荒野草途伸ルート >> 日常の愚痴 >> 2005年6月分blog
6/2

DVDAIR4巻は来たがとっても眠いので1回見ただけ

 6月になってしまいました。一昨日も書いたように今月から短期でPGの仕事が入っているので、今までみたいな優雅な生活は送れません。
 にも関わらず、今日はAIR第4巻の発売日なのです。

 しかし。ちょっと眠くてしょうがないし、そもそも今日(6/1)はもう何度も見る時間が無いので、1回だけ見てさらっと感想書いとく事にします。詳細なレビューは、週末にじっくり見てからという事で。


 とりあえず。今回は、とにかく泣きシーンが多い。観鈴が泣く。美凪が泣く。みちるが泣く。そして画面の前のキモオタ達も泣く(笑)。いやまあこんな風に茶化してるけど、実際見てみるとクるものがありますよ。明らかに狙ってるんだけど、でもあざとさを感じさせない。


 今回も十分に楽しめました。


 敢えて文句を言うならば。

 遠野ママの出番これで終わりとは! 悲しいであるぞ!! 遠野ママ分が足りない、これが足りなくなると頭の働きが鈍るんだ、もっと遠野ママを出せ。



 すいません、疲れてますんで。




6/3

6月11日は南紀白浜行き決定

 えー。なんか月頭から立て続けに、Key関連絡みのネタが溜まっております。TV版AIR3巻に、劇場版AIRに、和歌山CLANNADイベント。3つとも週末中に片づけたいと思います。


 まずは、和歌山見どころ滝尻王子風子ポスター配布会の件から。25日に出した往復はがきの返信が返ってきた。
 当初は出したのが遅かったので定員オーバーで無理かと思っていたが、ちゃんと整理券が返ってきた。ほっ。

 配布場所は、田辺市のはずれ、殆ど白浜町に近いところにある、和歌山県の施設。地図にも載ってない(参照)。まあ、それはいいのだが。配布時刻が、AM10:00〜11:00。
 チョイマテ。自宅(愛知県瀬戸市)から出ようと思ったらこれ、何時に出なきゃいけないんだ? て言うか、Yahooの路線検索で調べたら、前日に出て新大阪で一泊しないと間に合わない、という結果が出たんですけど。

 
 観光を兼ねてって事で現地に泊まるならともかく、いくらなんでも新大阪に泊まるのでは馬鹿馬鹿しすぎる。
 前日の仕事が定時で終われるなら、なんとか当日中に白浜まで行って泊まる事は出来るのだが。今度の仕事は、残業無しというのは正直ちょっと難しい。20時以降に出るか、翌朝にするか、しかないのだ。

 で。なんとかならないかと、ちゃんとした時刻表を使って調べたところ。名古屋発の始発の新幹線に乗れば、新大阪駅乗り換え時間8分以内なら、南紀方面の始発特急に間に合う、という事が分かった。
 新大阪での乗り換えが8分で出来るのかどうか、この駅は殆ど利用した事がないからよくわからないが。とりあえずこれで行くしかない。

 ということで、行動計画を立ててみた。(参照)
 配布会が終わった後で、TV版AIRの背景モデルとなったといわれている和歌山県美浜町煙樹ヶ浜に寄っていくというプランになっています。


 ま、ということで。この予定表によると、白浜駅に10:06に着くことになっているので。当日これくらいの時間に配布会場に行く人がいたら、タクシー相乗りしたいので、是非コメント下さい。


6/4

美凪、うなぎ、観鈴大泣き

 すみません、鰻は全然関係ないです。
 一昨日書ききれなかった、AIR3巻のレビュー。て言うか、タイトルで「AIR4巻」になってますね。あれ、3巻の間違いですから。いやね、疲れてたんですよ。そういう間違いも起こりますって。

 さて。3巻は、原作で言うところの「美凪編」にあたる内容です。
 遠野美凪というと、自分はすっかり、ネタや二次創作に毒された「ぶっとび不思議系イカレポンチセクシーコマンドーお姉さん」の印象が強くなってしまっていたのですが。今回の話を見て、ああそういえばそこまで酷いわけではなかったなあ、と思い出しました。
 ただし「美凪アナザーエンド(『今はまだ、風の中』で終わるエンディング)」は、含まれていません。あれを含めちゃうと、AIRの話自体が違う方向で終わっちゃうからなあ。無いのはしょうがない。あれはあれで、とても良いものなのだが。

