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共産デマを流すバカ右翼は誰の友の会でしょうか


 極めて下らないことだが、一応メモ

 沖縄県知事選に絡んで「共産主導の県政にするな」だの「中国共産党友の会」だのといろいろデマが流されているようなので、ちょっとメモ。いや、本来無視するべきくだらない事案なんだけど、意外と騙される人が多いし、さ。

1.共産主導の県政?

 確かに今回翁長擁立に当たって、従来革新陣営をとりまとめてきた社大党がかなり渋った(※翁長氏は沖縄民主党=自民党沖縄県連の前身から続く保守の名門の人で、社大党からしたら親の敵みたいな人のため)事もあって、代わりに共産党が前面に出て翁長擁立に動いた、という事実はある。
 そういう意味では、確かに「共産主導」とも言えるかもしれない。

 だが、残念ながらここまでだ。支持者からしたら本当に共産主導だったらいいのに、とも思うが、残念ながら翁長陣営全体が共産主導だとは、とても言えない。
 前述のように翁長氏自身が元自民の保守系の人だし。選対を取り仕切ってるのは社民党と連合だし。て言うか余談だけど、沖縄の社民党めっちゃ強いで? 絶対敵に回したくないってレベルで強いぞ。共産党沖縄でも伸びてるけど、残念ながらまだ主導権を取るまでには至ってない。
 県議補選では統一候補3人中2人が共産系だけど、そのうち那覇市区は元々共産県議の死去に伴う補選だし、名護市区は9月の名護市議選で共産党候補がトップ当選したから、という単純なもの。沖縄市区の候補はそもそも共産系では無いです。

 ということで。これはデマ、というより、むしろ共産党へのエール? とすら受け取ってよいレベル。

2.中国共産党友の会

 「同じ共産党だから系列なんでしょ?」そういう単純思考の人がたまにいるから困る。.comカンパニーが全部同じ企業グループだと思ってる類の人だと思うが…。

 ロシア自由民主党の名前を出してもいいんだが、とにかく歴史的経緯から説明しよう。

 まず、日本共産党は、戦後しばらく中国共産党の支援を受けていた。これは事実。
 しかし。日本の共産党は内部でいろいろあった結果、栄誉ある孤立とばかりにソ連や中国といったメジャーどころの共産党とは全部縁を切ってしまった。

 この時、親中派だった共産党の有力者が居場所が無くなって、離党した挙げ句創価学会に走ってしまった。
 創価学会からしたら棚ボタである。この人脈をフル活用して、公明党と中国共産党の友好関係を築いてしまった。
 そんな折、ニクソン訪中という事件が発生した。親台湾路線を取っていた自民党は動揺しまくり。そこに、創価学会が助け船を出した。時の宰相田中角栄と創価学会は友好関係にあったからだ。
 公明党-創価学会のパイプを使って、田中角栄は北京政府とコンタクトを取り、日中国交正常化を実現してしまう。

 この実績により、公明党と中国共産党の中はより強固になった。

 一方日本共産党は、大国の共産党とは縁を切ってもいわゆる発展途上国の共産党とは関係を維持していて、特に冷戦終結で東欧を中心に共産党が次々と解体していく中、残った者同士で友好関係を深めていた。
 その一つが、ベトナム共産党である。
 日本共産党とベトナム共産党がどれくらい仲がいいかというと、まあ国家機密レベルで仲がいい。TPP絡みなんて、「なんで共産党がそんな事知ってんの?」って思ったこと無いですか?
 (とここまで書いて気づいたが、TPP交渉にベトナムも加わってることは、ご存じですよね…?)

