荒野草途伸ルート >> 日常の愚痴 >> 2005年9月分blog
9/1

調味料バトン

 「くだらねー」とか思いつつもついつい、ギャルゲー原作のアニメを見てしまうのは、なんでだろう?
 (本文と全然関係なくてスイマセン)

 さて、青い鳥さんから「調味料バトン」言うのが回ってきたようなので、書いてみる。

【Q1】次のメニューにどんな調味料をかけますか?
( 薬味は含みません。)
  1. 目玉焼き
     あるもの適当。醤油とか、塩コショウとか。ベーコンなんかがあるときは、れつけて食べるから、使わない。
  2. 納豆
     「納豆にはネギ入れるほう〜?」って野原しんのすけがお姉さんナンパするときの台詞ですよねー。自分は入れないしお姉さんナンパしたこともないけど。ああ、あんな5歳児生活を送っていれば、今頃自分の人生も変わっていたのかもな・・・。って、調味料の話でしたね。
     これも、あるもの適当。まあ醤油は入れるかな。それと、付いてきたたれを入れる。無けりゃ入れない。卵は入れるけど、これは調味料か? そういや卒業前に納豆に卵を入れるかで大激論したことがあったっけなあ。あのとき自分に加勢してくれたMN君は、今諫早の半導体工場に勤めている。
  3. 冷奴
     何もつけずに食べることが多いです。たまに醤油をかけるかな。ってこれ、醤油以外になんかかける人いるの?!
  4. 餃子
     これも、何もつけずに食べることが多いかな。ああでも最近は、餃子用のたれつけないと食べれないことが多いなあ。そんだけおいしい餃子がないって事だね。
  5. カレーライス
     作るときという意味じゃなくて食べるときであれば、何もかけません。作るときは醤油やウスターソース入れたりもしますけど。
  6. ナポリタン
     これも何もかけないですねー。ナポリタン自体あんまり食べないんだけど。そういえばナポリタンの発祥って、ナポリじゃなくて名古屋らしいですよ、お姉様。
  7. ピザ
     何もつけないです。て言うか、この上何をつけるの? って感じ。
  8. 生キャベツ
     たまーにウスターソースをかけますけど・・・。基本的には一緒にあるフライなんかと一緒に食べちゃうので、何もかけないですね。
  9. トマト
     トマトに何かつけるのは邪道です。
  10. サラダ
     昔はそのまま食べてましたね。最近はその場にあるドレッシング適当にかけますが・・・。好きなのはサウザンアイランドドレッシングかな。おいてる店少ないんだけどねー。
  11. カキフライ
     基本的に何もかけません。上述のキャベツと一緒に頂きます。レモンは、ついてればたまにかけるかな。
  12. メンチカツ
     これは、ウスターソースかけるかな。
  13. コロッケ
     おいしいコロッケは何もつけなくてもおいしいものです。
  14. 天ぷら
     天つゆですね。天ぷらの醍醐味は天つゆにあると言っても過言ではありません。
  15. とんかつ
     琉大にいた頃の話ですが、大学生協で「みそかつ」がメニューに出てたんですよ。もう大喜びで注文しましたらね。ロースカツに白みそがかかった奴が出てきたんですよ。もう大ショックですよ。後で生協に抗議したら、「九州事業連合で一括仕入してるから」とかよくわからない返事をもらったんですけどね。て言うか福岡ではどうやら、麦みそのことを赤みそ言うみたいなんですね。かかってたのは米みそでしたけどね。どっちにしろ激しく間違ってますよ。
     そういうわけで、トンカツには赤味噌(豆みそ)です。
  16. ご飯
     ご飯に調味料は、普通かけないよなあ・・・とかいいつつ、バター醤油ご飯が好きなんです。そんなことより、大学卒業後の無職時代に、うどんに蜂蜜かけて食ったことがあるんですけど、結構うまかったですよ。スパゲティに鰹醤油は合わなかったですが。

