荒野草途伸ルート >> 日常の愚痴 >> 2008年9−12月分blog
9/2
俺が言う事じゃないが福田さんお疲れ様
 週末からずっと体調悪くてここ数日文字通り一日中寝てて、今日の昼過ぎにやっと起き出してきてWeb見たら、なんか麻生が総裁選に出るとかあってなんのこっちゃと思ったら、福田首相が辞任表明してた。


 まあ建前から言えば荒野草途伸は共産党支持なので自民党の総裁が誰になろうが関係ない、っつー話になるのだが。本音を言えば、ちょっと福田さんがかわいそうだなあ、という気がする。

 いやだってね。安倍内閣の頃からそうだったけど、閣僚とか自民党の幹部とか議員とか、全然言う事聞かずに勝手なことばっかりやってる、って、端から見ててそういう印象があったから。ほんとにこの政党は大丈夫か?って思う。
 何とか辛うじて一枚岩な民主党の方がまだましなのかもしれんなあ。・・・代表戦は、絶対やった方が良かったと思うけどね。


 福田さんからすれば、「俺の実力はこんなもんじゃないのに」という無念を残しての辞任なんだろうなあ。それか、もしかしたら逆に、「俺の実力はこんなものだったのか」という落胆含みなのかもしれない。
 そう考えると、今の荒野草途伸の状況ともなんか被ってきて、ちょっと同情を覚える。


 て事で、次の総理総裁の最有力は麻生太郎らしいが。自分からすれば「麻生どうでもいいよ麻生」なので、とりあえずコメントしない。アキバオタクとかまた変な造語つくるのはやめてねとしか。



9/4
超空間な日々
 一日12時間睡眠が収まらない。早寝早起きどころの騒ぎじゃない。
 ・・・休職延長は正解だったのかもしれない。医者をなめてはいかんということか。

 て言うか今日、てっきり水曜日だとばっかり思っていたのに、気がついたら木曜日だった。え、まさかとは思うけど、水曜日丸一日以上寝てた・・・? なんか記憶がないんだけど。
 明日通院日なのに、危うく忘れるところだった。超危険。


 会社からは復職に向けていろいろ要求されているんだけど、その一つに、「戻ったときにどんな仕事なら出来るか、考えておいて欲しい」というのがある。
 ・・・正直な話、この要求が一番難しい。何が出来るかって、もう今正直わからない。やったことない事なんてやっぱり出来る可能性としては低いし、かと言って昔出来ていたことが今出来るかっていわれたらあまり自身がない。
 だって、休職直前には「自分は仕事ちゃんと出来てる」って思ってたのに、実際には出来てないって評価下されたわけだから。自分で出来ると思う事なんて、超当てにならない。



 確実に出来ることと言ったら、ブログであほなこと書くことぐらいだなあ。・・・こんなの、会社にとっては何の役にも立たない能力だけど。





9/6
杏さん主義は人と人とのつながり
 夕べは、夢の中に藤林杏が出てきた。
 今日はなんだかいいことがありそうだ。



 昨日は、3件ぐらい用事をこなした後、前の会社のMM君・UE君といっしょに、南城市玉城のベジタリカというカフェで夕食会をした。
ベジタリカから見る夕日
 MM君は先日学科同級生の飲み会に連れて行って(彼は琉大物質地球科学科1期生=物理学科の後輩 でもある)、そこで不発弾と化したので強制的にタクシーに放り込んで帰らせたばかりなのだが、UE君は前の会社を2004年に辞めて以来ずっと会っていなかったので、実に4年ぶりという事になる。
 久々に話が出来てよかった。



 昨日は、一昨日までと打って変わって、非常に調子がよかった。やはり人と会うというのは大事なのかもしれない。

 これで、恋人でもいればきっと毎日でも会ってくれるんだろうが、残念ながらそういう人物はこの33年半の間一度も存在したことがない。とりあえず鬱が治るまでの間、仮の恋人をレンタルするというのはどうだろう? 当てはないけど。あ、でも、こういうのってなんか新しいビジネスモデルにならね? 誰かやらないかな。アイデアは丸ごとあげるから。


