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”残業規制”の経緯・追記20180619


与党・経団連が”残業規制”を如何に妨害してきたかがいまいち理解されてないので、一部再掲も含めて、今日(5/19)までの経緯をまとめておきます。

・2015年12月 電通女性社員過労自殺。東大の同級生がネットで告発、炎上
・2016年10月 野党4党(民進共産社民自由)が長時間労働規制法案を提出
・2017年1月  政府が残業規制の方向に転換
・2017年3月  政府、残業規制案公表
・2017年4月  自民公明両党、共謀罪法案成立を優先。通常国会での残業規制成立見送り
・2017年8月  政府、残業規制を残業代ゼロ法案などと合併審議を決定
・2017年9月  安倍晋三、衆議院を解散。残業規制法廃案
・2018年1月  2018年通常国会開始。政府、「働き方改革」法案の提出方針を表明
(中身は裁量労働制拡大・高度プロフェッショナル制度と残業規制・同一労働同一賃金を抱き合わせたもの)
・2018年2月  「働き方改革法案」のうち裁量労働制に関わる部分で、データが改竄されていたことが判明。
・2018年3月  政府、「働き方改革法案」から裁量労働制拡大を削除。
・    同3月  公明党の要求で残業規制に「中小企業への配慮(=中小企業は残業規制免除)」が盛り込まれる
・2018年4月  自民党、「働き方改革法案」は最小の審議に留め会期延長をしない方針を表明(事実上の強行採決宣言
・2018年5月2日  衆議院で「働き方改革法案」審議入り
     同5月第2週 立民・国民・共産の3野党が、「勤務間インターバル」を含む対案/提言を発表。
(政府案には実質無し)<参考>
     同5月第3週 日本維新の会が政府と妥協、残業規制の適用除外範囲は拡大
     同5月25日 自民・公明・維新、衆議院厚生労働委員会で「働き方改革法案」を強行採決
     同5月28日 衆議院本会議で「働き方改革法案」審議。
自民党衆院議員杉田水脈が過労死家族への誹謗ヤジを飛ばした為、大島議長が本会議採決を中止。
     同5月30日 衆議院厚労委で野党による補充質疑。
     同5月31日 衆議院本会議で「働き方改革法案」可決、参議院に送付。
・2018年6月1日  参議院厚生労働委員会で「働き方改革法案」審議開始。
・2018年6月18日 大阪北部地震発生、自民党は翌日に予定していた強行採決を延期。

※ http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E3%80%8C%E6%AE%8B%E6%A5%AD%E8%A6%8F%E5%88%B6%E6%B3%95%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%B5%8C%E7%B7%AF/ に追記

参考: http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E4%BF%BA%E3%82%89%E3%81%8C%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%81%8B%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%8C%E6%AD%BB%E3%81%AC%E3%81%8B%E3%80%82%E4%BA%8C%E8%80%85%E6%8A%9E%E4%B8%80%E3%81%A0/


【Twitterモーメント】新潟県知事選2018/最終日9回裏


県民から愛された米山前知事の辞職で突然始まった新潟県知事選。折しも日本国は、安倍自民党政権による労働法制改悪政策で東京も愛知も京都も労働者の怒りの炎に包まれていた。直近に国政選挙の予定が無いため、新潟県知事選は安倍自民党政権の是非を問う選挙にされる。何もしていないのに突然日本の運命を背負わされてしまった新潟県民。だが勝負の行方は投票率にかかっている。このまま新潟県民は投票所に行かず逃げてしまうのか?それとも立ち向かうのか?投票日は、2018年6月10日。この日、新潟県と日本の運命が決まる。


すのこタンと新潟の自立経済(2018新潟県知事選)


 今日すのこタンナナメが届くはずだと思ってたけど、配送日一週間間違えてて6/11配送になっていた。届くの待っていたら新潟県知事選挙終わってしまうので、今書くべき事を書いておく。言わずに後悔するより言って後悔した方がいい、と佳奈多も言ってたから。

 新潟って、「魚沼産コシヒカリ」があまりにも有名だから、新潟は農業県なんだとずっと思っていた。

 その認識が変わったのがこの「すのこタン」である。
 
 製造元の住所調べたら新潟県三条市で、上越新幹線で言うと燕三条駅の辺りらしい。
 で、その三条市とか燕市の辺りは金属加工業が結構盛んで、さらに新津(現在の新潟市秋葉区)の辺りは鉄道車両をはじめとして鉄道関係の会社が結構多く、つまり工業も結構発達している県なんだということを知った。

 一方で、新潟県は地理的には北陸なんだけど、新潟市というのは元々東北の日本海側を統括する役所や企業支社が置かれて発展した町で、かつては東北地方全域を管轄する新潟証券取引所というのもあった(2000年に東証二部と合併)。

新潟山形県境と入組んだ場所にある鼠ヶ先駅


 つまり、商業も発達した県だったわけである。

 そして、越後湯沢とか佐渡島とか、観光地として有名な町もあり、列挙するときりが無いので書かないが観光資源も豊富である。



 決してただの農村などでは無い、農業・工業・商業・観光のバランスの取れた、自立経済を回せるポテンシャルを持った県だ、ということに気づいたのは、一昨年ガタケットで新潟を訪れたときのことである。
 いくら島根と鳥取を合わせたよりも広い面積を持つとはいえ、このポテンシャルはなかなか得がたい貴重なものである。
 