【Q2】周囲に意外だと驚かれる好きな組み合わせはありますか?
 昔は何やっても大騒ぎされました。食べるという行為自体が嫌になったこともあります。
 今は何をやっても驚かれません。

【Q3】それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか?
 調味料や食材自体が苦手、ってんでなければ、特に苦手なものはありません。て言うか、それが一般的な組み合わせ、という考え方自体が根本的にないので。人それぞれ。人生いろいろ。年金問題もいろいろ。

【Q4】バトンをまわしたい5名は誰ですか?
 てかミュージカルバトンの時も書いたんだけど、自分友達いないから。5人も回せやしないから。にはは。
 とりあえずiAcnまいしすたーにでも回しとくか。しかし二人とも忙しくてBLOGつけとらんしなー。


9/4

表現の自由を守れ!

 オタクの中には、平気で女性を侮蔑する発現をするくせに、自分が攻撃されると途端に感情的になる輩がいるのです。こういう連中、ほんとに何とかならんかなあ。オタクに対するイメージが悪くなるばっかり。

 そう思わせる事件が、この間の夏混み、というか夏混み後にあったらしい。いや、今日初めて知ったんだけどね。
 事件の概要は、「ブログ:オタク「きもい」の表現で企業謝罪(msn毎日)」という記事に記されている。確かにこれだけ読むと、「ああ、そんなことしたんだからしょうがないねえ。て言うかなんでオタク馬鹿にするの?」と、思ってしまう。
 が。こちらの事件まとめサイトから、件のblogのスナップショットを読んでみた(blog本体はとうに削除されてしまったらしい)ら、見解が変わった。正直、「この程度の発言でこんな大騒ぎをしてるのか?!」と驚いたくらいである。

 問題になっているらしい文は3つ。
「コミケバイト中です☆コンビニ行ったらるるぶのもえ版が!!もえるるぶってどないやねん!きんもーっ☆中にはコスプレがあるとこなどが案内されてます。きもすぎです。」
「大量オタ。これほんの一部ですからね。これがぶぁぁぁぁあっているの。恐い!きもい!」
「みんな頑張ってバイトしています!まぁお客はみんなオタ。」
 これらの文章が、写真付きで紹介されている。

 まあ、確かに1オタクとして、決して愉快な表現では無いとは思う。
 だが、考えてみよう。これは、一個人の見解としてそれほど過激な表現だろうか? 誰かの名誉を損なうほどのものであろうか? 確かに写真付きではあるが、しかし特定の誰かを名指ししているわけではない。「客に対する侮辱」などという意見もあるようだが、オタクを「オタ」と呼ぶことに何か不都合でもあるのだろうか? そもそもこの呼び方は、オタク自らが自分達を呼ぶ呼称として定着させたものではないか。

 それ以前に、そもそもこの事件の最も重要な問題は、「個人が何を言おうが基本的には自由である」という、言論・表現の自由が、著しく侵されてしまっていることである。
 1個人が運営するblogサイトに対して集団で攻撃を加え、あまつさえ勤務先(正確にはフランチャイズの元締め)に殆ど言いがかりのような苦情を殺到させる。
 これに対し元締め側は、この件に非を認める発現をしている。blog運営者に対しても何らかの処分(おそらくはクビ)もされたと考えるのが筋だろう。

 これはもはや、暴力ではないか。集団の暴力によって、1個人の意見が封殺され、あまつさえ身分まで奪われたのだ。

 そもそも、コミケとは同人誌即売会である。この同人誌こそまさに、「表現の自由」によって守られた最たるものではないか。それがあればこそ、一般社会から見れば目をむくような内容、時には規制しろとの声が上がるようなものであっても、これまで守ってこられたのだ。
 にもかかわらず彼らは、その表現の自由を土足で踏みにじったのである。ただ、感情の赴くままに。これは自殺行為であり、またオタクコミュニティに対するゆゆしき挑戦であると言えよう。