 まあ、とりあえずリアル恋人はいないので、二次元で我慢しよう。夕べ杏が夢の中に出てきたから、当分は藤林杏が俺の嫁って事で。


 あ、そうそう、俺の嫁の藤林杏は9/28にアニメ最萌の2回戦に出場するので。よろしく。




9/10
そらに消えてった打ち上げ花火
 自民党総裁選告示。表向きどうでもいいとか言いつつもこうしてブログのネタにするあたり、自分ってもしかしてツンデレの気があるのかなとか思ったりもする。


 それはいいとして、今回の総裁選のこの候補者の多さにはちょっとびっくり。結局出なかった人も含めると7人? という数が名乗りを上げたのを見ると、一見すると「自民党の総裁選は盛り上がってるね」という印象を持ってしまう。

 だがよくよく観察してみると、立候補断念した人の目的が単なる売名目的だったり、立候補した人も勝ち目云々以前にとにかく出ることが目的化しているような印象があったりして、今までの総裁選とはずいぶん空気が違うなという印象を受ける。
 例えて言うならそう、夏祭りの最後に打ち上がる花火の、フィナーレのあの盛大な連続打ち上げの如し。


 全部がそうではないだろうが、立候補/立候補検討した人は、「これが自民党最後の総裁選になるかもしれない」という思いから、最後のお祭りだとばかりに名乗りを上げた人が多いんじゃないだろうか。
 そう考えるとまさにこの総裁選は、自民党終焉前の最後の花火だということになる。


 沖縄はそうでもないが日本国内のほとんどの地域はとっくに秋になっていて、夏祭りと言うにはちょっと遅めのこの時期ではあるが。今年でもう最後になるかもしれない政界の夏祭りを、皆さんせいぜい楽しんでくださいね。
 荒野草途伸より自民党支持者の方々へ。




9/17
入院検査
 一日入院、と言うか一晩入院検査をしてきた。

 会社から産業医の方にもかかるように要求されて、行ったら無呼吸症候群の検査をすることになって、つい先程帰ってきたところ。
 4時ぐらいで目が覚めてしまったのだがコードとかいっぱい付いてて動けないし、正直つらかった。


 今日はこれ以上書く気がしない。台風の所為で気圧が下がっている成果、あまり調子がよろしくないようだ。



9/18
お米と言ったら遠野美凪
「あきたこまち」に萌え系イラスト JA、若者獲得狙い』(asahi.com)

 これは、マリッジロワイヤルの秋田小町・・・では無いのか。でも原画が西又葵だし、限りなく意識してるのは間違いないんだろうなあ。

 Planetarianの「ほしのゆめみ」の影響で、それまで大不振だった北海道産「ほしのゆめ」の売れ行きが急上昇したみたいに、秋田県産あきたこまちの売れ行きも急上昇するのでしょうか。

 しかし、東京の百貨店には店頭に置くのを断られたのか。どこの百貨店か知らないが、小田急と伊勢丹か? けしからんなあ。

 とりあえず、22日からJAうごのホームページで通販受付するとのことです。


 今度は、全農あたりで、遠野美凪を起用して「日本人はお米族」キャンペーンみたいなのをやってくれないかなあ。


9/20
中二病
 16日に受けた検査の結果が出た。検査そのものの結果は、全く問題無いというものだったのだが、医師から「問診などから判断して、慢性疲労症候群の疑いがある」と言われた。

 この病名を聞いたとき、正直、愕然とした。と言うのも、この病名は自分にとって決して縁のないものではなかったからだ。

 小説桜落葉陶芸部でも冒頭で少しだけ触れているのだが、中二の時私は原因不明の病気で半年ほど学校を休み、入院までしている。目覚めると既に夕方で、日が暮れるとともに眠気が襲ってくる、赤い夕日しか記憶に残らない日々。入院時には毎日毎日嫌になるほど検査を受けながら結局何の病気かわからないまま退院した。
 秋の終わりに体力が少し回復したので復学して、そのまま卒業し、高校も特に問題無く進学している。ただ、結局病名はわからなかった。
 その後、妹が全く同じような症状でやはり学校を休んで入院してしまった。この時妹に下された診断が、「慢性疲労症候群」であった。私自身はその頃既に通院はしておらず当然医師の診断も下されていないのだが、状況判断からして自分もこの慢性疲労症候群であったと考えられる。