 さて。では中国とベトナムの関係がどうかというと。まあ、仲の悪いこと悪い事。だって、実際に戦争までしたくらいだから。今だって、南沙諸島を巡って軍事衝突寸前ですし。
 敵の敵は味方、ってわけじゃあ無いんだろうけど、この両国と友好関係にある公明党と共産党も、仲悪いですね。

 しかし、この辺の知識が無いばかりか聞かせると耳塞いで発狂し出すバカ右翼よりは、仲いいかもしれませんけど。さしずめバカ右翼は、ボコ・ハラムとか自称イスラム国とか、その辺りですかね? ああ、そんなん持ち出さんでも、アベ自民党で十分か。


1116沖縄同日選建白書派候補者まとめ


”建白書”派の統一候補のまとめ

沖縄県知事選

翁長 雄志(前那覇市長、元自民党沖縄県連幹事長)

那覇市長選

城間 美紀子(前那覇市副市長、元小学校校長)

沖縄県議補選

那覇市区

比嘉 瑞希(那覇市議{共産}、元病院職員)

沖縄市区

島袋 恵祐(玩具店店長、元自衛隊員、命の雫裁判原告事務局長)

名護市区

具志堅 徹(前名護市議{人民→共産})

那覇市議補選

永山 盛太郎(会社員)

支援団体

社民党沖縄県連
沖縄社会大衆党
共産党沖縄県委員会
生活の党沖縄県連
沖縄県議会県民の会
那覇市議会新風会(元自民)
稲嶺名護市長並びに名護市議会与党会派
野国北谷町長、石嶺読谷村長ら県内首長
宮城前嘉手納町長、伊波元宜野湾市長ら県内首長経験者
かりゆしグループ、金秀グループなど県内経済界
連合沖縄
沖縄県労連


2014沖縄県知事選(+那覇市長選、県議補選)政治献金先口座一覧


ほぼそのまま文章転載

日本共産党沖縄県委員会:2014年10月21日(火)
辺野古新基地を許さず、オナガ雄志さんの勝利へ全国からの支援を呼びかけます

http://ojcp.itigo.jp/oki/?news=%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%9C%8C%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E6%8C%99%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%81%B8%E3%81%AE%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%81%AE%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%A8

〈カンパの送付先〉
日本共産党沖縄県委員会
郵便振替 02060―0―37894 
(銀行振込用情報)
■銀行名 ゆうちょ銀行
■金融機関コード 9900
■店番 209
■預金種目 当座
■店名 二〇九 店(ニゼロキユウ店)
■口座番号 0037894
〒900―0012 那覇市泊2の4の7 電話098(862)6232、ファクス098(862)6487

沖縄県統一連
郵便振替 01710―8―62723 
〒900―0024 那覇市古波蔵4の13の9 電話098(851)9634、ファクス098(831)6594

社民・社大の口座番号も記しておく。

社会民主党沖縄県連合
沖縄県労働金庫本店営業部(普通預金) 1133655

沖縄社会大衆党(沖縄社会大衆党会計長比嘉憲二郎)
沖縄県労働金庫本店営業部(普通預金)3192784

生活県連と新風会は、ちょっと把握してない。。。


今後しばらくの予定_2014/09~2014/11


 自分自身の為にも、今後しばらくの予定を整理しておく
 

9月

9/13(土) Web・Twitter公開済みKeySS_epub化作業  
9/16(火) 「瀬戸川家の人々」制作工程表作成  
9/18(木) keyパーティ6用景品準備整理 <体調良ければ参加>
9/19(金) 通院日  
9/20(土) 東海市さつき園祭{知多娘。関連} <相当体調良ければ参加>
9/21(日)keyパーティ6 <体調良ければ原則参加>
9/26(金)
 
通院日  
愛知ぽぷかる4当落発表  
9/30(火) 買出日(イオン5%OFF)  