 そして、その自立経済の可能性に気づいたのが、米山前県知事である。米山県政下で、農業・工業・商業・観光の4産業に加えて、長岡を中心にIT産業を、新潟市を中心にコンテンツ系産業の振興を進め、「脱東京」の自立経済路線を進めていた。
 これは、遠く離れた愛知県から見ていてもわかった。と、いうよりも、愛知県も農業・工業・商業のバランスの取れた自立経済型の産業構造をしているからこそ、それがよく見えたのかもしれない。

 米山氏は残念なことに県庁を去ることになったが、米山氏を支えた県政与党は結束して、前県議の池田ちか子氏を擁立し協力に推している。池田氏が当選すれば、自立経済路線は堅持され、近い将来いちいち東京の顔色を窺うことも無くなるだろう。
 そして自立経済が回れば、柏崎狩羽原発が廃炉になっても、技術者がスキルを活かして県内で転職する道も出てくるはずだ。

 一方で、自民公明両党が推す候補者は、残念ながら旧態依然な官僚丸出しの政策を掲げている。土建開発を中心とした、「東京案件」の仕事を受注する下請け経済しか頭に無い。なにより、IT・コンテンツ系等の新産業に対する理解がまるで無い。
 本人はどうだか知らないが、支持者の言動を聞いていると下手すると表現規制に走りかねないほどの酷さである。少なくとも、女性蔑視をする人間が支持者に混じっていることが明らかになっている。そして本人のTwitterアカウントは、ネトウヨばかりフォローしている。まさに、残念な人である。
 自公候補が当選すれば、柏崎狩羽原発の技術者は勤め先ごと扱いが宙に浮いたまま捨て置かれ、最終的には路頭に迷うことになるだろう。

 東京は決して正義などでは無い。上に行けば行くほど、汚い人間がはびこっている。否、そういう人間で無いと上に行けないのが「東京」という世界だ、と言ってよいだろう。

 そんな東京に依存した社会経済をこれからも続けるのか。

 それとも、東京依存から脱却した自立経済路線を続行するのか。

 新潟県民の賢明な判断を望みたい。

 そして補足として。新潟が脱東京路線を選択しても、決して孤立することは無い、自立経済路線を指向する県は他にもある、ということも申し添えておく。


文化も結局カネなんですよ


 どっちのblogでUPするか迷ったけど、一応内容が評論系なので、本拠地blogの方にUPする。

 keyオケ大阪公演申し込んだんだけどね。なんか、SもAもBも余裕で取れますって感じですわ。

 けもフレオーケストラの大阪公演もそうだった、というか、直前まで赤字レベルの予約状況で当日券販売でようやく席を埋めた有様だったからね。大阪だとオタク系オーケストラ(この系のコンサートなんて呼称するのか知らないけど)、人集まりにくいのかな。

 ところで、keyでもけもフレでも、「東京」の次は「大阪」なのよね。まあ、keyは正確には川崎と豊中だけど。まあ経済圏という意味では東京と大阪。どっちにしても、名古屋じゃ無い。名古屋飛ばし。あの26年前の新幹線のぞみ名古屋駅通過事件で有名な、名古屋飛ばし
 この名古屋飛ばしも、話題になったのはのぞみ号名古屋駅通過だったけど、実際には早朝の一本が通過するだけで特に実害はなかったし、むしろ深刻だったのはコンサート系の”名古屋飛ばし”が酷い、って話だったらしいのね。自分コンサートとか全然感心無かったから、ふーん別にいいんじゃね? って当時は思ってたけど。
 こうして我が身に関係あることになってくると、ああまだ名古屋飛ばしは残ってるんだなあ、と。

 けどね。あれから26年経ってるわけですよ。なんでまだ名古屋飛ばし、というか、「東京の次は大阪」というロジックが残っちゃってんのかね?

 特にオーケストラコンサートって、お値段高いのよね。今回のkeyオケでも8,000~9,000円するわけで、よほどのガチ勢か、それなりに所得がある人で無いと、行けないよね。

 県民所得が高い順に行くのが、辺り麻枝よなあ?

 で、その県民所得だけど。2017年の厚労省のデータを集計したWebページがあったので、これ見るとわかりやすい。

都道府県別年収ランキング|年収ガイド
https://www.nenshuu.net/prefecture/pre/index_prefecture.php#Qrt2HOI.twitter_tweet_count_no_m

ランキング上6位まで要約引用すると、
1位 東京都  約616万
2位 愛知県  約540万
3位 神奈川県 約532万
4位 大阪府  約528万
5位 京都府  約499万
6位 三重県  約491万

 何で6位まで引用したかというと、この6つで「東京圏」「中京圏」「関西圏」が丁度2つづつ入るのですよ。ちなみに7位と8位は茨城と広島。ほほーう、だけどそれは今は置いといて。

 この年収ランキングでAクラス入りしているのは、東京圏2・中京圏1、で、関西圏は2つともBクラスなのですよ。そして、愛知県は神奈川県を上回って2位に付けてるのです。人口は神奈川より少ないけど、平気年収は上回っているのです。

 ちなみに念のため補足しておくけど、名古屋は愛知県です。川崎は神奈川県です。
 

 さて、話を戻しましょう。オーケストラコンサートみたいなお金のかかるイベントは所得の高い層しか行けない、だから平均所得の高い地域でやるのが当たり前。ここまではいいですね?

 で、その平均所得(年収)が高いのは、東京の次は、名古屋なのですよ。
 データは愛知県だから勿論名古屋市だけじゃ無くて豊田近辺や知多半島も含むけど。まあ、コンサートやるのは名古屋市内か、せいぜい瀬戸市文化センターだから。

 で。なんで、平均所得の高い名古屋すっ飛ばして、大阪で値の張るコンサートイベントやるのですか?

