「政治」カテゴリーアーカイブ

屋比久康隆・瀬戸市議候補2015_街頭宣伝日程


早朝

4/22(水) 品野坂上バス停付近(品野地区南部国道248号線沿い)
地図: https://goo.gl/maps/Ide3l

4/23(木) 宮前(深川神社付近)
地図: https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B7%B1%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE/@35.228042,137.102667,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6003687950894513:0x77d9032b7676a139

4/24(金) アピタ前(尾張瀬戸駅の近く)
地図: https://www.google.co.jp/maps/search/%E3%82%A2%E3%83%94%E3%82%BF%E7%80%AC%E6%88%B8%E5%BA%97/@35.222924,137.096545,17z

4/25(土) 瀬戸駅前(尾張瀬戸駅前)
地図: https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%B0%BE%E5%BC%B5%E7%80%AC%E6%88%B8%E9%A7%85/@35.225122,137.097284,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6003687e1e326ecd:0xee350fc7f11757ad

夕方

4/25(土)  宮前鳥居前街頭演説(深川神社前)
地図: https://www.google.co.jp/maps/place/%E6%B7%B1%E5%B7%9D%E7%A5%9E%E7%A4%BE/@35.228042,137.102667,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6003687950894513:0x77d9032b7676a139

その他、大まかな街宣日程はこちら

21 22 23 24 25 26
火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日 日曜日
早朝 瀬戸駅前 品野坂上バス停 宮前 アピタ前 瀬戸駅前 投
票
日
午前1 陶原 品野 本山 陶原 陶原
午前2 祖東 品野 本山 本山 陶原
午後1 本山 陶原 品野 祖東 祖東
午後2 本山 陶原 品野 祖東 品野
夜 品野 祖東 陶原 品野 本山
(宮前・鳥居前)

屋比久選対一日目を終えて


 諸々の理由から疲れ切ってさっさと寝ようとしたのだが、眠りが浅いまま4時前に目が覚めてしまったので、BLOGの記事でも書こうと思う。
 瀬戸市議選告示日の昨日4/19、屋比久康隆候補の選対事務所で半日ほど手伝いをしてきた。2010年の沖縄県知事選以来、自分の出来る範囲で「ネット選挙」に関わってきた身であるが、実は運動員として直接参加するのは今回が初めてなのである。(今まではただの「一人勝手連」。)
 とは言っても、朝事務所で葉書の枚数チェックをしたのと、出発式KIMG0270
で旗持ちをしながらツイキャス中継をした(しかも屋外でのピントなのか露出なのかがおかしくて映像がまともに映っていない)だけ。あとは何もやることが無いので、14時過ぎには帰ってしまった。
 それでも正直、学ぶところが多かった。未経験のことは全て勉強だ、と思い知らされた。
 Twitterでちょこちょこ言っていたように、心に残った言葉が、「守破離」という弓道の基本理念である。屋比久氏は弓道の錬士五段(弓道はよくわからないが相当すごい段位らしい)なのだそうで。
 この守破離とは、まず基本を守り、次に基本を破り、最後に基本から離れる。という意味なのだそう。今の自分に最も欠けていることでは無いのか。そう思えた。