 私はこのような犯罪的行動を、絶対に許すことは出来ません。1オタクとして。



 そもそも、本気でオタク嫌っている人は、こんな書き方しませんって。そもそも自分のblogでとりあげようとすらしないし、バイトなんかしないで悲鳴あげて逃げていきますって。

9/6

AIRドラマCD

 なんか明日発売のDVDAIR6巻が、もう届いてるんですが。まず先に、AIRのドラマCDのレビューから書いておきましょう。

 そういうわけで、AIRのドラマCD。ドラマCDというのは、ラジオドラマみたいに声でだけで話を展開させるドラマを収録したCDのことです。
 今回発売されたのは、DREAM編の前半部分。原作ではDREAM編は観鈴・美凪・佳乃の3シナリオに分かれていますが、ドラマCDでもこれに沿って3つの独立したドラマが作成されています。なので、シナリオ分の数(3つ)だけCDの枚数もあります。

 内容としては、ほぼ原作準拠。
 TVアニメ版は、放送の都合上1本の話にリニアにまとめなければならないという事情があるため、どうしても原作の筋にある程度の改変を加えなければなりません。が、ドラマCDでは独立したシナリオ展開が可能なので、原作の内容をほぼそのまま反映できる、ということでしょう。

 ただ、そうなってくると逆に音声付きのPS2版AIRとなにが違うのか、という気もしてきます。
 ドラマCD独特の効果音演出がある、ゲームではないので選択肢操作が不要、といった差はありますが、既にPS2版AIRを持っている人に敢えて購入の動機を抱かせるほどのものではない気がします。
 むしろこれは、「今までAIR(原作AIR)というものをやったことがないがAIR自体には興味がある、しかし高価なDVDを買うにはためらいがある」という人向けなのではないかな、という気がします。もしくは、自分のようにPS2版AIRは持っていない原作ファンか。

 1枚3,000円という値段は、初心者にも手を出しやすい価格かと思います。AIRの世界を知る手始めには、丁度いいのではないでしょうか。

ドラマCDDREAM観鈴前編
DREAM観鈴 前編

AIRドラマCD・DREAM佳乃前編
DREAM佳乃 前編

AIRドラマCDDREAM美凪前編
DREAM美凪 前編


9/7

争点

 日曜日の18時から日本テレビ系列で放送される落語番組。それは笑点。そう言えば、沖縄には日本テレビ系列がないのに、何故か大学の同級生とかみんな「笑点」知ってたのは、何故なんだろう?

 そんなことはどうでもいい。

 今回の総選挙の争点は、小泉自民党によれば郵政民営化、である。しかし自分にとっては、郵政民営化は争点ではない。郵便局が民営だろうが官営だろうが、自分にとってはどっちでもいい。ぶっちゃけて言えば、どうでもいいのだ。
 自分にとって大事なことは、雇用・労働問題と沖縄の基地問題。とにかくこれを早急に解決してもらいたいのだ。

 さて。ではこの二つの問題に、おそらく与党続投である自民党は真剣に取り組んでくれるのか。答えはおそらく否である。

 沖縄の基地問題に関しては、橋本・小渕内閣の頃には若干真剣に取り組んでくれる予兆もあったが、その後森政権になって一気に後退。小泉政権に至っては、沖縄の基地負担軽減どころか、沖縄の基地強化を唱えるブッシュ米大統領を小泉首相がヨイショするという悲惨な有様であった(自分が小泉政権支持を離れたのも、それが原因である)。
 その後も、沖縄ではやれ海上基地建設だ都市型訓練強行だと、基地問題解決にはほど遠い動きになってしまっている。保守勢力(県議会自民党)ですら反対集会に顔を出すほどの深刻な状況である、といえばわかってもらえるだろうか。
 だが、昨年の米軍ヘリ沖国大墜落事件の際の対応でもわかるように、小泉政権は総じて沖縄問題に無関心である。今なら、イラクに自衛隊を出したおかげでアメリカに対して強い態度に出られるのに、そうするどころか閣僚からアメリカを一方的に擁護する発現が飛び出す(しかも不見識な内容)始末である。
 ウケ狙いでかりゆしウェアを着られたところで、具体的な中身のある行動が伴っていなければ意味がない。小泉自民党は、沖縄に無関心であると言わざるを得ない。


