98・共産・バギ星人

(既に、NECの発売する「9800シリーズ」を「98」と呼ぶことは不適切になっているかも知れない。しかし、この場ではあえて「98」と呼ばせていただく。)

 今この文章は、9/30・AM4:31に書いている。まあ、そういう時間はこの際どうでもいい。
 新聞をちゃんと読んでいる人ならわかるだろう。この前、NECが次期標準規格「PC98」対応機の発売を発表し、日本共産党では宮本議長の引退が決定した。まさに、私にとっては時代の流れを感じさせる出来事であった。
 一般的な感覚では、NECと共産党の間にはなんの関係もないと映るだろう。実際、「NECが共産党に企業献金した」なんて話は聞かないし、そんなことは過去にも現在にもなかっただろう。もしあったら、投石して火をつけるぞわたしゃ。
 まあ、もしかしたら共産党が98を導入している、くらいのことはあるかも知れない。共産党のWebサーバーはinfowebだから、たぶん富士通だろうけど。まあ、そういうことをこの際関係ないのだ。ここで問題なのは、きわめて個人的なものなのであり、そもそもここは私の純粋に個人的な場所なのだ。
 向こう側が嫌がっているかどうかはともかく、私と98・私と共産党は、一応無関係ではない。私は98ユーザーだし、私が作るWebページの表紙には、共産党へのリンクが貼ってある。いや、それを言ったら海上保安庁とも関係があることになってしまうが実際その通りで、事実海上保安庁には琉大物理学科のスパイが一名送り込まれているのだ。
 まあ、実際にはこれだけではないんだけども、話を簡単化するためにこれだけと言うことにしておこう。大したことはない。誤差の範囲内だ。どっちにしたって、98を使ってるとか共産党と関係があるとか、そういう人間がいじめられる事実に代わりはない。私がそういう目にあったことはないんだけども。
 そういうことだから、何だか良くわからないけども、今回のこの2件は私にとってちょっとした感慨ものだった。私は、「新時代」とか「逆襲」とか「転覆」とかいう言葉が大好きなのだ。そのせいかどうかは知らないが、幼児期にはよく積み木や茶碗をひっくり返してわめいていたそうだ。
 しかし、新しい道を踏み出したはずの両社だけれども、NECは98シリーズの継続販売を決めたし、共産党は民主集中性を放棄しないと言い切った。どちらも過去の遺物なのに、である。まあ、それがポリシーだというならば外部の人間が口を挟む余地はないし、実際98シリーズが残ることは私にとっては安心である。しかし、民主集中性はどうにもいただけないのう・・・すぐに捨てられないのはわかるけど・・・。ま、ここら辺が営利企業であるNECと左派政党である共産党の違いなのだな。という何だか良くわからない結論を得て、私はこの文書を保存する。

−−−−−−−−−−−−−−

戻る /