屋比久氏の経歴

  屋比久氏の経歴は、結構波瀾万丈だ。
 まず苗字からわかるように、ルーツは沖縄だ(沖縄のどこなのか、聞きそびれてしまったが)。但しご本人は、名古屋市で生まれている。
 名古屋の名城大学法学部を出て、最初は法曹の道を目指していたのだが夢叶わず、しかしその他に取った宅建やFP等の資格を生かして多治見や土岐で独立開業や社会事業などに携わっていた。2010年頃(?これも細かく確認とってない)に瀬戸に移ってきて、銀座通り商店街で沖縄料理の店「もやい処」を開業し、瀬戸の商工会議所や青年部とも関わってきた。
 そして今回、共産党から瀬戸市議候補として出馬したというわけである。共産党候補としては経歴的に結構異例な方だし(※かつてこの地区からは水野高至氏という会社経営者の共産党市議もいるにはいたのだが)、沖縄系でありながら瀬戸市議、というのも異例だろう。とにかく、異色の候補なのである。
 そんな事情もあってか、各方面から相当注目されているようだ。特に、同時に行われている瀬戸市長選は、今回4人が立候補しており(参考:中日新聞「瀬戸と田原、市長選が激戦に23市議選も19日告示」)、自民系が3分裂している上に民主が自民系の一人を推薦しているにもかかわらず民主党の元市議も出馬しているという、大混乱状態なのである。そんな中、今回共産党は市長選で候補を立てていないので(市議選だけで既に背水の陣なので)、逆に各陣営から(票目当てで?)熱い眼差しを送られている、と言ったところなのだろうか。
 なので、屋比久陣営出発式が始まる前から、市長候補の選挙カーや行列が通る度に、(小声ではあるが)「屋比久候補の健闘をお祈りします」とどの陣営もエールを送ってくれるある意味異常事態。(※ちなみにそのすぐ側に公明党候補の事務所が構えているのだが、そっちには特に何も言わない。まあ、投票先が決まってるんだろうけど)。口止めされたので名前は明かせないが、屋比久氏が街宣演説中にたまたま通りがかった某市長選候補者が屋比久氏に握手を求めてくるという状態である。(※何度も言うが、全員これまで共産党とは対立していた党派の人達であり、仮に当選しても共産党はクソうるさい野党になるだけなのである。)
 余談になるが、出発式の原稿を党の上の方から手直しされて自民・公明をより攻撃する内容に修正されたらしいのだが、何しろ目の前に公明党の事務所があるんだし、運動員の方の一人が「いくらなんでも公明党の事務所の目の前で、こんな公明党攻撃するようなこと言うのはねえ…」とこぼしていた。…以前にも言ったけど、愛知県では共産党と公明党(創価学会)は、そんな激しく対立はしていないのですよ…。(参考:Wikipediaでは書かれない伊勢湾台風の話)

屋比久氏の政策

  さて、そんな屋比久氏であるが、訴えている政策はおおむね3つ。福祉政策と、商店街等の中小企業振興と、地域交通政策の充実。加えて、国政レベルの話になるが、安倍自民党の独裁的軍事国家路線への批判と、一億労働者層奴隷化政策への反対、と言ったところか。
 特に力を入れて訴えているのが、福祉政策。
 実は瀬戸市は財政力では全国屈指の優良自治体なのだが(企業団地とか住宅団地とかあるので)、しかし福祉に回される予算は殆ど最下位レベル。
 これは自分も実感している。何しろ自分は、ブラック企業に潰されてポンコツにされて精神障害者3級にされた身なので。なのに、名古屋市や尾張旭市では受けられる給付や支援が、瀬戸市には無い。病院への交通費も全額自腹。正直、かなり痛い。
 そして中小企業振興。これは、お店を構えている銀座通り商店街の衰退ぶりを何とかしよう、という周囲からの期待なのだと思う。
 あと、地域交通政策。これは福祉政策とも絡んでいるのだが、コミュニティバスの本数をもっと増やせとか(実際、3~4時間に一本のバスとか、利用価値あんのかと思うし)、バス停のある場所にバス用の停泊所どころか歩道すら無い問題とか、そういうのをどうにかしよう、という訴えをしている。
 と、このような訴えをしている屋比久候補。やたら「実行力!実行力!」と叫ぶばかりで、具体的に何を実行したいのかさっぱりわからない他党派の候補者よりは、遥かに魅力的だと思うのだが。
 どうだろうか。特に、若年層の皆さん。瀬戸市、このまま住みにくい町のままにしておいていいと思いますか?

他共産党候補との棲み分け、等

 一応地域割りとしては、品野・祖東・水野・本山(道泉)の各学区が担当で、他学区は原田・浅井という別の候補者の担当地区になっているのだが、勿論投票は自由なので、誰に投票して貰ってもかまわない。
 一応紹介しとくと、原田氏は荒野草途伸が小学生の頃に市議初当選したベテラン市議で、浅井氏はこの間まで共産党の市議団事務局長(秘書みたいなものか?)をやっていた人である。まあ、市政そのものに関してはこの二人の方がベテランだ。
 うん、結構長くなってしまった。私は屋比久氏の応援要員なので、あくまで「屋比久康隆に一票を」と訴えさせて頂く。
 今日4/20は、とりあえず初日が済んだし人員割り振りはもう済んでいるようなので(割り振った人が事務所に来ないとかいろいろゴタゴタしてはいるけど)、とりあえず顔を出してやること無いか訊いてから、行動を決めたいと思う。
 投票日は4/26日、日曜日。深川から4人出てるから相当厳しいという話ではあるけど、それでも目標は、敢えて、敢えて高く、トップ当選。その為にも是非ご協力を。瀬戸市民で無くとも、瀬戸市民の知り合いに、是非この記事を紹介して頂きたい。
 そして私は、これが終わったら今後の身の振り方を本気で考えようと思う。
 (4/21 一部誤字・日付間違いなどを修正しました。)

