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ここにいるよ~リトバス2期Reflain~第3話~感想~


 モブという言葉がいつ出来たのかはわからないが、結局これってどういう意味なんだ?

 2期3話。唯湖編も3話。
 うーん。ううーん。これは一体…。唯湖を一体どういうポジションに位置づけたいんだ???

 厄介そうなので唯湖についてはひとまず置いとくとして。話の流れ順に他の子達の動きを拾ってみることにしよう。

 一人雨の中たたずむ恭介。敗北した姿を現しているのか、今起こっている状況に不満な様を表しているのか、雨が降ってるから花火打ち上げられなくてしょげているのか。
 意味深だけど…その意味はちょっと分からないな。ただ一つ言えるのは、アニメの恭介は中二病ということだけ。

 前回から、やたら強調されている「能美クドリャフカ」の文字
 リキからガン無視されちゃってるけどクドはちゃんとここにいますよ、という主張の現れでしょうか。と同時に、1期22話(クド編2話)でも同じ事が起きてるんですよ、というメタ方面での示唆も含まれてるのかもしれません。
 
 教室の後ろには美魚葉留佳小毬が、ちゃんといます。理樹はガン無視していますが、ちゃんといるんです。
 この後のシーンで、鈴も加わって4人で楽しそうになんかやってます。鈴には見えていて、でも理樹には見えない。鈴はもう大体の事情を知っているから? ってこと何だろうか。

 理樹「恭介が知らない事なんて何もないんだから」
 ↓
 電話でない
 
 これは…どういうことだろう。理樹の恭介信仰が世界を見えなくしてしまっている、という示唆なんだろうか。確かに原作だとこの後鈴ルートでそういうお話になっていくし。その伏線なのかも?

 そして唐突に出てくる唯湖の過去編。原作にはいっさい出てこないオリジナルの話ですが。
 えっとね。唯湖が感情が理解できないという設定は確かにあります。あるんだけどね。唯湖の場合頭で感情をエミュレートしているからそれに関して日常生活には支障はなく、強いていえば性欲とか抑制できない、というそういう話だったはず。少なくとも、家庭生活は円満で、笑わない子だから母親が発狂してるだなんて設定はなかったはず。
 ちょっとねえ。これは駄目だよ。outout。酷い原作改変ですよ。しかも、このあとの話にこれがどう繋がってるのかさっぱりわからないし。何のためにこれ入れたんだ。

 しかもですよ。この直後に唯湖がとんでもないこと言い出します。

唯湖「何が起きても鈴君を守れ」

   なんだそれ

「鈴は保護すべき対象であり、だから理樹は鈴を守るために強くなるべきである」
 これって、原作で恭介が犯した最大の間違いなんですけど。これと同じ考えを唯湖までもが持ってしまっていると???

 原作だと唯湖は恭介の方針に反抗している、というより、女の子全員が、恭介が犯している過ちに対して修正を試みている、というのが原作の(特に鈴後編以降の)話であり、それが最後のゆめの小毬と鈴の対話につながっていくわけです。鈴を、男に依存して守られるだけのひ弱な存在ではなく、自分で物事に対処していける子に育てて送り出す、という目的は、はるかな編やクド編でも随所に出てますよね。
 ただ唯湖はその辺の立ち回りがあんまりうまくないから、恭介に対し割と露骨に反抗してしまった、ってこと何じゃないんですか?

 1期18話でも、(原作では恭介に反乱を起こす)唯湖と謙吾が恭介と一線を引いている様がわかりやすく描かれていたし、アニメでも当然同じ解釈で行くと思っていたのに。

 なんかねえ。前回から一抹の不安を感じてはいたんだけど。一部ではびこっている、恭介を絶対視して、恭介のやったことがすべて正解で、あの世界も登場人物も全部恭介が操っている、という盲目的恭介信仰に迎合しちまってるんじゃないだろうか?
 …そんな話だったら、もうアニメリトバス見る価値なんて無いんだけど。

 そうではなくて、何か壮大なトリックを仕掛けているんだ、ということを期待したいところですわ。

 
 何はともあれ、唯湖一体どういう立場で今はどういう存在なのさ、というところですね。
 原作だと、あの世界に残っているのは唯湖の理樹に対する想い(心残り? 未練?)であって、で、佐々美ルートのラストで残ってしまった唯湖の思いを回収しに行くわけですが。これではなくなった、のは間違いないでしょうね。

 

 で、次回予告の恭介の台詞「俺はこの恋を待っていた」。
 うーん。理樹と鈴の恋愛が恭介の押しつけなんだという路線は、原作のままということなのかな…?
 いや、もし恭介万能論に迎合してたら、押しつけじゃない、かっこいい兄貴がすばらしい恋愛を用意してくれたぞ的な展開になりかねないけどさ。

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21歳と198ヶ月になります。~リトバス2期Reflain~第2話~感想


 読書感想文は苦手だ。読書感想文を書くためには良い本を読みなさいと言われるけれど、本当に良い本を読んだときの感想は言葉として出てこない。自分が感じた美しい思いを言葉に変えられるような、そんな才能は、僕には無いから。