 その当時、慢性疲労症候群は「原因不明」且つ「治らない病気」と言われていた。
 そもそも、アメリカで最初にこの症例が報告されたのが自分が入院したかしないかぐらいの頃であり、伝染病なのか遺伝病なのか精神疾患なのか内分泌系の異常なのか、否それ以前に症例の切り分けすら出来ないという状況であったのだから、致し方ない。

 二十歳で琉大に入って最初の健康診断の時、問診票の既往歴に「慢性疲労症候群の疑い」と書いたところ、問診担当の研修医がそれをみてものすごく申し訳なさそうな顔をしながら「これってまだ治ってないですよね…?」と訊いてきたので、その時点ではまだ不治の病のままであったのだろう。
 それを書いた所為か知らないが、その後大学の医療センターから訳のわからない強制治療みたいな事をされておまけに金銭トラブルになったこともあり、正直うんざりして、その後この病歴のことは出来るだけ書かないし言わないようにしてきた。

 ただ、その頃から「自分の体の中には爆弾を抱え込んでしまっている」という意識が、心のどこか、潜在意識の中に影を落とすようになっていた気がする。


 その後紆余曲折ありながらも何とか就職し、価値観にもよるが一応問題無いと言えば問題無い生活を送ってきたので、この病名のこと自体すっかり忘れていた。なので、今の精神科の主治医にもこのことは伝えていなかった。


 そして今日、爆弾は破裂した。否、破裂が確認されたと言うべきか。
 考えてみれば、うつ状態・体力低下・1日12〜20時間の睡眠と、中二の時の症状と今の症状は酷似している。再発したと考えてほぼ間違いないだろう。
 ただ、改めて調べてみたところ、20年経っただけあってだいぶ研究も進んでいるようで、もはや不治の病というわけでもないらしい。それには少し安心した。

 とりあえず、沖縄の国立病院にもその分野に詳しい医師がいるとのことなので、来週にでも診察を受けてみるつもりだ。



 これとは一応別件になるのだが、休職期間が今年いっぱいに延長されることが決まった。高齢・障害者雇用支援機構というところが実施しているリワーク支援制度を使って職場復帰訓練をしようとしたのだが、通例だとだいたい3ヶ月くらいかかるケースが殆どとのことで、会社や精神科の主治医と相談の上で、今年いっぱい休職するという事で方針が決まった。
 ただ、この時点では慢性疲労症候群の事は誰の頭にもなかったので、もしかしたら状況が変わってしまうかもしれない。まあ、中二の時もちゃんと復学できたので、全然悲観視はしていないのだが。

 ちなみに、先日職場の同僚から12月に結婚式をする旨連絡のメールが来た。7月にも一人結婚式を挙げているので、結果的に自分の休職中に同じ部署から二人も結婚することになる。
 人が休職してる間に…と、さすがにこちらはちょっとごちりたくなるが、どうしようもない事である。それにまあ、自分には藤林杏がいるし。二木佳奈多もいるし。



 とりあえず、中二の頃の状況を思い出しながら、いろいろ対策を考えてみたい。




9/27
リワーク初日
 昨日から、高齢・障害者雇用支援機構のリワーク支援に通い始めた。

 最初は1日1時間、これを来週からは月水金の週3回通うことになる。慣れてきたら徐々に時間を長くして、仕事に復帰する為の地ならしをしていく、というものだ。

 初日だったしその後医院の予約を入れていたのであまり多くのことは出来なかったが、とりあえず暫くは「大人の塗り絵」というものをやってみるらしい。塗り絵というか、要するに下絵だけ描かれた絵にちゃんとした色をつけて完成させるというもので、うまい人がやるとなかなか見事な作品になるらしい。


 まあ、とにかく今は何も考えず通うことだけを考えることにする。とりあえず朝は起きれているので全く問題は無い。と思う。


9/28
政治問題にしてやる!
 今日は調子が悪くて起きたのが11時半ぐらいになってしまった。
 那覇市民会館で開かれる「おでかけライブin沖縄」に行く予定だったのだが、どうしようかなあと思って取材者のページを見たら