4.12統一地方選:個人的願望


 4/12投開票の統一地方選は
・自民党の議席上積みの阻止、目減らし
・京都市議会での自民党第1党阻止(=共産党第1党奪取)
・愛知県議会での共産党空白解消
 これを個人的な目標、というか希望としたい。

 ほんとは北海道知事選も入れたかったところだけど、旧態依然で過去の幻想しか見てないマスコミ連中が「自民対民主」って構図で報道してやがるからさ(--; 
(経緯としては、独立候補に共産党が乗っかったから民主党も後追いした形なのに)
 なので残念ながらリストには加えず。?

 4/26投開票の後半戦については、また別枠ということで
 ほんとは瀬戸市議選で応援している(沖縄系の)候補がいるんだけどね。今名前を書いちゃうと事前運動、というか県議選の最中に別の政治運動やってることになって公選法違反になっちゃうからね。


「TPPと著作権の非親告罪化」勉強会報告書


 3/9(月)に、東京・永田町の衆議院議院会館で行われた「TPPと著作権の非親告罪化」勉強会に行ってきました。
 国際日本文化研究センターの山田奨冶教授の講演の他、参院議員の山田太郎(日本を元気にする会)・徳永エリ(民主党)両議員より、現在の情勢についての報告がありました。

 以下、報告並びに講演の内容を、ざっと列挙していきます。
(※注釈以外は、発言の内容を要約したものであり、荒野草途伸の個人的見解とは異なる倍があることをあらかじめお断りしておきます。)

 まずは冒頭、山田議員からの挨拶を兼ねた報告。

山田議員:
 過去の大臣答弁について言及。下村文科相は過去に「TPPは慎重派のはず」という質問に対し、親告罪化は適切でないとの答弁があったことを確認。
 条約には留保という手段があることを紹介。
(※注 国連人権A規約など。後ほど出てくるように、憲法上必ずしも適切な方法では無い)。
 一部条項について留保を適用すべきではないかとの質問趣意書を提出しているが、政府は一向に回答してこない、無視状態。
 一部の与党議員からは「山田さんはあきらめろ」とまで言われている,とのこと。

 また、警察庁に確認したところによると、「同人マーク」(※注 漫画科の赤松健氏らが提唱した、著作権利用の黙認の意思表示の為の統一標章)は、全くの無意味。あろうがなかろうが、捜査対象になるとのこと。

 この後、山田教授による講演会。これも要約した形で列挙する。

 TPP交渉が秘密会議で行われている事に対して大きな違和感を感じている。
 現状を鑑みて、やむを得ず変更しなければいけないならば、という視点で講演。

 

そもそも、非親告罪化とは?

 権利者の意志に関わらず検察が起訴に持ち込める。現状は起訴に持ち込めないが故に警察・検察が動かない(捜査が無駄になりかねない為。現在でも動くことはできる)

 アメリカにとっては日本のアニメ・マンガ文化はライバル(穿った見方)なので、日本に制約をかけたい意図もあるのではないか?

現在の流れと影響

 今回の「非親告罪化」の話は、ウィキリークスによって公表された文書に記載されているもの。ウィキリークス日本語訳アカウント @fr_toen はフォロー必須。
 ウィキリークスの内容としては
・非親告罪化は、ベトナムが反対している
・商業化限定云々は、日本の提案
・権利者が著作物を利用する権利に限定
 この内容ならば、現状通りの親告罪でいいのでは? という矛盾をはらんだ内容。

 これが通ってしまうと、創作文化に多大な悪影響が及ぶことが懸念される。例えば、孤児作品(著作権者不明の古い作品)のアーカイビングは誰もやらなくなると思われる

 日本国内での動きとして、2009年1月の分科会では、非親告罪化は慎重に検討、という結論になった。
 2012年に違法ダウンロードの刑罰化が規定されたが、これも現在はまだ親告罪である。親告罪は捜査の障害になっていない。告訴しない人は、そもそも捜査に協力しない。
(※注 逆に、非親告罪化された場合、警察が勝手に動いた案件で著作権保持者が警察の取り調べを受けるケースもあり得る。さらに言えば、それを別件捜査に利用される懸念も)

