月別アーカイブ: 2010年4月

Angel Beats!第4話感想


 「Crow Song」、オリコンデイリーランキングで4位だそうです。場所によっては品切れの店も出てるようで、なかなか好調のようです。岩沢効果はやはり絶大だったか。自分も、当初買うつもり無かったけど、欲しくなりましたし。でもどこで買おうかな。

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 さて、4話。えっと、前回の予告通り完全に野球回で、そして完全にギャグ回でした。
 予告で出てきてた「思わせぶりな台詞」は、全部フェイクでした。ちょっとでも何か進展あるかも、と期待した自分がバカでした。
 でもまあ、ギャグ自体がだいぶ改善されていて、割り切って見ればそれなりに楽しめるものでした。
 前回初めて出てきたユイですが、今回は完全にギャグキャラ。でも、もしかしたら今後ずっとこうなのかもしれません。AngelBeatsって、元々はギャグアニメとして企画されてたらしいから…。
 とりあえず、今回は話の展開に重要なファクターがほぼ0だったので、あまり書くことがありません。
 8人しかいないチームがどんどん勝ち進んだり、ゆりがただ天使に嫌がらせすることしか考えてなかったり、その天使も野球部率いてチーム結成するだけで後は何もしなかったり、正直「?」なところがいっぱいありましたが、まあ、ギャグ回って事で全部見逃すことにしましょう。日向の回想とか思わせぶりなことしつつ、結局徹頭徹尾ギャグ回に徹したということで、それを以て個人的評価↑とします。
 さて、次回は…テスト? なんかまたギャグ回の予感がします。物理がどうとか言ってるし、またリトバス? まあいいんだけど、なんか「SSSが戦ってる意義」がどんどん薄れていくような…。「結局、ゆりが大層な事言って周り巻き込んで騒いでたけど、ただの空回りでした。平和な学園生活でみんな幸せになって、消えてしまいました。」で終わってしまう悪い予感が…。
 まあ、とりあえず6話くらいまでは見てみましょうかね。
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Angel Beats!第3話感想


 「神などいない。いてはならない。いたら俺が倒す。」
 そう本気で考えていた時期が、私にもありました。つい2~3年くらい前まで。
 さて、それはさておき、3話。事前に「ガルデモ回」と言われていた回です。
 結論から言うと、確かにガルデモ回でした。正確に言うと、ガルデモリーダーの岩沢回でした。岩沢回でした。岩沢回でした。3べんも言っちゃったよ。
 ↓この後、ネタバレ注意。今回は、ネタバレ無しに書くのは非常に難しい。
 とりあえず、新キャラが2人登場します。「クライスト」こと竹山と、陽動部隊見習いのユイ。ユイは事前の紹介ではガルデモの熱狂的ファンという風になってましたが、陽動部隊見習い、つまり一応SSSのメンバーだったのですね。
 ユイは番宣画像でゆりより前面に出てるくらいのキャラなので、たぶん今後とっても重要な役割を担うことになるキャラなんだと思います。
 そして、岩沢。
 岩沢というのは、SSSの陽動部隊「ガルデモ」のリーダー。音楽でNPCの生徒達を引きつけ、ゆりたちの行動を支援する役目を持った人です。
 岩沢は、崩壊家庭に育った中で音楽に活路を求め、音楽で生きていこうと懸命に努力していくその途上で、家庭内暴力によって死んでしまった人。それが岩沢の「納得できない人生」。
 このアニメの舞台である「死んだ世界」では、「人生に満足したら消滅してしまう」というルールがあり、逆に言えば満足してない(納得してない)連中が「神」に反抗する為にSSSを結成しているわけです。
 そしてライブ中に「自分の歌が誰かを救っていくんだ」と言うことに気づいた岩沢。自分の存在意義に、納得をしてしまいます。つまり、消えてしまうのですね。
 「Angel Beats!」で結構根幹を為す存在であるガルデモの、そのリーダーの岩沢を、3話で消し去ってしまう。今後の展開を読む上で、重要な要素だと思います。
 余談ですが、精神的苦境に立たされている中音楽に没頭していく様、そして音楽で人の心を動かしたいとする岩沢の姿は、作者の麻枝准の心の叫びであるかのようにも見えます。そう考えると、尚更岩沢の消滅は意味深に思えますね。
 他にわかったことは、「NPC」が実は、それなりの意志があるっぽいこと。ガルデモライブを中止させようとしてやってきた教師NPCに、生徒NPCが「彼女たちの音楽が支えになってる」と叫んでいることから、ただ黙々とプログラムに従って動いているわけではないことが読み取れます。
 そして、天使が使うスキルが、「神」から与えられていたものではなく自作していたこと。
 もし神がいるのなら、いくら天使が強いとは言え、たった1人でSSSに対抗させるのはおかしいなとは思っていましたが、要するに「神などいない」ということだったのですね。
 そうなると逆に、天使って何者なんだということになりますが。まあそれが今後のお楽しみということなんでしょう。そういえば1話で、天使は自分のことを「私は天使じゃない」と言ってましたね。
 とにかく、なんだか意図的なミスリードが多いこの作品。結構楽しみになってきました。
 …と思いきや、次回予告は「野球」? おいおい、リトバスかよ…いやCLANNADか? ちょっとガックリ来ました。まあ、これもミスリードの一つなのかもしれませんけど。

