沖縄県知事選挙から、3週間ちょっと。本来なら、今頃政治からは一旦離れて佳奈多の抱き枕とゴロンゴロンしてるはずだったのに。解散なんかしやがってクソアベ。
とはいえ、ここで何もしないでスルーすると折角出した沖縄県知事選の結果が無効になりかねないので、もう少しだけがんばる。少しだけ。ミリ単位で。
前回参院選からネット選挙が解禁されたので、BLOGでも堂々と候補者の応援が出来るようになった。ので、今回総選挙の候補者のうちとりわけピックアップしたい人を、紹介してみようと思う。
「四神誓鳴」沖縄県4候補
沖縄1区 赤嶺 政賢(共産)
沖縄2区 照屋 寛徳(社民)
沖縄3区 玉城 デニー(生活)
沖縄4区 仲里 利信(無所属)
先の沖縄県知事選で、翁長新知事当選のために共に戦った「建白書」派の人達。幸か不幸か直後に総選挙があった為、その枠組みそのまんまで総選挙突入に。
辺野古新基地問題が改めて問われるわけだし、全国でも共産党が候補者を立てていないのは沖縄2,3,4区だけ、という全国的にも注目の選挙区…のはずなんだけど、大手マスコミは案の定ガン無視。そんなにアベの飯はうまいか。
「最弱返上」愛知県・比例東海
比例東海 本村 伸子(共産)
愛知県のピックアップしたい候補はもっと他にいるのだが、後述に回したかったので敢えて本村さん一人で。
昨年の参院選愛知選挙区で惜敗し、今年の初めに2年後の参院選に再挑戦するという発表がされたばかりだったのだが、近く解散があるらしいという情報から、即戦力ということで急遽比例東海の名簿1位に。専門は脱原発…と思っていたが、どうやら何でも行けるらしい。かつて八田広子元参院議員の秘書を務めていて、実務能力は折り紙付きだそう。
ちなみに「最弱返上」というのは、愛知共産党は県議会で17年間議席が無い、いわば全国最弱状態であるため、4月の統一地方選でそれを返上するきっかねになれば、という意味を込めてのもの。
「臥薪嘗胆」”非正規”出身候補
愛知4区 高橋 祐介(共産)
愛知7区 郷右近 修(共産)
長野3区 唐沢 千晶(共産)
愛知4区の高橋氏は臨時教員、愛知7区の郷右近氏は派遣技術者、長野3区の唐沢氏は派遣事務員。いわゆる「非正規労働者」の出身である。おそらく東京や大阪でも非正規出身の候補者はいるんだろうけど、ある程度事情を把握しているのがこの3人ということで。
「アベノミクス」とやらが失敗した原因は幾つかあるが、大きな原因の一つが、非正規労働者という奴隷を生み出すシステムを放置して貴族だけで金が循環するシステムを作り上げておきながら、トリクルダウンなどというまやかしの論理で国民を欺いてきた。これにあるだろう。
虚構と幻想に惑わされた愚民が支配する日本社会、それを打ち砕くためにも、是非頑張って貰いたい3名である。
「論客三強」共産党若手論客3名
比例東京 宮本 徹(共産)
比例北信越 藤野 保史(共産)
東京21区 吉岡 正史(共産)
Twitterを見ている限りだが、「共産党の若手論客」と呼ぶに相応しいのがこの3名、と自分は見た。
東大出身で安定した弁論力のある宮本氏、共産党政策委員会で現在の「ニュー共産党」とも言える政策作りに携わった藤野氏、技術者出身の自らの体験をふまえ論緻密な論理構成で解説と提言を行う吉岡氏。
よそに引き抜かれやしないか、と心配になるほどの面々である。安倍晋三よ、耳かっぽじってよく聞け。三本の矢というのは、こういう人達のことを指すんだ!
「最強不敗」京都共産党
いや、決して不敗などでは無いんだけど。共産党が小選挙区として議席を取ったのが、1996年総選挙の京都3区と高知1区だけなもので。
共産党としては1区を全力で取りに行く構えのようだが、個人的には4区も取って欲しいところ。いやね、相手候補がね。派遣法審議の時にアホな質問してた奴と、参院選で落ちそうだから票回してくれと他党に泣き付くような奴なもんで、ね。
以上。なんだけど。他にも有望な候補はいっぱいいるので、是非Webサイト見るなりTwitterアカウントフォローするなりして、発言に注目してやって下さい。