他にも。。。
・著作権保護期間の70年化
・法定賠償金制度(示談で済まない)
 といった、懸念される改定協議が行われている模様。
 現行法と非親告罪化+上2つで、著作物の利用と保護のバランスが崩れる。

 

対処法として

 フェアユース制度は有効なのではないか。これはそもそもアメリカの制度。ただし、今回アメリカはフェアユース制度導入を要求していない。また、商業的規模の二次創作は、フェアユースとはいえない(保護できない)。
 映り込みの規制緩和等(※注 一昨年秋施行の改正著作権法から、「映り込み」に関しては著作権侵害では無いとの明確な規定が入った)は、日本に於けるフェアユース導入議論のなれの果て。このレベルではフェアユースとは到底いえない。

日本政府の姿勢

 徳永参院議員による質問趣意書への回答:
「守るべきものは守り攻めるべきは攻める」(意味不明)

 アメリカ国内ではTPP交渉の秘密主義に対する批判もでている。

 方向性として、「登録著作物のみの非親告罪化(70年化も同様)」という話も出ている。
(※注 著作権そのものは自然発生権である為特許のような登録は不要だが、訴訟等に供える為の制度として、文化庁に著作権保持の登録を行うことが出来る。登録された著作物はほぼ企業によるものだから、産業財産権並みの扱いをしてもいいのでは? という話らしいのだが。。。)

 政治が文化に悪影響を与えることはあってはならない。

 山田教授の講演は、ここまで。
 この後、徳永・山田両参院議員より、改めて報告が行われる。

徳永エリ参院議員:

 アメリカのTPP交渉担当省庁であるUSTRの情報は、一部大企業はアクセスできる。日本政府の秘密主義の深刻さ。(※注 日本は、TPP交渉は一切が秘密交渉であるという建前の元、一般国民には一切の情報開示がなされていない。)
 農協改革も、TPPに反対する農協への制裁なのではないか? という声も上がっている。

山田太郎参院議員:

 「国会批准の時に議論すればいいんじゃないの」と言う人がいる事への懸念。条約はほぼ自動成立という憲法上の規定がある。(アメリカとは違う)
 通されたときのための備えが必要。運動を盛り上げすぎると途中で息切れしてしまう。

 これに、山田教授が質問
「条約と関連法は政治手動?」
→山田議員
「政府は秘密でやりかたがっている。批准と関連法を突然一気に出してくることが想定される。逆に先に議員立法で著作権法改正案を出してしまう手もある。」

 この後、質疑応答。誰も手を上げようとしないので、先に荒野が質問した。

「著作権というのはそもそも文化財産権で、特許や商標等の産業財産権とは違う。著作権を産業財産権として扱ってしまっていることに、そもそも無理があるのではないか?」

→山田教授:
 著作権は1970年代とはだいぶ性質が違う。産業財産権の性質も多分に持っている。が、現在の著作権法は複雑すぎる。正直理解出来ない。
 整理し直す為にもドラスティックな改正が必要。

→山田議員:
 著作権は適用が主観依存。適用の線引きが難しい。司法サイドの拡大解釈に依存している。登録著作物であれば、わかりやすいが、そうでないものは線引きが難しい。
 警察はどのみち捜査権は持っているというスタンス。一罰百戒という形になるだろう。懸念されるのは自主規制とお互いの刺し合い。
 また、それってそもそも著作権なのか? という議論は残っている。

 この後、他にも幾つか質問が出た。

質問:
 韓国では米韓FTAに伴いフェアユース制度が導入されているが、韓国でどういう問題が起きているか。日本で適用した場合の懸念点

→山田教授:
 韓国の専門家に訊いたが要領を得なかった。そもそも韓国でもあまり認知されていない? むしろ情報がほしい。

質問:
 フェアユース実施時の権利者の反応について。また、パロディ利用に水を差すのではないかという懸念は?

→山田議員:
 現行法でも権利者は守られている。めんどくさいから権力任せにしたいのではないか。
 今回の次第の懸念は、「なんだかよくわからないけど怖いね」という不安感。

 この件に関して、勉強会主催の「うぐいすリボン」の荻野氏より、報告。

荻野:
 権利者からすればフェアユースは権利の切り下げですらある。権利者からすればフェアユースは本当にイヤ。

質問:
 フェアユースで同人誌は守られないとはどういうこと?