 10/13ははるかなの誕生日なので、個人的にはそっちが最優先の土曜日でした。とは言え、珍しく予定通りに放映前にSSを書き上げてしまったので、日付が変わるまでひたすら2話をリピート視聴することが出来たのですけど。

 reflain2話。
 冒頭、いきなり唯湖が理樹を脱がしてます。…って書くと、なんか妙な誤解というか期待をしてしまう人がいそうだが。そういうのじゃないらしい。何で唯湖まで上着脱いでるの? って思ったけど、違うっていうんだから違うんだろう。
 「理樹が脱がされる」ってのは、一応、一応原作には無い要素なので、これへの賛否は個人的な見解の相違ということになるのでしょうけど。個人的には、理樹を脱がすのは佳奈多であって欲しいと願うわけで。…まああんまりこの件で騒ぐと恭介派が介入して来ちゃうから、これ以上は言わないけど。

 「リトルラブラブハンターズ」。原作だとただのラブラブハンターズだったのがリトルになっちゃいました。
 だから美魚や葉留佳を呼んでの告白模範演技、曰くラブラブハンターズミッションもありません。このエピソード、期待する声大きかったんだけどなあ。あーでも、その一方でカプ論でナーバスになってる風潮もあるわけだし。いらん火種は除去した、って事なんだろうか。だってこれから花火を打ち上げるんだもんね。

 省かれたと言えば、鈴が出ていった後恭介が「ロリロリハンターズ!」と叫んでいるシーン、これは原作だと鈴が扉の向こうで聞いていて、後で恭介がド変態呼ばわりされる、という個人的にかなりお気に入りのシーンがあるのですが。これも省略されちゃいました。う~ん、これは何で省略してしまったんだろう。特に必要無い、と言われたら確かにそれまでなんだけど。

 むしろ、「入れるわけにはいかなかった」ということなのでは。そんな気がします。
 原作と違って、アニメの特に2期の鈴は、もうかなりのことを知ってしまっている、そんな印象があります。後半でみんなが花火を楽しんでいるときも、鈴だけが全てを達観したような顔で一人で歩いているシーンがあります。
 恭介が何をやろうとしているか鈴は既にある程度知っていて、だからしょうも無いことでいちいち突っかかっても仕方が無い。そういう心境なのかもしれません。…いや、兄がロリヒャッホウとか言ってたら、それは蹴ってもいいと思いますけどね。個人的には。

 原作との違いと言えば、恭介の「恋愛が理樹を大人の男にするんだ」という台詞。いかにも原作にありそうな台詞に聞こえますが、実はこんな台詞ありません。島田オリジナルの台詞です。原作は確か、「理樹が先に大人になっちまう」とか、そんな内容だったはずです。
 原作の恭介はこんな自分が恋愛の達人であるかの如き台詞、絶対に言いません。何故なら、恭介自身が恋愛とか友情というのを、実はあまりよく理解していないからです。そして、それこそがまさに理樹が「恭介とは違う成長」をつかみ取る伏線になっていくわけですから。
 結局、恋愛が理樹の成長要因になっていくんだ、という部分は同じになってしまうんですけど。
 1期が終わった後の春先くらいに、脚本の島田満さんが「成長要素としての恋愛を入れる」と発言して、僕ら友情至上主義者は泣いて突っかかろうかという心境になったことがあったわけですが。是非はともかくとして、2期はこういう考え方で描かれてるんだ、ということは頭に置いておくべきでしょう。…いや、2期はなんて言い方は間違ってるな。1期から既にそうだったのだから。

 ああそうか。だから、恭介の子供っぽさが全開になるラブラブハンターズミッションは、入れるわけにはいかなかったのですね。

 ところで、繰り返しになりますが10/13ははるかなの誕生日です。今年はケーキ代わりに、最近地元で話題の「品野ロール」を買ってきました。母親が何かあったのかと訊くので明日ははるかなの誕生日なんだと答えると、呆れたようにああ佳奈多ちゃんねといわれました。
 …どうでもいい話して済みません。

 それはさておき。唯湖じゃなくて佳奈多なのは何で、って訊かれると、言葉にして答えるの難しいんだよなあ。

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リトバス2期Reflain~第1話~感想


リトバスアニメ版2期が始まりました。
1期の時はリアルタイム視聴して、そのままリピート視聴しながら感想を書いて日曜日のうちにアップする、という事をやっていたのですが。正直きつかった。去年に比べてさらに体調が悪化してるし、今回はもう夜中に起きてリアルタイム視聴なんてことはせずに、普通に録画で済ませよう。そう思っていたのですが。

最速はAT-Xで土曜20時30分から。
http://litbus-anime.com/refrain/index.html#oaTop

普通に見れるし。

なんかもう、逃げ道塞がれた気分でしたよ。

まあ折角の最速なので、予定も入れず体調崩さないように細心の注意を払って、視聴中に飲めるよう飲み物も用意して。20時半。

飲んでる余裕など無かった。

21時。うん、とりあえずもう1回見よう。

21時半。そうか、尺の無さをこういう形で逆手に取ってくるなんて。してやられたなあ。逃げ道塞がれた上にやられるなんて。
何故か猛烈に眠気が襲ってくる。一眠りしよう。

5時。しまったもうこんな時間か。とりあえず再生しながらカードミッションのログインを済ませておこう。ああ、唯湖がドリンク用意してくれた。でもいまはいらないよ。

「鈴ちゃんにはぺろぺろキャンディを舐めさせてあげるよ」

いや葉留佳さん鈴をぺろぺろしてるのあんたじゃないですか葉留佳さん。

…もう一眠りした方がいいのかな?

