夏の日記

昨日(7/14)は、特に暑くない日だった。
先週までの暑さは、まさに季節のうねりである。
翻弄される人類から確実に体力を奪い取る、そんな気候であった。

宜野湾と中城の市村境、自動車道の通る道すがら。
ここを歩くと、アフリカマイマイの殻が大量に転がっていた。
つい一月ほど前、「喰ってやろう」と画策していたあれである。
必要としていたあの頃、探しても見つからなかった彼らが、
今こうしてその屍を目の前にさらしている。
だが、喰うことはもはやかなわない。それらは既に、自然に
還ったものなのだ。

太陽書房に立ち寄り、Kanonビジュアルファンブックを探す。
無い。
売れてしまったのか、それとも最初から入れていないのか。
少なからぬ失意の中、変わりにぼのぼのを買っていこうと思い立つ。
これも無い。
半ばやけ気味で、「ヘリタコぷーちゃん」第2巻を買った。

道すがらの花屋には、「男性客花束2割引」の立て札。
いずれ謎ジャムの製造実験を行うときに利用しようと思っていた
店であるが、なかなか粋なことをしてくれる。
しかし私が必要なのはジャムの材料であって、花束のような豪奢な
ものではないのだ。

サンエーからも、雪印製品は消えていた。
ジャムなのに。
否、それ以前に、こういう時こそ廉価捨て値で消費者への還元を
行うべきではないか。

帰宅し、シャワーを浴びる。
水は冷たかった。太陽熱温水のでないことが、涼しい日唯一の欠点だ。
 
 

付記:HT君へ。

上記の理由より、Nデータセンターを受けるのはやはり九月になると思われる。
申し訳ない。
 
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