 そして、労働問題。これは、伝統的に自民党は無関心である。
 自民党の最大支持勢力は経済界であり、その経済界というのは赤字だろうが黒字だろうが1円でも労働コストを削減しようと考えている連中なのだから、政策がそうなってしまうこと自体は、仕方がないといえば仕方がないことだろう。
 だが労働者(=給料もらって生活している人間)からすれば、仕方がないでは済まない。労働コストの削減とは、待遇の切り下げ以外の何物でも無いからだ。給与単価の切り下げは収入に直結する。技術革新を伴わない人員削減は、労働時間の増大に繋がる。そのうえ、サービス残業なる奴隷労働が、未だに多くの企業で横行している。こういった違法行為、もしくは法スレスレの行為を取り締まる労働基準監督署は、慢性的な人手不足で訴えにも満足に対応できない状況だ。
 こういった悪い労働待遇の放置は、個人所得の減少や生活水準の悪化を招き、経済や社会にも確実に悪影響を及ぼすものだ。にもかかわらず、歴代自民党は経済界の安直な要求に従い、これらの問題を放置してきたのだ。
 今回も経団連は小泉自民党全面支持を打ち出し、奥田トヨタも本格的に動き始めた。であれば当然、自民党は選挙後は彼らの要求にそのまま応えると考えるのが妥当だろう。小泉純一郎30年来の悲願だった郵政とは、わけが違うのだ。



 こう考えると、総選挙後の社会は暗澹としたものとしか思えなくなる。にもかかわらず、何故国民の大多数は本当に争点にすべきことを見分けられないのだろうかと、私は日本人を呪いたくもなる心境に陥るのだ。


9/9

DVDAIR最終巻

 TBS(系列)のプライムタイムを4日分買い取ったら幾らになるんでしょう? いえね、AIRを全話一挙全国放送させたいんですけど・・・・。

 という願望まで抱いてしまう「TV版AIR」も、今巻で最終話。まあ、つい先日放送された「夏の特別編」というのもあるわけですが、これはあくまでsummer編の補完であって続編というわけではないので。
 そういえば夏の特別編といえば、後半の放送が9/4の夜だったのですが。その日はちょうど来襲していた台風14号の影響で関東地方が記録的豪雨にあった日で、おかげでBSの電波が受信できない(=視聴できない)人が続出したようです。おかげで、BS−iの掲示板方面がちょっと荒れ模様になっているようです。

 まあ、荒野草途伸はどっちみちBS見れないから、何事もなかったかのようにDVD6巻を語ります。

 とはいえ、自分が本編の隅々まで語ってしまうと却って感動が薄れるような気もするので、内容についてはあまり細かく言わないことにします。ほぼ原作そのまんまだし。
 原作だとちょっと冗長にも思えた“AIR編”ですが、アニメでは却って丁度いい感じにまとまっているようです。

 ところで、放送当時にさんざん文句の声が上がり、TV版AIR最大の論点となっている「晴子ミュージカル」は、この最終話に収録されているはず。さて、一体どこの部分かと思ってみていたが、1回目ではどこだかわからず。
 念を入れてもう一回見直してみると。んん、ここか?と思えるシーンが。晴子がそらと語っているシーンのことのようだ。
 いや、確かに魔法少女の変身シーンみたいで、それまでのシリアス展開とはちょっとノリが違う部分ではあるが。しかし、そんなブーブー言われるようなのものじゃない気がするがなあ。ただ、原作のしんみりした雰囲気とは違うってだけで。
 これはこれで、「新しい未来に向かって飛び立つ」というテーマを十分表現しているものだと思いますが。うーん。「AIRはハッピーエンドである」ということが受け入れられない人が、文句言ってるんだろうか・・・?

