心理」カテゴリーアーカイブ

カルト規制法に思うこと。


 昨日、カルト宗教への寄付行為に「配慮義務」を課す法律が参議院で可決し成立した。
 私は宗教2世ではあるが統一協会ではないし、記者会見にでている人ほどの深刻な経験は(この件については)していない。が、しかし他人事とも思えず気をもみながら推移を見守っていた。

 法案に賛成した議員もいれば反対した議員もいる。
 あの内容ではダメだと反対した人、無いよりはましなのだからまずは通そうという人。どちらの理由も理解できる。今回通さなければカルト宗教への規制そのものが不要という流れになっていただろう。
 一方で全会一致で可決されていれば、これで立法措置は取った統一協会もカルト宗教もこの話はおしまいもうするな、と言い出す輩が沸いて出ただろう。
 賛成多数で可決、という結果は全体で見れば妥当な結果なのだろう。

 もちろん、カルト宗教を規制する法律の話はこれで終わらない。終わらせてはならない。
 今回はマインドコントロールとはなんぞやという議論がなされることもなく、法律には書き込まれなかった。法学だけでなく宗教学心理学等の専門家も交えて、議論を望みたい。
 また、成立した法律はあくまでも寄付行為に関するものであり、(進学などの)社会的行動に制約を課すことに対する規制は全くの手つかずである。
 これら全て、来年1年かけて議論してほしい。

 さらに言えば、カルト集団というのは実際には宗教に限らない。自己啓発とかネットワークビジネスといったものもあるし、ブラック企業と言われる会社の中には、カルト的な性格を帯びているが故にそうなったところもある。
 率直に言って、どんな集団でもカルトに転落する危険性はあるのだ。政治でも、趣味の集まりでも、その辺の仲良し集団ですら、カルト集団に転落する危険ははらんでいる。
 それを防止するための法律。ガイドラインでもいい。そういうものを作る努力を止めないでもらいたい。

 来年一年、マインドコントロールとカルトについてじっくり腰を据えて議論してもらいたい。


ラブレターとかも夜書くもんじゃないし


 丸一週間、食う時間以外はほぼ寝ていた。
 とりあえずこの数日間は、夜眠れている。が、何故か4時頃になると目が覚めてしまい、まあ目が覚めてそのまま起きていられるならこれはこれでいいのだが、7時ぐらいになるとまた眠くなってしまい、そのまま昼過ぎまで気絶しているような状態。
 …まあ、とりあえず現状あらゆるタスクから解放された状態になっているので、当分は問題無い。
 前回の文書は、内容自体は自分の心理を吐露する上で効果があったとは思うが、ちょっと書きすぎな点もあって関係者に迷惑を掛けてしまったことはお詫びしたい。スミマセン。
 月曜日に、職場の上司とリワークの人を交えて、今後について相談した。やはり直接話さないとわからないことというのはたくさんあるもので、コミュニケーション不足を痛感した。
 まあこれも、「小学校以来対人関係の構築の仕方を学べてこなかった(医師の所見)」が故のコミュニケーション不全を抱えていて、それが見事に炸裂してしまったという感じだろうか。
 とりあえず当面の方針として、1月職場復帰は無し。正式決定してないのであまり細かいことは書かないが、もう一回医師と相談して、今後の療養方針を決めていく、ということになった。
 まずは復帰よりも療養を最優先するということで話はまとまった。
 リワークというのは「復帰」のための制度であって、「療養」の為の制度じゃないから、その辺でちょっと自分の中にも誤解があったようだ。
 リワーク通ってる他の人の姿見て、「何でこの人達こんな元気なの? 働けるじゃない」という思いを常々抱いていたのだが、当たり前だ。そういう人が行くべき場所だったのだ。
 つーことで、たぶん1回リワークからも離脱することになるんじゃないかと、自分では思っている。まあ、リワーク通いは医師の指示も入っているので、相談の上でということになるが。
 しかし今回話してみて改めて思ったのだが、やっぱり判断力とか意志決定力とか、そういうものが落ちてるなあと思う。土日で考えをまとめるつもりだったのが、全然まとまらなかったし。前頭葉が死んでるんだろうなあ。
 ひょっとして、欝じゃなくて老化何じゃないか? とかふと思ったり。
 考えてみたら、高校時代に設定していた「俺寿命」は、とっくに過ぎてるわけだしなあ。体が耐用限界なのかも知れん。
 限界なら限界でやっておきたいことがいっぱいあるんだけどなあ。それすらもままならない…。
-----