→山田教授:
 そもそもフェアユースがあるから許されると言うものではない。あくまで裁判の時の武器。どっちみち二次創作は裁判上等でやらないといけない。
 また、アメリカから見れば、日本の同人誌文化はフェアユースと同等。むしろアメリカの方が規制は厳しい。アメリカは訴訟大国なので、裁判用の環境整備が必要で、その為のフェアユース制度。日本は訴訟にいく前のことを考えないといけない。
(※注 注釈というわけでは無いが、ならば「フェアユース」という言葉は使わない方がいいのでは? という疑問を持ちました。)

 ここまでで、予定時間が来てしまったので、会議終了。本日21時までの「緊急声明」への賛同の呼びかけを以て、閉会しました。

 「緊急声明」への呼びかけはTwitter並びにGoogle+で既に行ったので、そちらに任せるとして。
 著作権制度の抜本的改正の必要性と、それを議員立法で行うことによるに日本政府へのカウンターという話には、大変興味を引かれました。
 以前、もうかなり昔になるが、一太郎訴訟の際に関して書いた文書で、ソフトウェアに関して特許や著作権という枠組みでは到底収まりきらない部分が有り、新しい権利制度を創設するべきでは無いか? という事を触れています。
 これを、ソフトウェアに限らず、商業著作物や映像コンテンツ等といった「新しいメディア」を包括する形で権利と利用のバランスの取れた制度を作れないか。という事を感じたというか以前から考えていたのですが、改めて感じた次第です。
 TPP交渉自体が今後どうなるか、全く先が見えませんが。


アベDVD


 「このテロ政党!」の方は、ヤジを飛ばした自民党の山田賢司議員が謝罪したことで幕引きになってしまうようだが、折角のネタなのでBLOGに記録しておくことにする。

 尚、内容としてはTwitterに既に投稿した内容(http://twitter.com/xatosi/status/568390209533902848
)と同じである。


 が、危機は往々にして判断の前提となる予測を超えて起きるものである。志位和夫にヤジを浴びせていた自民党議員は鋭角30°に方向を変え、共産党議員席の死角に入ったところで再びヤジを飛ばした。
「このテロ政党!」
「美坂屋のどらやきっ?!」
 清水忠史の意味不明な叫びにも、安倍晋三はひるまなかった。3,2,1,0。安倍晋三の口から飛び出したのはどら焼きではなく、ヤジだった。
「日教組、日教組!」
 安倍晋三が猛烈な勢いでヤジを飛ばす。決して錯乱しているわけではなく、本気で民主党議員が全員日教組だと信じ込んでいるのだ。
「わ、わぁー・・・これはさすがにちょっとまずいのでは・・・」
そう言いながら、麻生太郎はちらちらと自民党信者を見ている。自民党信者の目には、涙が溜まっていた。

(元ネタ 魔剣 第13話 http://key.kouyaxatosi.info/key/kanon/ss/maken/13.htm )


 ※ちなみに、「日教組、日教組!」の元ネタは、「姉DVD」という漫画に出てくる「D・V・D!D・V・D!」が元ネタである。たぶん。俺は安倍晋三じゃ無いから憶測でしかものを語れん。


安倍自民党に殺される日本人労働者


 Twitterで書くつもりで書きだした文章だけど、読んでわかるように多少なりとも詳しく書くと、到底140文字で収まりそうに無いので、

 で。2月16日の安倍晋三の愚かな国会答弁を聞いていると。

 安倍「非正規の職に就きながら不本意で正規職に就けない人の割合は確実に減少している」
 とか国会答弁でほざいているけど。一体何の統計を根拠に言っているんだ???

 つい去年まで非正規労働者の数も割合は増加していて、しかもその人達の6割近くが正規雇用への転換を望んでいるという調査結果が出ているんだけど。
 1月の調査で多少減少したのかもしれないけど(とは言っても政府のちゃんとした統計調査では無く、どこぞのサンプル数もろくに多くない世論調査でしか無いみたいだけど)、たった1回の調査で減少したからって、それって統計的な有意性は低いし。何回か継続して同じ傾向が出て、初めて統計的な裏付けが取れたと言えるんだけど。それだけで「確実に減少」なんて到底言えない。
 継続的に減少が確認されて初めて統計的な裏付けを以て「減少傾向にある」と言っている、って言えるんだけど。