 3巻の概要を一言で要約すると、「泣き」。観鈴が泣く。美凪が泣く。みちるが泣く。画面の前のオタも泣く。表情にも非常にこだわって作り込まれています。


 今回、つっこみどころを2点ほど。
  1. 第5話で観鈴が泣きだす直前のシーン。
     「簡単な、頭使わないやつにしてくれ」
     「じゃあ神経衰弱」
     ・・・神経衰弱って、かなり頭使うんと違いますか?
  2.  出てくる自動車の車種が古かったりボンネットバスが走っていたり、TV版AIRの舞台設定はかなり古い(昭和40年代?)と思われるのだが。
     美凪が受け取った手紙の郵便番号欄が、7桁。

 ・・・まあ、全体の出来から比べれば、ホントどうでもいいことなんだが。だいたいそれを言ったら、「美凪ママ若すぎ」というのも指摘しなきゃいけなくなるんだが。


 スタッフコメントでは、空は安易に出していないとかいう話がありました。
 いえ、TV版AIRは全体として背景が綺麗なのですけど、空の背景に関してはただ単に綺麗な背景として使ってはおらず、話として意味のあるシーンでしか空は映していない、ということを言っていました。
 空=AIRですからね。確かにこの辺は重要なこだわりといえます。とは言え、そういうこだわりが全然感じられないアニメも多い中、細部にまでこういう配慮をした造り方が出来る京都アニメーションは、やはり素晴らしいと言えるでしょう。



 さて。次回4巻は、いよいよ「AIR」シナリオ根幹に入っていきます。発売は7/6です、ご予約はお早めに(笑)。



6/5

劇場版AIRネット配信

 広告提携してる関係もあって、TV版AIRの4巻以降は DMMで注文したのですが。そのついでに、劇場版AIRのDVDも通常版で注文いたしました。コレクターズ・エディションだのスペシャルエディションだの、そんなのまではさすがに。TV版初回限定の麻枝准メッセージカードですら、うーんと唸ってしまったのに。
 
 でまあ、その劇場版AIRの件。
 えーと、よそのblogなどでも取り上げられていることですが、アニメイトTVにて、劇場版AIRの冒頭30分の、オンライン配信が開始されたようです。
http://shop.frontierworks.jp/digital/web_anime/detail48.html
 期間は6/16(木)まで。


 劇場版は結局見ておらずDVD待ちの私めも、視聴してみました。


 感想。

 ・・・・・・・・・・・・。

 あの、失礼ですが、これって何という作品でしたっけ? 私の知っている「AIR」という作品とは、随分違う気がするのですが。

 いやもう。いきなり観鈴が不登校にされてるし。往人が人間嫌いの家族否定論者だし。晴子は国崎家に泊めるのあっさりOKするした挙げ句スケスケネグリジェだし。川口さんが意地悪そうなコギャルだし。神奈は大人しい姫君だし。柳也コマサムライだし。

 ついつい、「U−1」なんて言葉が思い浮かんでしまいましたよ。
(注 U−1:AIRの前作「Kanon」の二次創作SS等で、主人公相沢祐一を、作者にとって都合のいい若しくは好みの姿にするために、原作設定を無視し大幅な改編を加えてしまったものがある。そのようなSS、若しくは「相沢祐一」のことを「U−1 SS」「U−1」と呼することがある。)


 演出面では。iAcnが言っていた「どんどこどんどこ」は、まあそれほど気にはならなかったですけどね。まだ前半だからかなあ? しかしそれ以外の、あまりにも不自然な演出(画面分割とか、止め絵とか)は目に付きました。
 今日見た「雪の女王」でもなんか止め絵が使われてたし、出崎監督はよほど止め絵がお好きのようで。でも使うんだったら、もうちょっと意味のあるシーンで使って欲しいなあ・・・。もしくはTV版の「国崎最高」シーンみたいなのか。


 とにかく。原作AIRを知っていて原作好きな自分としては、「到底他人には勧められない」という感想を持ちました。いや、もう少し正確に言えば、知らない人にこれがAIRなんだと思って欲しくない。

