本来わざわざ説明するまでも無い事の筈なのだが、「伊勢志摩サミットで安倍さんが言ったとおりのリーマンショック級の危機が起きたじゃ無いか!」とかほざくバカウヨが現実にいたので(ネットで無く、本当の現実)
はがない整理してる隣で電話がけしてる人が、「イギリスの国民投票で安倍さんの言った通りになったじゃないか」とか言われたと話してた。とりあえずアベ信者はリーマンショックというのは国民投票の事だと思ってる経済オンチという事が判明した
— 荒野草途伸 (@xatosi) June 24, 2016
一応説明しておく。
(※「はがない」は「はがき」の打ち間違い、本題とは関係ないので無視して良い。)
リーマンショックとは、米国の金融機関でサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)の過剰貸出による焦げ付きが深刻化し、遂には金融最大手の一角リーマンブラザーズが倒産するに至って金融市場に不安が拡がると共に資金供給不足に陥り、世界恐慌状態になった事件のこと。
一方、今回の連合王国(通称イギリス)EU離脱は、純粋に政治的な問題。(この時点で既にリーマンショックとは全くの別物。)事前予測で残留派優勢と伝えられていた為一時的に為替がリスク回避の方向に走ったが、アルゴリズム取引の自動判断による反対決済の範疇を出ていない。各国中央銀行が対応することは目に見えている為、市場は徐々に落ち着きを取り戻している。元の相場まで戻ることは無いにせよ、今の段階で世界恐慌というには到底ほど遠い。
正しい知識を身につけて、くれぐれもバカウヨや自民党信者が流すデマに惑わされないように願いたい。
内需主導経済に転換してれば為替相場にそこまで日本経済全体が振り回される事もない。只それを実現するにはまず現状の不公正な労働・下請市場を抜本是正する必要があり、共産始め野党はそれを掲げている。自民は逆、昨年の派遣法に続き残業代ゼロ法等労働改悪政策ばかり。外需主導政策も改める気配ナシ
— 荒野草途伸 (@xatosi) June 24, 2016