 あと、ラストの少年の声が矢島晶子(野原しんのすけや、ガンダムWのリリーナ様の人)だよ・・・。なんでこう、声優キャストが無駄に贅沢かなあ・・・。いや、いいんだけど。


 コメンタリーでは、総監督石原・総作画監督荒谷・11話作監門脇の3名(敬称略)が出場。TV版AIRを作った親玉、ラスボスの登場です。て言うか、荒谷さんの声ってかわいいですねー。
 まあそんなことは置いといて。最後だからなのか、もう飛ばしまくり。冒頭でいきなり、「11話演出の三好がコメンタリーから逃げた」と爆弾発言。その後も、「私はコンテ描きながら泣いた」「観鈴髪切ってバンザイ三唱(描くのが楽になるから)」「敬介マジウザ」「12話は死ぬほど忙しくて他の人に頼んだ」「カラス萌えー」など、本音トークがズラズラ。

 ちなみに石原監督は、敬介擁護派の模様。私自身も敬介には敬介なりに観鈴のことを考えていたと考える派なので、ここは石原監督に同意ですねー。
 しかし、女性スタッフは敬介総スカンのよう。これでは、敬介以上のヘタレが主人公なCLANNADを、京都アニメーションに手がけてもらうのは無理そうだなー・・・。

 あと、原作者(麻枝准)から、「すぐ側にいるのに意思疎通ができない(したくてもできない)存在としてのカラスなので、あまり人間的な表情はつけないでほしい」という注文があったことが紹介されていました。なるほど、そういう意味なのかと今更ながらに納得。


 といった感じで、AIR最終巻視聴終わり。個人的にはまだまだ「僕らの夏は終わらない」(*1)という感じなのですが、しかし今年の夏はもうこれで終わりなんですよね・・・。て言うかもう、9月だもんなあ。



*1:「僕らの夏は終わらない」は、AIR発売前にKeyスタッフからファンに向けて発せられたメッセージ。AIR初回版が、当初発売される予定だった2000年7月19日から発売一週間前になって突如9月19日に延期された際、それを告知する文書とともにKey Official Homapage上にて掲載された。当時のKeyスタッフの心境とAIRにかける意気込みを如実に表すものだとして、ファンの間で一大センセーションを巻き起こした。






9/10

革命前夜とはほど遠い週末

 一度で良いから、革命前夜というものを味わってみたいものです。明日から違う時代が来るのだという、高揚感を。オヤジ達の世代は全共闘運動でそういうの経験したんだろうけど、自分らはそういうの全然無いんだもん。秋葉原でくすぶってるのが関の山。

 ということで、総選挙前日。自分はもう、昨日期日前投票すませてきましたけど。明日はせともの祭があるから混むかもしれないなって事で。まあ、予定どうり小選挙区も比例区も共産党に入れてきました。

 先月22日に公開した選挙予想支援システム(参照)ですが、これまでに134人の利用登録がありました。
 利用した皆様、予想は当たりそうでしょうか? 私は、他のことでいろいろ忙しくて、結局予想が出来ませんでした。何のためにこれ作ったのやら・・・・。

 どうでもいいが、CBCには公明党のCMが多くて、メ〜テレには民主党のCMが目立つ気がする。テレビ愛知は共産党。別のその局がその党を支持してるとかじゃなくて、単純に資金力の問題だと思うが。

 明日の夜は、地上波TVが選挙報道一色になります。選挙大好きの自分としては嬉しい限りですが、普段楽しみにしている番組がある人には、腹立たしいのかもしれませんね。まあでも、それがTVというものですから。
 そういえば、JNN(TBS系)の選挙番組は、筑紫哲也+久米宏でやるみたいですね。ネットウヨの人たちが頭プップーって沸騰させそうな組み合わせですね。まあどうせ、視聴率1位はNHKなんだろうけど。いつものように。