 周辺地域からの客も見込んで、という人がいると思うけど、そういう人を見込んで6位までのランキングを引用したのですよ。中京圏は、三重県含みますから。あとついでに言うと、浜松も米原も新快速一本で名古屋行けますから。京都ですら、京都市内や宇治市内からなら名古屋日帰りできますから。
 たとえ会場が名古屋市外でも、宇治間に合いますから

 でね。京都名古屋間は日帰りできるけど、大阪名古屋間は、これ意外と厳しいんですよ。今回のkeyオケは会場が豊中市で終演も18時頃だから、日帰りできますけど。大阪市内で終演21時だと、基本無理なんですよ。名古屋駅の近くに住んでない限り。だから、けもフレ大阪オケも行かなかったんですよ私。
 関係ない話だけど、コミトレ(インテックス大阪)も、日帰りかなりキツいんですよ。堺だと無理です。

 ここで何が言いたいかというと、別に名古屋でやっても中京圏から静岡や東近畿の客層まで取り込めるから、採算性は大阪より高いはずだ、って事なんです。ちなみに滋賀や静岡もそこそこ平均所得高いんですね。…滋賀県年収高いのか。そうか。

 でね。それでも大阪で捌けるから別にいいんだ! てんなら、まあしょうがないかってなるんですけどね。現実問題、けもフレもkeyも、大阪捌けて無いじゃないデスカ。まあ、keyは大阪が本拠だから、大阪でやらないわけにはいかないって特殊事情はあるんだろうけど。
 他ブランドのこの手のコンサートは、どうなんだろ? そもそも東京でしかやってないケースが多いみたいだし、話にならんか…。

 ちなみに、けもフレのイベントっていうと、吉崎観音コンセプトデザイン展てのをパルコと組んでやってますけどね。こっちは、順番が「東京」「広島」「名古屋」「札幌」の順なんですよ。札幌はかなり強い要望があって実現したらしいので採算度外視な気がするけど、なんで東京の次が広島名古屋なんだろう、という疑問はあったのですね。でも、上記の平均所得ランキング見て得心しました。
 採算が取れると見込んだのが、広島と名古屋だったという、ただそれだけの話。パルコは小売業だから、当然その辺のノウハウはあるでしょうね。

 で。音楽業界は? まだ、「東京」の次は「大阪」ですか? 未だに発想がバブル時代のまんまなんですか?

 大阪府民は気悪くするかもしれないけど、この20年の大阪の地盤沈下、傍から見ててもハンパ無いですよ? 関空開港以来。
 むしろ大阪の人はそういうの自分で解ってるから、だからなんとかしようとして橋下維新を担ぎ上げたりとか破れかぶれなことしてるけど。一応わかってはいるんですよ。大阪余裕無い、って。

 でも、東京の文化人は、そんな事もわかっていないんですかねえ?
 と思わざるをえないケースが多いのデスヨ。オタク系オーケストラに限らず。

 あ、あとほんとに全然関係ないけど、長らく県民所得再開だった沖縄県、最下位脱出どころか45位になってますね。貧富の格差がすごいらしいけど。ま、ちょっと今回の話とは別。


俺らが死ぬか、日本が死ぬか。二者択一だ


 あまりに急展開且つ情報量が多いので、自分でもどう文章を整理したらいいかわからず悶々としていた。6日に安倍自民党政権によって閣議決定され7日に衆議院に提出された、「過労死合法化法案」(安倍政権の言うところの”働き方改革法案”)の話である。

 とりあえず、事実関係として、昨年からここまでの経緯をおさらいしておく。

2015年12月から2017年3月までの経緯はこちら
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E3%80%8C%E6%AE%8B%E6%A5%AD%E8%A6%8F%E5%88%B6%E6%B3%95%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%B5%8C%E7%B7%AF/
に記載してあるが、改めて転記しておく。

・2015年12月 電通女性社員過労自殺。東大の同級生がネットで告発、炎上
・2016年10月 野党4党(民進共産社民自由)が長時間労働規制法案を提出
・2017年1月 政府が残業規制の方向に転換

 そして、2017年3月。

「裏切りの連合」

 2017年3月。
 御用労組連合との合意を盾に、自民党と公明党による連立政権は過労死基準80時間を大幅に超える100時間残業を正当化した。(参照
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%81%AA%E3%81%8D%E6%AE%8B%E6%A5%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E7%94%9F%E9%82%84%E8%80%85%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6/

 しかし、既成労組の制約を受けない若手労働者の自主連帯組織”AEQUITAS(エキタス)”が連合本部にデモを仕掛けたことで、事態は急転する。国内最大の労働組合の本部が労働者集団にデモを仕掛けられるという異常事態は海外メディアでも報じられ、連合並びに連合の指示通り自民党政権との妥協に傾きかけていた民主党(当時)は激しく狼狽した。機能不全に陥った民主党は再起を図るべく旧みんなの党や維新系と合流し、民進党を新たに結成した。
 一方、当時法案提出権のある21議席を保有していた共産党も、野党共闘を優先して身動きが取れず、結局対案もだせなかった。(参照 
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/残業規制で野党は対案を/

 