 ●緊急のお知らせ● 28日(日)おでかけライブin沖縄に参加予定の方へ
 開催中止。

 中を見ると、どっかのブログで喧嘩かなんかあってサークル参加者に危害を加える発言があったのを偶然那覇警察署が発見して、主催者と会場管理者である那覇市に開催中止勧告を出したところ、那覇市が(一方的に?)会場使用取り消しを通達して、やむを得ず開催中止に追い込まれた、という文面に取れる。
 少なくとも、主催者側は現状訳がわからないという状態のようだ。


 なんというかねえ。毎回コミケット準備会に出されているような「不特定多数を攻撃対象にするぞ」みたいな脅迫状ならともかく、個人間のいざこざによるものでしょ? あまりにも過剰反応じゃないかと思う。
 まあ、警察は確かに防犯を主目的とした組織だから、疑わしい場合は中止勧告を出さざるを得ないのだろうけど。問題は、那覇市の対応だ。文面見る限り、「9月22日夜、会場使用取消を通達され」、「9月24日、スタジオYOUは同イベントの中止を決定し」とあることから、一方的に那覇市から会場使用取り消しを通告されたと考えて間違いないだろう。

 那覇市民会館でのイベントなんてそんなばかでかい規模でもなし、ちょっと警備強化して入場者の持ち物検査でもやれば、事件は十分に防げるレベルだと思う。少なくとも、そういう方法を主催者側と協議すべきだったと思う。

 同人イベントとはいえ、表現活動の場なのだ。それを理由はどうあれ行政権力で叩き潰したという事実を、那覇市は深刻に受け止めるべきだ。
 以前、プリンスホテルが日教組の教研集会の予約を一方的に取り消して裁判所から違法判決食らったことがあるが、これと同種の事例と考えるべきだ。いかなる理由があれ、言論や表現活動が、暴力によって潰されることなど、決してあってはならない。ここは民主国家日本なのだから。


 とりあえずこの件は、10月にある那覇市長選の争点にすべきですな。絶対に。



10/2
CLANNAD2期おあずけ
 今日から関東ではCLANNAD2期の放送が始まるらしいが、BSでの放送はまたしても1ヶ月遅れなので、沖縄在住の自分は見れない。

 どういうつもりなんだTBSは? 地方在住の鍵っ子なんか後回しで良いと、そういう話なのか?
 こんなだったら、AIRの時みたいにBSだけで全国一律放送にしてくれた方がまだましだよ・・・。


 ・・・来年のTBSの株主総会に出席して、この事追求してやろうかなあ。



10/3
かなたんかなたん
 年初の文書でも書いたとおり私はリトルバスターズの18禁化には反対の立場であったのだが、国立病院にかかったら「佳奈多分欠乏症」という診断が下されたので、やむを得ず北谷のGoodwillでリトバスEXを買ってきた。

 ・・・いやまあ、国立病院のくだりは嘘なわけだが。猛烈な「佳奈多シナリオがやりたい」という誘惑に勝てずに、買ってきてしまったのは事実だ。でまあ、ここ数日はずっとそれをやっていた。

 で、とりあえず佳奈多含め追加3シナリオは終えた。やっぱり自分は、佳奈多とか藤林杏みたいな、超キッツい事言う姉系キャラが好きなんだなあとしみじみ思う。


 ついでだから、3シナリオの感想をざっと書いておこう。出来るだけネタバレは無いようにしておく。

二木佳奈多:
 完全なる「三枝葉留佳」シナリオの続編。これやってなかったら、まるで意味がわからない。そして、葉留佳シナリオも佳奈多シナリオをやらないと内容の理解がいまいち不十分になる。つまりは、2つでワンセットになっている。そう考えると、佳奈多シナリオの事後追加は最初から既定事項で城桐央はそれを前提にシナリオを組み立てていたのかと、妙に納得してしまう。
 内容は、自分みたいに佳奈多大好きな人なら満足の出来。ただラストがちょっと無謀すぎると思うので、客観的に見れば・・・どうだろ。お薦めというにはちょっと責任持てないかなあ、というレベル。

 あと、シナリオはまあいいんだけど、追加の立ち絵があまりにも無印版との落差がありすぎて、正直なんじゃこりゃて気分。たった1年しか経ってないのに、何でこう樋上いたるの画風はころころ変わるのか。て言うか顔の比率がまず合ってないし。さすがに、物差しでも使ってちゃんと計算したら?と言いたくなる。
 あと、相変わらず葉留佳の私服はアレなんですね、と。