そういうのはいいとして。なんとか頭もクリアになってきたので、ちゃんと書いてみよう。

今回、冒頭からいきなり唯湖ルート突入。尺が無いから、というメタ的事情は置いといて、物語的にもちゃんと意味があるようになっています。ラストで、唯湖ルート自体が既に何回か繰り返されていることが示されている。1期からして既にそうだったんだけど、「物語はとっくの昔に始まっていた」ってことを、わかりやすく示してきた、ということなんでしょうか。

これがもう何回目なのかわからないけど、同じ事をうんざりするくらい繰り返してきた所為か、唯湖も高宮勝沢も精神が荒れ気味です。て言うかこんだけ何回も繰り返して、和解どころか顔見ただけでキレるようになるって、どんだけ相性悪いんだあんたら。

しかしそれにしても、唯湖の顔見ただけでキレ顔になってしまう高宮さん。1期の時はなまじ美人に描かれたが為にファンが付いてしまっていましたが、そういうのを防止する為でしょうか、今回はえらく憎たらしく描かれています。しかもセンターからまで外されて、代わりにわいせつな姿勢取ってる勝沢さんがセンターに。え? まさか理樹が来ることわかってて。だってもう何回目かわからないけど、理樹がここに来ることは想定できるよね。つまり、唯湖が来なかったら理樹大ピンチだったって事?

…やっぱりもう一眠りした方がいいのかな?

あと、リアルタイムで見てた時点で「ん?」と思ったのが、鈴の身長。なんとなく1期より高めに描かれているような気がします。
そもそもアニメ1期の時点でも、原作よりも高い身長に設定されてはいたらしいのですが。しかし原作の身長設定って正直、一体何の資料見たんだこんなの恭介の妹じゃ無いだろという低身長設定で、アニメでようやくまともな身長になったといったところだったんですね。それでも理樹との身長差が結構違和感あったのですが、今回それがかなり解消されているように感じます。…いや、シーンによって前のままだったりするし、単なる作画のブレなのか? 理樹が唯湖より身長高いシーンとかあるし。理樹がこんな高身長だったらあかんやろ。物理的に。

しかし、鈴の身長ってそんな簡単に伸びるものなのか。そこで、原作とアニメで鈴がどういう状態になっているかというのを合わせて考えてみます。

原作の鈴:泣き叫ぶだけでなにもできない鈴:異常に身長が低い
アニメ1期の鈴:友達助けるぐらいにはなった鈴:ちょっと小さめな女の子の身長
アニメ2期の鈴:お兄ちゃんに愛想笑いできるまでに成長した鈴:だいぶ平均に近い身長

ということなのかな。周りから見て、そう見える。そういう世界なわけだし。

しかしまあ相変わらずスカート短い子たちだな。これは誰から見た世界だ。

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お金にうるさい名古屋人


名古屋人じゃないけど。家系は蒲郡だし生まれは江南だし現住所は瀬戸だし。

また間を開けてしまった。書くことはあるはずなのだが、どうにも頭が働かない。挙げ句に忘れる。ほんと性質が悪い。

リトバスBD/DVDがようやく全巻揃ったので、全巻購入特典を請求することにした。
全巻特典よこせ書類
これを要求するに当たって、送料として800円が必要である。理由はよくわからないが、応募券と一緒に定額小為替を同封しろとある。まあいいかと思って一番近い郵便局に行ったら、800円のものは無いから400円2枚になると言われ、手数料が1枚100円だから合計200円も取られてしまった。合計1000円。
200円って。今時普通に地銀から銀行振込使っても250円くらいで済むのに。1枚辺りの手数料が、昔(10年くらい前?)の10倍してるから、それもあるんだろうが。しかし、手数料のことはなにも考慮しなかったんかね?

念の為調べてみたら、750円のタイプはあるので、750円だったら1枚で済むから合計850円で済んだはず。本当に750円じゃ足りなくて800円必要だったのか? 純粋に送料だったら、大口発送なんだし、DVD1本ぐらい500円くらいで送れるんじゃ無いか? もし本当にそれじゃ赤字だってんなら、むしろ1000円にしてくれた方がええわ。身銭切って800円にしました! とか言われても、どうせこっちは1000円出さんといかんのだし。1100円出してWinWinの関係になった方がいいんじゃ無いですか?