「モリカケの罠、共謀罪の刃」

 2017年4月。
 安倍自民党政権は、国会に提出した東京五輪対策を口実に創作を含む未遂の行為を犯罪とする「共謀罪」(参照
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/共謀罪(準備罪)の事例をもう一つ/
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E3%82%81%E3%82%82%EF%BC%9A%E8%87%AA%E6%B0%91%E5%85%9A%E3%81%8C%E5%BC%B7%E5%A7%A6%E7%BD%AA%E3%83%BB%E6%AE%8B%E6%A5%AD%E8%A6%8F%E5%88%B6%E3%82%88%E3%82%8A%E6%BA%96%E5%82%99%E7%BD%AA%E3%82%92%E5%84%AA/
)を審議入りした。残業規制は連合との骨抜きの合意内容ですら、当時存在した強姦罪の泣き寝入り規定撤廃と共に放置する選択をした。
 野党はこの共謀罪対策にかかりきりになり、残業規制の対案を出す間もなく、結局共謀罪は強行採決による成立した。愚かな日本国民は自民党のこの暴挙を拍手喝采した。
 
 その直後、安倍晋三首相と安倍昭恵首相夫人のシンパが運営する2つの学園に国有地が格安で払い下げられていた事実が明るみに出、野党・マスコミともこのスキャンダルに食いついた。国有財産の不当売却という問題があるとはいえ、人命に関わるわけでもないただのスキャンダルに野党は狂奔し、自民党もまたこれを好機と捉え、残業規制先延ばしの絶好の口実として利用した。

 その後、会期切れ直前になり、性犯罪被害に遭った女性達を中心に国会への猛批判の声が高まり、強姦罪泣き寝入り規定撤廃(強制性交罪への変更)は会議切れ1日前に辛うじて成立した。
 だが結局、この年の通常国会は延長されることもなく会期切れとなり、残業規制は秋の臨時国会に先送りとされた

「幻の臨時国会」

 2017年7月。
 前年の2016年に自民党を飛び出し、創価学会・一部連合系・一部共産系の支援を受けて東京都知事に当選した小池百合子が、東京都議会選で自身の与党となる「都民ファーストの会」を結成。自民党や民進党の一部がこれに合流し、創価学会との選挙協力もあって圧勝する。
 一方、自民党は2013年以来続く共産党の勢いに押されて、3人区を中心に次々と”討ち取られる”結果となり、歴史的大惨敗を喫する結果となった。

 2017年8月。
 東京都議選での惨敗を受けて慌てた自民党政権は、”秋の臨時国会”に向けて残業規制の法案化作業を進める。しかし、それは第一次安倍内閣以来一貫して猛批判を浴び続けている「高度プロフェッショナル制度」「裁量労働制拡大」と抱き合わせの内容であった。そして残業規制は、過労死基準を超える100時間残業を合法とする内容のままであった。
(参照
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/残業規制の適用除外など許してはならない/
 しかし、民間のみならず教員・公務員での過労実態が次々に明るみに出、挙げ句10年以上前から批判を浴びている「高プロ」をまたしても国会に出そうとする安倍自民党政権に批判の声が高まり、政権支持率は急落する。
(参考
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/%E9%87%8E%E5%85%9A%E3%81%8C%E5%85%AC%E7%B4%84%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E6%8E%B2%E3%81%92%E3%82%8B%E3%81%B9%E3%81%8D%E4%BA%8B%E3%83%BB%E5%AE%89%E5%80%8D%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%81%8C%E3%82%84%E3%82%8B/

 支持率が危険水域に達し、更に目前に迫った衆院4補選での劣勢が伝えられ、政権崩壊の危機に直面した安倍晋三は、9月23日、突如衆議院の解散を表明。愚かな日本国民は安倍晋三のこの決断に拍手喝采した。

「暗躍と狂想の逆転劇」

 しかし、この事態に、御用労組連合はまたしても愚挙に出る。
 前年7月に自民党を飛び出し東京都知事となった小池百合子は、都民ファーストの会を母体に希望の党を結党し国政進出を表明した。これを受け、連合は、エキタスによって損なわれた名誉と主導権を回復せんとばかりに、小沢一郎と共謀し、支配下にある民進党に希望の党との合流を指示。野党第1党が事実上の自主解散をするという異常事態を引き起こした。
 残業規制が争点になるはずだった総選挙は、連合のこの暴挙により一転ただの政局選挙へと様変わりした。一方で、労働問題で躍進を続けてきたはずの共産党も、「モリカケ」を公約筆頭に掲げる愚行を犯す、悲惨な選挙となってしまった。
 そんな中でも僅かに希望はあった。希望の党の国家主義路線に反発する左派議員が合流を拒否、元官房長官・枝野幸男を中心に立憲民主党を結成する。
 「3.11」の対応で右派からも評判の良かった枝野の新党結成に、いわゆる氷河期世代を中心に「立民ブーム」が起き、無党派層に飽き足らず共産や公明の支持層までをも食って、比例東海ブロックでは名簿登載候補者が足りなくなるほどの票を集めて地滑り的大勝を収め、一挙に衆院野党第1党に躍り出た。
 安倍自民党がパートナーとみなしていた維新、ポスト安倍を自称する石破茂の足場となるはずだった希望の党は、共に惨敗した。
 それまで自分達を支持していた労働者を裏切った共産党は、比例で議席を半減以下にまで減らした。一方で小選挙区の議席は守り切り、また左派連合(立憲野党連合)の立民・社民・自由各党の立てる選挙区の多くで候補者を降ろし、立民の小選挙区での議席確保をアシストした。

 しかし、残業規制は最後まで争点とならなかった。(参考
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/twitter%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%88%E3%80%8C%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%81%98%E3%82%83%E3%82%84%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E5%8A%B4%E5%83%8D%E4%BA%89%E7%82%B9%E3%80%8D/
 選挙告示直前に、NHKの女性記者が過労死していた事実(朝日)が明るみに出るも、気に留めるものは少なかった。愚かな日本国民は自民党が微減に留まったことに拍手喝采を送った。

