荒野草途伸ルート >> 日常の愚痴 >> お金も口も出さなきゃ成長しないのです

お金も口も出さなきゃ成長しないのです

 
 
 
 
 
 実は「行政書士になる資格」を持っている荒野草途伸です。(登録はしてないので「行政書士の資格」と言ってはいけない、この辺行政書士のややこしいところ。)
 今年の1月に沖縄行ったのも、沖縄県庁に行政書士の合格証明書を再発行して貰うのが目的だったのです。(宜野湾市長選は本気の本当に偶然だったんです。)ただ合格したのが17年前の大学1年の時でその後すぐ引っ越しちゃったから当時の住所わからなくて、調べるために戸籍の付票を取得したら偶然行方不明だった上の妹の住所が判明したりという事もあったわけですが。まあ、それはまた別の話。
 
 
 で。何で突然こんな話をしだしたかというと。5/9付文書で書いた「知多娘。」の公式ブログに、こんな記事が載っていたからです。
 今回、話が話なだけに著作権とか厳密に行きたいので、コピペは極力避けて内容の要約を。
 
 単刀直入に言うと。
「知多娘。」プロジェクト大赤字。
来ている声優さん交通費とか自腹切ってる状態。
なので、運営しているNPO法人エンド・ゴールが、「萌え☆寄付」という制度を始めたけど、27人しか集まってなくて、金額もイベント経費の半分程度しか集まってない。
 
 とか書くと(注:上の文章は荒野草途伸が「要約」したもので、原文はもっと穏やかですが)、「アイマスごっこやって遊んでるくせに何甘えたことぬかしてやがる」とか匿名掲示板で言い出す人がいそうなので、不詳荒野草途伸が少し補足説明します。
 
 まず。前述のように「知多娘。」を運営しているのは、エンド・ゴールというNPO(特定非営利活動法人)で、そもそもは若者の就職・社会進出支援を目的とした団体なのです。ただ、お仕着せの「就社活動」では無く夢を持った若い人の後押しをしたい、という理念から、声優志望者を支援する目的で「知多娘。」をスタートさせた、ということらしいです。
 さて。NPOというのは制度的には基本的に非営利で活動が反社会的でなければ何やっても良いのですが、実際には公益的な活動をすることを目的とした団体に法人格を与えて活動をやりやすくする、というのが主目的です。エンド・ゴールも若者の社会進出支援という公益性のある目的で活動してます。
 
 非営利とは言え活動していく以上費用はかかるので、何らかの形で収入を得ないといけません。NPOの収入はだいたい、「行政(自治体又はその系列団体)からの補助金」「個人や法人からの寄付金」「事業収入」が3本柱といったところでしょうか。ただし事業収入の場合は、社団法人や宗教法人同様、営利企業と同じだけの法人税・法人住民税が課せられます。
 
 通常のNPOならここまでです。しかし、「認定NPO」という、都道府県から「このNPOは公益性と活動実績があるよ」というお墨付きを得ると、資金面で大きなメリットがあります。
 まず、認定NPOに寄付した人は、寄付額分を所得税控除の対象にすることが出来ます(国税庁:認定NPO法人に寄付をしたとき)。公益性のある(というと今の日本国民の大半からブーイングが出るだろうけど苦笑)政党への寄付が所得税控除の対象になるのと同じようなもの、と考えてください。つまりは、寄付する人にメリットが出る=寄付の増加が見込める、というわけです。
 次に、事業収入を本来の公益活動目的の為に使った場合に、それを「寄付」とみなしてもらえるので、その分課税が減免されます。当然、活動資金に余裕が出ます。ちなみに「知多娘。」関係の物販や入場料は、基本事業収入扱いになります。
 
 現状、エンド・ゴールは認定NPOではありません(少なくとも愛知県のリストには載っていません)。当然、認定NPOを目指していることでしょう。
 しかし調べたところ、認定NPOになるにはそれなりに厳しい条件があります。(自治体としてお墨付きを与えるのですから、当然と言えば当然ですが。)
 そのうちの一つに、こんなものがあります。
>  ロ 【絶対値基準】年3,000円以上の寄附者の数が平均100人以上である(P11)
https://www.aichi-npo.jp/3_NPO_tsukuru/2_setsuritu_kanri/3_nintei/2_1_dounyuuhen.pdfより抜粋)
 
 寄付金が1口3千円というのは、これが理由と見て間違いないでしょう。そしてもう一つ重要な点が、1人でたくさん寄付しても、100人集めなきゃ意味が無い、という事。
 
 
 
