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総選挙で野党が伸びた県


 専門職非常勤とは言え一応今の身分が国家公務員なので、今回の総選挙には政策論評以外関わることが出来なかった。何でこんな事になったのかといえば生活費が困窮していたからで有り、その件についていろいろ言いたいことはあるが、突き詰めて集約すれば結局「社会が悪い、政治が悪い」という話に行き着くので、今回は言うまい。

 それより、野党共闘(左派連合)が不発に終わった、という事で、野党第一党立憲民主党の枝野代表が辞任するらしい。個人的には責任を取るべきは連合の会長、えっと名前何つったっけ、あいつだと思うけどね。

 まあ、責任論はさておき。

 実のところ、立民・共産が減らしたのは「比例区」であって、小選挙区では立民は増えてるんですよね。
 
 じゃあ、どこの県で増やしてるんだろうと、ざくっと見てみた。

(東京大阪は除外してる。大阪は都でも県でも無いので)

新潟(6)
立民 3→3
無所属 0→1
https://mainichi.jp/senkyo/49shu/area/?kid=15

香川(3)
立民 0→1
国民 1→1

千葉(13)
立民 1→4

神奈川(18)
立民 5→7

静岡(8)
立民 1→2

兵庫(12)
立民 0→1
(維新 0→1)

 特に新潟6区はでかい1勝ですね。130票差。
 静岡も静岡6区取れれば立民3議席になったはず何だけど。市民連合がラブライバーに喧嘩売ったれいわ新選組と組みやがったからね。沼津でラブライバー敵に回したら、勝てんよ。

 とはいえ、上記のように選挙区では東京も含めて増やしてるとこもあるんです。
 特に新潟は、6つのうち4で勝ってるので、過半数ですよ。新潟移住したいね、雪かきさえ無ければ。

 逆に選挙区でもボロ負けしてるのが、長野と愛知。
 愛知の事情は地元なんで敗因はわかってるけど。
 長野は何があったの? 今まで野党が勝ててたとこなのに。維新が立てた2区以外取れてない。


 で、比例は立民と共産がボロ負けしてると。

 共闘してるから、バーターで比例は降ろしたところに、というそもそもそういう話だから、選挙区で統一候補の多い立民の票が前回より減るのは当たり前なんですよ。
 だかられいわは比例で0から3になってる。本当は東海ブロックでも取れるだけの票取ったのに、小選挙区との重複立候補しか立てなかったもんだから選挙区で法定得票数取れなかったから公選法の規定で当選者無しになって、その分が公明党に回っちゃったんですよ。まあ比例で取れると思ってなかったんでしょうけど。
 「選挙区は立民、比例はれいわ」という人が多かったという事ですかね。名古屋の緑区あたりはそういう人が多いと以前から聞いているので。
 逆に共産党は、比例で立民支持層を取り込めなかったと。相変わらずの本村伸子個人票頼み。

 比例東海、前回も、立憲民主が大量得票したのに比例候補が足りなくて、自民に1議席回しちゃってるんですよね。
 


 立民は以上のような次第として。問題は共産党。

 迂闊な事言うとあの連合のバカ会長の同類と思われかねないからSNSだとダメ出しすら出来ないんだけど。いくらなんでも志井委員長の「我々に責任は一切無い」発言は無いわ。無責任にも程がある。有権者バカにしとんのか。

 そもそも、共産党だって本気で野党共闘してたか?
 してなかっただろ。勝てるはずの選挙区で共産党が駄々こねて、”共闘”しなかっただろが。

 典型例が岐阜5区。立憲民主から今井瑠々(ATOKでも変換できない)という25歳の女性新人が出て、序盤劣勢と言われながら結果として自民ベテランに1万4千票差まで詰め寄っている。共産党候補が取った票が8736なので単純合算しても及ばないが、共産党が候補を降ろして接戦と言われていた岐阜4区の今井雅人が1万9千票差だったことを考えると、ここを「共闘区」として力を入れていれば、勝てたはずだ。

 同じ事は、私の地元の愛知6区、以前の住所地の愛知7区でも全く同じ事が言える。両区とも元々リベラル地域なので、一本化すれば100%勝てたはずだ。

 6区7区の共産党候補、2人とも顔見知りなんだけどね。
 ほんと一体何のつもりだと。

 予め断っておくが、来年の参院選に出てきても、俺は絶対に入れんぞ。

 
 激おこ、というより、情けない。

 国家公務員の分を超える文章を書いてしまったかもしれんな。せめてボーナスが出るまではクビにしないで貰いたいんだが。


神奈川の学生は社会民主主義に関心がある?


 Instagramから広告掲載をオススメされたので、5/17~23にかけて3000円分だけ広告威力偵察をしてみた。

 その結果レポートがこちら。


 このグラフから、以下のことがわかる。

・神奈川県、大阪府、愛知県、東京都、千葉県の順にリーチが多い。とりわけ神奈川県が目立つ。

・18-24の年齢層、いわゆる学生層のリーチが圧倒的に多い。
(※学生とは限らないが)

・25歳以上は一挙に減り、以降概ね半減づつしているが、35-44と45-55歳層はさほど比率に差がない。
→40代(団塊ジュニア世代と氷河期世代が被る世代)も若干関心ありの傾向?

・男性6割、女性4割。男性の方が若干多い。


 という結果から

 18-24歳、とりわけ神奈川に住んでるか通学している二十歳前後の人達は、社会民主主義に興味ありの傾向がある
のかもしれない。
(※住んでるのは神奈川県でも学校や会社は東京都というケースもあるし逆の場合もあるので、一概には言えないが)

 ただし、使用した画像が二木佳奈多のものなので、その分は差し引いて考える必要はあるかもしれない。
(2012年以降の神奈川県は二木佳奈多の地盤なので。)


 尚、このブログだとどうでもいい分類に入るが、かすかす劇場では二木佳奈多は中須内閣下で検事総長をやっている、という設定になっている。