日別アーカイブ: 2004年12月3日

二千円


 沖縄でゆいレールに乗ると、全ての駅で「二千円札を普及させましょう。」という張り紙がしてある。沖縄好きの故小渕首相の発案で出来た、首里城の印刷された二千円札。だから沖縄県民は、二千円札大好きなのだ。少なくともそう思いたいらしい。
 しかし世の中には、二千円札を嫌がる人がいるらしい。中には店員に釣りとした渡されて、キレだした奴もいるそうな。「こんなものを釣りとして渡すとは、どういう了見だ」とか叫んでたらしい。正規の日本銀行券で、五千円札より発行枚数の多い二千円札をこんなもの呼ばわりする方が、どうかしてると思うが。
 梁山泊(http://www.geocities.jp/daikichimaster21/)というサイトに、「2000枚の1円玉」という話が載っている。特に感動的な話というわけではなく、ごく普通の日記である。もし仮にこの2千枚を銀行に持っていったら、手元に来る札は1枚だろうか。2枚だろうか。
 どちらでもなく、「1円足りません」と言われるのが一番悲惨。
 荒野草途伸の財布の中には、今のところ夏目さんしかいない。郵便局のATMからこれしか出てこないから。
-----