一太郎創・めも
一太郎創の発売から10日以上経ってしまった。
本来なら発売翌日、遅くとも連休最終日にはレビューをアップする予定だったのだが、体と精神がとっても不調で、家に帰ったらずっと寝ているという状態だったので、書くことが出来なかった。
折角発売初日に手に入れたのに。
そんなわけで、レビューとしてはちょっと時期遅れになってしまった。ので、あくまで「メモ」という形で、評価をしてみたいと思う。
以下、ほぼ箇条書き形式で、各製品の批評というか、感想というか、何度も言うようにメモ書きを書き連ねておく。メモ書きは気づいたときにその場で付けたものなので、→で後から補足を入れてある。
ちなみに、今のところ一番よく利用しているのは、ATOK2011、次にOREPLUGといったところである。まあ、予想通りだ。
その辺のことも踏まえた上で、「メモ書き」を読んでいただけると幸いである。
ATOK2011
- 初期セットアップでATOKパレットが表示されない。Windowsの言語バー使えとかありえない。設定変更で使えるようになるが、再起動を要求されて、めんどくさい。せめてセットアップ時に訊くべき。
→ヘルプには一応方法が書いてある。ただ、そのヘルプを出すのにえらい苦労させられた。それはWindows言語バーの糞仕様の所為だと思うが、だからこそ「なんでWindows言語バーなんか使わせるんだ」という話になる。
ちなみに、設定変更の方法は、
- 1.ATOKプロパティの「入力・変換」タブの「入力補助」−「特殊」で、「テキストサービスを使う」を無効にする。その後再起動。
(※Windows7の場合。XPでは必要無い。ちなみに、一回無効にすると、この設定項目自体が出てこなくなる。)
- 2.「入力・変換」タブの「表示」で、「ATOKの状態を言語バーで表示する」のチェックを外す。
一応、これでOK。ただし、今まで使えていた「半透明表示」の機能が無くなっている。ATOKの機能の中でもかなりお気に入りな部分だったのに…。
- 「んんお」でちゃんと「の」にしてくれた。有り難い!
→発売前から謳われていた機能。自分は特に最近タイプミスが多いので、これは正直有り難い。
- ・やっと学習結果を引き継いでくれるようになった。
→2010までは、登録単語を引き継ぐだけで学習結果は引き継いでくれなかった(使用上は筆意でいたのかもしれないが、実態としては全然引き継がれていなかった)が、2011は候補順位も変換履歴も省単語入力も引き継いでくれた。
学習やり直しを覚悟していただけので、これは時間が節約できた。…まあ、本来当然あって然るべき機能なんだけど。
- 「あn」で変換候補を出す(TABキーを押す)と、「あなたに家はありませんよ」というのがトップに出てくる。…何が言いたいの?
→たまたま見つけて気になったからメモしておいただけで、特に深い意味は無い。…しかし、そんなフレーズを使う人がいるのか?
一太郎創
- シート切り替えの時の画面効果がウザい。「オプション」−「操作環境」−「視覚効果を有効にする」をしないに設定すれば従来通りになる。
→これは主観の問題だから、取り上げるかどうか迷ったのだが…。荒野草途伸自身がウザいと感じたのは事実なので、一応書いておく。
- ・アイコンでかい。
→今まで小さいアイコンに慣れていたので、ちょっと戸惑う。まあ、使い勝手が悪いわけではないので、そのうち慣れるだろう。MSOffice(2007以降)の糞インターフェースに比べればずっとマシ。
ただ、花子2011とUIが統一されていないのは気になる。ジャストシステムのUI不一致は今回に始まったことではないが…。
- HTML出力は相変わらず
→スタイルシートも定着したし、そろそろレイアウト通りHTML出力するようにしてもいいんじゃないだろうか。
現実には文書のやりとりはjtdではなくHTMLでやる(やらざるを得ない)ので、ちょっと検討して貰いたいものだ。
ついでに、HTML5に対応できれば、かなり強力なウリになるのではないか。次バージョンが出る頃には普及が始まってるだろうし。
花子2011
一太郎OLEPLUG
- メニューわかりづらい。何で英語…?
→あれだけ「日本語」にこだわってるジャストシステムなのに、なんで英語メニューなんだか。世界展開を狙っているのかもしれないが、そんなのカタログ変えれば済む話だろうし…。
つーか、わかりにくいんだよ。色も付いてないし。
- 通常版のSyurikenが起動していると、ポータブル版Syurikenは起動できない。その代わりSyurikenのバックアップはそのまま利用できる。
→要するに今まで使ってたSyurikenが設定含めてそのまま使える、という事。メールサーバの設定とか1からやらないといけないと思っていたので、これは便利。
- ・FireFoxも同様。
→普通のfirefoxと何ら変わらない。アップデートも普通に出来る。USBだから起動がちょっと遅いぐらいか。
- USB接続部の金属部分が露出していて不安。簡単なカバーくらい付けてくれればいいのに。とりあえずセロテープでカバー作ったが…。
- 「OREPLUG」と「OREPLUGDATA」の二つのドライブが出来る。
「OREPLUG」の空き領域が400MBしかないので最初びっくりしたが、どうやら「OREPLUGDATA」での分が使用領域に含まれているらしい。
「OREPLUGDATA」の空き領域は2.5GBある。空き領域としては十分。
ここに、プログラムをインストールすることも可能だが、ATOKポータブルは使用できない。
- OREPLUGにランチャーみたいな形でプログラム追加機能がついて、そこから起動すればATOKが使えるようになればいいのに。
- 出先で自宅と同じ環境が使えるのはかなり快適。
- USB1.0しかない環境だと、かなり遅い。これはまあ仕方あるまい。
- 画面サイズが違う環境で使うと、表示されないことがある。
→要するに、でかい画面で右下の方に配置した状態で閉じると、その位置が保存されてしまって、次に狭い画面で開いたときに画面上は存在しないポジションで表示されてる状態になってる、という事。
正直、これはかなり困る。画面サイズは取得できるはずなんだから、範囲外にあったら位置補正するようにしてくれないと。異なる環境で使うことが大前提なのに、これはダメ。一応、最大化すると表示は出来るが…。
- ATOKのAI学習機能は付いていない。
- OreNoteの実ファイルは「(OREPLUGDATAドライブ):\Env\AppData\Roaming\Justsystem\OreNote\Documents\標準」にテキストファイルで入っている。
- IDISKBackupの機能はついているが、「インターネットディスク」とファイルを同期・やりとりするツールはついていない。必要なファイルは全部インターネットディスク上にあげるようにしてるし、むしろこっちの機能を付けて欲しいのに…。
ソプラ
- Twitterに関しては、タイムラインを一太郎に転送できるだけ。一太郎で打った文章をソプラに転送してTwitterに投稿、という事が出来るわけではないらしい。正直、意味ねー。
追加セットアップディスク
とりあえずこんなところ。諸事情であらゆるモチベーションが限りなく0に近い状態にあるので、これだけ書くのが精一杯。
ちなみにこの文章は一太郎創で書きましたが、HTML化するとDIVのオンパレードになるので手打ちでかなり直してます。せめて連番くらい、OLタグにしてくれよ…。
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