とかね。いろいろ言ってみたけどさ。たぶん、昔の料金のまま変わってないと思い込んでて念のため調べるとかしてなかっただけ、だと思うけどね。自分も窓口で「え!?」手大声上げちゃったもの。だって、定額小為替なんて、普通に生きてたら使わないぜ? 存在自体知らない日本国民も多いんじゃないかなあ。そうやって利用者が少ないからこそ、こんな途方も無い値上げされたんだろうけど。

どこだったかなあ。特典の受け取りに送料かかるけど、クレジットカードで払えますよってとこもあったのし、今時それが普通だろうに。手数料上乗せされたって、カードの手数料なんてせいぜい6%かそこらだから、今回の場合48円でしょ? 郵便払い込みより安い。

何故かこの件に関して、殆ど文句が聞こえてこないのが不思議な所なんだが。日中仕事あるのに郵便局なんか行ってられるか! というもっと深刻且つ重要な発言はあったが。

なんだかねえ。ユーザーのこと全然考えてないよね。一言で言えば。正確には、考えてるつもりなんだろうけど発想が20世紀のまま止まっちゃってるから今の時代だと却ってユーザーの不利益になっちゃってる、という。いわゆる誰得状態。

いやこれ、まさに、今のKeyじゃん…。
うあぁ。想像してた以上に根が深いぞこれは…。

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佳奈多ダイジェスト補足


気分が悪くてやることやれない

折角ブログ再開状態にしたのに何も更新が無いのは寂しいので、3月に投下したリトバス動画のことでも。

佳奈多ダイジェストというタイトルで、ニコ動とYouTubeに投下した。

ニコニコ動画:http://www.nicovideo.jp/watch/sm20386093
YouTube:http://www.youtube.com/watch?v=2CDNfXEZMKw

TV放送のシーンつなぎ合わせた奴なので著作権的に正直どうなのって代物なので、クレーム来たらすぐ消さなあかんのだが。

ストーリーが追いきれないというコメントがあったのだが、そんな大したストーリーじゃ無い。わからなくてもなんの支障も無い。じゃあそもそも見る意味無い、って言われそうなので、大まかな内容というか設定だけ書いておく。

・はるちんがいらんこと始めた。
・佳奈多の恭介いじめが酷いので美魚を援軍に呼んだら美魚まで恭介をいじめだした。
・佳奈多の理樹が怪しい関係が判明、葉留佳すねる。
・あーちゃん先輩介入で一応事態は収束

