


 アフィリエイト収入が月150円な荒野草途伸です。これでも1年前に比べたら3倍に増えたんだけど。
 てりぃさんとこの記事で、アマゾン殺しなるソフトのことを知った。IE用のプラグインで、AmazonとGoogle Adsenceの広告リンクから、アフィリエイトIDだけ抜いて転送してしまうという、アフィリエイト潰しソフト。
 10年くらい前にあった「録画時にCMを自動カットするビデオデッキ」と、まあ系統としては一緒でしょうね。アフィリエイトやってる人間からすれば、苦虫しきり。1プログラマーとしては、「おもしれーソフトだなー」と思ってしまうわけですが。ちなみに回避する方法はないかと1時間ほど格闘してみたが、ダメだった。
 しかし、AmazonやGoogleのアフィリエイトって、何も個人のblogだけでやっているわけじゃなくて、運営費を広告収入に頼っている商業サイトでも使ってるわけですからね。むしろそっちの方が多い。
 もしこのソフトが普及したらそういう広告モデルが完全崩壊してしまうわけだから、廃業するか有料運営に移行するかしかなくなってしまうでしょうねえ。広告モデル自体不安定なビジネスモデルだから、運営側としてはむしろそっちの方が良いのかもしれない。でもそうなると逆に、今まで無料の恩恵にあずかっていた人たちは泣きを見ることになるわけで。まあある意味自業自得なんですけど。
 第1次広告戦争の予感。
 ちなみにこれ、BIGLOBEで提供しているAmazonアフィリエイトだと、効かないみたい。
例:てすとりんくAmazon殺しを有効にして試してください
 まあ自分はどっちみち、Amazonのアフィリエイトは使っていないから、関係ないんですけどね。本関連のリンクはいつもe-honで貼ってるから。
 ということでみんな、本買うときは下のバナー広告から注文してね★


アド・バード 椎名誠/著


トワイライト・ゾーン


 時を超えた手紙の謎 77年に投函→29年後「転居先不明」(琉球新報)
 29年前に首里から世田谷区に出した手紙が、何故か町田の消印を押されて戻ってきたという不思議な事件。いや、不思議でもなんでもなく、郵便事故なんでしょうけど。郵便事故って世間が思ってるよりずっと多いし。仕分けを間違って町田局に行ってしまったのを処理し忘れて倉庫に埋もれてた、ってとこかな。
 これで、ちゃんと受取人の所に届いていれば、まだ「ちょっといい話」にもなれたんでしょうけど。戻されちゃったんじゃね・・・。
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