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沖縄吉野家の牛丼バーガーを食べてみた


 沖縄吉野家は、本土の吉野家とは違ったいくつかの特徴がある。

  1. 店の作りが、レジ+普通の座席(レジの周りをカウンターが取り囲む、いわゆる吉野家スタイルではない)
  2. Edyが使える
  3. 独自のメニューがある

 このうちの「独自メニュー」に、「牛丼バーガー」なるものが加わった。
 この話をHT君から最初に聞いたとき、とっさに思ったのは「パンに牛丼の具って、合うんだろうか?」という疑問だった。と同時に、「美味しんぼ」で海原雄山がハンバーガーを食べて「こんなものは売り物にならん」とのたまう一コマを思い出した。
 まあ、売り物にならなかったらそもそも売っていないだろうから、少なくとも食べられる味にはなっているのだろうが。しかし、牛丼のつゆがパンに染みたりするだろうし、本当に食べられる代物になっているのだろうか。
 そんな疑念が尽きなかった。
 そんなわけで、その話を聞いた日はあえて冒険をせず、マクドナルドに行ってダブルクオーターパウンダーチーズを食った。
 だがやはりその存在が気になるので、後日改めて一人で吉野家に行ってみた。
 「沖縄限定 牛丼バーガー発売」というのぼりが大々的に立っている。
 昼時だったので店内は混んでいた。だが、誰一人牛丼バーガーを注文する人はいなかった。本当に注文して大丈夫なんだろうか、これは実は沖縄吉野家が仕掛けた壮大なネタなのではないだろうか、という一抹の不安を抱えながら「牛丼バーガー一つ」と注文する。
 一つ330円。意外と高い。ダブルクオーターパウンダーチーズと値段がさして変わらない。牛丼並盛りよりは安いが。
 待つこと数分。さして時間はかからずに、品は出てきた。
牛丼バーガー
 ・・・意外と小さい。直径にして10Cmあるかないか? ぐらい。
 中身を開いてみた。
牛丼バーガー中身
 出てきたのは、米飯に牛丼の具とレタスが挟まった物。いわゆる、モスのライスバーガーとよく似たものだった。
 バーガーというとパンだという固定観念を持ってしまっていた。ので、これは少ししてやられたという気分だ。なるほど、米飯ならば普通の牛丼と材料は同じだし、不味いという事はないだろう。
 食べてみたところ、実際決して不味くはなかった。
 ただ、ちょっと食べづらい。何故かというと、中身の具の肉が全部絡まってしまっていて、一口食べるだけで全部引きずり出されそうになる。しかし箸がないので、歯だけでかみ切ることになるのだが、それがやりづらいことこの上ない。
 「食べやすい食品」としてのハンバーガーの姿からは、ちょっと離れてしまっていると言えよう。残念なことだ。
 あと、前述のように、決してボリュームがあるわけではない。食事として牛丼並の量を期待すると、かなり期待はずれになってしまうだろう。
 ということで。期待した(?)地雷食品ではなかった。が、値段と量を考え合わせると、ちょっと割高かな? という気がする。
 本土の人がわざわざ沖縄に来て食べに来るには、航空運賃があまりにも高すぎる、といったところだろうか。まあ航空運賃はどのみち高いけど。
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お米と言ったら遠野美凪


「あきたこまち」に萌え系イラスト JA、若者獲得狙い』(asahi.com)
 これは、マリッジロワイヤルの秋田小町・・・では無いのか。でも原画が西又葵だし、限りなく意識してるのは間違いないんだろうなあ。
 Planetarianの「ほしのゆめみ」の影響で、それまで大不振だった北海道産「ほしのゆめ」の売れ行きが急上昇したみたいに、秋田県産あきたこまちの売れ行きも急上昇するのでしょうか。
 しかし、東京の百貨店には店頭に置くのを断られたのか。どこの百貨店か知らないが、小田急と伊勢丹か? けしからんなあ。
 とりあえず、22日からJAうごのホームページで通販受付するとのことです。
 今度は、全農あたりで、遠野美凪を起用して「日本人はお米族」キャンペーンみたいなのをやってくれないかなあ。
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北へ-8日目・釧路


 iAcnに指摘されて、最終日分をアップしていないことに気づいた。
 ・・・とは言っても、最終日は特に書くようなこともなかった。
 飛行機が午後だったので午前中に釧路湿原を廻る定期観光バスにでも乗ろうかと思っていたのだが、気が付いたら10時半で観光バスの出発時刻どころかホテルのチェックアウト時刻も過ぎている有様だった。
 しょうがないので、そのまま空港に向かうことに。ホテルのすぐ隣りに、フィッシャーマンズワーフMOOという施設があって、そこから空港行きのバスが出ているので、とりあえずそちらに向かう。
 またしても目の前でバスが行ってしまった。
 まあ、でもこの場合全く急いでいなかったから、さほどショックでもない。せっかくなので、フィッシャーマンズワーフMOOをちょっと見ていくことにした。
 簡単に言えば、地元産海産物のお店が並んでいる複合商業施設と言ったところか。ただ、地元直販という事だからなのか、よそで買うよりもずっと安い。蟹とか鮭とかイクラとか、1000~2000円くらい安い感じがした。
 そういえば石垣ではカツオがバカみたいに安かったしなあ、輸送費とか考えるとそのくらいの値段の差は出てしまうのだろうか、今燃料高だし価格差はもっと大きくなってるかもしれないなあなどと考えつつ、家族への土産に毛ガニとイクラを購入。あと、自分の昼食用に鮭いくら丼を持ち帰りで買った。
 この後は、釧路空港へ行って昼食を食べて時間を潰しながら飛行機を待ち、14時過ぎにJAL便で中部空港へ。
 荷物が死ぬほど重かった。
 以上で、今回の北海道旅行は終わり。今回は道東中心で、道央・道南は完全無視の行程だったが、いずれ機会があったら今度は鉄道で北海道入りして道南も廻ってみたい。
 ・・・その機会がいつ来るかわからないが。もしかしたら定年後になったりして。
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