対人不信の夜


 正直、書くべきかどうか迷ったが、とにかく今の心理状態を記録しておくことは大事だと考え。今の自分の体調と心境を書き連ねることにする。
 とりあえず、体調から。
 睡眠時間異様に長い。17時間とか、20時間とか。そして、起きている間も集中力が10分前後しか続かない。何をするにも10分区切りでしか動けないので、好きなアニメ一本(約24分)も見ることがままならない、という有様だ。
 何をしても楽しくない、というか出来ないというべきか。以前にどっかで書いたと思うが、自分はこれまで自殺を考えたことは一度もない。が、最近はふと「このまま生きてる意味あんのかな…」なんて事を考えるようになってしまっている。(それでも自殺を考えるまでには至っていないが)。
 正直、7,8月より明らかに症状が悪化している。
 そんな状態なので、先々週の金曜日に担当医と相談して、休職延長するしかないねという話になった。
 今まで医師に話していなかった自分も悪いのだが、結局過去(小学校以来)受けたいろんな事が潜在的な精神的負荷に繋がっていて、それで治りが遅いのではないかという話になった。
 その日は、リワークの渉外担当の人も一緒に話を聞くことになっていてこのことを説明したら、なんか納得がいかないご様子で、なんか必死に抵抗していた。医師の前ではいったん引き下がったものの、待合室に行ってから「職場と相談して決めましょう」(ドクターストップが出てるのに!)さらに「明日からちゃんと毎日来てください」(だから体調最悪だって言ってんのに!)。
 喧嘩する気力なんてあるはずもないのでとりあえずはいはい言っておいたが、この時点で大きな不信感が芽生えた。
 そして翌週、何日か休んだ後辛うじてリワークに出てみたが、集中力続かないから作業が苦痛で、終わる頃には吐きそう。
 でまあ、それ自体は良いとしても、ふとしたことで「今ここにいるメンバーは全員12月いっぱいで卒業です」なんて話が出る。医院に同行した人とは別の担当者だったのだが、どうも話が伝達されていないらしい。(再度不信感)
 その後、「来週職場訪問がありますから」と言われるが、具体的な日時とかその後何の話もなく、週が過ぎてしまった。
 そして月曜日、体調悪くて家で寝ていて、15時頃に何とか起き出してセンターに電話かけたら、「今日職場訪問の日だったんですけど」はいい? 聞いてねえよ。
 この件で、一気に不信感が爆発してしまった。
 考えてみたら、この体調の悪さだってリワークの出所日を午前に設定されてからのものだし、それ以降何度も何度も体調が悪いと訴えているのに、結局返ってくる答えは「毎日朝来てください」そればっか。出所時間を再調整するとか、全然してくれない。
 担当医からは、「急ぎすぎじゃないか」というコメントを貰っていたのだが、センターの人は逆に「医師にもっと早く起きれるようにして貰いなさい」とか言い出す有様で、それで今まで安定処方されていた薬替えて新しいクスリが出るようになって、副作用でゲロ吐きまくり(センターで吐いたこともあった)。体調は悪化する一方。
 それでも何とか耐えて、遅刻してでもセンターに行くようにしていたのだが。今回の一件で、さすがにキレた。
 て言うか、そもそも無理してセンター通いして体調悪くして、自分に何のメリットがあるんだ? ということに今更ながら気づいた。
 そういうわけで、とりあえず今週はもうセンター行かずに自宅で療養に専念することにした。まあ、どっちみち行ける状態じゃないんだけど。
 で。センターの方はそういう状況として。もう一つの問題は、今後の仕事の問題だ。正直先月末までは自分も年明けに復職するつもりでいたのだが、こんな有様ではまともに仕事できるはずがないし出勤すら怪しい。
 かといってこのままずるずると休職を続ければ職場に迷惑かけるだけだし、いっそすっぱり退職した方が良いのだろうか。というようなことまで考えている。
 …まあ、退職したら生活の当てなくなるけどね。でも、どっちみち働けないから。
 そんなわけで。ちょっと自暴自棄気味の精神状態だったけど、書いたら少し落ち着いた気がする。
 とりあえず、週末にもう一度医院へ行って、相談しよう。そして週明け月曜日職場訪問で何話すか決めるとして。
 なので、週末までは何もしない。豚の如く生きる。決めた。
 そういうわけで、お約束の麻生批判も今回はありません。
-----