 総選挙後に開かれる「特別国会」で残業規制の法制化も審議も行われることはなく、「秋の臨時国会」は解散総選挙によって幻と消えた。

「さらなる悪夢と絶望と」

 2018年3月。
 悪夢の総選挙から半年。ようやく、政府が「働き方改革」の名の下に、残業規制の法制化に再着手した。しかしそれは、秋に提出しようとした「高プロ」「裁量労働制拡大」との抱き合わせと全く同じ内容であった。
 だが度重なる労働者の要求に恐れをなしたのか、霞ヶ関側からは共産党の高橋議員に「残業規制と同一労働同一賃金のみ先行でどうか」という妥協案の打診があった
(参考
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/blog/20180316%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e5%8a%b4%e5%83%8d%e5%bc%81%e8%ad%b7%e5%9b%a3%e5%83%8d%e3%81%8d%e6%96%b9%e6%94%b9%e9%9d%a9%e6%b3%95%e6%a1%88%e5%95%8f%e9%a1%8c%e7%82%b9%e3%82%92%e8%80%83%e3%81%88/

 ところが、公明党の要求により、残業規制には「中小企業への配慮(=中小企業は残業規制免除)」という規定が盛り込まれることとなった
労働時間把握を義務化 厚労省、修正へ(毎日)

 4月になってこれに自民党も同調し、残業規制は
・中小企業の社員
・高度でプロフェッショナルな職業(諸手当込みで年収1075万円以上)
・個人事業主扱いの人
・管理職扱いの人
以外の労働者のみが、対象となることになった。

 ちなみに中小企業の定義とは、

製造業従業員300人以下 OR 資本金3億円以下
卸売業従業員100人以下 OR 資本金1億円以下
サービス業 従業員100人以下 OR 資本金5千万円以下
小売業 従業員50人以下 OR 資本金5千万円以下

※中小企業庁「中小企業の定義について」より引用
http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/g_book/h21/teigi.html

 売上とか利益とか大企業の子会社とか、そんなのは中小企業の定義とは関係ない。やろうと思えば、残業規制逃れの”中小”子会社を作ることだって可能なのだ。
 そして、あらゆる中小企業は100時間残業合法化、が自民党と公明党の施策。これが4/7、確定した。人命よりも企業経営が大事。会社の為に死ねという昭和の発想そのまんま。これが自民党という政党だ。
 中小企業に配慮するというのなら、人を確保する為の支援とか、無理な納期を拒否できる下請法の改正とか、やるべきはそっちな筈だ。過労死を合法化することが中小企業への配慮とは、一体どういう感覚か。

 人命に配慮しない相撲協会の如き自民党がキチガイ論法で残業規制法制化を骨抜きにしようとしてきても、野党が議員立法で法案提出すれば、たとえ通らずとも自民公明両党に対し資本主義か人命主義かの二者択一を迫れることになり、次の選挙の最大の争点に出来る。その次の選挙は意外と早いという話も出てきている。
 しかし、野党もいつまでもモリカケに拘泥し、この問題となかなか向き合おうとしなかった。
 立憲民主党も対案をまとめたが、後手後手に回っており、残業時間80時間規制などの内容に留まっている。共産党は、上が一体どうなっているのか末端党員には全くわからないが、高橋議員1人が奮闘していて対案作りに手が回っていないように見える。

 安倍自民党政権は、残業規制を1年以上先延ばしした挙げ句、中小企業保護の名目で全ての中小企業を残業規制の対象外とし、過労死を合法化した。憤怒し残業反対を掲げ奮闘しバスを封鎖してでも過労死を防ごうという者が、この日本に一体何人いるのだろうか。

もはや「知らない」では済まされない。これは、10年以上にわたる、我々労働者の命をかけた闘いだ。

何故私は自民党を殺人政党と指弾するか
 
 幸いにも、さすがの愚かな日本国民といえど、この過労死合法化法案に拍手喝采を送るものは少ない。
 それでもまだこう言う人間はいる、「俺は働けるから大丈夫」。そう言って自民党を支持し続ける連中こそ、我々が倒すべき敵だ。
 お前らの話などしていない。我々は月80時間オーバーワークしたら死ぬ人間の話をしているのだ。


taskkill /IM 日本社会 /FI “IMAGENAME ne 人名” /T /U 俺ら


全ての”コミケ”関係者にもの申す


 TwitterGoogle+でも大まかなことは書いたが、SNSだと情報が散逸的になるので、BLOG記事としてきちんと残しておく。

コミケ:2020年の会場確保問題「ビッグサイト前提」 市川孝一共同代表(毎日新聞まんたんWeb)
https://mantan-web.jp/article/20170812dog00m200018000c.html

 東京五輪に絡む、いわゆる「2020年問題」の話。

 このコメント自体が嫌いな言葉なのを承知で”情弱”という言葉を投げつけたくなるほどの酷い内容なのだが、それは後ほど説明する。

 まずは、まさか今更事情や経緯を知らない人もいないと思うが、一応ざっと説明しておく。
 

  1. 東京有明の東京ビッグサイトで、8月と12月に日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」(略称コミケット、通称コミケ)が毎年開催されている。
  2. しかし、2020年東京五輪で、この東京ビッグサイトをメディアセンターとして「五輪会場」利用することが決まった。
    (この情報はTOKYO2020が決まった直後から出ている)