だいたいこんな感じ。勢いとフィーリングで作ったので辻褄が合わないところが一部あるのは認める。

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AngelBeats! 全話を通して


 最終回は予想外の出来でした。悪い意味で。12話見た時点で、あまり期待はしないでおこうと覚悟していたのに、ラストの音無のクズっぷりに初見では怒りすら感じてしまいました。
 何回か見直して、ネットでの意見とかも見て、ようやく冷静になれたという感じです。そういう意味では、「ここまで人の心を熱くさせ、泣かせる作品はなかった」という事なのかもしれません。
 大変酷な言い方ですが、私個人の感想としてはそういう風に位置づけるしかありません。最終回、というか後半については。
 まあしかし、ここでは最終回についてあんまり酷評するのはやめておきます。…ツイッターで散々吐きだしてしまった後なんですけどね。
 しかしこの作品は、何も考えずに見ると「ナニコレ」だし、逆に深く考えると矛盾や粗ばかり出て来るし、楽しんで見るには「中途半端に考えながら見る」というちょっとしたテクニックが要求されますね。この作品を評価するのに奇跡理解力なる言葉が編み出されているようですが、言い得て妙だと思います。
 全話を通してみれば良いところもあったし、なんだかんだ言って最終回まで見たし、DVDもとりあえず1巻は買ったし、総じてダメだったとは言い難いですが。
 とりあえず、この作品を反芻する意味と出来るだけ肯定する意味を兼ねて、天使=立華奏の思考をちょっとトレースしてみようと思います。…まあ、殆ど独自解釈を交えたものになりますが。
1話:変な人が寄ってきて死なない事を証明しろと言ってきたから、左胸ぶっ刺してみた。→あ、心臓無い。もしかして私に心臓提供してくれた人? 大変、助けなきゃ。死にはしないから、保健室で寝かせておこう。→治ったみたい。ちゃんとお礼言わなきゃ。第二連絡橋にいるらしい、行ってみよう。→いきなりお腹撃たれた。なにそれ、ムカツク。あ、逃げた。
2話:彼はSSSの人達と地下空洞に行ったらしい。追いかけてお礼を言おう。→忘れてた、ここはトラップだらけだった。→やっと追いついた。あ、ゆりと一緒にいる。面倒くさいな。ゆりが撃ってきた。ムカツクから本気出そう。え、ゆりの事かばうの?なんで?
3話:SSSが公開ライブをやるらしい。ムカツクからポスターはがしてやろう。…一般生徒から文句言われた。まるで悪役ね…。→彼が会場にいるかもしれない、見に行こう。→いなかった。教師が乱入した。任せて帰ろう。→あ、いい曲。バラードは好き。→帰ったら部屋荒らされてた。ムカツク。
4話:球技大会にSSSが乱入したらしい。直井が野球部員を使って生徒会チームを結成しようと言ってきた。ちょっと卑怯だけど、彼と話する機会が出来るかもしれないから乗っておこう。→警告したら野球バカに反論された。あなたに用はない。→決勝戦でやっと彼のチームとあたった。また野球バカが挑発してきた。だからあなたに用はない。→意外と強い。負けたら野球バカがなんか言ってくるだけで彼と話が出来ない。絶対勝たなきゃ。ピッチャー交代よ。→ウザピンクの予想外の行動で勝てたけど、彼と話は出来なかった。て言うか何で野球バカに駆け寄るの?アレなの?ムカツク。
5話:試験会場で彼と一緒になれた。今日は話せるかもしれない。→SSSとつるんでるメガネが前の席になった。あやしい。→彼が教室飛び出そうとしてる。よし、話しかけよう。どこ行くの?テスト始まるわよ→名前は音無。かなで、覚えた。音無君も名前きいてきた。下の名前まで訊いてきたのに、答えたらさっさとSSSのところに行っちゃった。しくじった。→野球バカが吹っ飛んだ。ナニアレ。→ゆりが何か叫んだ。これを口実に近づこう。あ、音無くんの方から来た。野球バカが0点とか言ってる。そんなことはどうでもいい。あ、話し終わっちゃった、またしくじった。→今度は筋肉メガネが吹っ飛んだ。ナニアレ。→またゆりが叫んだ。今度こそ失敗しないぞ。あ、また音無君が来た。野球バカはハーモニクス使いらしい。あれバグ持ちで危険なのに。お気の毒に。→ショタがいきなり告ってきた。こんな時に場所も選ばずごめんなさいだって。じゃあ時と場所を選んで。でもちょっと嬉しい。恥ずかしいから振り向かないでおこう。…、また野球バカが飛んだ。何なの。→SSSの人達毎回吹っ飛んでる。音無君大丈夫かな?→テストが全科目0点だった。ふざけた答え書くなと怒られた。筆跡が違う。はめられた。きっとSSSの仕業だ。でも先生に言ったら音無君まで怒られちゃう。…ここは私が罪をかぶろう。→職員室出たら音無君が話しかけてきた。誰の所為でこうなったと思ってるの。ムカツク。→生徒会長解任された。音無君の前で大恥かいた。→よし、ささやかな復讐をしてやろう。あいつらがライブやってるまっただ中で麻婆豆腐食ってやる。きゃー何この超嫌がらせ。→あ、食券奪われた…。
6話:音無君が話しかけてきた。あれだけの事をしておいて何この人。でも恩人だから文句言えない。…麻婆豆腐おごる?おk。→音無君ウザい、食べてるんだから話しかけてこないで。…美味いわ。→直井にばれた。連れてかれる。さっさとかき込もう。→音無君と独房に放り込まれた。話をするいい機会だ。でも食べた後だから眠い。時間はたっぷりあるから寝よう。→音無君がビービー騒いでる。うるさい。→音無君が仲間を助けてくれと言ってきた。おかしな事を言うのね。うるさいから対処する事にした。→仲間になれたかもしれないとか言ってる。今更何言ってるんだか。ちょっと釘差しておこう。→遊びで作ったバージョン4が役に立った。音無君意外と頭いい。→外で直井が暴れてた。どうやって出たって、扉壊したに決まってるじゃない。命令してきてウザいから反抗しよう。→あ、直井がゆり成仏させようとしてる。ちょっと静観しよう。→音無君が突っ込んだ。直井抱きしめて慟哭してる。ナニソレ。ムカツク。