10月

10/3(金)通院日
10/5(日)豊見城市長選告示日
10/6(月)びん缶出す
10/5(日)~10/11(土)豊見城市長選選挙運動 
<自宅からネット経由で支援予定><最優先事項>
10/7前後 妹帰省予定
10/8(火)ドニチエコきっぷの日 <優先度低>
10/10(金)通院日
10/12(日)豊見城市長選投開票日 
 愛知赤旗まつり(大高緑地公園)<体調良ければ行く>
10/13(月)佳奈多誕生祭(※葉留佳も)<万難を排しての最優先事項>
10/15(水)資源ゴミ(びん缶)出す
10/17(金)通院日
10/20(月)買出日(イオン5%OFF)
10/24(金)通院日
10/26(日)愛知ぽぷかるパーティ4 コピー誌作成期限{当選時}
10/28(火)愛知ぽぷかるパーティ4 タブレット用PV作成{当選時}
10/29(水)愛知ぽぷかるパーティ4 Webサイト作成期限、コピー誌最終チェック、印刷
{当選時}
10/30(木)買出日(イオン5%OFF)
10/31(金)通院日

 

11月

11/1~2(土日)愛知ぽぷかるパーティ4 <当落次第、当選したら優先度高>
11/2(日)沖縄県知事選告示
11/3(月)~11/15(土)沖縄県知事選選挙活動期間<活動方針要検討>
11/16(日)沖縄県知事選投票日
11/20(月)買出日(イオン5%OFF)
11/21(金)通院日
11/30(月)買出日(イオン5%OFF)

 1年以上かけて準備してきた沖縄県知事選を中心に、いろいろ正念場なんだが
…意外と多いな。うーん、こんなにきついと思わなかった。連日10時間動けるならともかく。


豊見城市政の課題


 先日9/7に、沖縄県内市町村の首長・議会選挙(通称沖縄統一地方選、共産党流の言い方だといっせい地方選)が行われた。結果の詳細は細かくは語らないが、11月の沖縄県知事選の行方を占うという意味では、”翁長陣営に若干の分はあるものの、決して見通しは甘くは無い”結果だったと言えるだろう。
 知事選の前にまだ2つ、うるま市議選と豊見城市長選がある。とりわけ市長をどれだけ押さえているかは沖縄政界では大変重要視されるため、豊見城市長選を取れるかどうかが知事選勝敗の大きな鍵になる。

 豊見城市長選の投票日は10/12は、告示は一週間前だから10/5。もう1ヶ月切ってしまっている。
 こんな時期になるまで記事を書くのが遅れてしまったのが正直自分としては痛いのだが、まあここで言い訳をしてもしょうがない。
 沖縄統一地方選の結果から見えてくるのは、”辺野古”の問題は大きな争点とはいえども、決してそれだけで勝てるような話では無い、という事だ。特に名護から遠い南部であれば、その傾向は顕著だろう。

 では辺野古が争点にならない豊見城市長選は勝てないかといったら、そうでもない。この半年弱の間、現市長のBLOGや豊見城市関連の文献に目を通すなどし、また7月に帰沖した際には多少ではあるが豊見城の町を巡ってみたりもした。
 結果自分なりに見えてきた問題点が幾つかある。とりあえず列挙。

1.保育、育児、学校教育に対する現市長の姿勢の問題
2.交通政策を含む町作りの視点が現市長には欠如している
3.公契約条例すら未だに制定されていない、労働政策への現市長の無策無関心ぶり

 以上3つが大きな柱になる。

 項番3に関しては、これはもう自民党市政共通のあるあるレベルの問題なので、今更深くは語らない。”公契約条例”でググって貰った方が早い。

 なので、この記事では1と2を中心に記す。

1.保育、育児、学校教育に対する現市長の姿勢の問題

 まず項番1の、保育教育の問題。
 近年大きな問題になっているから関心の高い人はよく知っていると思うが、沖縄県の待機児童の多さは東京都に次ぐ全国2位に上っている。算定方法の違いという問題もあるが、沖縄県内の待機児童が多いことは、友人に子供のいる人だとか保育関連の仕事やってる人がいれば、もう常識レベルだろう。
 中でも深刻なのは、那覇市を中心とする那覇都市圏である。都市圏で保育施設が不足しているのは、全国どこでも共通している。それでどこも頭を悩ませていて、民主党系の横浜市長と社民党系の世田谷区長が喧嘩する事態になったりしているわけだ。