 そして政権取るのは、自民党。何でこう、いつもいっつも同じなんだろうね。たまにはこう、革命前夜というものを味わってみたいものです。



9/14

いつまでも唖然ともしてられない

 総選挙のあまりの結果に呆然として、しばらく何もできなかった荒野草途伸です。いやだって、これは異常でしょう。比例東京ブロックなんか、自民党の名簿搭載者が足りなくなって、1議席が社民党に回ったってんだから。

 とはいえ。全国的に見ると、民主党も意外と健闘してるんですよね。小選挙区制なもんだからこんな結果になっちゃったけど、得票率で見ると実は自民党と競っているとこが非常に多かったわけで。議席もそこそこ取ってますし。北海道なんか逆に、民主党の圧勝だったわけですしね。
 ところがそんな中で異常だったのが、東京・神奈川・千葉。前述のように東京では比例区の自民候補が足りなくなる事態になるし、神奈川では選挙区で民主全滅。東京・千葉も、幹部クラスが一人づつ辛うじて当選という有様。
 もちろん他にも自民独占という県はあるわけですけど。そういうとこは元々保守王国で、何があっても自民党の議員を送り出してきたような場所。しかも、民主党とは得票で結構競ってるわけですから。この首都圏の異常ぶりは、やっぱり際だちますよ。

 集団心理って恐ろしいなあ。と思うわけです。東京で大震災でもあったら、また大暴動に発展するんじゃないのかあの街は? と思ってしまいます。


 さて。唖然としてる数日の間に動きが出た政治・選挙絡みの話題。とりあえず2点ほど、コメントしておきましょう。


在外選挙権の制限は違憲 選挙区投票認める 最高裁判決(asahi.com)
 選挙制度や定数格差の違憲判断に関しては、昔の最高裁は「違憲だが有効」というよくわからない判断をする傾向がありましたが。最近ではちゃんと、駄目なものは駄目という判断を下すようになってきたようです。
 この間の定数違憲訴訟でも、このまま放置したら次は選挙無効にするぞという警告的な趣旨の判決を出していますし、今回の判決では明確に期限を切って是正しなさいという判決文を出しています。

 さらに注目すべきは、「通信手段が地球規模でめざましい発達をとげており、在外国民に候補者に関する情報を伝えることが著しく困難とはいえなくなっている」と、暗にインターネットを使った選挙情報提供を促している点。
 現在の公職選挙法では、インターネットを使った選挙活動は禁止ですし、選挙情報の提供も非常に限られていますが。争点と直接関係しないこういう所にまで敢えて切り込んできた点は、裁判官として英断と言えるでしょう。


下地氏が「沖縄」新党を構想 保守・中道層で200人規模に(琉球新報)
 そうそう、選挙期間中に言い忘れてたんだけど。沖縄社会大衆党は、確かに沖縄1区で下地幹郎(無所属)氏に「支持」表明を出したけど。同時に、赤嶺政賢(共産)氏に、より強い「推薦」を出してるんですよね。朝日新聞やJNNはそのことに一切触れなかったけど。

 で、そのうちの当選した下地氏のニュース。どうやら、沖縄に保守新党を作るつもりらしい。まあ、今の自民党ははっきり言って沖縄にとっていい存在ではないし、沖縄の民主党は保守の受け皿になってないから。この際そういうのを作るのは、まあいいんじゃないかとも。
 沖縄の保守勢力というと、ここ10年は結構分裂気味で、新進党解党後に地元組織がそのまま存続した「新進沖縄」とか、徳田虎雄で有名な自由連合の県組織であった「沖縄自由連合」とか。そういったのが、それなりの勢力を持っていたのです。どちらも、結局自民党県連に吸収されてしまいましたけど。ちなみに、今回沖縄4区から出た西銘恒三郎・金城浩の両氏は、どちらも沖縄自由連合にいた人です。
 そう言った意味では、今回の「下地新党」はまた沖縄の政治をおもしろくしてくれるんじゃないかと、思うわけです。下地氏はJC(日本青年会議所)沖縄の出身で若手の保守層に影響力があるから、たぶんそれなりの勢力を築けるでしょう。


