「ヨシえもん」  のびとし「ヨシえも〜ん!」 ヨシえもん「ぐふぅ、俺モス好き〜」  のびとし「聞いてよヨシえもん、ウェチサンが僕のことを、1.5次元だとか言っていぢめるんだよお!」 ヨシえもん「やれやれ、ただでさえ次元が低いのに、さらに0.5下げられちゃったんだね。」  のびとし「ウェチサンを見返してやりたいよお。ヨシえもん、なんか出してよお!」 ヨシえもん「困ったのびとし君だね。仕方ない、秋葉で売り払おうと思っていたアレを出そう。アレ、アレ。」 ぴこぴこーん ヨシえもん「ぐふぅ、G3〜」 ヨシえもん「G3はモトローラが開発した内部RISCのCPUで」  のびとし「余計な説明はいいから、早く使い方教えて!」 こうしてのびとしは、G3を持ってウェチサンへの復讐に向かいました。  のびとし「とは言え、ほんとにこのG3で逆襲できるのかな?ちょっと試してみよう。」  のびとし「お、丁度いいところに  ヨシ人が。あいつで試してみよう。」   ヨシ人「よお、のびとし。相変わらず鉄釘食ってるのか」  のびとし「ふふふ  ヨシ人。そのエラソウな口きけるのも、たった今までだぜ。」   ヨシ人「な、何だ、今日はいやに自信たっぷりだな。バギのくせに生意気だぞ。」  のびとし「どうだ、G3!」   ヨシ人「・・・それがどうした。」  のびとし「え?」   ヨシ人「G3なんか珍しくも羨ましくもないぞ。」  のびとし「い、いやしかしだな。他ならぬこの私がG3を所有しているというこの世にも摩訶不思議な現象に対して然るべき対抗措置を講じてだね」   ヨシ人「うるさい。マジでうるさい。俺のAthron3.6GHzマシンに唾が飛ぶから、あっち行け。」  のびとし「・・・・キレた。」   ヨシ人「え?」  のびとし「お前なんか!お前のパソコンなんか!ええいこうだこうだこうだ」   ヨシ人「ああっ、なにしやがる!」  のびとし「はっはっは、起動画面をむぎさまにしてやったぞ。」   ヨシ人「このやろう、なんてことしやがる」  のびとし「いつまでも9xWindowsなんか使っているからだよ。ところで、2000の起動画面変更ってどうやるんだ?」   ヨシ人「自分だってまだWindows98のくせに・・このエセキューハチ野郎が・・・」 こうして  ヨシ人に勝利したのびとしは、意気も高らかにウェチサンの元に向かったのでした。  のびとし「やあ比嘉杉君。ウェチサンを見なかった?今日こそはぶっ飛ばしてやるんだ。」 比嘉杉君「悪いことは言わないから、馬鹿なことばかりしない方が良い。」  のびとし「駄目なんだ。これは僕の、あいでんちちぃに関わる重大事項なんだ。」 比嘉杉君「そうかい、じゃあ俺は止めないよ。久々にサイクリングでもしてこようかな。」 そしてのびとしはウェチサンと遭遇しました。  のびとし「やいウェチサン!今日こそは許さないぞ!」 ウェチサン「俺もお前を許さないぞ。」  のびとし「そんなことを言って居られるのも今のウチだ!じゃじゃーん、G3!」 ウェチサン「がーん!」  のびとし「はっはっは、驚いているようだな。どうだ参ったか。」 ウェチサン「・・・参った。」  のびとし「うむうむ、そうであろう。そうでなくてはならない。そうであるべきだ。」 ウェチサン「まさか君のエサが、CPUだとは思わなかったよ。」  のびとし「は?!」 ウェチサン「いやわるかった、今までクジラのヒゲが動力源だなんて言って。」  のびとし「いやちがう!そぉうじゃなくてだねえ〜」 ウェチサン「おい  ヨシ人、バギの動力源はCPUらしいぞ。」   ヨシ人「なに、そうだったのか。驚きだ。」  のびとし「何言いふらしてるの!」   ヨシ人「そうか。さっきお前は、こんないい食い物があるよと、俺に自慢したかったんだな。いや悪かった、邪険にしたりして。」  のびとし「食い物じゃない!」 ウェチサン「いや〜、しらんかった。これはぜひ記録しておかなければ。」   ヨシ人「ここに貼っておこう。」  のびとし「駄目!禁止!貼り紙禁止!CPU禁止!」 こうしてのびとしはあっさり負けてしまいました。 ヨシえもん「ぐふぅ、Macを使ったこともないくせにG3を見せびらかしたって駄目なんだよ。ぐふぅ、でもやっぱりMacはいいねえ。俺も次買うマシンは、今度こそMacにするよ、ぐふぅ」 比嘉杉君「それ言うの4回目ぐらいじゃないか?」 あとがき あの頃が懐かしい・・・・