 これまでにも、良い原作がアニメ化されたら駄作になっちゃったというのは結構ありましたけど。ここまで落胆したことはないですよ。

 とは言え。ここまで突き抜けてると逆に、原作全く知らない人が見たら駄作とは感じないのかもしれない。単に面白い話がつまらなくなったというんでなく、全くの別物と言っていい出来ですから。

 はあ。東映は一体、どういう意図でこれ作ったんかねえ。






6/7

性差が無い方が世の中は面白い

 妄言を吐くことで有名な中山文科相が、この間もまた「性差解消教育がこの国をダメにしている」とか仰ったそうですが。ったく、何を言っとるんだかねえ。社会の性差は解消しなきゃ、優秀な女性が活躍できなくて国力の衰退を招く事は明白だろうに。むしろこの国ダメにしてんのはあんただろうよ、と。

 まあ、こんなクソジジイの発言は置いといて。女性の坑内労働を解禁、就業制限全廃へ 厚労省が方針(asahi.com)というニュースがあった。これもまた、社会的な性差解消の一つでしょうな。

 と、このあと真面目な話を続けることも当然可能なはずなんですが。しかしここで私が連想してしまったものが。

 The ガッツ!
※18歳未満の方は見るのをご遠慮下さい。


 いやね。
 あのね。
 連想したの、私だけじゃないと、思うんですよ。
 私だけじゃないと、思うんですよ。
 たぶん。


 
 いやまあとにかく。働く女性がんばれー。説得力感じないかもしれないけど。


6/18

赤紫蘇・赤思想

 先週和歌山に行って、疲れも取れぬまま週が明けてしまいました。仕事も残業続きなので文章書いてる余裕もなく、結局一週間も更新を開けてしまいました。いや、正直今も疲れが抜けてない気がするのですが。

 というか記事リスト見てふと気づいたのですが、今月に入ってから書いた記事7本のうち、6本がKey絡み。一応ここは総合系blogを目指しているはずで、Key系は別に分けて設けているはずなのに。これではいけません。
 しかも残りの一本もTheガッツだし。


 そんなわけで、とりあえず今日は植物絡みで。先月15日に種を撒いた諸々の植物たちだが。一応一通り育っている。特に赤紫蘇が凄いことになってしまっている。
赤紫蘇
 写真に写っていない、根本の方にももっとたくさん生えている。種を撒いて芽が出たもの間引きせずに全部ほっといた結果こうなってしまった。

 いや、ね。なんかこう、間引きって抵抗あるんですよ。折角生えてきたのにもったいないというか。て言うか、間引きって要するに強者生き残りの論理じゃない。そういう理屈自分嫌いなのよね。自称左翼だし。世間がどうであってもせめて自分の手元ではそういうのやりたく無いというか。

 とかいっても、この鉢をこのまま放っておけば、いずれ根本の方の小さい株は死滅してしまう。日和見左翼が結局悪い結果を招いたとか言われかねない。いや、たかが他人の鉢植えに誰がそんな事言うんだよとかいう話もあるが。
 まあとにかく、このまま放置しては、自分にとって気にくわない結果が来るのだけは間違いない。

 ということで、表に出ている大きい株は引っこ抜いて、別の場所にお移りいただいた。しかしおかげで、そこら中赤紫蘇だらけだ。全部成長しちまったらこれどうなるんだよ。赤紫蘇なんてそうそうたくさん食べるものでもないし。



6/23

沖縄慰霊の日

 日本の標準カレンダーだと、6月には祝祭日は存在しない。が、沖縄県では6月23日が県民の休日として定められ、県や市町村関連の施設は休みになる。
 何故この日がというと、6月23日が沖縄戦の終結の日、正確には日本軍による組織的な抵抗が終わった日であるためである。実際にはこの日以降も、敗残日本兵によるゲリラ戦や地元民の集団自決事件などは起きており、最終的に戦争状態が収束したのは本土よりも遅い8〜9月頃だったようだ。