 那覇市でもこの問題を解決しようといろいろ試みが行われていて、現市長の翁長雄志氏が民間委託をベースに保育施設を増やそうとして共産党が保育環境の劣化を問題視して対立する、という事もあった。(この両者が今回知事戦で手を組むとは、なんとも不思議な歴史の巡り合わせだが。)

 さて。では、那覇都市圏第3の都市である豊見城市はどうか。
 いろいろ探してみたのだが、「待機児童は対策します」というお題目が見つかるぐらいで、具体的に何をしたとか何をするとか、一切書かれていない。
 豊見城と言ったら、沖縄県内では我々の世代に一番人気のある街である。ガチで子育て世代だ。子供がいないわけが無い。で、豊見城の施設とか定員調べてみると、はっきり言って少ない。足りるわけが無い。保育所どころか小学校すら足りてねえんじゃねえのかこれ、レベルである。

 ところが、現市長はこれに何らの対策も打っていない。高度エリート教育とかいう、全く的外れな政策をぶち上げている有様である。
 高度エリート教育云々というのは、少子化で人口自然減で子供のいる家庭を奪い合いしないといけないような自治体が、人口社会増に持って行くためにうちに来ればいい教育を受けられますよと魅力作りのためにやるような性質のものである。
 まあ、それ自体が悪だとまでは言わないが。それ以前に、人口が自然増な上に社会増も上積みされてる豊見城ではそもそも保育所には入れない学校は人が溢れてるという状況なのに、高度教育もへったくれも無い。
 現状認識しとんのかと。新人ならまだいざ知らず、4年も市長やってて。

 さらに、こんなアホなことも言っている。
「給食費無料化4千万円あれば2億の補助事業が出来る」

 そもそも給食費無料化に本当に4千万円も必要か? という話もあるのだけど。とりあえずそれは脇に置くとして。
 補助事業?? 補助事業って要するに起債ですよね。建設起債。保育所や小中学校の増設のことですか? でもこの市長、そういう施設増やすとは一言も言ってないんですよね。不思議なくらい、一言も。

 で、どうもこの人、そういう保育教育以外のことにお金を使いたがっているらしい。それとも関連してくるのが、項番2。

2.交通政策を含む町作りの視点が現市長には欠如している

 7月に帰沖した際に、豊崎の辺りを歩いてみた。いつも沖縄帰ると、とみとんでそば食ってるので今回もそうしただけなのだが、夏場に帰ったのは初めてだったので、クソ暑かった。まあそれはどうでもいい。
 ちょうどその日に、道の駅でマンゴーの安売りをやっていて、凄い人だかりができていた。その辺を歩いてみてわかったのだが、その道の駅から西側の海岸方向は、食品関連の工場が建ちならんでいることを知った。そして豊崎の陸側は、意外なことに広大な農業地帯になっている。
 陸側の第1次産業の農業地区。海側の第2次産業──食品工業地区。その間に挟まれて、農産品や加工品を売る商業地区──第3次産業。まさに典型的な、”第6次産業”の発想に基づいた町作りを目指していた、といえる。

 そう、「いた」なのだ。過去形なのである。
 道の駅周辺に、「豊崎にMICE誘致」というのぼりがいっぱい立っていた。工場と道の駅に接する形で広大な空き地があったから、多分そこに誘致したいのだろう。
 MICEとはなんぞや、と、自分でもあんまりよく理解していなかったのだが。どうやら東京の有明や名古屋の白鳥みたいな、レセプションホールやホテルが集積する地区を沖縄にも作ろう、という話らしい。ちなみに補足しとくと、大阪の咲州は大コケして大きなビルが不良債権化して大阪府庁として使わざるをえない事態に追い込まれている。