笹瀬川佐々美:
 シナリオの展開はあまりにも予想通りで正直笑ってしまったが、内容は結構楽しめた。少なくとも自分の中のさささ好感度はかなりアップした。
 これ以上書くと、ネタバレかな。内容量はそんなに多くはなかった。ラストは割とすっきりして、まとまっていると思った。高出力だが安定感に欠けて当たり外れも大きい城桐シナリオに対し、MAX値はそこそこだが全体的に安定して楽しめる都乃河シナリオ、といった感じになっていくのだろうか。

朱鷺戸沙耶:
 うーん。正直まあ、「今回僕は佳奈多だけが目当てでしたから何の不満もありませんよ」というのが波風立てない言い方だろうか。
 正直、シナリオ構成が「え?」と言いたくなるような組み立て方だし、内容も中学生の落書きノートレベル。麻枝シナリオ、ということで期待してると、相当がっかりするはず。まあ麻枝も、智代アフターの前歴が示すように当たり外れがあるからなあ・・・。て言うかそもそも麻枝、シナリオからは引退するんじゃなかったのかよ。


 とここまで書いてふと、Keyスタッフは今回のEX制作にあまり乗り気でなかったのでは? という説を思い出した。確かにそれであれば、いたると麻枝の仕事のグダグダぶりも説明が付く。
 まあ、あくまで憶測に過ぎないが。



 とりあえず結論としては、
             「かなたんかなたん」。
これ以外あり得ない。いろんな意味で。

10/10
A系B系C系
 ニコニコ動画に、志位和夫チャンネルというのが出来たらしい。

 従前より共産党の公式サイトでも配布していた志井委員長の街頭演説の動画なんかを、こっちでも配信することにした、って感じみたいだ。
 まあ、取り組みとしてはいいんだけど。どうせなら、もっと踏み込んだこともやって欲しいという気もする。例えば、日本全国の共産党員にビデオカメラ持たせて、日本の現実をリポートさせる番組風のものを作るとか。

 ・・・まあ、資金的に難しいんだろうな。


 これとは全然関係ないんだけど、2週間くらい前にどっかの報道で「民主党は地方では善戦してるけど都市部では結構厳しい」なんて記事があった。その時は、都市部でまだそんなに自民党支持根強いのか!? 都市住民はアフォか。と思ったが、よく考えたらそれは違うんじゃないかという気がしてきた。
 おそらく、自民党支持は地方と同じくらい落ち込んでるけど、それが民主党に流れずに共産党に食われてる、ってことなんじゃないかと思う。この半年で、埼玉県議補選とか京都市議補選とか、共産党が1人区で勝っちゃってる例が相次いでることが、それを裏付けている。

 共産党は次期総選挙では京都1区を必勝区に位置づけてるらしいけど、実際にはもっと取るんじゃないかと思う。民主党が二次公認を選挙直前まで引き延ばしてるのも、共産党との協力とか協力は無いにしても情勢分析を見てとか、そういう小沢一郎の戦略があってのことじゃないかと。

 とりあえず他県の情勢はこれ以上はわからんからあとは何とも言えんけど、個人的には沖縄1区は共産党が取れるんじゃないかと思う。2,3,4区で社民・民主とどう協力できるか次第だと思うけど。




10/11
日本国政府による株式市場介入を
 10日、東証株価指数が暴落した。どっかにリンクを張るまでもないだろう。世界的、というか欧米の金融不安の煽りを受けたもので、日本にとってはとばっちりという他ない。

 対策としては、欧米に於いて公的資金を金融市場に注入するしかないと言われている。そして欧州では、既にその方向に向かっているらしい。G7諸国で、現時点で金融市場への公的資金注入の方向に向かっていないのは、米国と日本だけなのだそうだ。

 とにかく米国が何かしないことにはこの事態は収まらない。これはまあ、揺るぎない事実だろう。だからといって、日本は今回関係ないから何もしませんよ、ということでよいのだろうか。
 否、そんな事は決してない。むしろ、「今回特に何もする必要がない」と市場から思われている日本政府が積極的に動いてこそ、事態の打開には大きく寄与する。


