妹の方のblogに「四字熟語による心理テスト」というのがあった。四字熟語を3つ思い浮かべるらしいので、挙げてみた。
臥薪嘗胆
焼肉車検
不言実行
で。この3つはどうやら、1.「あなたの人生観」2.「あなたの恋愛観」3.「死ぬ直前に、人生を振り返った感想」らしい。ふむ、まあ1と3はいい。問題は、2だ。自分の恋愛観はどうやら、焼肉車検らしい。
ていうか焼肉車検ってなんだ。これは、2年くらい前に沖縄県浦添市沢岻近辺で見かけた、車検屋の前に立っていた看板に書かれていた語句なのだが。いわゆる四字熟語じゃないし、そもそもこの語句の意味するところを自分は知らない。
調べたところに依ると、どうやら「焼肉が焼けるくらい早く車検が終わる」とかいう意味だったらしい。なるほど。自分の恋は焼肉車検並みに早く終わっちまうということだな。でも、自分って失恋してもかなりそういうの長くひきずる傾向があるんですけど。整備不良じゃないですか?
ちなみにこの「焼肉車検」の看板は、今はなくなっちまったらしい。
ところで、臥薪嘗胆で思い出したのだが。トップに置いてある「臥薪嘗胆の図」、あれは確か30になったときに「無職を脱するまでこのイタい絵姿を晒すことで、屈辱を忘れないように」とかいう意味で貼ったはず(3/27付文書参照)だったのだが。もうそんなことすっかり忘れていた上に、「このオタクっぽい風貌、良いじゃん」などと気に入ったりしている有様だ。臥薪嘗胆どころの騒ぎじゃない。
しかし、もう既に無職ではない。いつまでもアレを貼り続けているわけにはいかないのだ。名残惜しい気もするが、そのうちはがさなければいけないだろう。あーあ、あれに代わりうるケレン味溢れた自画像なんて早々思いつかねーよー。ウダウダ。
全然不言実行じゃないし。
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月別アーカイブ: 2005年11月
芸術の秋
秋といえば水瀬秋子さんである。・・・とかいうことを言い出すのは、やはり高尚さからはかけ離れた言動なのだろうか。
HT君が中学の同級生に会うために名古屋に来て、ついでにiAcnも来たので、25日は3人で名古屋の中心街栄をぶらついていた。といっても特に目的があるわけでもなく、時間を無駄にするのも何だからということで、愛知県美術館に入った。
実は荒野草途伸自身は美術館に入ったのは初めて・・・というわけでもない気がするが、明確な記憶が無いので、事実上初めてといっても良いのかもしれない。
そもそも美術や音楽に多少なりとも興味が出てきたのが20代後半になってからの話なので、それ以前にはたとえそういうところに入ったとしても、展示品にはさしたる興味も示さず早々と体感してしまっていた可能性が高い。
なので、本格的に美術品を鑑賞したのは初めてであった。
そんなわけで美術品に対する基礎知識があるわけでもなく、作品の善し悪しとかそんなものが見てわかるわけでもなかった。
ただ、「この作品で作者は何を言いたいのか」という、それが伝わってくる作品伝わってこない作品というものの違いは、はっきりとあった。単純な風景が一つ取っても、この風景を描くべしという意気込みの元に描いたものと、ただ近くに住んでるから漠然と描いたというものとでは伝わってくる何かが違う。そう思ったのだった。
古典作品とよばれるものには概してそういう「意志」が伝わってくるものが多く、ああさすがに長い年月を経て尚収蔵の価値ありと判断されているだけのことはある、と思った。
比して、「現代芸術」と呼ばれているものには、「うーん」と首を捻らざるをえないものが多かった。もちろん全てがそうではなく、むしろ(現代作品であるだけに)古い作品よりも強い共感を感じるものもあったわけだが。逆に、「ハァ?」と思わず声をあげてしまいそうになる作品もいくつかあった。どう見ても失敗作の粘土の塊としか思えないようなのとか、ただカンバスを三色に塗り分けているだけのとか。
移動して3人で夕食を取っているときに、その話になった。黒い布を切り裂いただけ(少なくとも自分にはそう見えた)の作品に対して、HT君と自分が「あれはないよなー」というようなことを言っていると、iAcnが言った。
「いや、あれは自分は、凄いと思った。だって、あの立体的な形状を残したまま思い通りの形に切り裂くのには、相当の腕がいるはずだから。」
言われてみれば、確かにその通りだと思った。やはり、人によって感じ方というのは違うらしい。それに、iAcnは普段からクラシック音楽を聴くなどして芸術に親しんでいるので、そういうあたりに関して敏感なのかもしれない。
自分ももっとこの辺の教養を高める努力をした方がよい。そう思った秋のある日だった。
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カタバミ
「すごいよ!マサルさん」で、フーミンが面接で「特技は何ですか」と訊かれ、「ツッコミです!」と答えるシーンがあったが。「10円玉をピカピカに磨くことです!」というのは、これに匹敵するだけのパワーがあると自分では思っている。
ヒマがあると10円玉をピカピカに磨くという行為を時々やっている。使うのは、カタバミの葉。育てているわけでもないのに鉢の中に勝手に生えて群生するので、せめて有効利用してやろうという思惑もある。