 まあ、沖縄にそのMICEとやらを作るかどうかの是非はともかく。豊崎がその適地か? というと、甚だ疑問である。少なくとも、第6次産業をベースにした町作り、という発想からは完全に外れる。空き地もギリでレセプションホールが作れる程度で、大して広くない。
 それでも、県の最終候補地選定で、西原町と並んで残っているらしい。相当熱心に誘致しているのだろう。

 で、改めて言うと。これを誘致して一体何がしたいんだと。

 「とにかくハコモノ作れば経済が潤う」とかいうお花畑思考なのか。
 はたまた、現市長がえらくご執心のLRT敷設のための材料にしたいのか。MICEを豊崎に作れば、輸送機関が必要だということでゆいレールの赤嶺駅から豊崎までLRTを敷設するカネを引っ張ってこれる、とか考えているのかもしれない。
 ちなみにLRTというとなんかかっこよく聞こえるが、要するに低床の路面電車である。成功例としてよく富山や広島が上げられるが、どちらも既存の鉄道路線をLRT化したためにうまく行っている事例であり、新規に鉄路を敷設してわざわざ輸送力の低いLRTを走らせるメリットなど、皆無である。
 まあ、さすがにそれは言われんでもわかっているのだろう、具体的な路線なんかには言及していないけど。

 とにかく、豊崎を一体どういう町にしたいのか、現市長の発言や施策からは何も見えてこない。
 さらに言えば、東部の方に関してはもう何も言及していないに等しい。那覇空港自動車道の活用とか言ってるけど、人口密度これからもどんどん上がってくのに、このまま自動車社会を続けるつもりかと。

 といったところで。これに項番3

3.公契約条例すら未だに制定されていない、労働政策への現市長の無策無関心ぶり

を加えて、とにかく無為無策な市長だなあと。正直呆れ果ててるわけです。

 豊見城市長選は、今のところ現職の他に大城氏という人が出馬表明しているようです。
 参考までに
沖縄タイムス:「大城氏が出馬表明 豊見城市長選」
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=65834


2014名護市議選


 2014年沖縄統一地方選の中でも、とりわけ注目度の高いのが名護市議選。

20140904赤旗_名護市議選

 正直、市長与党候補16人のうち、共産党候補以外の名前がわからんのだが…。
(独立革新系から、元は自民党だった人まで、何しろ幅が広いし)

 とりあえず投票日は9/7。


沖縄統一地方選2014封切り日のツイート


Twitterで、沖縄県知事選の情勢に関することを呟いたのだが、何かこのまま流れるのもいやだったのでblogにも転載しておく。

xatosi:一年前は沖縄県知事選がまさかこんな構図になるなんて微塵も予想していなかった。勝敗がどうなるかわからないが、個人的には気がかりなことが2つある。翁長氏はちゃんと辺野古移設反対を貫いてくれるかという事と、前回知事選に出た伊波洋一氏の処遇は今後どうなるのかという事。

 補足しとくと、どうも革新陣営は一枚岩では無くて、特に社大党の人達が長年の宿敵だった翁長氏への支援を渋っているらしい。
(※社大党はネトウヨの宣伝のおかげでゴリゴリの左翼政党に見られがちだけど、実際には保守政党の側面を多分に持つ土着型左派政党。それだけに、沖縄自民の名家の出身である翁長雄志氏は心情的には支持出来ないのだろう。)
 それで8月前半辺りには、大田元沖縄県知事辺りが、「4人目の候補者」の擁立を模索していたのだとか何とか。

 公明党取り込みも良いけど、最大の支持基盤である革新系を固めないことには、宿願の知事にはなれませんぜ? 翁長さん。
 あと繰り返しになるけど、伊波さんの処遇ヨロ。

9/5参考記事追記:
2014沖縄県知事選構図(8/9版)
6/4時点での沖縄県知事選の動向(めも)
沖縄県知事選総括(前回知事選伊波洋一氏を支援しての反省文)


2014沖縄県知事選構図(8/9版)