7話:畑の手入れでもして気分を鎮めよう。→音無君が釣りに誘ってきた。川は危ないのに。ほんとに危ないのに。→無理矢理連れてこられてしまった。SSSの人達嫌がってる。私も嫌だ。…え、ゆりが許可した?どういうつもり?→いい機会だから釣り竿で鬱憤晴らししてやろう。わー、メガネ良く飛ぶー。オーバードライブはパッシヴだから。→でかいのがかかった。SSSの人達が後ろにとりついてウザい。私一人の方が楽なのに。面倒だからまるごと上に飛ばそう。→みんなが魚に食べられそう。助けなきゃ。なんて世話の焼ける。いい加減にしろ→分裂してすっきりした。みんなとお料理しよう。音無君が馴れ馴れしい。お前の名前綺麗とか言ってる。キモイ。あなたがそうしたければどうぞお好きに。→ゆりが怪我だらけで戻って来た。どうしたんだろう?→分裂したの忘れてた。ゆりマジごめん。
8話:(赤目視点)いつも私をいじめるSSSを懲らしめてやろう。数は力だからいっぱい分裂しておく。とりあえずゆりボコった。いい気味。→逃げたゆりを追ってきたらSSSの連中がいた。みんなで夜遊び、ならお仕置きね♪→オリジナルが相打ちしかけてきた。ちょ、誰の為にやってると思ってるの。→SSSマジ許せない。オリジナルを囮に迎撃戦を仕掛けよう。→エセイングリッシュに情報吹き込んだらあっさり引っかかってくれた。まずはハルバード撃退。…あ、残りに逃げられた。次ヨロシク。→なんかでかいのが突進して押し倒してきた。うわ、何この人、汗くさっ、キモッ。あ、他の連中が逃げた。次ヨロシク。→みんな体当たりしてくるようになった。もっと数用意しておけば良かった。→爆心地に音無君とゆりの侵入を許してしまった。新技使おう。ハウリング!…え、効かない?耳栓?ふざけんな。→ハーモニクス発動!やったね!プログラムの書き換えをしたようね。自動でアブソーブするなんて好都合。音無君超動揺してる。ゆりなんかに色目使うからよ。いい気味。時間ね(ニヤリ)
9話:みんなで話し合った結果、音無君を懐柔する事になりました。壮絶な戦いだった(笑)→音無君はあっさり懐柔されてくれました。あまりにも無知だったのでささやかに馬鹿にしてあげました。音無君は気づいていませんでした。凶暴なフリしてSSS騙そうとまで提案してきました。汚いな音無汚い。でも直井は使えるから利用すればいいのに。
10話:音無君がユイから消そうといってきました。誰?あああのウザピンクの事ね。→お前のギターのせいで音が死んでいるといったら褒められました。嬉しい。→音無君の作戦通りギターを奪ってきたのに、怒られました。てめえの作戦が穴だらけなのがいけねえんだろうが。むかついたので2回目はギター思い切り高く放り投げてやりました。→音無君の見通しが甘かった所為で、ユイなかなか成仏しません。いかさまでサッカー5人抜きとか、本当に呆れてものが言えません。
11話:影が出たとかでゆりっぺさんに呼び出されました。私が会長なのに何でこんなに偉そうなのこの人? あと馬鹿な振りするのも疲れる。てか直井、フォローするのはいいけど無茶苦茶言い過ぎ。後でコロス。→影が大量出現したので、SSSと共同戦線張りました。もう隠す必要無いでしょ。→ゆりにばれました。もう完全に手下扱いです。ていうか音無君よりゆりの方が私の事理解してるってどうなの。つきあいは確かに長いけど。→ゆりがかなでちゃんと呼んでくれました。嬉しいけど、やっぱり唐突です。…別にいいけど。いいけど。
12話:みんなの為に影と戦ってます。あと少しで終わりだから…。→ゆりのピンチを感じたので地下に助けに行きました。もう、単独行動するなっつーの。最後の最後まで迷惑な子だなー。
13話:ゆりが目覚めたので卒業式です。るんるん♪やっと終わる。→麻婆豆腐の歌怒られた。でもめげない。あと少しで終わる。→みんな消えちゃった。後は私が音無君にお礼言って消えるだけ…。外に出る?まあいいか。→は? 一緒に残ろう? 何言いだしちゃってんのこの人。→心臓ありがとうって伝えたのに、音無君まだわめいてる…。こんな残念な人だったなんて…。→私が消えてこの人を送り出す事が私の最後の仕事なんだ…→命をくれて、ありがとう…。
…あー、かなり創作入れて、ようやくまとめられた。奏ってこんなに難しいキャラだったんだなー。ていうか、作品肯定になったのか、コレ…? まあいいか。
 あ、そういえば奏って奏じゃなくてひらがなみっつでかなでと卒業証書に表記されていたらしいですが、画質が悪くて自分は確認できませんでした。アナログ放送の限界を痛感しました。
 とりあえず、これだけは言っておきたい。麻枝准はアニメ脚本初めてだから、脚本の出来が悪いのは仕方がない。でもそんなのは最初からわかってたはずだから、これだけの素材を今回投入したのは勿体なかった。
 個人的には、鍵っ子はたぶん買うであろう「まじかるさゆりん」をまず作らせて、アニメという媒体に慣れさせてから、AngelBeats!に取りかからせて欲しかった。賞味期限切れ寸前(というよりもう切れてる)だし、そもそもAngelBeatsをもう作っちゃったから、これは叶わない夢なのだけど。
 で、出来上がったAngelBeatsそのものの結論を言うと。「傑作とは言えないが駄作でもない、奇作とも言うべき存在」ってとこかな。要は人を選ぶってこと。これは商業的にはすごく危険な賭けな気がするけど…でもすごく話題にはなってるから、そこからセールスに繋げていくつもりなのかなあ。こればっかりは、実際の数字を見るまでわからない。
 さて。俺ももうそろそろ、Keyからは卒業しよう。…ん、何か届いてる。クドわふたー…? あああああぁぁぁぁぁぁーーーーー!!!!!
 すみません、まだKeyからは卒業できそうにありません。