割と有名なことだが、カタバミの葉で古い10円玉を磨くと、本来の銅の色が復活する。カタバミの葉に含まれるシュウ酸が銅を溶かすからである、ということらしい。
しかしシュウ酸というのは何もカタバミに限らず野菜類にはたいがい含まれているはずである。例えばほうれん草のエグ味というのはこのシュウ酸に他ならないわけであるが、しかし「ほうれん草を使うと10円玉がピカピカになります!」とかいう話はあまり聞かない。まあ、食える野菜であるほうれん草を使ってわざわざそんな非生産的なことをする奴はあまりいないということなのだろうが。
なにはともあれ。手元にカタバミと10円玉があれば、とりあえず磨くようにしている。これはもう、趣味といっていいだろう。ここのところ寒くなってカタバミも殆ど枯れてしまったので、最近はあまりこの行為をやってはいないのだが。
いっそのこと、履歴書の趣味欄にもこれを書いておけば良かっただろうか。
来月から入る会社に出した履歴書には「小説書き」とか「鉢植え」というのを書いていたのだが、先日の打ち合わせの際に「あなた、盆栽が趣味なんだってね」というとんでもない誤解を受けたりもした。どうやら「鉢植え」という表現が曖昧すぎたようなので、もっとストレートにわかりやすいものを書いた方が良かっただろうか、と感じたのだ。
だから次に履歴書を書く機会があったら、こう書こう。
趣味:10円玉磨き(カタバミを使用)。
盆栽と誤解された方がまだマシな気もする。
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更新履歴~エウリアンと私
未だに秋葉原界隈に出没するらしい、悪質なる“エウリアン”について、自分の経験を書いてみたのだが、長くなってしまったので「日常の愚痴」の方にアップしておいた。
http://bunsyo.kouyaxatosi.info/bunsyo/a_br13/1122.htm
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更新履歴~アニメ最萌トーナメント2005:AIR陣営支援SS
今月に入ってこっちの方の更新全然出来ていませんでしたが、とりあえず来月から浦添市民になることが決まった荒野草途伸です。
というか今月アップした記事って、アニメ最萌で神奈支援呼びかける記事だけだったんですね。ほんとに、俺の人生これだけなのかよ俺の私生活これだけなのかよ俺の20代これだけだったのかよという感じですね。もう20代じゃなくなって半年以上経つけど。
とりあえず、皆様のご支援もむなしく、神奈様は準々決勝戦にて敗退ということになってしまいました。まあ相手は最終的に総合優勝したキャラですからね、相手が悪かったですよ。というかそれ以前に、殆ど底辺扱いだった“AIR”という作品から決勝トーナメントに進めたということ自体、むしろ奇跡に近いものがあるわけで。それだけでもちょっと感涙ものです。
久々に、自分なりに精一杯戦ったという実感もありましたし。なんだかこれで、ようやく自分の20代を終わらせることが出来たという気がします。イヤ、マジで自分の20代後半って、Key漬けだったから・・・。
まあそれはともかく。最萌も終わってしまったことですし、そのときに投下した支援SSもそろそろAIR SS置き場で公開しておこうかと思います。しかしそういえば自分、観鈴の支援をしてなかったんだなあ・・・。仕事が忙しかったらから、とにかく時間の取れる場合だけSS書いてたってだけなんですけど。
さて、引越の準備をしなきゃ。しかし、今回の最萌で“はにほ”だの“丸焼き姫”だの“小学三年生”だの知って、それらのアニメ見だしたんだけど。沖縄行ったらコレ全部、見れなくなっちゃうんだよな・・・。
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とりあえず、神奈支援
なんかもう、トラブル続きで今の勤め先にはいろいろフンガイしとるわけですが。まああと一週間で終わりなので、とりあえず耐えとくことにします。いや、そのあと一週間とかいうの自体が、そもそものトラブルの発端なんですが・・・。
そんなこととは関係なく、アニメ最萌2005ではAIRの神奈備命が準々決勝まで進んでしまいました。本日11/5、リリカルなのはの高町なのはと対決です。自分は全然知らなかったのですが、なんでもなのはとAIRは支持層がかぶってるらしくて、今までにないくらい混戦になるらしいです。
まあそういうわけで、1回戦以来さぼっていた支援SSを、久々にというかようやく書きました。AIRの神奈エピソードに佳乃編の設定、それに和歌山県北山村特産の“じゃばら”を絡めてみました。AIRの内容を知らないとなにがどう神奈と関係あるのかわかりづらいところが、難点ですが・・・。
これから投票所に投下するので、読んでみたいという方は、とりあえず神奈に投票しに行ってください。読みたくないというのならしょうがないですが・・・。
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