9/15

「鳥の詩」盗作事件、Keyがコメントを発表

 Key(株式会社ビジュアルアーツ)は15日、公式ページ上でコメントを発表しました。台湾で発売されたあるCDアルバムの中に、同社のゲーム作品「AIR」で使われている曲「鳥の詩」を盗用したものが収録されているとして、CD発行元の台湾SONYBMGに抗議していたが、現在の所誠意のある対応が見られない、という内容のものです。

参照:Key Official Homaepage
 http://key.visualarts.gr.jp/

 この問題の経緯を、ざっと説明すると。先月末に、Keyのファンが集まる2大拠点である、「Key Official Homaepage掲示板」「2ちゃんねるBBSPinkLeaf/Key板(通称葉鍵板)」に、「台湾のKeyファン」と名乗る人からの書き込みがあったのが発端でした。

 以下にその内容を転載します。(出典は葉鍵板、URLのみ修正)
日本のみんなさん、本当に申し訳ございません

http://www.bmg.com.tw/show_artist.asp?cid=4&sid=96&txtEmail=%BF%E9%A4J%B1z%B1%FD%ADq%BE%5C%AA%BAE-mail

事件の中心「永邦」のOffcial Web site

八月中にリリースの"真愛珍愛 風行珍藏版"アルバム、
その中のトラック14「melody」
明かり様にAIRのオープニング「鳥の詩」をパクリしたの作品です

台湾の鍵っ子として、これはどんでもないの事件けど、
僕たちできるのことは少ないです

そしてここに書き込むのことを決意した、
アドバイスとか貰いのは幸です M(_ _)M

 実際に試聴サイトで曲を聴いた人によると、一部盗用というレベルではなく、そのまんまパクリ、というものだったようです。

 Keyの公式ページへの書き込みもあったことから、Key自身も調査に乗り出し、その後正式に抗議したのだが、結果は上記Official Homaepageに記載されている内容通り、ということのようです。

 Key側としては、侵害を受けた被害者であるにもかかわらず、
『1.WEB上での謝罪
 2.当該曲が「鳥の詩」であり作曲者が「折戸伸治」であるとの明示
 3.上記2点が満たされれば金銭的要求はしない 』
と、抗議内容は控えめにしており、特に3.に関しては著作権業界の常識では考えられないほどの譲歩をしているわけです。
 ところが、それに対するCD制作会社側からの対応は、「すでに販売権を購入済みであるというような事実と違う発表が一方的になされ」た、というものだというのですから。これはもう、不誠実というより非常識と言った方がいいのではないか、とも思えます。

 「Keyなんて所詮、たかがエロゲメーカー」と高をくくって、なめてかかっているのでしょうか。ファンとして、非常に悔しい思いです。

 相手は外国の会社、しかも大手レコードの系列という事で、アリが巨像に抗議をしているようなものかもしれませんが。Keyには是非、くじけずに頑張って貰いたいものです。



9/17

デンジバツクバ、アキバハヒトノタバ

 秋葉原はかつて電気街と言われましたが、それが電脳街を経て煩悩街となり、そして今、凡人街へと変貌しようとしているようです。

 某社で沖縄採用の案件があったので、面接のため東京まで行ってきました。ついでなので一泊して、土曜日はiAcnと出来たばかりのつくばエクスプレス(TX)に乗って筑波まで行ってきました。
 つくばは久しぶり。なにしろ、受験生の頃に筑波大受けたとき以来(12/11付文書参照)だから、もう11年・・・12年? まあ、とにかくそんなくらい久しぶりだったのです。結局、EXPOセンター行ってきただけですけどね。片道1150円もかけて・・・。
 まあでも、10数年経った割にはあまり変わってなかったなあ・・・。