 6/9に記事をupしたときから情勢が多少変化しているので、図面を更新。

20140809沖縄県知事選構図

 今後まだ状況が変わるとかいう話があるので、今回は特にコメントはなし。
 9月の頭に沖縄統一地方選がある、というのを前回書き漏らしてたくらい。
 









ゆいレール先頭車両からの車窓動画


ゆいレール先頭車両からの車窓動画

 沖縄都市モノレール、愛称”ゆいレール”の、先頭車両からの風景です。
 多分探せば他にもupしてる人いっぱいいそうな気がするんだけど。まあ別に他人の著作物使ってるわけじゃ無いし、自分がupしたって別に文句言われることはないだろう。背景音楽とかの著作権云々とかいう問題はあるかもしれないが…あるのか? 去年秋の改正著作権法で画像の”映り込み”は合法と明確に決まったんだけど、音声に関してはどうなんだろ。とりあえずYouTube側からは何の警告も受けなかったが…。

とりあえず、本題の画像。那覇空港発首里行きと、首里駅発那覇空港駅行きの2種類ある。

・那覇空港発首里行き



首里駅発那覇空港駅行き


 コレ録るのに、一日乗車券買ってゆいレールを3往復ぐらいしたのよね。いや、どうすればいい画質で撮れるかとか試しているウチに、何回も往復するハメに。いやあ、一日乗車券買っといて良かった。結局、運転室とを隔てるガラスにNexus7貼り付ける撮影してようやくうまく行ったんだけど、いやあ端から見たらほんと怪しい人だったなあ。隣に座ってたおばちゃんは妙に優しい目で見守っていてくれたけど。沖縄のおばちゃんは優しくて寛容でそれでいてパワフルで生活力あるのよね。…だから沖縄の女性と結婚したかったのよ。

 話がそれた。
 まあとにかく、動画としては(自分なりには)割といいモン撮れたので、編集とかせずにそのままupして公開する。

 オススメは何と言っても、奥武山公園駅-壺川駅の間の、国場川(=漫湖)を通過する際の風景。いや、この部分はあまりいい映像が撮れたとも言い難いんだけど。まあ、興味あったら是非現地に行って、自分でゆいレール乗って自分の目で確かめて欲しい。
 

 正直、このゆいレールだけで、十分沖縄観光のアトラクションになり得るよなあ。まだ価値に気づいてないのか、あんまりアピールしてないけど。
 城北線みたいに、食事付きの貸し切りプランとかやったら、面白そうだと思うんだけどなあ。
 名護のUSJなんて何年先になるかワカランというかまだ正式決定ですらないんだし。その間の観光資源は、少しでも多く確保しておくべきだと思うんだよねえ。
 
 
 あと、先頭座席は指定席にして別料金とってもいいと思う。十分需要のある座席なんだしさ。
 

 まあ、あと10年経ったら、浦添市の前田にまで延伸して、沖縄自動車道西原インター(※西原町では無く、浦添市の西原地区通称浦西地区に近い)まで延伸して、名護・沖縄市方面への高速バスと接続できるようにする計画で、既に工事が始まってるらしいが。何しろ、今から10年近く先の話だしなあ…。
 
 あと、豊見城市方面への各駅からのバス路線の接続の悪さとかの問題は、また別途記事を書くことにする。特に、赤嶺駅から豊見城方面の件とか。現豊見城市長のなんか勘違い全開のLRT計画の件とか。
 LRTなんて国からの補助無しでは路線敷設もできない上に坂の多い豊見城には導入そのものが厳しいものを導入目指して時間を浪費するより、赤嶺駅からのシャトルバス運行した方が現実的だと思うけどねえ。
 …いや、これは別記事でしっかり書くんだったか。

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6/4時点での沖縄県知事選の動向(めも)