現状報告


 とりあえず、9/20付け文書のその後の結果。
 国立病院に行ったら慢性疲労症候群の可能性は低いと言われ、血液検査をしたら慢性疲労症候群とは全然関係ないが副腎皮質ホルモンの値が低いと言われた。ただこの検査は朝食を抜いてやらないと正確な結果が出ないとのことで、後日別の内科で検査することに(どこでも出来るからと言われた)。
 そして後日内分泌計の専門医だという近所の内科で朝食抜きで血液の再検査をやった結果、副腎皮質ホルモンの値は問題無かった。が、今度は乳汁分泌ホルモン(その名の通り乳汁を出す為のホルモンで、男性には出るはずがない)の値が高いという結果が出た。が、服用している向精神薬の影響で片付けられてしまった。
 その場はそんなものかと納得して帰ったが、後日そのクスリを処方している精神科に行ったら「そんな副作用が出る薬じゃない」と言われ、「?」。
 まあ、検査をする前から「問題無いと思いますよ」とか言い出してたし、なんかもう問題無いことを前提に検査されたような。おかげでちょっと内科不信気味。
 とはいえ、何であるにせよ慢性疲労症候群でないことだけは確かなようだ。これだけは安心した。あの悪夢のような病気が再発したのでないとすれば、それはそれで良いことだ。
 ここんとこ体調が悪いとか書き続けているせいか、妹から心配するメールが来た。いや、事実心配されるような状態だったが。
 妹は心理学専攻だったのでいろいろ専門的な相談に乗ってもらえればとも思うのだが、心理学と精神医学はやはり違うようで、どうも痒いところに手が届かない気がする。
 学生の時に知り合いだったKT氏という当時医学部生だった人がいるのだが、彼は精神科志望だった気がする。が、未だに医師国家試験に受かっていないらしいので、やはり当てには出来ない。
 どうでもいい話だが、学生の頃には「医者と弁護士の知り合いを必ず作る」ということを目標にしていたはずなのだが、どちらも果たせていない。俺が今から自分でなることを目指した方がまだ可能性数値としては高いんじゃないかとか、そういうネガティブな考えにもなってくる。
 あと、妹がなんかメルマガを始めたらしいので紹介しておく。
http://www.mag2.com/m/0000273072.html
 今日のところは以上。
-----


四字熟語


 妹の方のblogに「四字熟語による心理テスト」というのがあった。四字熟語を3つ思い浮かべるらしいので、挙げてみた。
臥薪嘗胆
焼肉車検
不言実行
 で。この3つはどうやら、1.「あなたの人生観」2.「あなたの恋愛観」3.「死ぬ直前に、人生を振り返った感想」らしい。ふむ、まあ1と3はいい。問題は、2だ。自分の恋愛観はどうやら、焼肉車検らしい。
 ていうか焼肉車検ってなんだ。これは、2年くらい前に沖縄県浦添市沢岻近辺で見かけた、車検屋の前に立っていた看板に書かれていた語句なのだが。いわゆる四字熟語じゃないし、そもそもこの語句の意味するところを自分は知らない。
 調べたところに依ると、どうやら「焼肉が焼けるくらい早く車検が終わる」とかいう意味だったらしい。なるほど。自分の恋は焼肉車検並みに早く終わっちまうということだな。でも、自分って失恋してもかなりそういうの長くひきずる傾向があるんですけど。整備不良じゃないですか?
 ちなみにこの「焼肉車検」の看板は、今はなくなっちまったらしい。
 ところで、臥薪嘗胆で思い出したのだが。トップに置いてある「臥薪嘗胆の図」、あれは確か30になったときに「無職を脱するまでこのイタい絵姿を晒すことで、屈辱を忘れないように」とかいう意味で貼ったはず(3/27付文書参照)だったのだが。もうそんなことすっかり忘れていた上に、「このオタクっぽい風貌、良いじゃん」などと気に入ったりしている有様だ。臥薪嘗胆どころの騒ぎじゃない。
 しかし、もう既に無職ではない。いつまでもアレを貼り続けているわけにはいかないのだ。名残惜しい気もするが、そのうちはがさなければいけないだろう。あーあ、あれに代わりうるケレン味溢れた自画像なんて早々思いつかねーよー。ウダウダ。
 全然不言実行じゃないし。
-----