「神などいない。いてはならない。いたら俺が倒す。」
そう本気で考えていた時期が、私にもありました。つい2~3年くらい前まで。
さて、それはさておき、3話。事前に「ガルデモ回」と言われていた回です。
結論から言うと、確かにガルデモ回でした。正確に言うと、ガルデモリーダーの岩沢回でした。岩沢回でした。岩沢回でした。3べんも言っちゃったよ。
↓この後、ネタバレ注意。今回は、ネタバレ無しに書くのは非常に難しい。
とりあえず、新キャラが2人登場します。「クライスト」こと竹山と、陽動部隊見習いのユイ。ユイは事前の紹介ではガルデモの熱狂的ファンという風になってましたが、陽動部隊見習い、つまり一応SSSのメンバーだったのですね。
ユイは番宣画像でゆりより前面に出てるくらいのキャラなので、たぶん今後とっても重要な役割を担うことになるキャラなんだと思います。
そして、岩沢。
岩沢というのは、SSSの陽動部隊「ガルデモ」のリーダー。音楽でNPCの生徒達を引きつけ、ゆりたちの行動を支援する役目を持った人です。
岩沢は、崩壊家庭に育った中で音楽に活路を求め、音楽で生きていこうと懸命に努力していくその途上で、家庭内暴力によって死んでしまった人。それが岩沢の「納得できない人生」。
このアニメの舞台である「死んだ世界」では、「人生に満足したら消滅してしまう」というルールがあり、逆に言えば満足してない(納得してない)連中が「神」に反抗する為にSSSを結成しているわけです。
そしてライブ中に「自分の歌が誰かを救っていくんだ」と言うことに気づいた岩沢。自分の存在意義に、納得をしてしまいます。つまり、消えてしまうのですね。
「Angel Beats!」で結構根幹を為す存在であるガルデモの、そのリーダーの岩沢を、3話で消し去ってしまう。今後の展開を読む上で、重要な要素だと思います。
余談ですが、精神的苦境に立たされている中音楽に没頭していく様、そして音楽で人の心を動かしたいとする岩沢の姿は、作者の麻枝准の心の叫びであるかのようにも見えます。そう考えると、尚更岩沢の消滅は意味深に思えますね。
他にわかったことは、「NPC」が実は、それなりの意志があるっぽいこと。ガルデモライブを中止させようとしてやってきた教師NPCに、生徒NPCが「彼女たちの音楽が支えになってる」と叫んでいることから、ただ黙々とプログラムに従って動いているわけではないことが読み取れます。
そして、天使が使うスキルが、「神」から与えられていたものではなく自作していたこと。
もし神がいるのなら、いくら天使が強いとは言え、たった1人でSSSに対抗させるのはおかしいなとは思っていましたが、要するに「神などいない」ということだったのですね。
そうなると逆に、天使って何者なんだということになりますが。まあそれが今後のお楽しみということなんでしょう。そういえば1話で、天使は自分のことを「私は天使じゃない」と言ってましたね。
とにかく、なんだか意図的なミスリードが多いこの作品。結構楽しみになってきました。
…と思いきや、次回予告は「野球」? おいおい、リトバスかよ…いやCLANNADか? ちょっとガックリ来ました。まあ、これもミスリードの一つなのかもしれませんけど。
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