今年(2014年)の11月に予定されている、任期満了に伴う沖縄県知事選挙。

現時点で取りざたされている候補者は4人。

1.仲井眞弘多。

 現職。元々は大田革新県政(1期目)の副知事。
 1,2期は自民・公明が推薦。過去に沖縄電力社長を務めていた経緯から沖電労組が強力に支援している。今回自民の一部が分裂する見通しだが、公明は引き続き支援すると見られる。加えてそうぞう(沖縄維新)も今回は支援すると見られる。
 75歳と高齢で且つ前回も健康問題が取りざたされたが、自公陣営で担げる候補者がぶっちゃけ他にいない。

2.翁長雄志

 那覇市長。元は自民党の沖縄県議。
 前回の那覇市長選挙では自民・民主・公明の推薦で、社民・社大が相乗りした共産系候補と戦った。が、辺野古移設問題がこじれた結果、その共産党が知事選候補として猛プッシュ。出れば社民・社大に加え、生活も最終的に乗るものと見られる。
 仲井眞県政と車の両輪の関係であったことから、仲井眞知事勇退後の後継を狙っているものと見られていた。が、辺野古移設問題で国のやり方に反発し、系列市議と共に反乱を起こした。

3.高良鉄美

 琉球大学法文学部教授(憲法学)。大田革新県政では法律面でのブレーンとして活躍した。
 社民党系の県平和運動センターと近いことから、5月の革新系候補者選考会で名前が浮上した。
 出れば革新票はまとまるだろうが、保守層に食い込むのが厳しいと思われる。

4.鳩山由紀夫

 元内閣総理大臣。民主党。
 民主党県連代表の喜納昌吉氏が擁立に熱心。正気かと思うだろうが、たぶん喜納氏は本気。
 出れば、前回革新側に回った民主党票の他生活の一部も割れる可能性がある為、革新陣営には不利と見られる。が、もともと民主票の離脱は織り込み済みな上、”連合は民主党支援”を建前に革新系候補の支援を拒絶してきた沖電労組が言い訳できなくなるため、一概に仲井眞有利とも言えない。

20140604沖縄県知事選情勢

*現時点での情勢見通し

 1月に行われた名護市長選で、革新と穏健保守が手を組む県政野党陣営が市長の座を守った為、引き続きこの枠組みでという気運が強く、翁長擁立の動きに繋がっている。4月の沖縄市長選で市長ポストを自公に奪われたが、これが逆に確実に勝てる候補をという気運に繋がっているものと見られる。
 10月に行われる豊見城市長選で、社民・共産は早々と候補者を一本化。前回も僅差であり、また豊見城を地盤とする共産党が全国的に波に乗っているため、勝てる見込は十分にある。那覇市のベッドタウンとして人口が急増している地域でもあり、ここを取れるかどうかが知事戦前最大の焦点になる。

 与党側は辺野古移設をめぐる混乱で自民が分裂し、最有力候補だったはずの翁長氏を革新側にとられかねない状況で、仲井眞3選出馬以外に道が無い状態。とは言え国政・県政共に与党であることの強みは大きく、加えて前回は革新側についていた民主・そうぞうが離反、そうぞうは与党側につく公算のため、力押しで勝ちに持ち込む可能性は大きい。
 2月に行われた石垣市長選挙で市長ポストを守ったことから、これをモデルに選挙戦を進めてくるものと見られる。

 民主党が鳩山擁立したとしても、万に一つも勝ち目はない。むしろ、組織崩壊寸前の民主党県連を不戦敗させず、且つ元総理を擁立することで本土マスコミの耳目を集める事が目的と見た方がいい。
 おそらく候補を立ててくるであろう幸福実現党を上回れるかどうかが焦点。

※6/5追記:

 iAcnの指摘によると、大城浩氏(経営コンサルタント)が既に出馬表明しているとのこと。
 ”沖縄独立”を掲げているらしいが、米軍基地撤去の立場であることから、過去に知事戦に候補者を擁立した琉球独立党とは無関係と思われる。
宜野座の大城浩氏って、なんか以前にどっかで名前聞いたような気もするんだよなあ…。さっぱり思い出せないけど。

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