 ところが、そんなつくばとは対照的に大変貌していたのが、数ヶ月ぶりの秋葉原。
 冒頭でも書いたように、一時期の秋葉原はオタクですらエエエェェェ(;´Д`)と言いたくなるくらいの、煩悩(ギャルゲー)街だったのですが。今日行ってみたら。

 オタクの街じゃなくなってるゥ・・・・。

 なんか、家族連れだのカップルだの、そういう従来の秋葉原にはあり得ないような一般人が街を埋め尽くしてしまっていたのですよ。

 TX開業の所為なのか、先日出来たヨドバシカメラの所為なのか、はたまた電車男の影響なのか。とにかく、今まで自分が知っていた秋葉原とは、全く違う空間ができあがっていたのですよ。ただまあ、ヨドバシもTX乗り場も、場所は電気街口とは反対側ではあるんですけど。
「TXの乗り場って、なんで電気街口側にはないの?」
「オタクがつくばに流入するのを防ぐためじゃない?」
 などという自虐的会話をiAcnと交わしながら、ゲーマーズ本店へ。

 そこにはいつもの秋葉原がありました。

 でも、そういう数少ない場所も、いつまで残るかわかりませんけど。秋葉原が世間から認められるというのは、逆に言えば世間一般に取り込まれてしまうということですからね。街並みだって、強制的に向こうの仕様に合わせられてしまうのでしょう。

 なにもかも、変わらずにはいられないです。人も、街も。

 ちなみに上記の台詞はCLANNADの一節からの引用です。ああ、秋葉原はこういう会話を安心して出来るところだったんだけどなあ・・・。



9/19

ついでに赤紫蘇の葉も緑色してるんですけど

 カレーを作ろうと思い、育てていた人参を何本か収穫した。葉の長さが50Cmくらいになっているものがあったので、これなら十分育っているだろうと思ったら。
葉ばかりやたら長い人参
 根の長さは10Cmにも満たない・・・・。
 なんでやねん。

黄色くなったゴーヤ  ゴーヤの実が付いてはいたのだが、なぜか育ちきる前に黄色くなってしまっていた。と言うか、今年育った実殆どそうだ。一体何がいかんというのだろう・・・。
 なんでやねん。

 いざカレーを作ろうと思ったら、ルーが甘口だった。買うときに、そういう違いがあるんだということをすっかり忘れてしまっていた。小学生レベルの常識なのに・・・。
 なんでやねん。


 3回もいうてしもうたやないかっ。晴子さんもビックリやでっ。


 全然関係ないが、夕べは勤務先とトラブルになる夢を見た。明日から、その勤務先で仕事である。はあ。


9/24

大須や秋葉原では仕事はしたくないです

 新勤務先、とりあえずいきなり休日出勤でばてばてな荒野草途伸です。
 つっても今週は火曜日からだし、20:30にはあがってるから仕事時間としてはそんなに長くはないはずなんだが。やはり通勤時間が2時間近く(しかもうち30分が歩き)というのがきついんだろうか・・・。

 とりあえず今の作業場所、納期直前という事で受注元で作業しているのだが。その受注元では、朝とか昼休みの定刻に、その会社の社からしき曲がかかる。
 まあ、社歌をかけること自体は別にかまわないのだが。その社歌が、歌詞といいメロディといい、アニソンみたいな出来なのである。いや、アニソンと言うよりむしろ、ギャルゲーのエンディングテーマ

 なんか、ちゃんとまじめにパソコンに向かって仕事してるのに、ギャルゲーで遊んでるんじゃないかという錯覚に陥るんですけど。


 絶対これ、作業能率落としてますって。て言うか普通に歌詞キモいし。


 無論、どこの会社かなんてことは言えません。守秘義務ですし、こき下ろすとかそういう意図もないですから。ただ一つだけ言いたいのは。
 ここの社長絶対オタクなんだろうなあ。




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