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AngelBeats!第12話感想


 葉鍵最萌、天使無事1回戦勝ち上がり。票数にして35票だから、あまり嬉しい勝利ではないけど。
 それはいいとして、今日はくそ眠い。AngelBeatsの放送がなかったら集計すら放棄してさっさと寝てるところだった。でもとりあえず感想書かなきゃ。…いや、全然義務じゃないのはわかってるんだけど。
 …で、今3回目の見返ししてるところだけど。今回のこれ、まず咀嚼するだけで大変だよ。
 とりあえず、ゆりはメインヒロインじゃなくてエロ要員だという事だけは理解できた。どうりで扱いが低かったわけだ…。
 とはいえ、今回の話は一応、ゆりの心境の変化を綴ったもの。で、合ってるかな? なんだけど、それが今回1話(というよりも後半半分)でものすごい勢いで起伏を繰り返していて、これが話を飲み込むのに凄い障害になっている気がします。本来なら2~3話くらいに分けてやるべき展開を約15分に凝縮しちゃってるから、まるでゆりが人格破綻者であるかのようにすら見えてしまいます。
 …いや、実際ゆりってちょっと、人格破綻者っぽかったですけどね。今までも。
 あと、次回予告で音無君が卒業式の答辞っぽい事言ってたけど、これってやっぱり「みんなで卒業式で最終回」ってことですかね。だったら今回、ひさ子関根入江チャーを消す事無かった気がするんだけど…。あーでも、EDで、既に消滅したはずの岩沢とユイが出てたから、まだなにかあるのかも。…いや、これは単に「みんな無事人間に転生して再開しますよ」という暗示なだけかなあ。そいつは…最高に無難で容易に予想の付く展開だな。
 それとも、メンバー全員消した上で音無一人で「卒業式」ってのもありうるかなあ。でもそれだったら、今回でゆり消すよなあ。う~ん。
 あー、後まだ奏に関する伏線が全然回収されてないな。でもそれを、最終回でやるのかなあ…? やったらやったでまたぎっしり詰め込みな内容になるだろうし、やらなかったらやらなかったで当然疑問と不満が残るだろうし。
 う~ん、これはどっちにしろ、最終回放送終了後、大暴動になりそうな気がするなあ。…いやもう既に、ツイッターも葉鍵板も「市民は反乱を起こそうとしています」状態になってるけど。
 まあ、自分は一応、最終回まで見よう。その上で、来週はちょっと時間をかけて、1話から見直した上で感想書いてみようかな。
 とにかく、今日はもう眠いわ。いつも朝の7時ぐらいまでリピート視聴してたけど、今日はこれ書き終わったらさっさと寝よう。

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AngelBeats!第11話感想


 10話の評価を巡って鍵っ子は分裂状態の様です。麻枝准自身が雑誌で「10話の展開には無理がある」と認めてしまっていたらしくて。
 …まあ、この辺のことは、全話見終わってから改めて考えてみることにしようかな。
 さて。今回の感想。…うーん、とりあえず「次回待ち」かなあ。でも、次回実質最終回みたいだし。それでこの展開って、やっぱ詰め込みすぎだなあ。
 いわば今回は、閉店前設定在庫一掃セェル(TK風に)、ってとこですかね。
 とりあえず、音無くんのやってることは周りにバレバレだったという事らしい。…まあ、3日もユイと二人で野球やってりゃ、そりゃおかしいと思うよね。
 しかし、何故ゆりは音無達をすぐに粛清しようとしなかったのか。たまたま「影」が現れて、状況が変化したから音無達の意見をみんなの前で述べさせる機会が出来たわけだけど、たぶんゆり自身は影が出現する前から音無の行動に気づいていたはずで。(遊佐は音無達を監視していたと考えられる。)だとすれば、ゆり自身も、以前から迷いというか音無と同じ考えを心の中に秘めさせていた可能性がありますね。
 あと、EDの戦線メンバーの覚悟を決めたかのような行動の演出、あれはなかなか良かった。アナログで画質悪いから、竹山の日記は全部解読できなかったけど。でも、たぶん深い意味は無さそう。
 ま、なんにしろ「ここまで来たからには最終回を楽しみにしよう」ってとこですかね。
 …今日のところはこれくらいかなあ。こんだけの事書くのに、1時間もかかっちまった。何回も見直しながら書いてたからなあ。つまりは、見直すだけの価値のある作品ではあるということか。本当につまんないアニメなら、見直す気なんて到底起きないしね。

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#AngelBeats!第10話感想


 AngelBeatsとは直接全然関係ないんだけど、前回9話放送から一週間で日本国の首相が交代してしまうという、アニメもビックリの超展開がありましたねえ。
 で、ふと思ったのです。「音無と鳩山前首相って、なんか似てるな」、と。
 具体的にどこが似てるかというと、「理想主義者のくせしてその場の状況に流されてフラフラフラフラと立場を変える」ってとこが。
 音無が理想主義者であることは、前回9話の行動でだいたいわかります。なのですが、その行動には、はっきり言って芯がありません。まるでコウモリのように、ゆりと奏の間を行き来しているように見えます。当初は状況がよくわからなかったから仕方ない面もあるのですが、直井の催眠術で記憶(の一部)を取り返して、いったんはSSSのメンバーでい続ける(この世界に残り続ける)事を選んだにも関わらず、その後奏の話を聞いたら、あっさりとそっち側に立場を変えてしまう。
 正直、良い悪いは置いといても、あんまり共感は出来ないですね…。
 率直に言えば、もっと両者の考え方の狭間に立って苦悩する姿とかを、きちんと描いて欲しかったです。尺が足りない、って言われるかもしれないけど、ぶっちゃけ8話丸ごと削ってそういうの描いても良かったんじゃないかと。
 結局、分裂天使吸収した後「壮絶な戦いだったわ」の一言でオチを付けてしまってるわけで、だったら8話丸ごといらねえじゃん、その分音無の心理的葛藤を描けるじゃん。と、思うわけです。
 …と、つい9話までの話でつい長語りしてしまった。いよいよ、麻枝准言うところの「ここからが本気の」10話。ということで、軽く頭痛がするの我慢して見るの楽しみにしていたのですが。
 …正直な話、拍子抜けです。
 まず、話がなんか安っぽいなあと。後半はKeyらしさを打ち出していくという話だったはずだけど。Keyらしさって、こんなんだったっけ? と。
 なんか、韓流3流ドラマを見たような、そんな気分です。これだったら、まだ9話のトンネル話の方がマシかなあと。まあ、Kanonの真琴シナリオをちょっと思い出す話ではありましたが、むしろあれの劣化版みたいな印象を受けました。
 まあ、日向とユイの絡みがこういう流れへの伏線だったのね、という事は理解できましたが。そういうことなら、今回の話はもっと日向とユイの心の交流みたいな、そういうものをもっときちんと描いて欲しかった。て言うか、そういうのがきちんと描かれていたのが、今までの「Keyらしさ」だったと思う。
 …ま、ユイが、このまま消えて終わりとは思ってませんけどね。ガルデモのライブ(全部で4回あると言われている)がまだ1回残っているし。たぶん出番はあるはず…。
 もう一点の不満は、関根入江の初ゼリフが、ただのバンド仲間同士の会話だったこと。10話まで台詞無しで引っ張ってきたの、なんの意味もなかったんだと。
 ん、まあ、勝手に期待したこっちが悪いんですよね。そうですね。
 あと、ギャグは、今回は、まあまあ面白かったかな。挑戦状の漢字に全部ルビふってあるところとか。
 うん、今回はこれ以上語ることはないかな。一応新展開があるみたいなので、次回には期待。
 …って、その大事な引きの部分を、また録画編集誤って消しちまった…。あー、BS11の放送を待つしかないか…。