 それとも何か? エセイスラム国(日本のマスコミの大半が言うところの”イスラム国”)に対して国会演説で「テロには屈しない(キリッ)」と(まだ解放交渉中に)言い放ってテロリストを挑発したみたいに、今度は「統計には屈しない(キリッ)」とか言い出すつもりか?
 てめえ一人が屈せず全部”自己責任”で片付けられるんならいいんだけど。自己責任どころの話じゃ無い。労働者の大半が、巻き込まれるのだ。否、巻き込まれるという表現は不正確だ。安倍晋三自身は、ただブチあげるだけで何らの被害も被ることは無いのだから。

 仮にも民主国家の指導者として、そんな無思慮で無謀な言動が本来許されるはずが無い。

 …ああ、でもあのバカ総理がそんな考え方でいるから、「如何なる理由、場合によっては他人に押しつけられ強要された理由でも、全部自分の責任として処理せねばならない」し、時には世間から自殺したくなるぐらいの誹謗中傷を受けて、人生と名誉をズタズタにされるのですな。なるほど、いかにも自己責任と成果主義に基づく、自己責任と過労死促進の思想ですなあ。

 ああでも、右翼の弁によるとこんな愚宰相でも、民主選挙によって選ばれた総理何でしたな。勿論安倍自民党に投票した人間は右翼であって、我々左翼はこんな殺人政党に投票なんかしてないですけどね。
 ええ、だから私は以前から言ってるんですよ。善良な日本人労働者が右翼に殺される、って。

 事実、これでもう4回目になる過労死促進法案に加えて、営業職の裁量労働制適用拡大まで通常国会に提出されることで本決まりらしいじゃないですか。年末の総選挙で共産・民主が議席を伸ばした意味を、全く理解していないどころかガン無視なんだから。


TVアニメーション「2014年」


第1話 分裂選挙
第2話 名護の変
第3話 山梨封鎖
第4話 静かなる京都の乱
第5話 八の持つ意味
第6話 オバマ、来日
第7話 「私が憲法だ」
第8話 統一戦線
第9話 幻想最後の夏
第10話 黒と黒との衝突
第11話 夢にしがみつく者達
第12話 決戦・沖縄県知事選
第13話 嵐の前の総選挙

TVアニメーション「2014年」 
1月よりQAB他にて放送開始


21世紀の魔女裁判


 沖縄県知事選やら総選挙やらの連戦の総括もまだ終わっていないのだが、ちょっとこれだけは年内に書いておきたかったので、先に書く。
 殆どの日本人が(間違った方向で)知っていると思われる「STAP細胞」の一件である。

 論文っぽく結論から先に記すと。

 この一件で、「細胞にストレスを与えることによる万能性の有無の研究」そのものが、今後は禁忌とされてしまうのでは無いか。そういう危惧を抱いている。

 論点は以下の通りである。

1.研究成果には目もくれず、人間性という美辞麗句の元ひたすら人権侵害を繰り返してきた第4権力
2.科学的検証の必要性を全く無視して平然と政治介入を行う政治家
3.科学者を標榜しつつ学閥と権威を守る為の権力闘争に終始する生物学界の腐敗
4.これらを全く理解しようとせず権威に盲従するだけの日本国民

 順を追って論じていく。


1.研究成果には目もくれず、人間性という美辞麗句の元ひたすら人権侵害を繰り返してきた第4権力


 第4権力とは、政治学の用語で「立法」「行政」「司法」という、法に裏付けられた権力とは別に、マスコミュニケーションがこれらを監視する勢力として位置づけられることから「第4の権力」として定義できる、という発想から名付けられた言葉である。
 近年のネット用語で言えば、「マスゴミ」という言い方の方が一般的かもしれない。

 この「マスゴミ」という言葉に象徴されるように、第4権力の腐敗ぶりは目に余るものになっている。
 つい今週にも、週刊文春がカップ焼きそばの「ペヤング」の虫混入事件を告発した学生(無名の一般人である)を晒し者にして販売部数を稼ごうとするという、醜悪としか言えない腐敗ぶりをさらけ出している。

 ここまで行かずとも、特にテレビメディアによる人権侵害の数々は、BPOへの申し立て内容を見て貰えればその酷さが解るだろう。

 では、今回の「STAP」騒動ではどうか。まあ、わざわざ記すまでもあるまい。一年前のSTAP細胞論文掲載発表時には、研究成果については全く取り上げる事無く、特にTVメディアはさも自慢げに「我々は小保方さんの人間性に注目してみました」等と恥ずかしげも無く言ってのけていたのだ。
 にも関わらず、問題点が指摘された途端に自身の報道姿勢の検証はそっちのけで理研や小保方氏に対し「検証と説明責任を」と突き上げている始末である。

