A組のAは有月〜リトバスアニメ20話感想〜
前期や今期のアニメ見てると明らかにリトバス意識してスケジュール組んでるなあとしか思えないものが幾つかありますが。うまくいったのでしょうか? 我々は鍵っ子だから、リトバスが攻撃されない限りノータッチですが。
てことで今回は鈴ルート。佐々美では無く、あくまで鈴ルート。クドのルート入ったかと思ったら鈴ルート入って、最近慌ただしいですね。まあ9話で鈴ルートの話自体はやってるから、実質2回目ってとこでしょうか。ただメンバー全員で問題解決に当たった9話と違って、今回は理樹と鈴の二人だけで動いています。助言や支援抜きでこの二人がどこまでやれるようになったか、と言うことを表す話と言えるでしょう。
しかし、鈴は1話から比べて随分成長しましたが、その分増長もしたのでは無いでしょうか。
例えば、今回鈴は盛んに佐々美に謝れ連呼していますが、鈴ちゃん、あなた18話で佳奈多を犯人扱いしたこと謝ってないよね? というか、ここの部分、前回か今回で鈴が佳奈多に謝罪して鈴の成長描写の一つにする、というようなのがあるかなーと思っていたのですが。無かったですねえ。
そういうのも含めて、今回の話は鈴・理樹がまだまだ未熟であるという描写、ということなのでしょうか。
鈴ルートの話で原作では他の子はほぼ出てこない話とはいえ、やっぱり全然出さないと不満が出るだろう、そういう苦心が見て取れるのが小毬の部屋のお茶会の話です。小毬の部屋、というところがわかっててわざとそうしたのか、気づかずにやっちまったのかがわかりませんが。どっちにしても小毬ちゃんの同居人の佐々美さんはどこで何やってるんでしょうね。
そのお茶会でのプチバトル。鈴が「両思い」という単語を口にした途端に女子全員過剰反応。小毬「鈴ちゃん好きな人いるの?」一同「両思いって誰??」唯湖「おねえさんか?」美魚「直枝さんと恭介さんは深い絆で結ばれていますから周りがどうこうしなくても大丈夫ですよむしろ邪魔」鈴と理樹がくっつかないよう牽制しまくり。あったよなあ昔こういうこと。こういうのは男も女も関係なく似たような手口になるんだよね…。
幸い鈴はそっち方面に未熟で理樹が好きだとかそういうのは無い為、何事も無く身の安全が保障されました。
そして今日も、同じくそっち方面に未熟な真人を蹴ったり騙されたりして遊んでいるのです。そっちの方が楽しいものね、わかります。恭介によれば鈴が恋愛する気になれないのは兄が完璧すぎる所為だそうですが、原因はむしろこの筋肉ダルマにあるのかもしれません。
ところで、鈴の保護者面して鈴が恋する日は来るのかなんて言ってる理樹ですが、理樹こそ本気で恋する日は来るのでしょうか。恭介は別にして。まあ、そういう日はまだ先だよというのが原作での終わり方だし、アニメも当然その路線を踏襲するものと思われますが。恭介は別にして。この後たぶん唯湖の話やるでしょうし、そこで多少唯湖と理樹がいい仲になるような事があるかもしれませんが、しかし唯湖は女恭介ですからこれも別として。鈴との仲が深まるようなことがあったとしても、鈴はあくまで恭介の妹ですからやはり別として。
恭介という呪縛から逃れたときが、理樹の本当の恋の始まりなんでしょうね。…一生無理な気もしますが。
来週は、またクドの話に戻るようです。クドの話の間にわざわざ世界の秘密ミッションを挟んで来た辺り、かなり踏み込んだ内容が期待出来ますね。