 で。そこで、一昨日の時点ではありますが、集まった人数はたったの27名。4分の1ちょっとしかないです。まあ実際には、「知多娘。」関係なくエンド・ゴールに寄付してる人もいるでしょうけど。多分100人には到底及んでいないと思います。
 7/1のオーディションイベントには、250名近くの人が集まりました。その中には1次オーディションに参加して招待された人達もいたようですが(なのでやたら女の子の数が多かった)、「知多娘。」初期の頃から応援しているという人達も、少なからずいたはずで、荒野草途伸みたいに最近入った人間も合わせればおそらく支持者は100人は下らないと思います。
 それなのに。実際寄付したのはたった27人。サイン列にあれだけの人数が並んでたのに、あれはなんなの? と。余りに唖然としてしまって長文書いてしまってます。
 
 まあ、実際「萌え☆寄付」という名称がいかにもただ遊んでるだけの印象を与えてしまって、本気で寄付する気が失せかねないのは確かです。ですが、イベント時の説明で、声優さんが自腹切ってるという事ははっきり明言されていたわけですし。寄付が集まらなければ補助金頼みという事になっちゃうし、そうすると税金でイベント運営してる馬鹿共がいるとか保守政党の参院議員がいちゃもん付けてきてサイン会もイベントも出来なくなるかもしれないんですよ?
 と、ちょっと新参者として、古参「知多娘。」ファンに苦言呈してみました。
 …いや、実際には来てた若い人達の中には学生も多くいたろうし、学生はお金無いから「入場料で3千円払ってるのにこの上さらに3千円なんて払えるかよ」って人もいたのだろうけど。てか、なんで3千円なんだろうね。100人集めろってのは、それぐらいの頭数揃えないと公益性があるとは言えない、って理屈なんだろうなってわかるけど。
 
 
 
 
 
 さて。新参者として古参に喧嘩売ったついでに、「知多娘。」運営スタッフ、具体的には大久保プロデューサーにも喧嘩売ってみましょうか。いいえ、新参者だからこそ言わせて貰います。
 
 キャラクターと中の人(声優)はごっちゃにしちゃいけない、ってのはキャラクター展開する上での鉄則ですが、ぶっちゃけ今の「知多娘。」は完全に同一化しちゃってますよね。
 アイドル声優ブームなんてのは2〜3年前にとっくに終焉したもので、今後「知多娘。」野中の人もアイドル路線で行くのか声優路線で行くのかはっきりさせる必要がありますが。どっちになるんでしょう?
 仮にアイドル路線で行くのなら、「知多娘。」のキャラクターは、いらなくなっちゃいますよね? バーチャルアイドルじゃないんですから。
 声優路線で行くという事であれば、逆に現状、キャラクター設定が弱すぎます。1/10付文書でとりあげた沖縄のお土産品「琉球大戦はぶ☆まん」、これぶっちゃけただのお菓子ですが、それでもパッケージ裏に人物相関表と簡単なストーリーは書いてあります。
 でも、「知多娘。」にそんなのないですよね。少なくとも公式サイトに載ってないですよね。そんなんで二次創作推奨とか言われても、「一体何を作れと…」と言うしか無いです。
 根幹を為す設定までファンの自発的創作に任せるという話なら、それはもはや二次創作ではないです。麻枝准がAngelBeats!でやらかしちまった「設定の丸投げ」です。
 
 …と、批判だけで終わるとただのアンチになってしまうので、一応提言を。「二次創作推奨」はそれでいいとして、その基礎となる設定を作りきれないという事であれば、それは声優同様「公募」してしまえば良いのでは無いでしょうか。最低限の条件は提示して、選考方法は審査員制でも一般投票でもいいですが最終的にはエンド・ゴールが責任持って決定する、という形にすれば、丸投げにはならないでしょう。
 まあこれが最善だとは言いません。アンチじゃない事を示すための言い訳なので。
 そもそもこの方法を採ると、「じゃあその設定の著作権は誰のものになるの?」て問題が発生しますから。職務著作物は雇用主のものですが、ボランティアは業務じゃないですからね。(勘違いしてる人が多いですが、例え会社の命令で作ったものでも、正当な対価が無いなら職務著作物にはなりません。)て言うか、今ボランティアでやってる声優さんにも著作隣接権がある筈なんだけど、その辺どうなってんだろ。
 
 
 
 
 
 …とまあ、こんなところでくだまいたところで、そもそも見てるかどうかわからないっつーか多分見てないんですけどね。まあ、絶対的閲覧数自体少ないから、アンチの餌になることも無いと思うけど。
 
 
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