 彼らは今後、自分たちの行動について自戒することがあるのだろうか?
 記者個々人については、そういう人もいるだろう。だが、きっとそういう良心を持った人間は、今の第4権力の中では少数派なのでは無いか。だとすれば、今後も同じような報道の名の下の暴力は繰り返されるだろう。特に、彼らが全く理解しようとしない自然科学の研究に対しては。


2.科学的検証の必要性を全く無視して平然と政治介入を行う政治家

 一人具体的に名前を挙げてしまえば、下村博文文部科学大臣である。所轄大臣なのだからさすがに個人名を挙げても何ら問題は無いだろう。

 論文問題が世界レベルの騒ぎになり出した頃、文部科学省は理研に対する特定法人の指定を先送りした挙げ句、下村文科相が記者会見で公然と論文取り下げを要求したのである。

 ネイチャーまで巻き込んだ世界中が注目する研究成果なのだから、疑問点が出たら検証するのは当然であるし、事実世界中の研究者が検証に協力しようと準備を始めていた。しかしその矢先に、こいつは論文取り下げの圧力をかけて事実関係を闇に葬り去ろうとしたのである。
 取り下げた論文に対して検証作業もへったくれも無い。事実は有耶無耶になるだけである。

 悪意は無かった、という人がいるかもしれない。傷が浅いうちに無かったことにした方が良かったという論理だろう。だが、それこそが不見識の表れなのである。
 研究過程で何が行われたのか。論文のどこに不備があるか。「科学的」の要件である再現性はあるのか。記されている証拠のどこまでが事実なのか。事実である部分については何故そのような現象が起きたのか。これらを全て明らかにしなければならないし、それは世界中の協力を得なければ到底出来ない事なのである。
 それをこの文部科学大臣は、政治圧力でひねり潰してしまった。自然科学に対する冒涜、犯罪行為である。

 さて。ここまでで、下村文科相一人を攻撃する内容にしてしまったが、では他の政治家についてはどうだろうか。直接この件について何か発言したという話は聞かない。だが、もし下村ではなく他の政治家、与党は自民党だから自民党議員の誰かになるだろうが、誰であれ他の自民党議員が文部科学大臣をやっていたら、まともな対応が取れていたであろうか。
 甚だ疑問である。やっていない以上、YESともNOとも言えないが、疑問を呈さざるをえない。そもそも、上で書いた文章を読んだとして、その意味が理解出来るだろうか?
「官僚の言うことを聞いて、大衆の不興を買わない程度の発言をしておけばいい」、そういう程度の認識しか無い政治家が多い。これは事実だろう。
 科学研究や、それを支援する為の科学行政に対するまともな見識を持ち合わせた政治家など、一体何人いるのだろうか。


3.科学者を標榜しつつ学閥と権威を守る為の権力闘争に終始する生物学界の腐敗

 これについては、パンドラの箱と言わざるをえない話である。自分ですら開けるのが怖い。出来れば目を逸らしたいレベルの話だ。

 最初に断り書きしておくが、生物学、自然科学研究に関わる人間全てが、権力闘争に明け暮れているわけでは無いことは、きちんと断り書きしておく。むしろ、真剣に研究活動に没頭したい人間が、そういう権力闘争のせいで足を引っ張られ潰されて、世に出るはずの研究成果ごと潰されている、それが日本の科学研究の実態だ。

 自分自身は物理学という(日本では)かなりリベラルでやりたい放題が許される学問領域の出身なので、周辺でさすがにそこまで酷い話は聞かなかった。それでも、学生時代には物理学会のポスターセッションで中傷としか言えない言いがかりをつけられたことがあった(たかがポスターセッションで)。

 これが生物学の領域になると本当に酷くて、ざっくり言うと医学部系と理学部系と農学部系で派閥争いというか殆ど序列みたいなものがある。農学部系の人など素晴らしい研究成果を出しても学会では全く相手にされず、結局学問の世界を去って全く関係ない職業に転職していくという例はごまんとあるようだ。理学部でも、生物学科系でない出身の人は殆どゴミ扱いで、やはり相手にされない。(※物理系の人間はそれでもお構いなしで突っ込んでいくもんだからかなり煙たがられるが笑。)