  3. その為、2012年頃から名古屋や愛知県の同人関係者が「コミケの名古屋誘致」に向けて動き出した。しかし東京サイドからはガン無視され続けた。

  4. 現在ある名古屋市国際展示場(ポートメッセ名古屋)では狭すぎる、という話が出た為、名古屋に新しい大規模展示場を作る話が浮上し、2013年名古屋市長選ではこれが選挙の争点にもなった。(当選した現職の河村たかし氏は展示場建設派)

  5. その後、新展示場は名古屋市と愛知県が共同で建設することで一旦合意し、当時愛知県が実施していた総合オタクイベント「ぽぷかる」も一部からはコミケ誘致の予行演習として位置づけられていた。

  6. しかし、その後数年東京サイドからは何の音沙汰も無し。
     2015年冬になって、コミックマーケットの申込書に「大阪開催」「名古屋開催」というアンケートが同梱され、準備会として一応問題は把握していることが判明。と同時に、東海地方以外の殆どのサークル参加者はこの問題を認識していなかったことが明らかになった。
     ちなみにこのアンケートの結果がどうなったのかは、結局未公表。
     コミックマーケット準備会としてこの問題にどう対応するつもりなのか全く不明なまま、1年が過ぎる。

  7. この間に、五輪開催規約で「五輪期間中は五輪会場から半径30Km以内での大規模イベントの開催禁止」という規約があることが判明。1日20万人が集まるコミックマーケットは東京ビッグサイトはおろか千葉や横浜、さいたま市でも開催できないことが判明する。
    (この時点で、コミケの開催規模を縮小するか、名古屋か大阪に移転するか、東京五輪を中止させるかしか選択肢はなかったのである)

  8. 名古屋市としてはかつて名古屋国際会議場(通称白鳥会議上)が利用者0で閉鎖寸前まで追い込まれた経験から、コミケ移転の保証が無い状態での大規模展示場着工は決断できず、その為愛知県との間に隙間風が吹き始める。
     しびれを切らした愛知県は、2016年冬に名古屋市との共同建設をあきらめ、独自で常滑市にある中部国際空港の県有地に現行東京ビッグサイト並みの新展示場を建設することを発表。

  9. 愛知県側の動きに触発されたのか、栄光・緑陽社といった東京の同人誌印刷会社が中心になって東京ビッグサイトを利用している業界関係者に働きかけを始め、始めて東京側の動きとして2020年問題への取り組みが始まる。
     しかし当初は「東京五輪賛成」「でも東京ビッグサイトを引き続き利用できるように」という、全く問題を認識していない前提での要求だった為問題は前に進まず。しかし途中から「関東での代替会場」と方針変更し、東京卸売市場の豊洲移転が問題になっていた頃は(案としてはともかく)「豊洲でのコミケ開催」という主張もしていた。

  10. 2016年7月に東京都知事が小池百合子に交代。東京五輪施設見直し作業が始まった為、同人関係者の間に一時東京ビッグサイトの継続利用の期待感が拡がるも、それ以前に見直し対象だった3施設すら従来通りで継続という結果に終わる。
    (この時点でIOCの意志がはっきりする。)

  11. しかし、豊洲移転と絡められたことに知事サイドがびびったのか、「青海仮設展示場」という話が出始める。有明の隣の青海に貨物置き場があるのでそこに仮設の展示場を作ってコミケはそこに移転して貰う、という話だが、そもそも敷地面積が圧倒的に足りない。(現行東京ビッグサイトの東館分にも満たない)

  12. 愛知県の中部空港新展示場は、愛知県共産党が県議会で反対するも、その討論の中で「東京都は東京ビッグサイトの代替施設として中部空港新展示場を紹介している」という答弁がなされる。(愛知県議会議事録より)
     その後、愛知県は名古屋・東京の二箇所で中部空港新展示場の説明会を実施。

  13. 2017年7月の東京都議選で、同人・表現界隈に比較的理解のある都民ファーストの会と東京都共産党が議席を伸ばす。
     栄光などの業界グループは攻勢を強めるも、主催であるコミックマーケット準備会は以前沈黙したまま。

 そして、2017年8月になって、ようやくコミックマーケット準備会の公式コメントが出たと思ったら、上記のこれである。

 特に許せないのがこの発言。

>「情報が出てから総合的に考えたい」

 いや、情報はもう出尽くしてるでしょう?
 
 もう一回整理しましょうね。

  • 東京ビッグサイトは2020年夏だけでなく準備期間があるからその前後も使えない。
     それ以前に(ミュンヘン五輪以来テロに過敏なIOC的には)徹夜組を撃退できないコミックマーケットなど、セキュリティ上の問題から五輪施設の近くでやらせるわけにはいかない。

  • 海の森で解ったようにIOCは一度決まった会場変更に応じることはない。五輪会場が東京ビッグサイトから動くことはあり得ない。

  • コミケットのためにいろいろ動いてる業界関係者(栄光とか)も、(代替案はお粗末だったが)東京ビッグサイトは使えないという認識に立った上で行動してる(あくまでも関東近辺に代替会場を用意しろという基本方針)。

  • 青海に仮設展示場を作る話もあるが、広さは不十分だしそもそも正式決定してない。どっちにしろ「東京ビッグサイト」は使えない。

  • 東京都は代替会場として中部国際空港に建設中の愛知県国際展示場を既存利用者に紹介している。原則中部空港に移って貰うのが東京都の方針。

 こんだけ情報が出てるのに、まだ「東京ビッグサイトを前提」「情報が出るのを待ちたい」とか、妄言にも程がある。
 「東京五輪を潰さない限り、東京ビッグサイトは使えない」のである。
 
