9/14付け文書でも書いていたスイカだが、もうこれ以上成長する見込みがないので、収穫した。
半分に切ってみたら、中の種が芽を出していた。


何故か「ブラックジャック」に出てくるピノコを思い出した。
ほっといたら成長するかと思ったが、成長する前に赤い実が腐り始めてしまった。そもそも、いかな沖縄とはいえ鉢に移し替えて外に出しても、あんまり成長は見込めない。
目下どうするか検討中。最近忙しいから、たぶんそのままにして忘れる。
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月別アーカイブ: 2006年11月
恥ずかしい沖縄
今日は一日朝から晩まで物理学科連中と一緒に本島南部を走り回っていた。知事選とは全く関係なく。
来月福岡で大学の同級生の結婚式があるので、ビデオレターの撮影のため走り回っていたのだ。
柔道着(本当は空手着のはずだったのだが持ち合わせがなかった)に、「必勝」の文字と日の丸が描かれたはちまき、という出で立ちの男が、沖縄本島北部から南部まで全島を駆けめぐって同級生から寄せ書きを集めていく、というストーリーである。が、この格好があまりにも怪しすぎるため、パトカーには職質されそうになるわ観光客には写真撮られるわで、なかなか大変であった。
(念のために言っておくと、荒野草途伸は単なる補佐役で、この格好をしたのは別の男である。)
で、知事選である。今日の新報・タイムス各紙とも、「仲井真糸数横一線」という世論調査の結果を一面で伝えている。(参考:琉球新報)
ま、荒野草途伸の支持対象が誰であるかは公選法の関係で言えないことにしておくとしても。一つ言いたいことがあるのは、街中に溢れているネガティブキャンペーンのポスター、あれは良くないと思うんですよね。
例えばウチの近所にある奴だと、「優しい恩師を裏ギリ」とか「カメレオン汚染、安保政策をコロコロ変える」とか。こんなんが街中の至る所に貼られているわけですよ。
どっちの陣営が貼ったものかは知りませんけどね。ええ知りませんけどね。
でも、観光客の目にもつくような街中にこういうものを貼るのは、正直一体どういう神経をした人たちがやっているものなのかと。問いつめたくなるわけですよ。
「ないちゃーにはどうせ何言ってるかなんてわからん」って考えなのかもしれないけど。このネット時代、知ってる人は知ってる、わかる人にはちゃんとわかるんですよ。
だからね。こんな恥ずかしい真似はやめなさいと。沖縄はレベルが低いって馬鹿にされる原因になるよと。
不審な格好してビデオレター撮るのも五十歩百歩だよ、と言われるのは、その批判は甘んじて受けます。
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カクロン
第二次大戦終了間際、合衆国は社会主義共和国連邦を牽制したいただそれだけの為に、敗北必至の日本に核攻撃を行った。
アメリカの思惑どうり、ソ連の指導者スターリンは大変な動揺をした。アメリカに対抗するために慌てて核開発の指示を出すが、当時のソ連には核物理学者も核燃料であるウランも不足していた。
だが悪運強く、占領したドイツから核物理学者を連行することに成功した。さらにウラン鉱山を持つ北朝鮮を支配下に置き、なんとか核開発の道筋をつけた。
そしてようやく、最初の原爆が完成した。だが、1個しかできなかった。たった1個では、実験と同時に核の保有は失われてしまう。
そこで、スターリンは言った。
「出来た原爆に化学物質を混ぜて、2つに分けなさい。」
多少なりとも核物理の知識があれば、このスターリンの台詞は笑い話にしかならないわけだが。実際には、何がおもしろいのかすら全然わからない人が大半だ。まあ、わからないだけならいいのだが。そのくせして、核保有の議論はしたいだのほざき出す阿呆がいるから、始末に負えない。
例えば石原閣下などは、「日本は2年で核開発が出来る」等と仰ったらしいが。一体その2年という数字は、何を根拠に算出した数字なのか。「原子炉を自前で作れるから原爆も簡単に作れる」という安直な発想でモノを言っているとしか考えられない。
そりゃあ、「作っては見たけど実際使ったときに爆発してくれるかどうかはわかりません!」ってシロモノなら、簡単に作れるだろうけどさ。そんなの開発とは言わない。
こういう技術的な問題だけじゃなく、実験をどこでやるかとか、配備をどうするのかとか。普通に考えて出てくる疑問に、まずどう答えるのかと。「それを解決する画期的なアイデアがある!」ってんならともかく、そういう話は全然聞こえてこないわけだし。
無知な子供が我が儘を言ってるようにしか聞こえないわけですよ。
(まあ、核実験に関しては、これは当然、某国会議員の地元の北海道11区でやるんだろうけどね))
議論議論って、議論も結構だけどね。我々としては、こういう寓話のスターリン並みの低レベルな連中となんか、議論したくないわけですよ。自分程度でさえそう思うんだから、もっと上の、核技術や軍事に詳しい人からしたら、もう頭が痛くて眠れなくなるレベルなんじゃないかと。
「勉強して出直してこい」と。ねえ。失礼だと思わない?
それでもどうしても今議論したいというのなら、2ちゃんねるにでも行きなさい。あそこには言論の自由があるから。
「むやみやたらと核を欲しがるクソウヨ政治家の姿は、金日成・金正日親子の姿にも似て、非常に醜い」
↑知的議論にはそぐわない言論の自由の結果
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聞いてオガタリーナ、JAVAに勝ちたいの
マイクロソフト、リナックス系企業とソフト分野で提携(Yahoo-読売)
WALL STREAT JOURNALの記事(日本語訳)の内容からは、最近マイクロソフトが進めている特許のクロスライセンス戦略(相互の特許を自由に利用できる契約を結び、特許紛争によるリスクをなくす戦略)の一環であると推察される。リナックスコミュニティからマイクロソフトが訴えられるのを予防する目的があるのだろう。
それと同時に、自社の基幹技術であり、SUNのJAVAテクノロジと対抗している.NET(ドットネット)テクノロジの普及も計っていると考えられる。
.NETテクノロジはマイクロソフトが開発した中間言語型のミドルウェア技術であり、JAVA同様OSに依存しないプログラムの作成が可能な仕様になっている。
マイクロソフトが独占している技術で、現状ではサポートされているOSはWindowsファミリーのみである。が、仕様の一部が公開されており、それを元にNovellを中心としたコミュニティがmonoというオープンソースライブラリを開発し、Linux他のOSで.NETプログラムが動かせるようになっている。
Novellが販売するSUSE Linuxは、このmonoが標準でサポートしているLinuxディストリビュージョンである。
マイクロソフトが今回敢えて提携先にNovellを選び、SUSE Linuxの販売代行まで行うと決定したのには、このあたりの事情もあるのだろう。どうせLinux陣営と手を組むのならば、.NETテクノロジに最も対応したSUSEとその提供元であるNovellと組み、JAVAが優勢な現在の状況を覆そうという目論見もあるのではないかと思われる。
マイクロソフトがそこまでする以上、今後monoの開発にもマイクロソフトが関与することも考えられる。そうなれば、現状特にWindows Formで動作が不安定なmonoが、完全な形で動くようになることが期待できる。WindowsとLinuxの互換性が高まるわけだ。
個人的には、VB.NETで作ったプログラムがLinuxでも使えるようになるのは、選択の幅が広がってありがたい。
逆に、monoがSUSEでしか動かなくなることも考えられますけどね・・・。
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