 当然学閥争いというのもあって、まあこれは一般の人にもわかりやすく、東京大学が絶対王者として君臨している。京都大学ですら決して序列が高いわけでは無く、あのiPS細胞の山中教授ですらその辺で相当苦労したらしい。
 そんな経験があるからか、京都大学はiPS細胞で勝ち取った権威を守るのにかなり必死で、「STAP細胞がiPS細胞に取って代わる」という報道には、かなり神経質になっていたし、小保方潰しの流れになったときにはこれ幸いとそれに荷担する動きもあったようだ。(私の所にすら、昔フォロワーだった京大卒の人が変な言いがかりをつけてきたくらいだ。)

 しかしこういう京大系の動きはある意味自己防衛とも言えるのでまだマシとも言える。もっと性質が悪いのは、学歴はあるが自分ではまともな成果を上げていないような輩が、論文の些末なミス、否ミスとすら言えないようなものをあげつらって人格攻撃に走っているような事例だ。
 こういうのは何も研究者に限らず民間企業や物書きでもあることなのだが、今回のようなケースでは、高学歴という権威づけがなされている人間が集団でやっている分、尚のこと性質が悪い。

 最近は少し下がったとも聞くが、少し前までは東大入学者の半分が受験専門高校の出身者が占めていた。自分が受験生の頃は、そこまでの比率では無かったが、そういう学校の出身者で無くともとにかく人を蹴落として受験に勝つことしか頭に無い人間が「上流大学」を占拠していた。そんな人間がそのままエスカレーターの如く研究職、それに限らず高級官僚や一流企業の幹部職に付いている。それが今の日本社会だ。
 そんな人間が結果を出せるか。若しくは結果を出した人間を正当に評価できるか。失敗したときに真っ当な検証作業が出来るか。
 出来るわけが無い。

 「STAP事件」は、そういう構図の縮図とも言えるのでは無いだろうか。


4.これらを全く理解しようとせず権威に盲従するだけの日本国民

 ここまででこの項目の論旨の半分位を既に書いてしまったのだが、要約を兼ねて書いておく。

 細胞研究の具体的内容には関心を寄せず、小保方晴子の割烹着姿にばかり興味を持つ日本国民。
 科学的検証の必要性を説く政治家よりも、耳障りの良い台詞を吐く大衆迎合政治家を選挙で選出する日本国民。
 学閥と権威に盲従し、若しくは自らそれに加わる猿山のサルの如き日本国民。
 
 ざっくり書いてしまったが、つまりはこれらが問題の根源なのである。

 TVインタビューで、「科学者なのだから説明責任を果たすべき」等といっているアホがいた。科学者にそんな責任は無い。自分の出した成果を認めてもらう為なら論証を積み重ねる必要はあるが、研究活動というのは基本的に自由なものである。公的責任など何ら存在しないし、説明責任などあろうはずも無い。
 まさに、日本人の科学研究に対する無知蒙昧ぶりを象徴する発言である。何もこの人一人に限らないだろう。多くの、殆どの日本人がそうだ。天気予報は予報であって予知では無い、それすら理解出来ていないのだから。

 その結果が、今回の「魔女裁判」としか言いようのないこの顛末である。

 研究の過程や意義には何らの理解も示そうとせず、魔女を狩ることばかりに終始する日本人。そんな環境で、今後この分野の研究を行うことが可能であろうか?
 よって、最初に述べた、『「細胞にストレスを与えることによる万能性の有無の研究」そのものが、今後は禁忌とされてしまうのでは無いという危惧を抱いている』という結論に至るのである。

 中世欧州の魔女裁判で「魔女」とされた人には、実際には化学や薬学の研究者が多く含まれていたとされている。魔女とは言っても男性もかなりの数が魔女として処刑されたようだ。そしてその多くが、彼らの研究活動に対する一般大衆の無知偏見から来る告発によるものであった。
 そして今、現代日本で同じ事が起きている。大袈裟などでは無い。実際に死人まで出ているのだ。それとも、拷問器具まで持ち出さないと、愚昧な日本人は満足できないのだろうか?

 救いはあるだろうか。中世欧州でも、「魔女」の研究に理解を示し教会から隠し守り通した人々も僅かながらいたという。
 現代日本にそのような人間がどれだけいるだろうか。









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