 準備会関係者の中には、自民党とパイプを作って何とかして貰おうという発想のものがいる、という話も耳にしたが、是非はともかくそういうレベルの話ではない。IOCがダメだと言っているのである。日本政府でもどうこうできる話ではない。
 
 そもそも東京ビッグサイトが五輪会場として使われるというのは、もう5年も前から出てる話なのに、一体今まで何をどう情報収集していたのかと、さすがに胸ぐら掴みたくなるレベルだわ。
 コミックマーケット準備会は本気で自分達のイベント守る気あるのか。この件で動いているあらゆる関係者を馬鹿にしている。

 
 はっきり言おう。

 

もう、コミックマーケット、中止でいいんじゃないの?

 個人的にはこんな我が儘な連中に、これ以上つきあってられない。そもそも俺、サークル参加者でも一般参加者でもねえし。
 
 愛知県は愛知県で独自に大規模同人誌即売会やればいい。金城ふ頭になるか中部空港になるかはともかく。
 やり方としては幾つか考えられるけどね。ぽぷかるの実績を元に愛知県主催でやるとか。既存の同人誌即売会であるコミックライブ名古屋をベースに愛知県か関連団体との共催にするとか。一応下敷きがあるから、今から準備すれば十分間に合う。
 会場も、中部空港新展示場だけで足りなければ、金城ふ頭と船で結んで会場を分散開催すればいい。会場分散開催は名古屋デザイン博で実績あるんだから。(そのデザイン博のメーン会場だった白鳥が利用者0という事態に陥ったという歴史があるから愛知県共産党は新展示場建設に反対している、というフォローは、立場上一応、しておくが。
 
 なにもコミックマーケットだけが同人誌即売会じゃねえんだよ。

 あと、もう一点追記。これは、もう、完璧に政治問題だぞ。「女オタは政治や社会と関わりたがらない」とかいう話を最近になって聞いたが、「政治とは関わりたくない」とかそんな甘ったれた台詞が許される状況じゃねえぞ。


ハッシュタグモリモリ使う大人


#姉 の魅力とは何か。それは一言で言うと #母性 である。しかし #母親 の成熟したそれと異なり姉は #未熟 であるが故に #保護欲 が過剰になり #妹 や #弟 を #支配下 に置く傾向が強くなるのである。その典型例が #リトルバスターズ! の #二木佳奈多 であり彼女の #葉留佳 を始め #クド や #理樹 に対する #保護欲 の #異常さ は今更敢えて語るまでもない。一方 #けものフレンズ の #ギンギツネ はそもそも #キタキツネ の姉であるかどうかという位置づけの #曖昧さ があり、それ故にギンギツネはキタキツネに対して保護欲をむき出しに出来ないもどかしさがある一方でキタキツネにも姉の地位を #簒奪 する #余地 が生まれてしまうのである。この #保護欲 のぶつかり合いと #葛藤 こそが #ギンギタ の魅力であり #王道 的 #保護欲姉 の物語である #はるかな とはまた違った楽しみ方が出来るのである。
https://plus.google.com/112982188353494429317/posts/HLobN8ziYTn


うるまちほー


 うるまちほーはですねえ。行政的にはうるま市というのですけどね。元は具志川市と石川市、与那城町、勝連町の4市町に分かれていたんですねえ。

 本土の合併市町村にもありがちなんですが、地域主義の非常に強い土地柄で、逆に保革だ左右だ自共だとかそういうのは割とどうでもいいという人が多い土地柄なんですねえ。地域主義が強いので、旧市町ごとの対立意識というのも結構ありましてですね、まあ与勝は割と仲が良いんですが、具志川と石川は仲が良くないらしいんですねえ。
 何故かというと具志川としては元々別に合併何かしなくても十分やっていけたし、それどころか埋め立て地が工業特区として沖縄随一の工業・研究施設地帯として結構栄えているんですねえ。昔は南の沖縄市や北の旧石川市が担っていた本島中部の行政機構も、最近は旧具志川市に移設される施設が結構目立ちますねえ。高速道路が通っていないので本土からの観光客には余り馴染みの無い土地ですが、人口も産業も割と栄えてる場所なんですねえ。
 一方で旧石川市はですねえ、沖縄戦の時の米軍上陸地点になったこともあって、復帰前は米軍の統治施設や関連産業があって割と栄えていたんですけど、復帰後は特にこれといった産業もなくてですねえ。どんどん財政的に苦しくなっていったんですねえ。それで、国や県の方針で、具志川市が石川市を救ってくれという話になってですねえ。でも具志川市としては折角繁栄し始めたのに一人で石川市の面倒を見るのは嫌だということになってですねえ。それで、お隣の与勝も一緒になりましょうという事で、県がまとめたんですねえ。

 与那城町と勝連町は、勝連城跡という古城跡のある与勝半島を南北に分けていた町で、何で分かれてたんだろうと不思議なくらい一体感のある地域なんですねえ。
 与勝半島の周辺には結構有人島が散らばってましてですねえ、南側にある津堅島は甘みのあることで有名な津堅にんじんの栽培地なんですねえ。この島は旧勝連町に当たるんですねえ。勝連町の東端、まあ与勝半島の先っぽとほぼ同じなんですが、そこには沖縄最大の米海軍基地であるホワイトビーチがあって、太平洋艦隊所属の原子力潜水艦の整備をここでやってるんですねえ。表向きは入港時はSLBMは積んでいないことになってるんですねえ。佐藤栄作にノーベル平和賞を取らせる為にそういう話になったんですねえ。
 