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Angel Beats!第9話感想


 Key10thBOXアンケート結果によると、リトルバスターズ!の人気ヒロイン(ヒロインなのでもちろん恭介は除く)は沙耶・クド・佳奈多の順なのですが、これをAngelBeatsのヒロインの当てはめると、ゆり=沙耶・ユイ=クド・奏=佳奈多ってな感じで結構当てはまってるような気がして(まあ、ユイ=クドはちょっと無理がありますが)、こういうところで麻枝は密かにユーザーの声を気にして反映してるんかなあ、とか。
 で、麻枝自身は、ゆりが一番好きと明言してるわけですが、ちょっと今まで智アフ・リトバス沙耶シナリオと自分の好きなキャラを身びいきしすぎたので、今回は敢えて自分の好きなヒロインを悪役に仕立てて、代わりに奏を引き立ててるのかなあ、とか。深読み。
 ところで、そのゆりですが。なんか、さすがにネット上でのゆり叩きがあまりにも酷いと自分は感じたので、擁護する意味でも「ゆりの孤独性」について別途考察を書こうと思ったのですが、しかし「Brave Song」の歌詞聴いてりゃそんなのまともな思考持った人間なら解るよな、ということに気づき、とりあえず9話見てから決めようと思ったら、9話初っぱなでゆり自身が自己批判しちゃってて、なんかもうそんなだったら意味ねえやとなんだか無駄に虚脱感。
 て言うか、同じ孤独さを抱えたゆりと奏が最終的に手を結んで戦線と対決、という超展開とか勝手に予想、というか期待していたのですが、何か普通に結弦と奏が手を結ぶ展開になって正直がっかりです。
 でもって、9話の尺の殆どは臓器提供意思表示を呼びかける為の公共広告展開。まあそんなアニメもありっちゃ有りですけどね。でも内容的にはこれって結局リトバス…。いやもう言うのはよそう。
 ちなみに自分の国保保険証(愛知県瀬戸市)を確認したら、臓器提供意思表示はそれ用のシール貼る仕様になってました。作中でマル付ける仕様になってるのは、協会けんぽ(たぶん麻枝が加入してるのはここ)の保険証がそうなってるからなのかな?
 まあその辺はどうでもいいんだけど、ただ、結弦は死んだ妹の代わりに人を救いたいと医者を目指していたわけで、その妹がドナー待ちだった事知ってたくせに、今まで臓器提供の意思表示してなかったのかよ、と。
 まあ、こんなところに突っ込むのは野暮なのかもしれませんけど。
 でもって、奏の目的は、みんなに幸せな記憶を持って旅だって欲しい、という事でしたと。そんなところだろうとは思っていましたが。
 現時点で尚麻枝准最高傑作であるところのAIRのラストの台詞に「せめて最後には、幸せな記憶を」というのがありますが、たぶんこれが麻枝准の人生観というか死生観そのものであって、それを今回は奏の思考に反映させているってことなんでしょうね。
 で、次回以降その思想に従って、SSSのメンバーを順次消し去っていくお仕事に入っていくと、そういうことらしいです。あー、何か巷で言われていた「ラスボスはゆり」説がどんどん信憑性を増してきて、なんかつまらんなあ。
 て言うか、TwitterのAngelBeatsハッシュタグ見てても、何か勢いが落ちてきてるし。うーん、所詮この程度だったか…。AngelBeatsに全然期待していなかった去年の自分が結局正しかった、なんてことになるのかなあ。駄作とは言わないけど、傑作とはちょっと言いがたい感じです。今のところ。いやもう、たぶんもう覆らないと思うけど。
 ということで。次回はユイ回らしいです。残り4話、13話はおまけらしいので実質残り3話。さて、そこまでどれだけの視聴者が最後まで残ってることやら…。

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