 では、具体的にどこに介入すべきかと言ったら、そこは足下の国内株式市場であろう。
 外国の市場に日本国民の税金を使って介入することは、いくらなんでも税金の使い道として理屈に合わなさすぎる。が、日本の株式市場であれば「日本の金融市場の安定化の為」と言う大義名分は成り立つ。

 ここで、二つの問題が出てくるだろう。1つは、10年前の住専問題の時のように、国民の税金をどぶに捨てる結果につながらないかという懸念。そしてもう一つは、国内株式市場に日本政府が介入したところで世界的な金融不安に対応できるのか? という懸念だ。
 答えとしては、どちらも問題ない、と言う回答になる。


 1番目の問題について。
 住専問題の時は、買い取る対象が明らかに回収不能な不良債権であった。だから、税金をどぶに捨てるな、という議論がわき起こった。
 だが。今回国内株式市場に介入したとしても、それは税金をどぶに捨てることにはならない。何故なら、今の日本の株式の大半は、不良債権でも何でもないからだ。むしろ、優良企業の株価が異常なまでに下がりすぎていて、資金さえあれば買いたいと思っている人間がいっぱいいるくらいなのだから。
 むしろ、時期が来て株価が上がればそれは利益になるし、そのまま持ち続けても配当収入が入ってくる。日本国の財政にとってプラスになりこそすれ、マイナスになる懸念はほとんど無い。
 だから、少なくとも税金をどぶに捨てるということにはならないだろう。


 次に、2番目の問題について。
 今起こっている問題は、欧米の金融機関が資金不足に陥ってそれ故に欧米の金融市場がパニック状態に陥っているということである、だから日本政府が日本の国内市場に介入したところで問題は収まらないのでは? という疑問を持つ人もいるかもしれない。
 だが、そうではない。それについて、日本政府が国内株式市場に介入するメリットとして以下の2点を述べよう。

 まず1つは、日本国内金融市場の絶対的な安定化の保証である。今の金融パニックは、とにかく安定化のよりどころが無くて市場が右往左往しているような状態である。
 そこで「どんなに世界金融市場が混乱しても、日本だけは絶対に大丈夫」という強力なメッセージを発することが出来れば、市場はそこを拠り所に落ち着きを得ることが出来るだろう。結果として円高が急速に進行する懸念があるが、それについては次の項目で述べよう。

 2つめに、現在の日本の株式市場の暴落の一因に、外国金融機関による日本株売りというのがある。とにかく資金が欲しい外国金融機関が、日本株を投げ売りしているのだ。
 それを、日本政府が買い取りをする。そうすれば、外国金融機関は円資金を得ることが出来る。外国金融機関が手持ちの日本株を全部売れば、かなりの円資産が出来ることだろう。
 だが外国金融機関が実際に必要としているのはドルやユーロである。その為、彼らは円売りドル買い・円売りユーロ買いを一斉に実施することになる。当然、この行動は円安を招くことになる。

 つまりは、日本政府が日本株の買い取り保証をすることで、円高の進行を招くことなく世界金融市場の安定化に寄与することが出来るのだ。ただしこれは、日銀や政府出資の財団法人であってはいけない。日本国政府自身が、これを行う必要がある。


 そして。日本政府がこれを実施することで、「日本はこれだけのことをやった」と世界に向けて主張することが出来る。公的資金注入に消極的な米国に対して、欧州とともにかなり強い態度で対策を要求することが出来るのだ。
 そして同時に、世界同時金融不安を解決した立役者として、日本は世界から尊敬の目を向けられるだろう。中長期的に見れば、これは今後の世界の金融経済の主導権を、日本が握るチャンスを得るということになる。


 もちろん、リスクは当然ある。その最たるものは、財源だ。だが、どのみち政府は赤字国債を発行してまで補正予算を組んで景気対策をしようと言っているのだ。その財源を使えばいい。
 自民党の支持基盤にお金をばらまく、そんな麻生内閣型の景気対策よりは、こっちの方がよっぽど効果があるだろう。


 私の主張がいったいどこまで通るのかわからないが、もし政府政党関係者がこのブログを読んでいるのだったら、是非真剣に検討していただきたい。




10/27
ローゼンメイデンはご存じでない?じゃあ少女革命ウテナは?

日常の愚痴に戻る