在外選挙権の制限は違憲 選挙区投票認める 最高裁判決(asahi.com)
選挙制度や定数格差の違憲判断に関しては、昔の最高裁は「違憲だが有効」というよくわからない判断をする傾向がありましたが。最近ではちゃんと、駄目なものは駄目という判断を下すようになってきたようです。
この間の定数違憲訴訟でも、このまま放置したら次は選挙無効にするぞという警告的な趣旨の判決を出していますし、今回の判決では明確に期限を切って是正しなさいという判決文を出しています。
さらに注目すべきは、「通信手段が地球規模でめざましい発達をとげており、在外国民に候補者に関する情報を伝えることが著しく困難とはいえなくなっている」と、暗にインターネットを使った選挙情報提供を促している点。
現在の公職選挙法では、インターネットを使った選挙活動は禁止ですし、選挙情報の提供も非常に限られていますが。争点と直接関係しないこういう所にまで敢えて切り込んできた点は、裁判官として英断と言えるでしょう。
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「9/14 コメント1:在外選挙権制限違憲判決について」への2件のフィードバック
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いつまでも唖然ともしてられない
総選挙のあまりの結果に呆然として、しばらく何もできなかった荒野草途伸です。いやだって、これは異常でしょう。比例東京ブロックなんか、自民党の名簿搭載者が足りなくなって、1議席が社民党に回ったってんだから。
「9/14 コメント1:在外選挙権制限違憲判決について」について
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いろんな意味でなんたら会が悪いですよ。