元々数年前より別サーバに移転していてこちらは一切更新していない状態だったのですが、Google先生がいつまで経ってもこのサーバを本サーバより上位に表示する為、サーバ閉鎖という強硬手段を執りました。
今年は放送大学の授業を録音してたら気がついたら年が明けていたのですがこれはそれによる正月ボケの一種でしょうか
荒野草途伸「マイナスイオンは体にいいとか言うけど、マイナスイオンって要するに電子だよね? β線だよね? という事は、β線を発する機械であるところのブラウン管テレビって実は超健康器具じゃね? エコじゃね? でもエコポイント制度でブラウン管テレビは液晶テレビやLEDテレビに置き換えられちゃったよね。辛うじて電子を発するプラズマテレビは敗退したっぽいし。矛盾してないか? そういえば民主党政権になったらイオン株上がると思ってたけど大したことなかったな」
α「という事を新年早々ほざいているアホがいるわけだが」
γ「嘆かわしい、こんな奴でも国立大物理学科卒とはな」
α「そもそもイオンとは分子が電離状態になったときに、電子を余分に持つか若しくは手放すかという状態にある事を言うのだ。β線はあくまで運動量を持った電子であって、イオンではない」
γ「放射線をイオンと混同するとは、高校生でもこんな間違いはしないぞ」
β「だが待って欲しい、α線は要するに電子を放出し正電荷を帯びたヘリウム原子であるからして、陽イオンと言えなくもないのではないですか」
α「否定はしないがそれがどうしたという感じだな」
β「アルファさんだけがイオンの称号を持ちうるとは。これはなんたる不平等。これが巷で流行の格差社会というものか」
γ「アルファさんというとヨコハマ買い出し紀行を思い出すな」
α「古い上にマイナーな話題を持ち出すではないか。ところでおまわりさんひろしは今どうなっているのだ」
β「古いと言ってもKanonAIRと同時期ですよ」
γ「だがKanonAIR世代は鍵っ子の間では完全に古参扱いだがな」
α「麻枝准が36歳になったくらいだからな。ところで話を戻すが、イオンの称号はそんなに良いものか?」
β「イオンがいいと言うより放射線がイメージ悪すぎるんですよ」
γ「日本人は核アレルギー強いからな。今世紀に入って落ち着いてきてはいるが」
α「アメリカがいけないのだ。スターリンと張り合う為だけに原爆2個も落とした上に、最初の水爆被害者まで日本人から出してしまうという大失態を演じたのだからな」
γ「だがその核アレルギーのおかげで、日本の原子力技術は安全性で世界のトップレベルと認められるようになったのだ。先だってもトルコの原発計画を韓国から奪い取ったところではないか」
α「つまり核アレルギーは必要悪というわけだな」
β「そうはいってもイオンがこれだけちやほやされているのに僕達がこんな悪者扱いとか、納得いかないですよ。生化学的にはイオンの方が有害なのに」
α「もてはやされてるのはマイナスイオンだけだがな」
β「だから僕も、マイナスイオン並みにもてはやされたいんです」
γ「あきらめろ、そもそもお主の危険性は兵器利用が研究されるレベルだ」
α「そもそもお前がいけないのだ。大人しく原子核の周りを適当にうろついておればよいものを、なまじ観測可能な運動量など持つからいけないのだ」
β「アルファさんは原子核だからそんな事を言うんです。僕がどこにいようと僕の勝手でしょ」
γ「お主はフリーダムすぎる」
β「鉄板を貫通するガンマさんに言われたくないです。どこでも行き放題じゃないですか」
γ「鉛にはかなわないがな」
α「だが奇妙なものだ。物理的に最も安定とされる鉄でも化学的に最も安定とされる金でもなく、よりにもよって鉛が我々の最大の障壁であるとは。しかもその鉛自体が人体に有害だというのだから、皮肉なことこの上無しだ。」
γ「そもそも人体に有害でないモノなどこの世に存在するのか」
α「思い当たるモノが無いな」
β「情報ですら有害判定されるご時世ですからね」
α「人間とは厄介な存在だな」
γ「ところで、件のアホはどうするものであるか」
α「放置すればいいだろう。CIAにかまって欲しくてバギ星人を名乗っていたようなアホだ」
β「そんな過去もありましたね」
γ「『過去』なのか怪しいがな」
この程度の内容を書くのに一週間もかかってしまった。新年早々これだ。年々能力が衰えている。
ちなみにこの内容は、マイナスイオン発生機能付きの加湿器に水を補充していて思いついたのだが、ぶっちゃけマイナスイオンには全く期待していなくて、PCの隣で動かすことで気化熱でCPUとGPUの温度が下がることを期待して使用しているだけである。
どっちにしろ間違っている気がしてならない。
要するに、3種類ある放射線「α線」「β線」「γ線」を用いたパロディだったわけですが。まさかこの2ヶ月半後、放射線・放射能がこんなに世間の注目を集めるようになるとは思いませんでした。
しかし、上の文章で自分、「日本の原子力技術は安全性で世界のトップレベル」とか言っちゃってますね。いやまあ確かにあんな事故があった後でこんな事を言うのは何ですけど、でも、じゃあフランスやアメリカの原子力技術は日本より上なの? と思いますね。実際、福島第一原発に投入されたフランスやアメリカの防災技術はあんまり役に立たなくて、結局日本の技術を投入して収束に向かい始めた、と自分は理解してるんですが。
しかし、みんなの党とか大阪維新の会とか、取って付けたように脱原発を唱えだしたけど、お前ら一昨年にはどういう立場だったよ? と、とことん追求してやりたいですね。あ、大阪維新の会は一昨年にはまだ無かったんだっけ? 大阪のことは大阪の人が決めることだから、大阪の地域政党の事なんて知ったこっちゃ無いし。どうだったか良くわからん。調べる気にもなれない。
とりあえず今心配なのは、東京電力が国有化されることで、本来電気料金の値上げで賠償資金まかなわなければいけないところを、税金投入で代替されてしまうのでは無いか、という懸念ですね。国税には、原発の恩恵を一切受けていない沖縄県民から徴収した税金も含まれている、ということをどうかお忘れ無く。
沖縄といえば、沖縄社会大衆党は去年結党60周年だったようですね。自分の所にも記念誌が届きました。て言うか社大党のサポーター制度ってどうなったんだろう、会費請求も来ないんだけど。