 さて。この沖縄慰霊の日であるが、正直自分は、琉大に入って沖縄に行くまで、この慰霊の日のことは全く知らなかった。
 琉大は国立なので慰霊の日でも休みになるわけではなく。たまたま取った社会学の授業で「慰霊の日前後にひめゆり資料館か県平和祈念資料館に行ってレポートを書くように」という課題が出て、初めてその存在を知ったのだった。
 自分は、良い機会なので両方行くことにした。ちなみにその時に車を出してくれたのがHT君であり、道案内をしてくれたのがiAcnだった。思えば、その時の縁が今も続いているのだ。

 結局ひめゆりから平和祈念資料館へ回ったのだが。そこで自分は、生まれて初めて言葉を失ってしまった。
 自分は、政経とか地歴とか、いわゆる社会科関連のことは昔から興味があって、その関係で沖縄のこともある程度、少なくとも平均的な本土の人間よりは知っているつもりだった。故に、ひめゆり資料館で見たものは自分の既に知っている範囲内であり、衝撃という程のものは受けなかった。
 が。県平和祈念資料館では、呆然としてしまった。特に煽情的な展示がしてあるわけではない。むしろ、より客観的な事実が展示してあるだけである。だがそれ故に、受ける衝撃も大きかったのだろう。


 ひめゆり資料館、県平和祈念資料館ともに県南部の糸満市にある。平和祈念資料館は県平和祈念公園内にあり、有名な「平和の礎」もここにある。(自分が行った当時はまだ工事中だった)。
 これを読んでくれたあなたも、機会があれば、というより是非機会を作って、一度行って見てきて貰いたい。見るだけで良い。その後の感想までは求めないから。


6/25

魔法のバトンを持った杏、ミュージカルバトンを持った草途伸

 CLANNAD、PS2移植という話もあるのだが。iAcnからミュージカルバトンを降ってこられたので、今日はそれにしようと思う。

 ミュージカルバトンというのは、「音楽に関するいくつかの質問が「バトン」として回ってきたら、自分のブログ上でこれらの質問に答え、次の5人を選びその人にバトンを渡す」(Hatenaより)というものらしい。
 ・・・つっても自分、聴く音楽って正直、Keyのサントラばっかりなんだけど。それ以外でも全部ゲームとかアニメのサントラだし。いわゆるオリコンに出てくるような歌なんて全然聴かないねんけど。

 でもまあ、しゃあない。とりあえず答えておくか。



 しかしまあ。この内容、到底「音楽の話題」には見えないよな・・・。まあしょうがないよな。俺にこんな話題降ってくる方が悪いんだ。


 で。次にこれを回す5人を決めるんでしたっけ? いやでもしかし、俺blogやってる友達なんてもういないし、ましてやこんなの勝手に振れるようなやついないんだけど。

 ・・・俺って友達少ないんだなあ。アニソンしか聴かない友達のいない30男。





6/28

ところで荒野草途伸の実名をご存じですか?

 昨日今日と定時帰りの荒野草途伸です。折角時間が出来たので、なんか書いてみます。
 えっと、これにしよう。「匿名性が悪なのか

 なんでも、総務省の「情報フロンティア研究会」というところの報告として、「匿名性が高いためにネット社会への心理的な忌避感が広がっている」ため「実名または実名に準ずるネット上の名前で情報発信する仕組みを全国で導入すべきだと提案」する、というものらしい。
 まあ・・・。名指しはしてないけど、おそらくは、有名な例の某巨大匿名掲示板が念頭にあるんでしょうね。

 さて。ネット上での匿名というと、自分が思い出すのは、大学時代の学内ネットでの事。
 今から8年前の、ネット黎明期から普及期に移る、ちょうど過渡期の頃でしたが。昔から「学術目的で」学内ネットを使ってきた人と、今みたいにより一般的な使い方をしたい学生との間で、一時期深刻な対立がありまして。
 そんな折りに、自分が「荒野草途伸」の名でネットニュースに投稿したことがあるんです。それ自体はプロバイダ経由でネットに繋ぐときの設定を変えずに使った自分のミスだったのですが。それに対してある教官から「学内ネットなのだから偽名を使うのは好ましくない」と言われて、その偽名という言葉にかなりカチンと来て激しい応酬になってしまったのです。
 それ自体は結局、設定ミスには気をつけてということで納得したのですが。
 ところが、またおかしなのが1人いて、「設定ミスも何もネット上で実名を名乗らないこと自体がおかしい」とか騒ぎ出したのです。挙げ句、その場にいるわけでもない当時のokinawaニュースグループ(琉大の学内ネットとは完全に別)の常連の1人を馬鹿呼ばわりする始末。もう本当にこんなのが大学の教官やってるのかと本気で頭痛くなりました。
 そういうこともあって結局、琉大の学内ネットは利用しなくなりました。まあ、得るもの自体あまり無かったですけど(苦笑)。