 北側には復帰直後に作られた与勝半島から平安座島に延びる海中道路というのがありましてですねえ。

 何故この海中道路が作られたかというとですねえ、平安座島に沖縄石油が石油備蓄基地を作りたかったので、その工事の為にわずか1ヶ月足らずで作ったという伝説があるんですねえ。この海中道路が出来たお陰で、平安座島周辺の有人島も車で沖縄本島と行き来できるようになって、おかげで島民が乗ってる軽自動車もちゃんとナンバープレートを取得しないといけなくなったという笑い話もあるんですねえ。
 この海中道路の途中には、現在では道の駅ならぬ海の駅というのがあるんですねえ。でも船便があるわけではなくて、結局殆どの人は車で行くんですねえ。
 
 島の中でも一番北側に伊計島という島があるんですが、ここは今はあんまり人がいないんですねえ。何故人が少ないかというと、極めて政治的な話になるんですねえ。
 昔はここにリゾートホテルがあったんですねえ。なんですけど、この島々の周辺が、実は米軍の訓練空域になってましてですね、旧勝連町にホワイトビーチという米海軍基地がありましてですね、その関係もあると思うんですけどね、とにかく米軍のヘリとかオスプレイがしょっちゅう飛び交ってるんですね。しかも通常任務じゃなくて、訓練なんですね。訓練という事は当然未熟なパイロットが操縦することも割るわけでして、昨年末にはオスプレイの夜間給油訓練に失敗して挙げ句辺野古新基地のそばの大浦湾に墜落するなんて事故を起こして、退任直前のオバマ大統領の面子を潰すなんて事までやらかしてくれましたね。そういう場所ですからね、この伊計島というところにも割と米軍のヘリが不時着するんですね。普段は農地に不時着するので沖縄防衛局がカネでもみ消したりするんですが、あるときリゾートホテルのプライベートビーチに不時着してしまいましてですね。まあ、リゾートホテルではさすがに包み隠せるわけもなく、そんな危ないホテルには泊まれないと客離れが起きて、ホテルは一回潰れてしまったんですね。ですので、ホテルで雇われていた島民も失業してしまって、ただまあ、島から出ても沖縄にはホテル一杯ありますからですね、よそに再就職した結果島を出てしまって、伊計島は一気に過疎化して、伊計小学校も廃校になってしまったんですね。
 その廃校になった伊計小学校の校舎を今再利用してるのが、カドカワ、というかカドカワと合併した旧ドワンゴが運営する通信制高校の、N高等学校なんですねえ。インターネットを使った通信制高校なので、実際には伊計島には生徒はほぼいないらしいんですけどね。

 沖縄の選挙というと米軍とか安保関係が争点になりがちですけどね。うるま市の場合は、米軍基地もあるにはあるんですけど、そこまで面積を占めてるわけでもないですし、事故や犯罪を起こしてるのは市外の基地から来てるあれなので、市長選の争点として基地問題はなかなか争点にはなりにくいでしょうねえ。
 だからこそ、本土型の就労支援や保育福祉といったことを、きちんと訴えられるかが鍵になってくるでしょうねえ。少なくとも、本土側が法制度込みで時代が激変していることを理解出来る人でないと、勝つのは難しいでしょうねえ。共産党が市政をどうのこうの言ってる連中に支援されたら、そりゃあもう却ってありがた迷惑もいいところでしょうねえ。

(もとなかぐすくそんみんとうらそえしみん だった こうやくさとしおにいさん あいちけん)


荒野草途伸の2013年を反芻する(Twitterより)


この4年間、どこまで合っていてどこで道を間違えたのか振り返るための作業の一環。
とりあえず2013年分まで。
Google+分は含まんでいない。


文学フリマ京都_参加告知


1/22に京都市・みやこめっせにて行われる「第一回文学フリマ京都」に参加致します。

配置番号は、「あ-20」です。
配置図はこちら

配置ジャンルが、何故か「社会評論」になっていますが、社会評論を出す予定はございません。
(申込時点で確実に出せた最新刊がリトバスリーダー論増補版だったので、ジャンル「評論」にした記憶は確かにあるのですが、なんで「社会評論」になってんだろう…。紹介文でAI云々書いたからだろうか…?)

まあ、それでも少しでも社会派っぽいものをと思いまして。最初書こうと思ってたものから急遽予定変更して。
新刊は、労組系ライトノベル風オリジナル小説「空想なんかじゃない」の1~2話のコピ本になります。

(本当はクライマックス部分になる3話まで書き上げたかったのですが、さすがに体力が尽きたので。。。)

20部程度持参します。

この他にも、既刊もコミトレで出してたのは一応会場には持参します。(というかコミトレ会場から宅配直送でもう送っちゃいました。)
実際並べるかどうかは、周りの雰囲気を見てからになりますが…。
(隣がPOSSEさんですし。。。あんまりチャラ付いた雰囲気もアレかなと)

一応、以下の2つは並べようと思ってます。(一応評論ジャンルなので)

瀬戸川家で語る駅メモ

誤解されてる方もいらっしゃるかもしれませんが、2つとも評論ジャンルです。

あと、コミトレ用のボールペンがかなり余ったので、お買い上げ頂いた方へのボールペン進呈を文フリ京都でも行おうと思います。
(ボールペンだし、まあいいですよね?)

1/22(日)、みやこめっせ あ-20 にてお待ちしております。