第二次大戦終了間際、合衆国は社会主義共和国連邦を牽制したいただそれだけの為に、敗北必至の日本に核攻撃を行った。
アメリカの思惑どうり、ソ連の指導者スターリンは大変な動揺をした。アメリカに対抗するために慌てて核開発の指示を出すが、当時のソ連には核物理学者も核燃料であるウランも不足していた。
だが悪運強く、占領したドイツから核物理学者を連行することに成功した。さらにウラン鉱山を持つ北朝鮮を支配下に置き、なんとか核開発の道筋をつけた。
そしてようやく、最初の原爆が完成した。だが、1個しかできなかった。たった1個では、実験と同時に核の保有は失われてしまう。
そこで、スターリンは言った。
「出来た原爆に化学物質を混ぜて、2つに分けなさい。」
多少なりとも核物理の知識があれば、このスターリンの台詞は笑い話にしかならないわけだが。実際には、何がおもしろいのかすら全然わからない人が大半だ。まあ、わからないだけならいいのだが。そのくせして、核保有の議論はしたいだのほざき出す阿呆がいるから、始末に負えない。
例えば石原閣下などは、「日本は2年で核開発が出来る」等と仰ったらしいが。一体その2年という数字は、何を根拠に算出した数字なのか。「原子炉を自前で作れるから原爆も簡単に作れる」という安直な発想でモノを言っているとしか考えられない。
そりゃあ、「作っては見たけど実際使ったときに爆発してくれるかどうかはわかりません!」ってシロモノなら、簡単に作れるだろうけどさ。そんなの開発とは言わない。
こういう技術的な問題だけじゃなく、実験をどこでやるかとか、配備をどうするのかとか。普通に考えて出てくる疑問に、まずどう答えるのかと。「それを解決する画期的なアイデアがある!」ってんならともかく、そういう話は全然聞こえてこないわけだし。
無知な子供が我が儘を言ってるようにしか聞こえないわけですよ。
(まあ、核実験に関しては、これは当然、某国会議員の地元の北海道11区でやるんだろうけどね))
議論議論って、議論も結構だけどね。我々としては、こういう寓話のスターリン並みの低レベルな連中となんか、議論したくないわけですよ。自分程度でさえそう思うんだから、もっと上の、核技術や軍事に詳しい人からしたら、もう頭が痛くて眠れなくなるレベルなんじゃないかと。
「勉強して出直してこい」と。ねえ。失礼だと思わない?
それでもどうしても今議論したいというのなら、2ちゃんねるにでも行きなさい。あそこには言論の自由があるから。
「むやみやたらと核を欲しがるクソウヨ政治家の姿は、金日成・金正日親子の姿にも似て、非常に醜い」
↑知的議論にはそぐわない言論の自由の結果
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カクロン
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