 まあ、そういうこともあるくらい、世の中には「ネットでも実名で」という考えを頑なに持ってる人がいるんだということです。
 昨今では個人情報保護の観点もあって実名で利用しないことが当たり前になっていますから、実名利用派は今度は安全性とかいうところで巻き返しを図っている、ということなのでしょうか。

 では、実名でのネット利用はそんなに安全なのか。といったら、はっきり言えばノーだと思います。
 例えば荒野草途伸は、ネタとしてですが昔の学生証と運転免許証を公開しています。しかしこれはあくまで例外です。「あーまた荒野草途伸がバカなことやってるよー」で済まされるからこそやれるのであり、普通の人がやったら事件になりかねません。
 特に若い女性なら、その危険は大きく増すでしょう。

 1,2年前くらいだったと思いますが、新潟大の女子学生が実名と顔写真付きで個人ページを開設していたところ、アメリカからストーカーがやってきて傷害沙汰を起こす、という事件がありました。
 その時の新潟大学長の言葉が、「学生にネット利用の仕方をきちんと指導したい」というものでした。この指導の内容は当然、ネットを実名で利用するという事なのではなく、むしろその逆のことになるでしょう。


 ネット最大の利点は、距離に関係なく見ず知らずの、場合によっては国外の人とも知り合えることです。しかしそれは、「匿名」というプロテクトによって身が守られているから可能である、とも言えるのです。
 その防御手段について教えるならいざ知らず、実名を使い利用の幅を制限しようと言うのでは、本末転倒です。ぶっちゃけ、それだったらネットなんか使うなと言った方が近道です。


 便利なものは同時に危険である。それを自分で判断し自分なりに使いこなせるように、育てていく。求められているのはむしろ、そういうことなのではないでしょうか?




6/29

魁先生を侮辱する奴はこの私が許さん

 いやまさか、こんな事態になるとは。
 クロマティさん、「魁!!クロマティ高校」差し止め申請(asahi.com)だ、そうである。

 いやー、なんか正直な感想として。洒落のわからん人やなー。もしやらせでないなら。

 て言うか、「パブリシティー権」って何・・・? そんな権利が存在するの?
 仮に存在したとして、これをその権利を主張できるケースに当たるのか? 商標ですら、その独占的権利はかなり制限されているというのに。ましてや審査も経ていない、いい加減な権利がそんな簡単に通用して良いのか?


 もしこれが名称使用権の侵害とかいう話なら、じゃあ「クロマティ」の前についている「魁」はどうなりますか。そうですよ、AIRの美凪シナリオやCLANNADの藤林姉妹&勝平シナリオを担当した、魁先生ですよ。おもいっきりかぶってるじゃないですか。しかもCLANNADの主人公なんて「体がガラクタで出来た不良」だから、まんまメカ沢そのものですし。・・・あ、これだとKeyの側が侵害していることになっちゃうのか?


 まあそういうアホ話はおいといても。正直、もしこの裁判でクロマティ(高校じゃない方)が勝ったら、風刺系の著作物は全滅に追い込まれかねないと思うんですけど。評論も影響受けるかもしれませんね、著名人を対象にすることで売りとする文章なんて、幾らでもありますから。新聞・雑誌も安易に人の名前載せられなくなりますね。うわー、じゃあ一体何を報道すれば良いんだ? 黒塗りされた公式文書発表のみですか。もしくはレッサーパンダ。


 すいません、少々怒り気味ですので、かなり毒入りです。
 て言うかこれ、絶対クロマティ本人が訴え起こしたんと違うだろ。誰かが焚き付けたんだろ。んっとにろくなことしねえな、オイ。



−−−−−−−−−−−−−−

戻る