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Angel Beats!第2話感想


 今週からは録画で済ませてさっさと寝るつもりだったが、やっぱり気が変わって生で見ることにした。主な理由は「何となく」だけど、採用応募した企業が3週間経っても連絡よこさねえのに失望したってのもある…いややっぱあんま関係ねえわ。それにしても、応募者に対してお断りの一言も出さない企業って、企業姿勢としてどうよ?って思うんだけど。
 まあそんなことはどうでもいいとして、「Angel Beats!2話の感想。
 まず言えるのは、1話にはなかったオープニング。これの出来が、とってもいい! 具体的な内容は、未見の人に配慮して書かないけど、キーワードは「AngelBeats」。やっぱり、ストーリーの根幹に天使ちゃんが絡んでるんですね、と思わせる内容です。
 ストーリーは、「地下にある武器ギルドを目指してひたすら突き進む」という、一言で言うとただそれだけの内容。なので、中身としては薄い、薄いはずなのですが、それを感じさせない展開の早さ。麻枝、2話目にして脚本のコツを掴んだのかな? という感じです。
 あと、番宣でも出て来るゆりっぺの「たった30分で大切なものを奪われた」という台詞の意味が明かされます。まあ、詳細はやっぱり未見の人に配慮して書かないですが、、「やっぱり麻枝は人を殺さないと人を感動させられないのか?」という感想を持ちました。まあ、元々が「死後の世界」という設定のアニメでこんな事を言ってもアレですが。
 ただ、ギルドに向かう途中でキャラクターがどんどん「やられる」にも関わらず「死ぬわけじゃない」という設定になってる一方で、結局人死にが設定の重要根幹になってるのには、なんだか違和感を感じました。
 何かもっと深い意味があるのかもしれないけど、くさちんは頭がお子ちゃまなので、こういうのはやっぱりひたすらストレートに受け取ってしまいます。
 深夜アニメだから本物の子供が見てる率は低いと思うけど、もし子供が見たら「死」というものについて変な誤解を与えるのではないか? という気がしてなりません。「人は死んでも生き返る」なんて答える子供が増えてる御時世ですからね…。
 とは言え、内容が前回より改善されてたのには満足、というか安心。伏線らしきものも出てきたし、これからが楽しみになってきました。
 と書いててふと思ったんだけど、これ、ひょっとして「最初から12話で終わらせるつもりはない」設計になってんじゃないか? と。
 アニメ12話は設定や世界観の説明を主軸において、そこから(もちろん売れたらの話だけど)さらに続編とかメディアミックス展開を前提にしているんではないかと。特に天使とか「神」の設定がこれから出て来るであろう事を考えると、展開されるストーリーが30分アニメ12話で収まるはずもない。
 まあ、その辺はこれから見ていけばわかることで。もしかしたら途中からとんでもない凡策に化けて大コケする可能性もあるわけだし。麻枝が命とまではいかないまでも精神を削って書いた魂作なのだから、そんなことはないと信じたいが。
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Angel Beats!第1話感想


 折角CBCを見れる環境にあるので、「Angel Beats!」の第1話を生で見てみた。
 正直な話「Angel Beats!」は発表当初は全然期待していなかったのだが、アニメーション制作のPAワークスがかなり力を入れてるらしいとのことで、ちょっと期待していた。
 結果は、「う~ん、微妙」というのが正直な感想。
 確かに、作画は悪くない。が、シナリオ、というかキャラ同志の掛け合いというか、その辺がどうもいまいちである。
 はっきり言ってしまえば、ギャグがつまらない。笑えたのは「キーコーヒー」ぐらいなものである。
 麻枝准のギャグが冴えないものになっているのは「智代アフター」の頃からで、「リトルバスターズ!」で少し立て直したかなと思ったのだが、「エクスタシー」でまた迷走して、結局迷走しっぱなしのまま「Angel Beats!」に突入してしまった、という感じである。
 どこで見たか忘れたが、尺の都合でギャグパートをかなり削ったと麻枝准は言っているのだが、むしろそれで正解だったのでは無かろうか。というか、いっそせめて第1話くらいはギャグパート全部削ってシリアス展開一直線、という風にした方が良かったのではあるまいか。
 それと、ゆりが見た目だけでなく中身までハルヒっぽいキャラになってるのも何とも。まんまハルヒだったらそれはそれでぶっ飛んでて面白かったのだが、中途半端に「それっぽい」キャラになっている為、却ってうざったい。
 「麻枝准原作・全話脚本」というのがこの作品のウリの一つであるが、それが裏目に出ているのではないか? と思った。
 もちろん、麻枝准はアニメ脚本はこれが初めてなのだから、おそらくその初っぱなで書いたと思われる第1話の出来がいまいちなのは、致し方ないのかもしれない。でもだったら、「全話脚本」なんてことにこだわらずに、初めのうちはプロの経験者がフォローするとか、そういう手法を取るべきではなかったか? 
 久弥直樹の「sola」がそうであったように。
 まあそれでも、「見るに堪えない」というほどのものではなかったから、第2話以降もたぶん見るだろう。夜がきついから、次は録画で見ることになるだろうけど。
 DVD買うかどうかは、さらにその先の話だなあ。正直、全話第1話みたいな調子だったら、ちょっと厳しいですよ。
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